2011年07月16日

台北レポート・3日目


3日目の最終日は帰国ギリギリまで台北を満喫すべく
朝から大張り切り。
昨日はコンサート→打上げ→2次会で相当遅かったが
謎の黒い液体のおかげが超元気で
ホテルの朝食ブッフェでは朝から特大豚バラ肉にかぶりつくほどの
ターボエンジンぶり。
(とは言え昨日の朝も特大猪の足にかぶりついていたのだが)
煮肉好き、変わったスパイス好きの私には
肉文化は東京より台北の方が合っているようだ。


今回は滞在も短かったのでコンサートの準備以外は
街のことなど全く調べぬまま出発しようとしていた。
しかし東京の家を出る直前、さすがにちょっと気になり
「ここだけは」というような場所はないかとネットをチェック。

外国に行くとその国の手工芸雑貨や民族的な服飾品のお店に行くのが大好きな私。
「少数民族」「伝統的なハンドメイド」なんて言葉には滅法弱いのだが
ありましたありました、まさに私が好きそうなお店が!


永康街の少数民族の雑貨屋さん「尋藝盧(シュンイルー)」。
MiyukiさんAkikoちゃんおつきあいくださりありがとう〜♡


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少数民族の手作りのアクセサリーをつけた泥染めのバッグ。

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私には宝物の山、キャー♪

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このあたりは最近小さなお店が集まってきている楽しいエリアと言うことで
女子3人、楽しい永康街せかせか歩き♪

有名なマンゴーかき氷屋さんに並んで食べ歩きしたり
静かで素敵なお茶屋さんでゆっくりとお茶の試飲させてもらったり

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そしてランチはまたまたAkikoちゃんのガイドで
牛肉麺の有名店に、タクシーで乗り付けた!
国内コンテストで1位受賞という、「洪師父」というお店。

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見た目は「え、これ?」という激安店風構えだが
さすがに味は本格的。

まず手打麺を太麺と細麺から選んで、と見本を見せられる。
太麺が有名ということで「家常麺」を選択。

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メニューは色々あるようだが有名なのは
『清燉牛肉麺』と『紅焼牛肉麺』。

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手前が透明スープの『清燉牛肉麺』、
奥が、醤油スープの『紅焼牛肉麺』。

どちらも美味しいが『清燉牛肉麺』は日本にもありそうな素直な味ということで
ちょっと漢方っぽいスープが何とも台北気分な『紅焼牛肉麺』の方がおすすめ。
それぞれ部位が違うらしい美味しい肉がたっぷりで、気づけば一杯完食。あらっ!

告白すると朝からたっぷり朝食ブッフェ→鼎泰豊で小龍包&水餃子数種と食べ続け、
ここは実質2軒目のランチだったのだが。
まっ小龍包はおやつってことで(^o^)
さすがは台北、外食天国である。


そろそろホテルに戻らねば、と歩いていた忠孝復興のそばの地下街で見かけた衝撃シーン。
「包丁マッサージ店」!!

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包丁で叩かれて果たしてリラックスできるものなのか甚だ不可解だが
手で行うマッサージ以上のどんな効能があるのか?
何より、包丁云々よりも私が恐ろしかったのは
店頭のテレビで包丁マッサージの効能について強烈な熱弁を振るっている恰幅の良いオバチャンの迫力と
そのオバチャンのホンモノが奥の番台で満面の笑みで目をギラギラさせていたこと・・

この写真だとお客さん、首を刺されているように見えます。

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このあと私には帰国直前の運命のフォーリンラブがありまして
台湾のセブンイレブンのキャラクター、OPENちゃんに一目惚れ・・・!

あたまが虹でちょっとへんなこだけど
ああダメ・・そんなつぶらな目でこっちを見られては・・


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愛爆発で暴走し大人買いしてしまったので
彩子友人諸氏、ご覚悟を(^_^;)


2011年07月15日

台北レポート・2日目


2日目の昼間は、コンサート当日だというのに
すっかり観光客気分でおのぼりさんツアーに出かけたmiluqueさん御一行。


台北の電車の切符はプラスチックのこんなコイン。
繰り返し使えるので大変エコです。

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やってきたのは観光名所101タワー。

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ここは男性陣の希望でやってきたのだが
「タワ〜?」と今ひとつピンと来ない女性陣(Miyukiさんと私)から見ると
少年ぽくてみんなかわいらしいねえ〜(^o^)

・・・なんて余裕こいていたのはエレベーターに乗る前の話。
何せ三半規管だの平衡感覚だのが人百倍敏感(おかしい)な私。
あの世界最速とかいうエレベーターの恐ろしさときたら
私にとってはジェットコースターを超えている!!
たまたま右手にいた某天才ピアニストのTシャツを
つねってぐちゃぐちゃにしてしまい、
ああ またやっちまったぁぁぁ・・・(ごめんなさい)



せっかく観光地らしい観光地にきたのだからと記念撮影。
しかし101階から降りてきてから5階で撮る辺りが
miluqueさんらしいボンヤリぶりです。

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お昼は女性陣のみで、台北在住のキュートガールAkikoちゃんと合流。
彼女のガイドで超楽しい路地裏レトロな食堂に。

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映画「初恋のきた道」の台所のシーンを思い出すような、
村子口(ツゥンズコウ)というお店。

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お店の女性はこちらにはまったくわからない早口の中国語でしゃべりまくりながら
頼んでいないものまでサービスでどんどん出してくれる。

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手前は、ホルモンのおでん。
その奥、昨日の士林の漢方スープに似た黒いスープの麺(おいしー!)。
その奥、超濃厚ごまだれがかかった麺(濃いー!)。
その奥、水餃子。
右端は、名物過ぎてオーダー出来ない時もある炒餅。

士林で通りがかった屋台で、その強烈な匂いだけは体験済みだった「臭豆腐」。
「ちょっと食べてみたかったねー」と言ってたら
偶然サービスで3個だけ出してくれた(右から2番目)。
サービスというよりどう見ても他のお客さんの食べ残しだったが
すばらしいです、そのユルい親切さ。捨てたらもったいないもんね。
こちらはほんのひとくちだけ体験できて万々歳。
臭豆腐の味はまだまだ理解するには未熟者の私達だったが(いくらなんでも強烈ッス)、
とにかく全部面白かった、楽しかった、美味しかった!
Akikoちゃん、店のおばちゃん、真的謝謝!!


そして午後は会場入りして夜のコンサートの準備。


楽しい本番、打ち上げが終わり・・

深夜2時過ぎ、ホテルの部屋に帰着。

さあ旅先のお楽しみ、コラーゲンドリンクの時間です。

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右のは、昨日もう飲んだの。
大体が「膠原蛋白=コラーゲン」であっているのか自信なかったので
おっかなびっくりだったのだが、右のを飲んでみたら
日本でもよく売られているコラーゲンドリンク類と全く同じ味だった。

コラーゲンドリンクは独特の風味を隠すため大抵ピーチの香料で味付けされていて
どのメーカーのも皆似たような淡い黄色のピーチドリンクになるのだ。
だからこれは間違いなくコラーゲンドリンク。
中国語でコラーゲンは膠原蛋白で正解!


というわけで今夜は よゆーで左の瓶を開けたのだが



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ナンデスカこの真っ黒けの液体は。



しかも士林の漢方スープを発酵させたような
なかなか危険な香りがしているのだが。
これ、人間が飲んでいいもの?

一体何を買ってしまったのかは今以てわからず終いなのだが
このドリンクがユンケルに似た、
しかしそれよりかなり飲みづらい味だったことは確かである。

味だけでなくコヤツはユンケルより量があるので飲み下すのが大変。
大体コラーゲンは寝る前に飲むのがいいっていうけど、寝る前にユンケルってどうなのよ。
そもそもユンケルではないのでこの色と香りが一体何なのか甚だ不安。

楽しいコンサートの余韻の中、
「何だかわからんが飲んじまえー!」
とヤケ酒のように謎の黒い液体を流し込む深夜3時でしたとさ。


さて効き目は・・?










2011年07月14日

台北レポート・1日目


台北から戻り、
蕎麦を得た高遠のように生き生きとたぐっております魚です(^o^)

昨日は世にも面白い新店に行きましたがそれはとりあえずおいときまして
楽しかった台北の街の写真もちょこっと。

今日はツアー1日目の写真。


1日目のリハ後に連れて行っていただいた士林夜市(シーリンイエシー)が楽しかったー!

士林は有名なナイトマーケット。
真夜中過ぎまで屋台が立ち並ぶ元気な街ですが
そこの食堂で食べた一杯200~250円くらいの漢方スープが
ひょっとしたら今回の旅で一番美味しかったかも。

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左から鶏、豚、羊肉。
実は羊好き、しかも臭いほうが好きな野人の私には
羊が特にビンゴ!!
スープのベースは全部同じで全く脂っこくなくすっきり、そして真っ黒。
13種類の漢方が煮込まれているだけあって、中国4000年な何とも魅惑的な香り。
(美味しい仏壇みたいな味がする!と意味不明なことを繰り返した人がいたが・・誰?)


このスープ、鶏も豚もかなり大きな骨つきなんですが
驚いたことに、ここではお客さんが普通〜にそのしゃぶった骨を
机の上にドンドコ投げ出す?のです。
私たちのためにテーブルを空けてくれた前のお客さん、自分のスープとお箸を持って動いてくれたため
机に残るは、むごたらしいまでの骨、肉、骨・・・
何かの事件後のようでした(^_^;)


店の前のこんな釜でグラグラ煮ています。
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こんなおいしいものが一杯200円程度なんて信じられない。
現地スタッフが連れていってくれなければ
絶対行かれなかった場所だけに感謝!謝謝!


「大腸包小腸」というすごい名前の巨大ソーセージの屋台や
カットフルーツの屋台が目立つ中、
豆花やオーギョーチにいろいろトッピングできる楽しそうなデザート屋台を見つけ、
皆自分仕様のデザートをカスタムオーダー☆
夜中だっちゅうのに食べる食べる。

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しかしスープ食べ過ぎ&甘いもの苦手の私は物欲に走り、
ラインストーンつきのグレーのビーサンを値切って370元で買って
ウヒャーうれしい (≧∇≦)♪☆
地味なキラキラが可愛い。

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そしていよいよ帰ったホテルの近くのコンビニにて。
アウェイでの女子のお楽しみ、「コラーゲンドリンク」を買おうとしたのだが・・・


日本のように栄養ドリンクコーナーらしきものがない上に
なにせすべて漢字表記なので訳が分からない。
やっとコラーゲンは「膠原蛋白」と書くらしいことがわかり2本調達したのだが



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このうちの1本が・・すごかった!!



つづく〜(^o^)☆




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2011年07月11日

Taipei International Jazz Season


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台湾から帰ってきました!

暑くて熱い台北で、楽しいコンサート。
素晴らしい出会いが沢山ありました。

当日は1000人を超えるお客様をお迎えし
こちらが逆にパワーをもらった感じです。

演奏した12曲のうち、
3曲+ダイジェストがYouTubeにアップされましたので
よろしければ是非〜



smile
http://www.youtube.com/watch?v=APrAN4_hkPM

望春風(台湾民謡)
http://www.youtube.com/watch?v=c9KUoQ4BKPg

pardon(オリジナル曲・music:Seigo / words:Ayako)
http://www.youtube.com/watch?v=njWvvTbd1Gg

ダイジェスト
http://www.youtube.com/watch?v=oaBJ9dFvXh4



ちなみに私たちのバンド名はmiluque(ミルク)。
沖縄では弥勒菩薩を「ミルク神」「ミルクさん」と呼び
お祭りでは笑顔のミルクさんのお面をかぶったミルク神がねり歩きます。
ミルクさんがあらわれた場所は15年間無病息災という縁起のよい名前。

そのmiluqueを中国語的に書くと「彌勒菩薩爵士樂團 」となるらしい。
なんかすごい!モンゴルの平原を馬乗って笛吹きながら戦いそう(!?)。


オランダ人ドラマーのSebastiaanは沖縄在住、
ベースのSeigoは福岡在住となんとなく南っぽいバンドですが
ピアノの林正樹氏と私は東京だし
年内には東京でのライブも、と思っていまーす。



写真はコンサート打ち上げ後ホテルで、素晴らしきメンバーやスタッフと。
また台北、行きたいー!