2025年03月02日

下北沢「くりはら」


高遠彩子の手打ち蕎麦へのショートラブレター!

一画像100文字までを守ろうとする競技でございます。
ウザ長く愛を叫ぶブログを長年展開してきただけに、激ムズで毎回全然守れません(笑)


だって今宵は、こーーんなすごい名店に
ひっさしぶりに来たんだもの。
そんな、手短なんてムリですぅーー!


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ああ懐かしやくりはらさん。
開店当初から考えるとずいぶん店構えの雰囲気も変わったものだ。



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店主は元々陶芸教室の先生で、今も教室は続いているのでお蕎麦屋さんの営業は週末のみ。
客席は山小屋のような居心地の良い雰囲気。


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このあたり見ると、この店がどんだけすんごい情熱と技術のあるお店かわかります。すごい〜

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メニュー把握力と決断力には自信がある私、
アレとアレとアレいくもんね〜 (≧∇≦)♡



「鶴の友 純米」とお通し
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鶴の友純米うまー!
深いコクがあるのに短く切れる。素晴らしい。
そしてこの揚げ蕎麦の美味しいこと。
香ばしくて、脂っこくなくて塩味もベスト。
ポリポリ止まらない〜


「サバの燻製」

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脂ののったゴージャスなタイプでなく
コチン、ぎゅーっと身が詰まったサバ、渋い系のおつまみです。 
お酒が進みますねえ〜



そしてそして、大好きな人がやってきましたー!
くりはらの「そばがき」!♡


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もう〜姿からしてセンスを感じます。
さすがは陶芸家。
ふっくらころんと、ありそうでない、たまらなくかわいくて美味しそうな眺め。



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いわゆる常陸秋そばらしさやフレッシュさというより、

一歩滋味深い感じのふくよかな香り。

しかしこのそばがきの凄さは香りよりもその食感、そして味わいの濃さなのだー!

微粉のなめらかモチッペタッとした質感。でありつつ重さはなく軽い。

ことさらエアリーとかではないのにこの軽さは絶妙すぎる。

そしてそれを舌にのせた瞬間、びっくりするほど濃厚な味わいが舌にガンガン押し込まれるのだ。

これが穀物から出るウマミ成分なの??と信じられないくらいの、

グルタミン系の旨みが素晴らしい〜!おいしすぎるー!



「平飼い鶏利休煮」

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煮肉愛好会会長(会長しか居ません)なのでこれは何がなんでもオーダーします。


「鶏モモ肉を焼き、漬け汁に漬けてから蒸し、更に漬け込んだもの」

とメニュー説明にあるのだが、これがまた絶品なのですー!

じんわりしっかり味が染み込んだ柔らかい鶏肉。しかし決して味が濃すぎないところも最高。

おいっし〜〜!


「厚焼き玉子」

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厚いと言ったからには本当に厚い!(笑)

この見事なフォルム、これもまたさすがは陶芸家と言うべきだろう。

美しいなあ〜

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甘さはごく控えめ、塩分も控えめで、
珍しいくらい薄味の玉子焼き。
そこにお醤油をつけて食べるとほっこりした卵の美味しさが味わえる。
これも他ではなかなかお目にかかれない美味しさだ。



「盛り蕎麦」

(石臼碾き自家製粉蕎麦粉100%繋ぎなし)


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キャー!!
キャーキャー!!
あなたに、会いたかった・・・ (≧∇≦)♡




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そばがきでも思ったが、いわゆる常陸秋そばらしい香りとはちょと違う、

無理に表現すればあられのような?香ばしい香りが大変かぐわしい。

質感はエッジくっきりはっきりで、噛み締めると滋味深い味わいが濃厚でたまらない。

しかし、美しきものは儚きもの。

香り味ともに結構足が速いお蕎麦なので、さっさといただきましょう〜 (≧∇≦)




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書き忘れちゃならないのがこのお店の蕎麦汁の美味しさ。

思わず唸る美味しい蕎麦汁なのだ。

でも例によって、結局最後まで一度とつけずにお蕎麦だけ完食しちゃった大悪党なのですが。。

我人生に悔いなし!! (≧∇≦)/



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湯桶ももちろん店主の作。
美しい!

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今回何に驚いたと言って。。

久しぶりにやってきて、相変わらずシンプル&ミニマムな黒のいでたちの店主の変わらぬ姿にホッとしたのだが

その年齢を聞いて、私のアタマと目の中で星がキラキラクラクラしました!?


志と美意識を持ち、人を喜ばせる仕事をしている人はいつまでも輝いている。












〈mc65ck95eg90bd90s85〉

posted by aya at 11:04 | Comment(0) | 東京の蕎麦>世田谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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