(文章に書くのは初めてなのでちょっと勇気が要るが思い切って書いてしまおう)
私が書いているお蕎麦屋さんは
どの店も同じように最高にお蕎麦が美味しいと思ってくださる方が多いのは
とてもありがたいことだ。
私が年がら年中手打ち蕎麦に恍惚、耽溺、絶賛しているイメージがあるからだろう。
しかし最高というものがそんなにたくさんあっていいわけがないので
当然のことながらそうではない。
最高でなくたってのんびりしているところが素晴らしい、
とか手打ち蕎麦屋さんの個性はいろいろあるわけで、そういうお店も私は大好き。
そしてそんなそれぞれのお蕎麦屋さんについて、
私はいつもかなり厳密に正直な感想を書いている。
なので私は人から
「お蕎麦が美味しいお店はどこですか?」
という宇宙のように壮大な質問を受けるとこう答えてきた。
「できるだけエリアを区切っていただけると答えられるのですが〜」
「エリア問わずということでしたら私のブログは結構厳密に書き分けているので
私が壊れているお店が私がその時最高に感激したお店だと思います・・」
は? 壊れている・・??
そう、もう感激のメーターを振り切りすぎて
まともな文章も人格も保てなくなり
動物か念仏か分からないことを叫び書き散らしているお店!
わかりやすく言うと「まるやま」なんかその代表格ですねっ(≧∇≦)
「まるやま」では毎度毎度全く文章になっておらず
ただ好きだ好きだと吠えているだけなのだ。
あまりにも頭が悪そうなので
「もう書きたくない」と思うほどの故障ぶり。
まるやまさん・・・・大好きだあぁ〜〜〜〜〜!!
ああ また会いに来てしまった愛する「手打蕎麦 まるやま」。
連休初日のお昼、扉を開けると店内はぎゅうっと満員!
みんなやっと迎えた連休で、皆さん一番来たかったところに
よーいドンとばかりに一番に来たに違いない!!
いやーん みんな揃って私の大好きな人を大好きなんて
なんだかヤケるわー!そして嬉しいわー!(≧∇≦)♡
本日はなが〜いお付き合いの気のおけない仲良しのご夫婦とかんぱーい♪
ジョッキが二つなのは私がお茶だったので・・・
このお二人がお酒が強くて楽しい楽しい♪
お通しは「里芋の煮物」と「鴨ロース」が選べるということで
それぞれに。
私の「まるやま耽溺」はもうすでに始まっている。
とにかくこういった全てのひとつひとつに私をシビレさせるものがある。
家庭的でありながら全てが美しく美味しい。
これはなかなかないバランスだと思う。
そしてなにより心がこもっているのが伝わってくるのが
私にはどうにもたまらないのだ。
メニューは一見奇を衒わない素朴な感じなのです。
でもどれも本当においしいものばかり!
いつもどれを頼むか迷ってしまうが結局どれを頼んでも全部美味しい(^o^)
そしてなんといってもお蕎麦は「二種せいろ」!!
ここは季節の種物もめちゃくちゃ美味しいので(人のを奪った犯罪歴多数)
それも食べたいのだがお腹が一つしかないのが毎度悩ましいところ(>_<)
でもねえ〜やっぱり「二種せいろ」は外せませんからね〜♡
しかもここはお酒の品揃えも私にツボ過ぎると来ている。
酒量だけは小鳥な私にお酒を語る資格はないのだが
〆張鶴や黒龍をはじめ私がだーい好きなお酒だらけ♡♡
今日はとりあえずこちらからスタート。
「獺祭」
うぴゃ〜〜
うまみがとろっと濃くてうま〜〜〜〜〜
でも今日は飲めない度がいつも以上で小鳥以下、
虫くらいの量をなめました(* ̄∇ ̄*)
「たらこのわさび漬け」
これは大変危険なお酒がすすみまくるメニュー♡
友人夫妻もおおよろこび〜〜
「しらす辛味おろし」
しらすは魚好きが祟ってアニサキスアレルギーを発症した私でも食べられる
ありがたいお魚。
おろしもギュッと辛いものでうれしい。
舟形の器もいいな〜
友人夫妻は酒豪につき一合なんて一瞬で消えてなくなりました。
ヤルなあ〜楽しいなあ〜〜
大好きなお店で大好きな友人たちと、しあわせすぎる。
飲んでない私が一番はしゃいでいるような?(* ̄∇ ̄*)
「鶴齢」
(実はこの後もドコドコドコドコお酒を頼んだのですが
本日は「小鳥以下の虫」につき私がなめることができたのはここまででした(^^;;))
「山芋の千切り」
おしょうゆたらしてよーくまぜまぜ。
こういうのをちょびっとずつ舐めながら日本酒ってーのはたまりゃんですよね〜!
ここは店主はお酒大好き&ものすごくセンスがいいので
お酒好きのツボをつんつんつつきまくってくれちゃうわけです。
私も量は飲めないけどその良さは痛いほどわかるんだぁ〜(≧∇≦)
さいこうですよね〜〜(≧∇≦)
「茄子の揚げ出し」
大きくてピカピカツヤツヤ、なんて美しい畑のご馳走。
これを食べている時の友人の幸せそうな顔ときたら・・・
美味しいものって素晴らしいですね〜
そして今回特筆すべきはこちら。
「蕎麦がきのさつま揚げ風」
「まるやま」ではファンの多い人気メニューだが
今回はじめてだった友人夫妻はそのあまりの美味しさにビックリしまくり。
揚げた醤油味がめちゃくちゃ香ばしく
その中から現れるほっくほくトロトロのそばがき・・・・
こんなの誰でも大好きに決まってる!!
あ”〜〜 こんなおいしいことばっかりしちゃダメだってばまるやまさん〜〜〜〜
そして出ますよ・・・
いよいよ出ますよいつもアレが・・・
いえまだお蕎麦ではありません。
「まるやま」名物、「穴子天ちらし」!!
ドカーーーーーン!!
写真では伝わりきらないかと思いますがこの器めっちゃくちゃ大きいです。
大きさも高さもお城のように大きい作家物らしき器。
その中に巨大な穴子がドカーーーー!!
そこに襲いかかるように畑の宝物たちがドカーーーー!!
ここまでやるかというダイナミックさ、ゴージャスさなのです。
そしてなんてったってここの穴子の天ぷらの美味しさときたら・・・
以前私がブログで「日本一美味しい」と書いたら
コメント欄で「いいえ、宇宙一です!」とファンの方に訂正されたほどの超絶世界。
まず衣がありえないくらい美味しい。もう美味しいなんて言ってられません。うんまい!!
潔いまでにバリンッバリンの香ばしい衣だけでもううっとり。
その中から現れる特大の穴子の「旨さ」と来たら・・・
肉厚で脂が乗って新鮮な魚感があって臭みゼロ!
なんじゃこりゃー!!
こんな美味しすぎる穴子天食べちゃったら今後の人生が大変じゃないですか!
どうしてくれる!!
そりゃあこんなお店みんな大好きに決まってるよね・・・
満員にもなるよね・・・
と、大スターに恋する一ファンの切ないときめき。
あああ〜〜 まるやまさん大好きだよう〜〜〜〜〜
そして時は満ち。
ついについにこの方がやってきてしまいました。
もう「好き」が頭のてっぺんから溢れてヘナヘナの私のところに、
愛する、愛する、愛する、
「まるやま」の「二種せいろ」!!
うはははは・・・・・
うははははははは・・・・・
もう見ただけで感激で壊れて笑うしかありません
もう知りません
これは誰がなんと言おうと美味しいです
危険です
毎度のことながら食べずともわかるその犯罪的なまで美味しさ・・・!
こちらは「せいろ」の方。
(>_<)
(>_<)
もう、もう、感想とか、どうでもいい気がします
なんでこんなにも美味しいのででしょう
とにかく美味しい喜びが大気圏を突き抜けて爆発しております
この上なく美しい青くフレッシュな香り。
粗挽きの節を感じる独立した素朴な肌がすべらかスルスル、
かみしめた優しさそこからあふれる美しい味わいと旨み
そのなかで私がぶっ倒れています
もう何を言っているのかわかりません
あああああああ
ああああああああああ
おいしいよう〜〜〜〜〜〜〜
まるやまさん 大好きだよう〜〜〜〜〜
「田舎」
思い切り香ってくれそうな褐色の肌、まぶしいホシたち。
「この肌だったらこんな香りかな・・こんな感じだといいな♡」
「まるやま」の田舎はそんな期待を裏切らないばかりか
そんなものはスパーンと遥か超越したかぐわしさ!!
箸先から香りを寄せただけで「えっ!」と思わず笑ってしまう。
あまりの魅力に体の芯が抜ける感じで上半身をまっすぐ保つのが難しくなる。
何をどうしたらこんな美しい香ばしさを抽出出来るのか。
手品師なんですかまるやまさんは!!
この「田舎」のように黒い蕎麦は独特の外皮の風味が魅力だが
その中の黒く輝くような美しい香ばしさだけが
フワ〜〜〜!!と軽やかに濃厚にそこにある。
食感は意外なほどやわらかく、やさしいコシの中からジワワワワ〜〜〜と
とんでもなく滋味ふかい旨みがあふれ、
甘みもあるがスッキリこうばしい香りの高みに私が連れて行かれる
何がなんでも最高すぎる
とにかく大好きすぎてもうダメなんです
うわ〜〜ん どうしたらいいんだぁ〜〜〜
まるやまさん 大好きだよう〜〜〜〜〜
いつものことながら私の蕎麦だけ一瞬で消えて無くなってしまう。
それを私は「蕎麦カマイタチが通った」と言っている。
おなじく「まるやま」のお蕎麦の大ファンの友人夫妻は
嬉しそうに大事そうにまだまだたくさんあるお蕎麦を楽しんでいる。
私はうらやましい。
なので仕方ないので食べる前に撮った写真を見る。
うわあ〜〜美味しそう♡
「白〜と黒との間にはぁ〜 今日も美味しい蕎麦がある〜」
全然替え歌になってませんが故障中につきみなさん無視しましょう。
私の夢は「白と黒の間に住むこと」です♡
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