
高遠一家がよく利用する丸ビルであるが
蕎麦好き人口の少ない家ゆえ、
残念ながらこの店に家族と来たことはない。
東京駅前のビル6階。
さすがに鎌倉の店とはかなり違う、都会的な雰囲気である。


「王禄 本醸造 燗」と
「〆鯖」

私が燗酒を美味しいと思うようになったのだから
世の中何が起こるか分からない。
かすかに木の香りがする(ような気がする)のが美味しい。
大好物の鯖にこれまた合う!
「バクダン納豆」

これも絶対頼んじゃう大好物。
納豆、生卵、まぐろ、ウニ、帆立、イカ、いくら、おくら、
かなりゴージャスなバクダンである。
これを海苔で巻いて食べるのだから、そんなの美味しいに決まってます!
明日の朝ごはんもこれが食べたい。

ぐはは(^O^)
「牛すじ煮込み」

いつもいつも頼むものがワンパターンですみませんねぇ
どうにも脂魚&煮肉好きで・・
味付けは甘めだがプルプルの牛スジがたっぷりで嬉しい。
こういうのに添えられたネギって宝物のようにおいしいですねぇー
「茹で豚タン」

小さな声で「ゆで・・ブ・・」と言いかけたのだが
「ハイ ゆでトンタンですね!」とオーダーをいれてくれた。
トンタンって読むのかー
蕎麦浸りで世間知らずの私。
「せいろ」

色は白くないが
「一番粉 基本のそば」とメニューにある通り
更科蕎麦のような透明感がある。

たぐりあげた香りも舌触りもまさに更級蕎麦。
細切り、硬めの食感で、蕎麦と蕎麦が口中で重なる度に
チュルンと滑るような繊細な舌触り。
更科蕎麦独特の香りが濃厚に香り続ける。
「田舎そば」

こちらはぐっと太く色黒の、田舎らしい姿。
丸いせいろも田舎のムードだ。

ほわ〜と香る甘い粉の香り。
つるつるした肌はこれも硬めで、しっかり噛みしめる蕎麦である。
噛む毎に深まっていく穀物の甘みが嬉しい。
汁はかなり甘めだが
夜景を眺めながら蕎麦湯をゴクリ。汁チビリ。
至福。

次回は
「蒸し鶏の琥珀蕎麦(鶏肉とオリジナルそば屋のジュレ)」
頼んでみたいなー
ネイミングがいいし、面白そう!
.
こちらはずいぶんスタイリッシュでスマートなイメージですね◎
丸ビルかぁ…なかなか行きがたい場所だなぁ…
ゆでブタタンいいじゃないですかー。私も言いますよ。仲間うちの宴会で
「ゆでブタタン頼もーよー、ゆでブタタン」って。
でも実際に店員さんにオーダーする時に「ゆでトンタン」って言う小心者です・・・。