2019年08月13日

長野・富士見町「おっこと亭」

ちょっと変わった店名ですが地名なんです。

八ケ岳南麓、富士見町乙事区。
この付近では昔から名の知れた大きなお蕎麦屋さんだ。

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あれ〜
なにあれ、もしや朝顔!?

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わーこんなにたくさん、かっわいい〜〜
この季節はこんなことになっているんですね。



お客さんの目を楽しませてくれる最高のサービス。

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美しい日本の夏の趣に思わず一句・・ 読まないんだなこれが!
私の句作はいつも最終締め切り過ぎてからが勝負(* ̄∇ ̄*) ←句会一の大悪党。


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かわいくて嬉しくてつい激写・・・したのは退店間際、でしてね。

着いたときはこの混雑、満員御礼。

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大きな店内は人でいっぱいで大賑わい。


ここの名物である「きりだめ蕎麦」(大きな木の器に人数分一緒盛りになったもりそば)を
家族みんなでつついている姿がなんとも微笑ましい。
家族三代でつついているテーブルもある♡

「きりだめ蕎麦」
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しばらく待つことになったが、時間がのんびり流れている場所なので
そこにただ身を委ねる。

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15時も過ぎるというのにすごい人気ぶりだ。


こころあたたまる「無料きゅうり」セルフサービス!

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もちろん喜んでいただきました。
パリパリみずみずしくて、お代わりしたいくらい美味しかった〜

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あとは何を頼むか、メニューを前にした私はいつも真剣である。

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まずは、長野に来たら絶対頼みたいきのこメニュー。

「味付きのこ」
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なんたってきのこ好きの私。
「味付」ってネーミングもまさに味わい深い (≧∇≦)
大きなきのこがいっぱいでうれし〜〜おいしい〜〜
そして山あいできのこを食べると、私のたくさんのきのこ師匠たちのお顔がどうしても目に浮かび
ジーンとしてしまうのです。



壁を見ると、本日のメニューもあるではないか。
真ん中にあるアレもいきましょう〜!

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「なすの揚げ浸し」
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「天ぷら(野菜三点盛り)」の野菜は日替わり。
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今日はかぼちゃ、かき揚げ、ウドの葉かな?
いかにも里山らしいほのぼの風情、バリバリスナック感覚で美味しい。
大好きな長野でいただく山の恵みのありがたさ、うれしさは格別だ。



そしてお蕎麦、
せっかく「おっこと亭」に来たんですから
名物「きりだめ蕎麦」にしましたあー!ワーイワーイ!!


ここの店員さんは地元のお母さんたちらしい人が多いのですが
ネイビーのボーダーシャツ×カフェエプロン×三角巾でなかなかオシャレ。
そして皆さん実にテキパキ、
大きくて重い器に入ったきりだめ蕎麦もバンバン運んで来てくれます。


どどーーーーん!

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ウッハー♡
なんと幸せな蕎麦の大海原。
大きな器に広がった姿にうっとり。
この真ん中あたりダイブしたい、頭から蕎麦にまみれたい。

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いかにも田舎の風情のお蕎麦屋さんだけに
意外と思われるかもしれないが蕎麦は極細の平打ち。
箸先で香りを寄せるとフワーッ!
長野の蕎麦独特の爽やかな野生味プラス、甘皮の黒い香りが私の脳を染める。
口に含むと、ビニール的なツルツル肌、角がパッキリ立った極細の輪郭線が口中を撫でる。
歯ざわりはツルンムニュンとして、コシもまああるがやさしくフッと切れる。
きめこまかな粘土のような質感で、噛んだ後もちょっとムッチャリしているのが
極細ながら田舎の趣だ。

「あやちゃん、蕎麦が出てくると突然おしゃべりが止まって集中しだす」

と老若男女から苦情?をいただく私、
ふと我に帰ると店内はこの有様。

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あんなに大賑わいだったお客さんがみんな帰って、
広々誰もいなぁーい!!

と、思いきや柱の陰にめっちゃめっちゃたくさんお蕎麦を食べる男性がおひとり。
なんだか頼もしい素敵な眺めでしたあ〜


ああ
こんな広々とした田舎家で
蕎麦まみれ蕎麦浸りの午後。

遠くで蕎麦をすする音。

しあわせだあああああ〜〜〜
(ほんとはちょっとここで寝たかった)



さてこのあとは
これまた大好きな、温泉♪温泉♪

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いってきまーす!



posted by aya at 17:12 | Comment(0) | 甲信越の蕎麦>長野 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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