「冷蔵庫年越し蕎麦が年を越す」
とは私の駄句であるが、
この経験は皆様もお持ちではないでしょうか (≧∇≦)?
私は毎年大晦日に絶品手打ち蕎麦を送ってくださるKさんのおかげで
保存のきく乾麺や半生麺などは年明けに回し、
今年もこの句の内容の通りと相成りました。
というわけで、やっと2月下旬に食べましたこちらの年越し蕎麦。
一応賞味期限内でしたが多少過ぎても
私の蕎麦愛は1ミリも揺らぎません (≧∇≦)

小さな段ボール箱が「お蕎麦の小包み」というイメージで可愛らしい。
中にパックされたお蕎麦が3束と濃縮つゆが3パック入っている。

半生の蕎麦肌は、なかなかよい風情があって期待が高まります♡

しかし茹でてみると茹でる前よりかなり白く明るい肌。
乾麺ぽさをあまり感じさせないしなやかそうな輪郭線がいい。

手繰り上げ箸先から香りを寄せると、
石のようなストイックなイメージの、とても美しい蕎麦の香りが
ふわあーと淡く軽やかに香ってきた!
エッなんで?(笑)
蕎麦粉五割以下だし、半生の宿命として添加物もそれなりに入っているし
ということでついそこまで期待していなかっただけに、この香りは嬉しい!
口に含むとそれはそれはなめらかな肌、伸びるような自在なコシ。
この食感も素晴らしい!!
味わいはすっきりなのだが、でも穀物らしい後味があるのが嬉しい。
ちなみに茹で時間は 3分〜3分半とのことですが
私の場合は3分半だとちょっとぷにんぷにんの食感になりすぎたので
3分がちょうど良さそうです。
特筆すべきは添付の汁の美味しさ。
この手のものありがちな甘ったるさがなく
癖のない中庸の、万人に好かれる美味しい汁だった。
しかしこの感想はわりとバイアスがかかっているかもしれない。
なぜならこの汁は、私が幼い頃より愛食してきた
「萬藤のそばがき」
http://ayakotakato.seesaa.net/article/479963806.html
に添付されているのと同じ汁なので〜(≧∇≦)
まあ私はいつも何もつけずに
そばがきだけムハムハ食べていましたが・・・(^^;)
