2014年09月04日

この夏観たもの。


写真 1.jpg


写真.jpg


映画では「グランド・ブダペスト・ホテル」に全てを奪われました・・。
全てのシーンが完璧な絵画のような映像美、
ストーリーも演出も俳優陣の演技も何もかもが素晴らしかった!

「ぼくを探しに」は観ている間は
独特のセンスの煙に巻かれているような不思議な世界なのに
見終わってからグワーンと押し寄せ忘れられなくなる、
さすがは「アメリ」を思わせるニクイ限りの名画。

「マダム・イン・ニューヨーク」はどなたにもおすすめの楽しい名作、
話題のシュリ・デヴィの美しさには私もうっとりでしたが、
思い返すほどに彼女は演技力も素晴らしかったです。
インド映画界はやっぱりすごい。

大好きで何度も行っている鏑木清方美術館(鎌倉)、
「華麗なるジャポニズム展」(世田谷美術館)での
モネ「ラ・ジャポネーズ」の生まれ変わった鮮やかな美しさ、
戸栗美術館(松濤)の涼をテーマにした古伊万里コレクションも
見終わってヘトヘトになるほど楽しかった。

その他「めぐり逢わせのお弁当」
「サンシャイン・歌声の響く街」「人生はマラソンだ!」などなど。

海でビキニで泳いだりというキラキラしたことはできませんでしたが
(この夏に限らず人生で一度もしたことない(^^;;))
文化的にはなかなか豊かな夏だったかな♪

posted by aya at 00:08 | Comment(1) | TrackBack(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
観たモノをまとめるというのは面白いですね。
ラインナップに、その人の『顔』が見える。
やったこと無かったので真似してやってみる。

『左眼の恋』タカイシイギャラリー
映画『グランド・ブダベスト・ホテル』
『旅の時代 伊丹十三の日本人大探訪』伊丹十三記念館
『開田裕治のお蔵だし展』スパンアートギャラリー
『日本SF展』世田谷文学館
『西野亮廣独演会in日比谷公会堂』
『開封!安田興行社大見世物展』ヴァニラ画廊
映画『GODZILLA』
『ドグラ・マグラ銅版画展』森岡書店
『幻獣神話展』Bunkamuraギャラリー
『二人のホドロフスキー:愛の結晶展』アツコバルー arts drinks talk
『ミスサイゴン』帝国劇場
『ボンジュール! フランスの絵本たち』うらわ美術館
『追悼!九條今日子展「きみが歌うクロッカスの歌」』寺山修司記念館
『種村季弘の眼 迷宮の美術家たち』板橋区立美術館
『第3回 日本喜劇人まつり コメディーアワー』三越劇場
『てんぷくトリオのコント/こまつ座』東洋館

それぞれ会場の近くの蕎麦屋に行っているのは言うまでもなし。
それにしても、う〜ん、……『顔』ですなぁ。
これだけあってだぶっているのは『ブダペスト』だけ。
あの映画は大人の絵本ですね。終始ダークなムードがあるあたり、エドワード・ゴーリー“っぽい”絵本か。

遂にファイナルシーズンが放映開始のNHK-BS『名探偵ポワロ』で、おそらく日本で唯一の『クリスティーによるポワロ小説すべての映像化作品で単独主演した俳優……の声を単独で吹き替えた声優』となった『ゲバゲバ90分』の熊倉一雄氏を生まれて初めて目の当たりにした浅草『東洋館』(元フランス座)での夜。
翌日に、その『ゲバゲバ90分』の生みの親である井原高忠の訃報を知る。
私の人生でも『夏』は終っていたようです。とっくに。
振り返ってばかりのラインナップから見える『顔』……というのは、
だからそういうコトなのですな。

高遠サン。
あなたはじっとしてちゃダメですよ。
Posted by TC at 2014年09月17日 05:43
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック