2010年04月01日
府中ハシゴ蕎麦1(渾身の!府中蕎麦)
昨日行ったお蕎麦屋さん。
通りすがりにみつけてしまった分倍河原の「松寿庵」。
店員さん、いや奥さんなのだろうか。
明るく朗らかな接客で本当に感じがいい店。
お昼時だったのでつぎつぎとお客さんが入ってきたが
どのお客さんもみんな常連さんで
自分の家のようにくつろいでいた。
お蕎麦は機械打ちと、「渾身の手打ち二八そば 大寿」とあるのだが、
(何故か府中のお蕎麦屋さんは「渾身の手打ち」という言葉が大好きなのだ)
この大寿・・・・
ちぢれております。
食感はまるで弾力のあるかた焼きそばのよう。
蕎麦が強いコシをもって口の中でねじれるという
初めての経験をしてしまった。
ここに限らず府中のお蕎麦屋さんは概して
「なにがなんでもコシやねん!!」という傾向にあり
香りより味わいより何よりもコシに、
全ての情熱を注いでいるところが多い気がする。
何たって「渾身の手打ち」であるから、お蕎麦も強靱になるわけだ。
松寿庵のあとハシゴしたのは歩ける距離にある「手打ち蕎麦 やざき」。
そもそもは「やざき」に行く途中に松寿庵を見つけてしまったので
急遽ハシゴになってしまったのだ。
ここはもう、何と言ったって雰囲気がたまらない。
入店して一番に「いらっしゃいませぇええ!!」と
大きな声で言ってくれたのは正面の席でこっち向いて座っている
お客さんのおばあちゃんである。
しかししばらく店内を眺めているとそのおばあちゃんが
あまりにも全てのお客さんとお友達であることがわかってきて、
やっと「このお店の大奥さん(?)」であることがわかる。
店内はすこぶる広く、今では珍しいような昭和の食堂スタイル。
しかもこれだけ広いのにお客さんでいっぱいで実に活気があるのだ。
「渾身」とは銘打っていないがここもすごいコシ!
ぼんやり噛み締めていては噛み切れない程である。
香りは淡いようで噛みしめるとよい蕎麦の味わいが
ゆっくりとひろがってくるのがいい。
府中はとにかくお蕎麦屋さんが多くて
ちょっと行くとすぐ「蕎麦」の看板にぶつかるので
全くおちおちしては歩けない。
しかも「やざき」の帰りに見たお蕎麦屋さんは
なんと出前のバイクが3台も!
府中の蕎麦度の高さに圧倒された一日であった。
(本当はあと2軒行ったのだが・・・(^^;))
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府中 街の手打ち蕎麦「やざき」
Excerpt: 冷蔵庫の調子が悪い。「きっと暑さがひどいでしょう」と大手家電屋の店員と話しました
Weblog: 多摩 我が愛しのお店
Tracked: 2010-08-13 23:53
え、府中の、「山泉」?あれ八王子の「山泉(やまいずみ)」のことかな?とか混乱してしまいましたが、府中からちょっと北に行ったら山泉なのですね!電車+徒歩だと駅からの地図しか把握していないので今初めて知りました。(←まるで駅からの地図を把握してるような口ぶりですがそれも定かではありません(^^;))。
そう、山泉の田舎は運が悪いと何回行っても売り切れで、私も過去何度泣いたことかわかりません(T_T)。