2016年04月26日

阿佐ヶ谷「柿ざわ」


阿佐ヶ谷駅より徒歩3分。

小さな路地にふっと現れる趣ある構え。

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頑なに扉を閉ざしているわけではなく
格子を通して中は見えている。
であるのに、店の中の様子が伺いづらいところが
奥ゆかしく上品な雰囲気。


店は奥に長く、天井も高い。

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間接照明のおかげで、夜に浮かんでいるような。


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ひとりの私には、この空間がたまらなく居心地がいい。





ここは蕎麦前が素晴らしい。

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アニサキスアレルギー発症後、
自分が一番食べたいものに限って食べられないという修業の日々を送っているが
ここのメニューの修行度はかなり鬼♡(≧∇≦)♪
おいしそう〜めっちゃくちゃ食べたいものだらけ〜〜でもダメ〜〜キャー(≧∇≦)♪


・・・いいのです、お魚を食べなくても
美味しそうなものはいっぱいあります!


「小鉢三品で1050円」というメニューがあるのが
さすが「大川や」出身という感じ。
ありがたすばらしい〜〜♡

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「春キャベツと帆立のお浸し」
「新たまねぎと笹身のおろしポン酢がけ」
「筍と独活の木の芽味噌和え」

どれも素材の味が生かされていて実に美味しい。
お料理において「素材の味を生かす」というのは私の中では一番大事なところ。
素材そのものの味の深さや香りや甘みを感じたい欲求が強いので
味付け(特に塩分と甘み)はギリギリまで控えたものが好き。



うーん
こんなに素敵な蕎麦前をお酒なしで食べるのはもったいないのだが
なにせ「酒量だけは小鳥」の私・・・
お酒はメニューに書いてある名前を眺めながら楽しむことにします(≧∇≦)

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「せいろ」
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まさに「踊るように」盛られた、完璧な美。
私は日本のもりそばの景色を、世界に誇りたいといつも思っている。



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スーッと爽やかに香る、野生を帯びたかぐわしさ。
口に含むと姿の通りのクッキリパッキリとした輪郭線が鮮やかに感じられ
それらが流麗に口中をめぐる。
噛みしめるとむっちりとした弾力のある歯ざわりが迎えてくれ
そこから正統派の蕎麦の味わいが淡くすっきりと広がる。

綺麗な店、綺麗な料理、そして実に綺麗な蕎麦だ。



汁も甘さすっきり、シャープな印象でまさにこの店のイメージ通り。


ここは天ぷらも美味しいらしいし他にも食べたい蕎麦前がいっぱい。
一人でしか来たことないのはもったいない。



今度は誰かと、ゆっくり来たいな♡




posted by aya at 19:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>杉並区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
息子は幕張で仕事をしています。この店に行くように薦めます。
Posted by Tanaka Susumu at 2016年04月28日 20:55
Tanaka Susumu さま
幕張からだと阿佐ヶ谷はちょっと遠いかも?高さわさんでしょうか〜違ったかしら(^o^)
Posted by aya at 2016年05月06日 19:18
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