日本人旅行者にとってデンマーク語は表記も発音も大変に難解です。

駅でエレベーターに乗ると必ずこの「Perron」っていうのが気になります。
プラットホームのことです(^^)。
ちなみに発音はペホンに近いですがペホンにはまず聞こえません。
ホはフランス語のようにちょっと喉にひっかけて息だけの発音みたい。
せめてペぐらい聞きとりたいのにペすら聞こえてこないこの不思議。
どんな言葉を発音してもらっても「え、すみませんもう一回」と言いたくなる、
乾いた土の上を吹き抜ける風のようなつかみどころのないさりげな〜〜い響きです。


街を歩いていると「Frokost」というレストランがいっぱいある・・
のではなく、これはデンマーク語でLunchですね。
メニューを見ると一番にあるSMØRREBRØD(スモーブロー)というのは伝統的なオープンサンドです。
Æ、Ø、Åといったアルファベットも入ります。
ちなみにCopenhagenは英語なのでデンマーク語だとKøbenhavn(クベンハウンに近い発音)。
ÅはAA、ØはOE、æはAEとも表記されます。

たまたま通りかかったこのホテルの名前
「Hotel Færgegaarden Faaborg」、
読もうとするとアアアアって口が開きっぱなしになっちゃう。
まあ大岡山(おおおかやま)といい勝負?(^^;;)

シンプルなデザインとお手頃価格で
日本でも人気のデンマークの時計メーカー「SKAGEN(スカーゲン)」。
今回はじめて気づいたのですがこれはデンマーク語では
「スケイエン」に近い発音でした。
Slagelse(スラーエルセ)という地名があるように、
GEはエと発音するのでそうなりますよね〜。
SKAGENのお店で店員さんに3回くらい発音してもらいましたが
何度聞いても小さくさりげなく吹き抜けるような「風」でした・・・(^^)