2024年01月24日

蕎麦と山の本


日本思想史、特に武士道が専門の学者である私の父(小池喜明)が、

著作の一冊「幕末の武士道」でお世話になった出版社「敬文舎」さん。 


そこから「蕎麦と山の本が出た」と聞いて、エッ私?と思ってしまいました(笑)。ジャンル被ってますよね〜石丸謙二郎さん!

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正確には「山と蕎麦の本」ではなく「山の本」と「蕎麦の本」それぞれ一冊ずつ。

蕎麦本の方は、拙著「蕎麦こい日記(飛鳥新社)」のような偏った蕎麦愛爆発暴走系ではなく、

いろんな食べ物についての楽しいエッセイでした。

その中に「蕎麦好きに年配者が多いのは、蕎麦は美味しさを理解するのに時間がかかる食べ物」とあり、

人生の初期から蕎麦の香りに溺れ続けてきた私には、

そうか一般的には確かにそうなのかも、私はやっぱり蕎麦虫とか別の生き物なのかも、

とちょっと可笑しくなりました。


そしてお蕎麦のことを

「穏やかなスローモーションのように、気の長い催眠術をかけるように伝わってくる美味しさ」

というあたりは恋人を褒められているような、嬉しくなる名文と思いました〜(≧∇≦)


ちなみに本と一緒に写ってるのは、この間銀座のNAGANOで見かけて買ってみたお蕎麦。

今日ジムに行く前に食べる予定v



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posted by aya at 10:32 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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