お蕎麦屋さんが意外と多い三鷹エリア。
その中ではニューフェイスながらすでに大人気店の「手打そば 太古福」。

三鷹駅南口からすぐ。
手書き風の看板やメニューの貼られた黒板が
手作りの感じで可愛らしい外観だ。
地下に降りる階段にもこんなかっわいいものが!

太古福マトリョーシカ!
かわいい〜〜、お父さん打ち立てのお蕎麦持ってるよ〜 !
お母さんお茶いれてくれてて、次の子はもうズルズル食べてる!(≧∇≦)♪
あとで聞くと、このマトリョーシカも店内を飾るかわいいイラストも
すべてお店の奥さんの手によるものだそう。楽しいお店だなあ。
ちょうどお昼時のせいもあって店内はほぼ満員。
しかもお客さんがみんな楽しそうでいい雰囲気だ。

実はこの「手打そば 太古福」は、お昼のみ営業のお蕎麦屋さんである。
夜は店主の弟さんが経営する「魚と酒 太古福」に変身するという
ユニークな営業スタイル。
カウンターにはネタケース?もあるし、
たしかに作りは蕎麦屋というより海鮮居酒屋風だ。
メニューを見るととにかくおいしそうなつけ蕎麦メニューやセットメニューが多く、
人気なのも頷ける。
またメニュー本そのものもかわいいイラストがいっぱいでほのぼのとしていて
つい見入ってしまう。
「浅蜊のとまとくりーむつけ蕎麦」
「カレーつけそば」
「豚肉のつけそば」
「ふわふわトロロのつけそば」
「そばと豚皿」
「そばと海鮮漬け(季節によってはネギトロ丼)」
しかも大盛りやおかわり蕎麦、生卵などのトッピングメニューまであって
大変魅惑的なメニューです。(生卵トッピングってどんなお料理でも魅惑の響き)
いくらどこでもかしこでも頑固に「せいろそば」一本の私でも
この誘惑には負けます。
てなわけで、魚好きの私はやっぱり
そばと海鮮のセットを(^o^)うほほー♪


うーん、おそばと海鮮、この組み合わせは
昼酒の方にもたまらないのではないでしょうか(^o^)
(この写真の時は「海鮮漬け」でなく「海鮮(お刺身)」のメニューでした♪)

素朴な肌に黒い大きなホシ。
なんとも優しい蕎麦の漣に心が和む。
見た目よりパキッツルッとした舌触りだが
噛みしめると優しいコシとふっくらした甘みがひろがるのがとてもいい。
すこしひねたような穀物の野性味ある香りがふわ〜と爽やか。
食べる前からめずらしく「これは北海道だ!」と思ってしまったほど
たいへんに北海道な香りだと思ったらやはり北海道摩周産のお蕎麦でした(^o^)
ちなみに豚皿のセットだとこんな感じ。

も〜〜 どうして私が「生魚と煮た肉が大好き」って知ってるんですか?
と聞きたくなるほど嬉しいメニューばかり。
お蕎麦は完全食と言われているとは言え、
やっぱりせいろばかりではたんぱく質が不足するので
暑い夏を乗り越えるためにもこんなセットメニューがあるのは素晴らしい。
混雑で大忙しながら店主も奥さんも実に感じがよく
帰り際の明るい笑顔にはこちらもパッと明るい気持ちに。
また誘惑されに来ますね〜!
