今日は私の大・大・大好きな人のお誕生日。
かくなる上は、私が最も愛する店、と言ってしまっていい、
あの超名店を抜かりなく予約しまして、
胸が爆発しそうに楽しみにしてやってきました〜〜!!!
(注・日本一の蕎麦浮気者をお許しください)
言わずものがなの有名店ではありますが
もーもーもー、この店がどんだけの名店かって
私なんかの筆でお伝えできる自信は全然ありません。
とにかく大好きすぎて、行く度に感動メーターがぶっ壊れて
もう何から書いていいやらわからん始末でございますが・・・
三越前駅から徒歩1分。
まさに「日本橋のたもと」にある粋すぎる立地。
店名は目立たず「越前おろしそば」の文字が目を惹く。
私事になりますが私の母は日本橋の生まれで、
(今某有名くず餅屋がある場所)
祖母に手を引かれてまだ首都高のない日本橋を渡っている白黒写真もあるのです。
そしてその手を引いていた祖母の両親はなんと福井の出身なので、
私は福井クォーター!
私のルーツと重なる部分が多いこの店には
なんとも親しみを感じるんですよね〜
ビルの中にお蕎麦屋さんの建物があるみたいなユニークな入り口。
店内は木の家具でほっこりくつろげる感じ。
ランチどきはめちゃ混みますが
リバービューという贅沢さなので明るい雰囲気。
夜はすっかり越前の居酒屋さんの雰囲気ですね〜
さて、いよいよメニューを見るわけですが
とにかくここは美味しいものだらけで困るんです。
私が福井クォーターだからそう感じるのかわかりませんが
福井って美味しいもの多すぎませんか!?
ギャーーーーー
ただでさえ美味しいものだらけなのに
本日のおつまみがやばすぎる。
どうしよう!どうすんだ!全部食べたい!!
こっちの定番メニューからも絶対食べたいハズせないもの多いしなあ〜
どうすべ〜〜
ハイ、困った時は店主に登場いただきます(笑)
もうねー、この店の魅力はこの店主のキャラと福井弁込みでして!
この方のゆる〜いキャラと濃厚な福井弁に接すると
居心地は数倍、料理は10倍美味しくなっちゃう気がするんですよね〜♡
本日も「これはまずいからダメ、これにしろ」とか
暴言に近い面白可笑しいおすすめをいただき
方言に滅法弱い私は飲む前からベロベロに嬉しくなっちゃいました。
福井弁ズルすぎる!
今日はお祝いですので私も飲む気満々。
お酒はもちろん、
福井が誇り、私が愛する愛する「黒龍」様!
「いっちょらい」行っちゃうよー(≧∇≦)♡
お蕎麦メニューはこんな感じ。
この私がお蕎麦まで辿り着けるか心配になる、
というお店は珍しいです(笑)
普段お蕎麦屋さんでは、蕎麦前で何を食べようと
心は常にお蕎麦に全集中してる感じですが
ここではその蕎麦前が楽しすぎてですね・・・
我を忘れてお蕎麦さんの分の胃のスペースの危機??
もちろん何があっても食べますけどね!!(≧∇≦)
だってね、もう初っ端から撃ち抜かれ、押し倒されて
もう腰砕けで立ち上がれないわけですよ。
このお通しの美味しさはなんですかあああああああーーーーーー!!!!
「焼き鯖と煮大根の胡麻酢あえ」。(勝手に命名)
大根の深く優しいおいしさと、
焼き鯖のスーパースターのような煌めくおいしさが、
憎いほど絶妙な胡麻酢に浸ってるんです。
そこに福井が誇る「いっちょらい」がアッホみたいに合うんです!!
うますぎる!!素晴らしすぎる!!
あまりにも美味しくてお誕生日おめでとうございますの乾杯の後、
もう笑いっぱなし、ウカレっぱなし。
まだお通ししか食べてないのにもう完成しそうな私なのですが〜
ああああああ なんちゅうお店だ
大好きです〜〜〜〜〜〜〜〜
しかもね、この後に来る方なのですが、
この方の凄まじい爆発エネルギーについては
「高遠彩子の独断と偏見による全国お蕎麦屋さんのおつまみTOP10」
入り間違いありません。
「鯖のくんせい」
この艶、この肌。
一口食べる度に美味しすぎて悶絶のあまり上半身がブチ倒れ、
もうどうなってもいいと本気で思う。
そしてお酒に弱いはずの私が突然呑兵衛に大変身!?(笑)
こんなに強烈に日本酒を欲する危険な食べ物ってあるでしょうか?(≧∇≦)
まあワタクシはもともと病的なまでの鯖好きで、
好きすぎて一生分食べちゃって「アニサキスアレルギー」にまでなり
数年間の魚断ち鯖断ちを経て、現在勝手に解禁して
恐る恐る食べているという、鯖中毒患者みたいな人でして・・・
とにかくこの「鯖のくんせい」のおいしさ、魅力は
私にとっては筆舌に尽くしがたく、
一口一口ぶっ倒れながらちょびっとずつ大事に大事に食べて、
お蕎麦が来る直前まで、できるだけ長くこの方との時間を楽しみます♡
「ジビエ猪肉焼肉風(タレ)」
本日のおすすめの中で、店主が頼んでいいと言ったので(笑)
選んだこちら。
福井の鉄砲打ちさんから直で仕入れられた猪肉、
めちゃめちゃ美味しいーーー!!
タレの味も実に自然で、ぎゅっと濃縮された猪肉の旨みを邪魔せず
楽しませてくれる。
いや〜〜〜〜、秋の間にもう一回来てまたこれ食べたいなあ〜
「大根のからあげ」
こちらはこの店で絶対にハズせないスペシャリテ。
中まで旨味が染みた煮大根を唐揚げにしちゃうという
大拍手メニューなのですが、
私が真似して作っても絶対こうはならないだろうなという
この美しい薄皮。大根の優しい旨みと絶妙の食感。
脂っこさゼロなのでパクパク。
あああ〜美味しい〜美味しすぎる〜
ほんっとーーーに最高、絶品!!
これ、毎日食べてダメ人間になりたい・・・
「牛スネ肉の塩煮込」
焼肉ではなく煮肉を愛する「煮肉愛好会」会長の私(会員一名)。
この美味しさはまさに理想!
ほろりと柔らかく優しい味わいの牛スネ肉の美味しさはもちろん、
豆腐も出汁もただただ完璧。
しかもこれが600円って何ですのん!?
これはシェアではなく一人一皿必ず食べたい♡
あまりお蕎麦屋さんのネガティブなことは言いたくない私だが
開店して数年の若いお蕎麦屋さんのおつまみで
これと見た目も量も似たもの(しかもあちらは豚肉)が2000円近かったことを思うと、
やっぱりこういうことをヒョイ〜ッとやっちゃうここはカッケーな!!
と骨抜きになってしまうのだ。
「里芋の煮っころがし」
ああ泣ける。
いっちょらいと合いすぎて体が夜にめり込んで行く。
里芋の煮っころがしですよ。里芋の煮っころがしなんですよ!!
あたたかな秋の夜、平和に感謝。健康に感謝。
幸せですぅううううう〜〜
今日はここでお祝いできて本当によかった!!
そして、店主から「あーそれはまずいからダメ」という暴言(笑)が
飛び出したのはこちらでございます。
「そばがき」
見た目の通りのねっちょりぺっとり、
ちょっと碗がきっぽい風味も感じるそばがき。
なんと、予めうっすら塩味がついてる!?
普段そばがきには何もつけない派の私なので
最初はちょっと余計に感じたが、この塩味で食べる感じがなかなか良い。
塩とか汁を「つけて」食べるのとはまた違って
予めまんべんなく全体に薄い塩味が付いているのが
何とも言えず「田舎のおやつ」感があってめちゃめちゃ美味しい。
店主〜!これのどこがまずいんですかい!!(大笑)
発言撤回してくださいー!!(≧∇≦)
そして、今日は楽しすぎてウカレすぎて、
いつもはしない、流れに身を任せてみました。
「おろしそば」
「越前おろしそば」を出す店で私がいつも困っちゃうのは
お蕎麦が美味しいのでお蕎麦だけで食べたいけど
本場の「越前おろしそば」は大抵「ぶっかけスタイル」であることである。
「御清水庵清恵」ではランチではつけ汁スタイルの「越前おろしそば」もあるのだが
夜はこのぶっかけスタイルのみ。
カキーンと爽快な大根の辛味、絶妙な汁の味わい、
そしてもぐもぐ食べるお蕎麦の風味が最高!!!
「越前おろしそば」って最高の食べ物ですよねーえ、
美味しすぎますよねーえ!!
強いて言えばやっぱり最初の3口くらいは何もつけずにお蕎麦だけで食べたかったけど、
お祝いのお相手にもものすごく喜んでもらえたし、
笑いが止まらないくらい最高に楽しかったので大満足!!
ちなみに、蕎麦そのものの美味しさについては
この過去ブログをご参照ください♡
2020年7月の「御清水庵清恵」http://ayakotakato.seesaa.net/article/476038924.htmlここはまめに通わないと損しちゃう名店、
と改めて愛を確認してしまった夜。
コース料理も充実してて
冬は「越前かにコース」とかもあるんですよ〜
食べてみたいなあー!!
次回は「福井ハーフ」の母とのデートを画策中でーす♡