2016年03月27日

長野・白馬村「そば工房 林檎舎」


白馬村にも春が来た。

お山にはまだまだ雪が輝いているが下界はすっかりぽかぽか。
「林檎舎」さんの赤い目印も春の陽に輝いている。

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店に入ると店員さんが「今お蕎麦打っておりますので〜」
と案内してくれて、なんだかとても嬉しい気持ち。
たしかに店の奥でゴトリ、ゴトリと蕎麦包丁を使う音がしている。




とにもかくにもまずはお漬物、なところが長野。

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子供の頃から長野、特に白馬が大好きだった私にはうれしいおもてなし。



出されたお茶は「苦そば茶」。
セルフサービスでお代わり出来るようになっている。

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くるみだれのお蕎麦があるのも長野ですね〜♪

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い、いなごがあるもの長野ですね〜(かなりヘッピリ腰(* ̄∇ ̄*))

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「いなごのつくだ煮」
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虫もヘビもあんまり怖くない(フリができる)男気な私ではありますが
いなごちゃんを食べるのはやっぱり無理でした・・・
地元の方によりますと「林檎舎」の「いなごのつくだ煮」は
「たいへん上手に炊けている」そうであります!



「そばがき」
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お〜 
ざっくり荒々しい北斎の神奈川沖浪裏風そばがき!



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モッチリざっくり素朴な質感。
ちょっと椀がきっぽい生々しい蕎麦の味わいが私には非常に懐かしい。




「そば三昧」
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長野を感じたくて「くるみだれ」を味わえる「そば三昧」にしてみました。


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「醤油つゆ、おしぼり汁(辛味大根の絞り汁)、くるみだれ、
 信州の味が一度に食べられるおすすめのセット」
だそうです(^o^)



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パキーン!!
爽やかな野生が吹き抜けるようにかぐわしく、
パッキパキのシャープな輪郭線が口中を流麗にめぐる。
思い切りキンキンに冷たくしめられているのにこれだけ香ってくれるのはすごい!
二八だそうだがあまり二八っぽくない、十割のような印象のお蕎麦だ。
食感は固めだが繊細な平打ちなので食べにくさはなく
深呼吸したくなるようなフレッシュな爽やかな野生に浸るひととき。
長野らしい野生だなあ〜と嬉しく長野に浸っていたら
本日は北海道の蕎麦でした、アハ(≧∇≦)
時々長野と北海道の個性で間違えるのがあるんですよね〜


あれっ
あーっ! せっかく「そば三昧」をとったのに
一回も汁につけずに全部食べちゃった!やっぱりやっちゃった!
美味しいお蕎麦はどうしてもお蕎麦だけで食べたい私は、
2枚食べないと汁につけるのは無理そう・・・(* ̄∇ ̄*)

後から慌ててスープのように汁を味わう。
醤油つゆは鰹がバンと効いてほわんとした甘みがあり老若男女に愛されそうな美味しさ。
くるみだれはかなり甘めなのだが
単体でチビリとなめると素晴らしい蕎麦湯のお供に♡
おしぼり汁はと味噌とネギを入れるようになっていて大変おいしい。


春の日差しが斜めに入る店内。

向こうの席では地元のおじいちゃんおばあちゃんグループが食後のおしゃべりをしている。
よーく観察すると夫婦ではなくバラバラにおじいちゃん二人おばあちゃん二人らしい。
あらーいいですねえ〜♪
話し声は静かだが楽しげで
白馬村の小さな春の風景を見た気がした。



さあ〜てと、午後は大好きなあの温泉に行くんだ〜♪





posted by aya at 19:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越の蕎麦>長野 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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