2013年06月10日
千葉・京成大久保「信州手打そば処 くるみ庵」
テラス席のある外観は明るく可愛らしい感じ。
しかし中に入ると雰囲気は一変。
ジャズがジャカジャカ流れ、少し照明を落とした店内は
昼間から「蕎麦居酒屋」なムードであります。
メニューは揚げ物、焼き物、サラダ、天ぷら、ごはんもの、なんでもござれ。
アルコールも日本酒からサワー、果実酒などなど種類も豊富で、
特に焼酎が全国からいろいろ揃えられている。
日本酒は店内の黒板に本日のおすすめとして
「長野でとりあえず3本だけ買ってきました」なんて書いてあったりして
産地直送な感じがいかにも楽しい。
何より「くるみ庵」は全体的に非常にリーズナブル。
お得なセットはランチセットだけでなく「夜セット」というのもある。
例えば
「5種盛天丼セット 5種盛天丼・蕎麦・小鉢2品・漬け物」1230円
って手打ち蕎麦屋さんとしてはびっくりなお得さである。
(しかもここはお蕎麦の量もすごーーく多いんですよ〜)
「鴨スモークのサラダ」
「自家製もつ煮込み」
「鴨焼き」
「お蕎麦は細打ちと太打ちから選べます」
ということなのだが、私に限ってはこの文章は間違っている。
「お蕎麦は細打ちと太打ちあったら選べません」(断言)
選べませんよね〜、当然両方ですよね〜〜!(^o^)
さて先に価格を言ってしまいますとこちらの「もり蕎麦」は680円です。
680円の手打ちの「もり蕎麦」がですよ・・
こーんな「山」で来るんです!
ジャーン!
「もり蕎麦(細打ち)」
すごいー
ずっしりうずたかき「細打ち山」!
繊細に震える、手打ちならではのいびつな輪郭線。
見た目に柔らかそうだと思った肌は意外にもしっかり固めで
細打ちではあるがギュッと噛みしめる感じの蕎麦である。
香りはごく穏やかだが二八らしい甘みが広がり、
細打ちの繊細な輪郭線が口中をめぐる。
これは熱ものにも良さそうなお蕎麦だな〜
「もり蕎麦(太打ち)」
太打ちとは、平打ちでした。
こちらも「山」です。
なんだか本当に長野に来たみたいな気分!♪
細打ちよりもしめの温度がぬるめだったためか、
こちらのほうが甘い香りが感じられ、田舎のやさしい印象。
これもしっかり固めな歯応えだが、平打ちなので食べにくさはない。
噛みしめるうちに甘みがより強く感じられてくる。
お蕎麦屋さんは数あれど、屋根のないところで食べられる店は少ないので
次はテラス席で食べてみたいな〜♪
歌うのもお蕎麦食べるのも、屋根のないところがいちばんが好き。
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