2011年12月05日

鎌倉「手打ちそば 茶織菴」


純和風の、絵葉書の中のような佇まい。
鶴岡八幡宮至近というロケーションもムードを高めている。

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「手打ちそば 茶織菴(さおりあん)」。
2年前この店ができたときはなんて綺麗な店ができたんだろうと驚いた。
和の意匠の尽くされた店舗は、まるで何かのセットのようにピカピカで
白木部分は真っ白で香り立つよう。
夏には入り口のガラスの金魚鉢で赤い金魚が涼を呼び
現実離れしている気がするほどだった。
しかしあれから2年経ち、店はすっかり趣をたたえてきた。
鎌倉の街にいい感じで馴染んでいる、どころか
この店の佇まいが街の情緒を深めている。

右手にある古道具屋から古物がはみ出しているのがまたいい。


寒くなってきたので出羽桜の燗で
「板わさ」。

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「せいろ」
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白く輝く肌。
つるりと密なつながりが、流麗な舌触りを楽しませてくれる。
ほんのり甘い粉の香りと味わいを追いかけながら
夕時の鎌倉の音を聞く。



店を出ると遠くの空が小さく焼けている。

向かいの古い写真館はよく見るとなかなかモダンなデザインだ。

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ちなみに、「茶織菴」の左隣は
かつて私の母+三姉妹で通った美容室があった建物なのです。

ああ 懐かしや。




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posted by aya at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>神奈川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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