2022年05月30日

渋谷「雷庵」


誕生日の夜は、
「シャレオツ・スタイリッシュ蕎麦ダイニングバー」へ〜 (≧∇≦)

普段ならなかなか足が向かない場所に行くのは
ハレの日っぽくて楽しい♡


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渋谷駅からほど近いのに静かなロケーション。
聞かなければまさかこれが手打ち蕎麦屋さんとは
わからないだろう。



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ここは普通のお蕎麦屋さんとは一線を画すタイプの手打ち蕎麦店。
とにかくスタイリッシュでかっこよくて、
スタイルを楽しむ手打ち蕎麦屋とでも言おうか。
そして全体に量は少なめ、お値段は高級なものですから
本日のようにランチで暴れすぎた(笑)お誕生日の夜に
ぴったりなんですよね〜 (≧∇≦)



まずはメニューをご覧ください。


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「せいろ 900円」

あれ、別に高級価格ではないのでは??
と思いますよね!
ところが下の方を見ると

蕎麦少しだけ多め(40g)  +380円
蕎麦大盛り   (80g)  +680円

という表記に釘付けになります。
そう、こちらの「せいろ 900円」は80g なんです!!( °o°)
どうしよう、5枚くらい食べちゃいそう・・・!!

というわけで、ランチで暴れてお腹いっぱい気味で、
しかもお祝いしていただける本日を狙って
参った次第でございます(笑)。


まずはクラフトビールでかんぱーい!

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ゴールデンエールのT.Y. Harbor。
クラフトビールとしてはホップの香りがあまりしなくて
プレモルみたいな味に感じちゃいましたが
今夜は少食モードでお上品な私なので(?笑)
これはこれでいいかな〜?




コースメニューはこんな感じ。


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今日はお腹いっぱいにつき最低限のアラカルトでいきたいと思います!

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「前菜三種盛り(1人前)」1400円

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予想より相当こぢんまりとした姿で現れました三種盛り。

「季節野菜のゼリー寄せ」
「鮎甘露煮」
「和牛ロースト」


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「季節野菜のゼリー寄せ」は
野菜の味わいがフレッシュでとても美味しい。
ちょっとジュレの味付けが濃すぎるのが私には残念だったが
お酒に合わせる用と考えたら
これくらいのほうがいいのかもしれない。

「鮎甘露煮」 、すっごく美味しい!
ほろっとした身の質感も、甘すぎず上品でありながら
しっかり旨みは感じる味付けも素晴らしい。

「和牛ロースト」は、歯応えがあるお肉好きの私にも
ちょっと硬かったかも〜 
噛んでも噛んでも繊維が口に残っちゃった(^^;)
でも「脂とろけるシャトーブリアン」とかよりは
こういう噛み応え満載のお肉の方が
ずっと好きな縄文人彩子( ̄▽ ̄) 
ウニもかなりミョウバン強めでしたが
でもウニ載ってると見栄えがするし
やっぱり嬉しいんだなあ〜


そしてやっぱり、お蕎麦は大盛りにしちゃいました〜!
(先程、今日はお腹いっぱいだとか少量食べるとか
 ほざいていた輩が居たような気がしますが誰でしたっけねー?(笑))


だって80gって、

そんな短い間の逢瀬って、

せつなすぎますもの・・・



「せいろ(大盛り)160g」1580円

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余計な装飾を一切排除した、
簡素で素朴な蕎麦の景色。

こんな絶景を、渋谷駅にほど近い
イマドキなダイニングバーで拝めるというだけで
私は感激、感無量である。
こういうお店も、あるべきなのだ!


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見るからにエッジが立ち、
しっかりした質感を伺わせる輪郭線。
箸先から香りを寄せると・・・
うわーーー!素晴らしい香りでございます!!
フレッシュで爽やかな野生。
それがしかもシャープな感じの野生ではなく、
やさしく美しい〜〜イメージの野生。
これは素晴らしい!
口に含むと質感はやはりかなり硬め。。
太さのわりにモグモグ噛む蕎麦である。
しかし噛みしめる度に生まれる香り、味わいもまた素晴らしい。
わざとゆっくり食べると、狙い通りだんだんやさしい食感になったが、
このお蕎麦はなかなか足が早くて、ここまでくるとのびるギリ手前。
さっさと食べたほうがよさそうだ。
でもこの頃になると味わいもさらにふっくら厚ぼったくなり
さらに美味しくなった。
山形の蕎麦、九一。



蕎麦の香りが素晴らしかったので
蕎麦汁は案の定最後まで一度もつけることはできなかったが
(良い子は真似をしてはいけません(笑))
ここの蕎麦汁はなかなか個性的。
キュンッと酸味が強くて濃厚、甘みはそこまでないのだが
平たく横に広がってりタテに膨らむ感じがない。
(相変わらず私の味の表現って人に通じないと思う(笑))
もうちょっとまろやかさがあるといいかな〜?




そしてバースデーガールは調子に乗って
気になってたこちらもいっちゃいます (≧∇≦)

「シラスと生雲丹とイクラのまぜ蕎麦」2180円

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すごーーーーい!おいしそう〜〜〜♡
と言いつつ、実は私はイクラが載ったお蕎麦というものに
あまりよい記憶がない。
イクラが大好きなので「美味しそう〜♡」と思って頼んでも
お蕎麦というものの形状、質感のせいか
ごはんのようにはイクラをつなぎ止めてくれず
イクラさんとお蕎麦さんは
ほぼ一緒に口に入ってきてはくれないのだ。
一度「イクラの冷かけ」というものを食べた時は
広い汁の海をイクラちゃん達が好き放題駆け巡り、
お箸で捕まえようにも1粒ずつしか絶対に捕獲できず
イクラとイクラとイクラを追いかけ回しているうちに食べ終わった、
という記憶しか残らなかったこともある(笑)。

そんな中性懲りもなく頼んだ、
バースデー雲丹イクラしらす蕎麦は如何に・・・


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うっほーーーーー!!
これは、素晴らしく美味しいーー!!
まず冷かけでなくぶっかけタイプなので
必要以上にイクラちゃん駆け巡りません。
とは言え、やはりイクラとお蕎麦は、
質感的にはあまり相性はよくないので
一緒に口に入ってきづらいのは確か。
でも、この「シラスと生雲丹とイクラのまぜ蕎麦」は
食べる前によく混ぜたこともあってか、
とにかくイクラとか雲丹の風味がお蕎麦全体に染み渡っていて
イクラや雲丹が個体として口に入らなくても
ずーっと雲丹やイクラ、しらすの味わいが楽しめるんです。
前菜では気になったミョウバン香もここでは全然気にならず
お蕎麦の硬めの質感や濃いめの汁もこの種物にはピッタリ。
美味しいぃいぃいぃ〜〜〜!!
2杯くらいペロリといけそうだけど2杯食べたら
すごい金額になっちゃいますね (≧∇≦)
(それよりお腹いっぱいって言ってたのは誰なのか)



気づけばもうすっかり陽が落ちて
都会のダイニングバーらしいムードが
いっそうムンムンしております。


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外国人の姿もチラホラ見え、
こういう形でも日本の手打ち蕎麦が世界に紹介されることが
私は嬉しくてならない。
こういうお店も、あるべきなのだ!


彼らがシャンパンを楽しむ同じカウンターで
同じくらい楽しんでいる私の手には・・・



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蕎麦湯♡♡♡♡♡

かなりの濃厚ポタージュでびっくり。
しかも濃厚なだけじゃなく、蕎麦粉の質の良さがうかがえる
大変に美味しい蕎麦湯だ。



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店を出れば、初夏らしい空気の中に
少しのひんやり感も感じる5月の夜。

楽しい誕生日の思い出とともに
このままどこまでも歩きたくなる。



というわけで、ハイヒールなのに
青山一丁目まで歩いちゃいました〜 (≧∇≦)







posted by aya at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>渋谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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