2011年11月03日
新橋「伍法」
新橋の路地、というにふさわしい
新橋の路地中の路地!
ロケーションからしてムード満点の蕎麦屋である。
路地裏に一際目立つ真新しい外観。
こちらの姿勢もスッと自然と伸びるような、端正な佇まいだ。
こんな店では蕎麦だけでなく
是非とも一杯いきたいところ。
おあつらえ向きに今日はお酒大好きな芸術家のお二人と来たのだ!
ここでは今の季節、
手取川、白瀑、開運、雨後の月、繁桝から選べる
「ひやおろし飲み比べ」が人気なのだが
呑兵衛のおふたり、何故か目もくれずぬる燗一本!
お酒を頼んだら出てきた「ゆでピー」と「うなぎ」。
演出も美しく、ユニークで楽しい。
ここでハプニング。
カメラの電池がなくなった!!
携帯電話のカメラあるけど携帯ってシャッター音大きいですよね・・
でも背に腹は替えられじと
向かいのテーブルの飲み会グループが盛り上がったタイミングを狙って
「バシャッッッ」
うわっなんて大きい音、ごめんなさい!!と縮み上がったが
同席の酔っぱらいお二人は撮ったことに気づいても居らず
片方の御仁は目が開いているかも怪しい状態に・・(^^;;)
「せいろと田舎の二色もり」
おおお〜 メニュー名に偽りなし。
二色と言ったら二色。
白と黒の対比が鮮やかだ。
「せいろ」
軽やかに空気を含み重なる二八蕎麦。
香りは穏やかめだが、程よいコシの中に
ふっくらとした粉の甘みがふくらんでくる。
北海道は雨竜郡雨竜町のキタワセだ。
「田舎」
ムワァーっと濃厚に香る、甘皮のたくましい香り!
色も黒いが香りもしっかり黒い。
そしてこの田舎が独特の食感で
つながりも、味も香りも全てが濃厚ながら
スルスルとすべらかな肌だけが妙に軽やかなのだ。
ムワァー、スルスルー、じわぁーっ
ああ 楽しいなー
おいしくていい夜だなあー
聞いてます〜?
おじさん! サドさん!
.
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック