2023年10月30日
森下「京金」
好きすぎてどうしようもない。
この「好き」は憧れであり、長い長い片思いであり、
尊敬でもあり、家に帰ったような安らぎでもある。
この店については語れば語るほど痛い、
いや痛いを通り越して怖い自覚があるので(笑)
なるべく感情を抑え、淡々と紹介する努力をしま〜す(≧∇≦)
青空の眩しい森下駅の交差点、6階建てのマンション。
かつてはこの一階に、私の愛する愛するこの店があった。
創業1831年、とんでもない歴史を誇る老舗である。
しかし言葉を選ばずに言えば老舗とは思えない、
老舗であるということを超えた魅力に溢れる店だった。
まず蕎麦がいわゆる「老舗の蕎麦」というのとは別物。
その他に出されるものも全て心のこもった最高の美味しさで、
店の雰囲気は粋でありつつ家庭的。
(なんと珍しくも靴を脱ぐスタイルでした)
店主夫妻の人柄や、特に奥さんの接客は私は「国宝」だと思っているほど
優雅でチャーミングで、私はお二人に会えることも
どれだけ楽しみにしていたことか。
我ながら愛が爆発しすぎている当時のブログ(笑)↓↓
飲み過ぎ食べ過ぎ、楽しかった〜↓↓
http://ayakotakato.seesaa.net/article/446791434.html
しかしその店も、数年前に意外な、新しい形に生まれ変わった。
店主夫妻は一階を店で働いていた人に譲り、
二人はその建物の6階の自宅を改造して店を始めたのだ。
その店がまた、激烈に素晴らしい!!!!!!!!
びっくりマークがいくつあっても足りない。
自宅改造で、しかもマンションで、こんなに素敵なお店ってあり得ますか!?
格が違う、と言うと誤解を招きそうだが
人柄、人としての余裕が滲み出るような
センスに溢れた素晴らしい空間、時間がそこにあるのだ。
私は今まで何度もこの新しいお店にも行っているのに
毎回胸いっぱいすぎて興奮しすぎて全然書けず
今回初めてやっと書けるくらいに落ち着いてきた(どんだけ笑)。
建物の前に立つとこんな看板が。
この奥にエレベーターがあります。
今回私は何を思ったかなんとなく階段を登って2階からエレベーターに乗ってしまった。
エレベーターには男性が一人乗っていて、すでに6階のボタンが押されていた。
ということはその方も京金のお客さんな訳で
私は6階に着いた時に「お先にどうぞ」と譲ったのだ。
しかしその方は私に「どうぞどうぞ」と快く譲ってくださり
私は先に降りることとなった。
エレベーターを降りるとこんな感じ。
降りた時から、素敵な素敵な奥さんが
ソフトペダルを踏んだピアノのような柔らかな声で
にこやかに迎えてくれるので、
吸い込まれるように入ってしまう。
入ってすぐ右のスペースは自然光の入る温室のようになっていて
そのインパクト、雰囲気がとにかく素晴らしい。
(お客さんがいたので全部撮れず残念でしたが〜)
11時開店で 11:08に店に着いたというのに
私が席に着いたらもう満席。
えっ満席!?
なんと、さっき エレベーターで
私にどうぞと先を譲ってくれた男性は外で待つことになってしまったらしい!!
それはイカーーーーン!!と私は玄関の方に飛び出し
奥さんに私の方が後だったことを告げたが、
もうもうもう、芍薬の花びらのように優雅で柔らかな奥さんは
笑顔でふんわり〜〜ととりもってくれ、
男性のご厚意で私はそのまま席に戻ることとなった。
店の人の心のあり方に余裕があると
そんなお客さんが集まるんだなあ〜・・・と実感。
あの時の男性様、ありがとうございました!
メニューはこんな感じでございます。
やっぱりこのAセットが好きで、いつもコレ頼んじゃうんですよね〜
頼んでから「だし巻き」とかにも思いっきり惹かれるのだが・・・
「そばがき」は絶対頼みますけどね♡
だってね、Aセットのこの眺め!!
めちゃめちゃ良くないですかーー!?
ぎゃーーーーーー!!!
好き!!
大好き!!
もう見ただけで素晴らしすぎる。
何が違うのかわからないけどここはやっぱり特別!!
愛が溢れて止まらないーーーーーー!!
「鴨の治部煮」
「鴨の治部煮」と言われて想像をするものの何倍も楽しいこの世界!
コレは何かな〜♡と宝探しするのが楽しく、
一つ一つが、泣けるほど美味しい。
さりげなく海老やアワビまで入ってる豪華さ!
野菜も生麩も、下に潜んでいるすだれ麩もめちゃ美味しい。
普段、食べ物に関してあれだけ饒舌な私が
美味しいしか言えなくなっとる(笑)。
「ごま豆腐」
ほんわり柔らかく、小さくてさっぱりしているのに
胡麻の風味豊かで最高〜
そばがきはドーーーン!と
こんな立派なスタイルでやってきます。
「そばがき」
お湯に沈む素朴な肌に吸い込まれる・・・
湯気にのってほわーっと漂う香りは
王道の落ち着いた、バランスのとれた素晴らしい芳しさ。
香り爆発、というよりは少し落ち着いた、それでいて満ち足りた香り。
食べると美味しさに目が丸くなる!!
なんですかこの味わいの素晴らしさはー!!
グルタミン系のつよーい味、と言うのより一歩手前の、
上品なレベルでの味わいの濃さがぎゅうううううう!!
ずーーーっと続くのだ。
そして意外と個性的な点として、
すこーーーしだけ、2パーセントくらい粉っぽさ生っぽさがあり
ねちっとしてざらつきがあり、それがちょっと椀がきのそばがきっぽい。
蕎麦の生々しい魅力もちょっと味わえ、
椀がきと鍋がきのいいとこどりって感じ?(≧∇≦)
エアリーさは全くないので、密ですんごい食べ応え。
薬味もゴージャスで、コレだけでお腹いっぱいになるそばがきだ。
そして、もう涙目になるほど、
私はもういっぱいいっぱいでございます・・・
あなたに、会えて、うれしい!!
「せいろそば」
全てが美しい・・・
この眺めを世界中に自慢したい。
こんなに美しい景色が、食べ物が、日本にはあるのだ。
箸先から香りを寄せると・・・おおっ?
今日は意外な香りに出会いました。
軽やかで、さわやかな野生味!
なるほど、今日は白神山地の新蕎麦だそうだ。
ちょっと北海道の蕎麦を思わせるなシャープさもあるが
強すぎずフレッシュで美しい香り。
食感は繊細でハラハラ、コレがたまらないんですよねえ〜!!
やさしい食感に酔わされるひととき。
ああ〜〜しあわせだあああああーーーーー
「粗挽き田舎そば」
打って変わってこの肌。この笊。
美しさに胸射抜かれて、私はただただ固まるしかない。
(と言いつつ実際は好き〜!!好き〜!!と小声で吠え続けていた(笑)痛すぎる)
おおー
このお蕎麦の産地は聞いていませんが
ほぼ同じ香りなので同じ白神山地と思われます。
同じ香りの上に、皮の軽い黒い香ばしさをふんわりと纏っている。
極細繊細ながらねちっと感のある質感。
せいろもそうだったが、いわゆる弾むようなコシってのは全然なくて
優しい優しい質感です。
しっかりした甘みがあるが、極細の美しい繊細さからか
甘さもすっきりとしていて、まあなんかつべこべ言ってますが
とにかく田舎として最高なんです!!大好きなんです!!
ああああ好きだあああーーーーー!
そしてね、ここはなんと10月でもコレがあるんです!
嬉しくなって「デザートに」頼んじゃいました〜♡
「すだちそば」
うっわーーい!
きれいだなあ〜〜〜〜
ここの「すだちそば」は旨みしっかり、味しっかり。
私はもっとシャキーッと冷えて味もスーパーすっきり、
みたいなのが好みだと思ってきたが
もう秋だからかこれはそこまでキンキンに冷たくはなく、
旨みしっかり、味しっかり。
一杯をゆっくりしっかり楽しめる感じ。
薬味の爽やかさが最高〜
最後になったが、ここの凄さは
その蕎麦汁を味わった時に
恐ろしいほど私の脳と体に訴えてくる。
舐めた瞬間、その美味しさに飛び上がる、
と言っても全く大袈裟ではない。
私は度を越した手打ち蕎麦偏愛者なので
行儀が悪いのは百も承知の上で蕎麦汁を無視しがちなところがある。
「 お蕎麦屋さんは、その蕎麦と蕎麦汁のバランスに人生をかけているのだから
お蕎麦屋さんに行って、蕎麦汁をつけずにお蕎麦だけ食べるなんてのは言語道断、
お寿司屋さんに行ってネタだけ剥がして食べるようなものだ。
決して良い子は真似しないように」
と言いながら 全然蕎麦汁をつけないで
この30年手打ち蕎麦を完食し続けてきた大悪党である。
もちろん、そんな私にも蕎麦汁はとても大切なものであり
「蕎麦後の蕎麦湯」タイムの大切なお供。
私にとっては蕎麦湯がお酒で蕎麦汁はおつまみ。
蕎麦湯ゴクリ、蕎麦汁チロッが至福の時なのだ。
しかし蕎麦の香りへの愛が激しすぎるため
蕎麦を食べる時はその香りだけを純粋に、できるだけたくさん身体中で感じたくて
蕎麦汁を付けて一口食べてみると大抵
「やっぱり付けなければよかった、そのまま食べたい」
となり、その結果、
「蕎麦と私の間に入るものは空気も許サヌ」。
という暴力的な人間が出来上がってしまった。
しかしどういうことだろう、
「京金」の蕎麦汁は、全てを超越して、もうそれだけで
飛び上げるほど美味しいのだ。
うっとりするような旨みの塊でありながら、何一つ飛び出すものがなく、
深くまろやかで、しかもすっきりとしている。
この私が、
「この美味しい汁に、この蕎麦を付けたらどんなことになっちゃうんだろう!?」
と誘惑されてしまうのだ。
そして付けてみると思った通り、夢のように美味しい。
蕎麦を蕎麦汁につけるってこういうことなんですね神様!?
と天にその新鮮な感激を報告したくなるような感動がある。
ああやっぱり「京金」については
語れば語るほど痛くなるのでやめときゃいいのに・・・(笑)
好きです。
大好きです!!
この「好き」は憧れであり、長い長い片思いであり、
尊敬でもあり、家に帰ったような安らぎでもあるから、
いつまでも、そのままでそこにいてほしいのだ。
<bd95s9c9>
2023年10月19日
カラフル終了⭐︎ご来場ありがとうございました!
昨日は、ひっさしぶりのカラフルロスタイムショー!
楽しすぎましたーー!! (≧∇≦)/
もう「音楽と演芸のジャズ煮」と言ってしまいたいほど
リハ時間が短い!入り時間自体が超遅い!(大笑)
才能のある方がパッと集まってジャカジャカ面白いことを好き放題やってハイ終わり、
というクイックなジャズ煮ですが、
全体のレトロなセンスの良さ、手作り感がたまらないんですよね〜♡
私も大好きな曲を歌わせていただいたし、
その後も散々暴れて(笑)楽しい楽しい夜でした。
たくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。
またカラフルやりたーい!
春風亭昇太さん、高田漣さんと!
昇太さんの着物、相変わらず最高のセンス!小さいドットに赤い半襟〜♡綺麗な赤のメガネも♡
途中くたびれて?いきなりおうちモードに着替えちゃったはだかさんと。(昇太さん撮影)
2023年10月17日
代官山「蕎麦前 ごとう」
おしゃれエリアに手打ち蕎麦屋があるというのは
それだけでありがたいものだ。
おじさんの多い街に蕎麦屋あり。
ってことで、新橋だの神田だの神保町では
全く困ることはないどころか多すぎて逆に困るのだが
おしゃれエリアにやってくると
緊急の血中蕎麦粉度減少時に危険な目に遭いかねない。
え、これ?
というくらい目立たない、都会的なシンプルな外観に見えるが・・・
この幟があってくれて良かった!
個人的には幟は「手打ち蕎麦」っていうのが大大大好きで、
あまりのかっこよさに持って帰って部屋に飾りたいくらい。
ここも、せっかく手打ちなのだから「手打ち蕎麦」っていうのを
飾ればいいのになあーとお節介を思ってしまうが
シンプルさを重んじたか、はたまたとてもとても謙虚な方なのか、
どちらかでしょう。
店内も、めっちゃスタイリッシュ!!
細かいところをよく見ると気負った感じのない
ごく普通のシンプルなインテリアなのだが
空間の使い方がとても贅沢で、美しい空間なのだ。
私の席のすぐ左横に打ち場がありました。
この時はまだ暑い時期だったので涼しげなメニューが色々。
「蕎麦前」と名乗っているだけに
やはり肴の類が気になりますよね〜
お値段は張るけど
「おまかせ前菜三種盛り合わせ 2600円」
っていうの、行っちゃおうかなあー!!
「蕎麦前」ですからコチラももちろん、色々揃っております♡
誘惑に押し倒されて頼んでしまいました。
「おまかせ前菜三種盛り合わせ」
うわあー かわいい〜!!
美味しそう〜コレめっちゃいいーー!
可愛くて激写しまくり。
特にこの子がかわいい!!
トマトじゃないのよ、スモモなの♡
「大豆とスモモのマッシュサラダ」
味も大変良いです〜
こういうフルーツ合わせる系は味付けセンスがめっちゃ問われる科目ですが
こちらはお見事!絶妙!!
大豆のマッシュが甘めで、最初、え?と思うのだが
スモモの酸味ととても合う。
「スズキの南蛮漬け」
の味付けも素晴らしい。
酸味のほどよさ、スズキのふっくらした味わい。
「鴨ロース」
コレも絶品〜!!
たった一切れなのにワインが飲みたくて死にそうにさせられる
悪魔的美味しさ(≧∇≦)
「せいろ」
ムワァーーー!!と強く甘く香る香り。
常陸秋としてはたくましさが前面に出た感じ。
質感はかなり硬めでエッジくっきりぱっきり。
極細だがモグモグ噛む感じになる。
噛めば噛むほど甘みがガンガン出てくるのがすごい。
蕎麦汁は甘みが少ないのは私好みだが
ここにはそれを通り越してやけに塩辛いような?
出汁はとてもいいと思うのだが、醤油辛いというより塩辛い。
と、思ったのだが、試しに蕎麦をつけてみたら
ここの甘〜い蕎麦とはすごく合うんです!
へえーー!!おもしろい〜〜
個室もあるので、おしゃれデートにも是非♡
<s75>
2023年10月11日
長野・御代田「地粉や」
長年全国のお蕎麦屋さんのストーカーをしていると
「店名」を見れば大体の想像がつくという
特殊能力が備わってくる。
もちろんハズレることもあるが
特に当たるのは地方に行った時、
「この店は夜営業をしてくれているか否か」
についてである。
山奥に引っ込んだ趣たっぷりの店ほど
「お昼のみ、営業は2時間のみ」
みたいな難易度の高い店が多く
その見分けは大体店名を見ればできるようになってしまった(笑)。
その意味で言うと、この店は予想はアタリで、
そしていい意味で裏切られた店でもあった。
店名を聞いて夜営業をしてくれていそうだな、
と思ったら、してくれていた!
それは良かったのだが、こんなオッサレーなお店とは知らなんだ。
テラス席がステキすぎませんかー!?♡♡♡
こんな環境で美味しい手打ち蕎麦がたぐれるなんて
まさに天国!!
人気の訳がわかりました。
外観は、意外とストイックでシンプル。
外に向けて打ち場があります。
はあ〜っ
打ち場ってほんっっっとーーーーにかっこいいですよねえ〜
魔法が生まれるところ。
好きすぎて近づけば近づくほど
蕎麦打ち場内部より私が目立っていく件(笑)。
エントランスに向かって左脇に入っていくと
絶景に出会えます。
山が大好きな私は、この時点でときめきまくり〜!!
店内に入ると、店内より店外が目に飛び込んでくる。
なんと贅沢な庭!
予約しておいたのでギリギリ、テラスに近い席に案内されて嬉しい。
予約した時には想像していなかったシチュエーション!!
混雑しているしキッズ連れも多いし、テラスにはワンコもコロコロ(≧∇≦)
必然的に店はわさわさしているのだが
スタッフはどの人も丁寧で必ず笑顔で、めちゃめちゃ感じがいい。
すごいお店だなあ〜
食べたいのはもちろん、雪が降ろうが槍が降ろうが「もりそば」ですが、
ここは長野だけに「くるみ蕎麦」なんかも気になるところ。
ご飯ものやキッズプレートもあるし
単品で生卵頼めるのも生卵好きとしては嬉しい。
(生卵トッピングは手打ちじゃないお店で私が良くやるテ (≧∇≦))
夜メニュー。
メニュー読解力と決断力には自信のある私は
瞬時に食べたいものが決まっちゃいます。
上田でとれた大きなしめじ。
大きいだけあってシャクシャクとした食感があって
ものすごく美味しい!!
おろしもたっぷりで最高。
長野できのこおろしを食べるたびに
長野愛が一度熱くなる私(≧∇≦)
ここで突然ですが皆さんに、
私がいつもお蕎麦屋さんで撮っている写真の裏話をご紹介。
私はいつもスマホで、シャッター音を消せるアプリで撮っていますが
とにかくやたら枚数を撮ります。
そもそもがスマホだし、どれが当たるかわからないので・・・
特にお蕎麦の肌感については実物に近い雰囲気を大切にしたいので
めちゃめちゃ真剣にたくさん撮ります。
例えば同じ「だし巻き卵」を撮っても
こんなに違うんですよ〜!?
なんで!?ってくらい違いますよね。
実際のイメージに近かったのはこちらの方です♡
「だし巻き卵」
この「だし巻き卵」が素晴らしかった!!
まず出汁の味わいがものすごく美味しい。
食感は意外と個性的で
ふんわりしてるのだがゆばのような膜感、ミルフィーユ感がある。
これまたおろしたっぷりで嬉しい。
いやー、この時点で大満足の美味しいお店だなあ〜
そしてお楽しみのこのお方も
ユニークなビジュアルで出会った瞬間笑っちゃいました。
「そばがき」
完全球体のそばがきさん!
かっわいい〜〜(≧∇≦)
まだお箸も持たぬうちから、
ホワーッと漂う最高の芳しさに脳を射抜かれる。
この上なくフレッシュで、青さも野性味もあり素晴らしい香り!
食感もまた最高で、ことさらエアリーとかふわっふわとかではないのだが
もっちりした中にかすかなふんわり感があり
素直で堅実な、そばがきとして最高のおいしさ。
食べている間じゅうしあわせ!!
「海老と野菜の天ぷら」
細長く切ったズッキーニ、モロッコインゲン、
まいたけ、えのき、かぼちゃ、なす。
海老は一本追加でふたつにしました。
とにかくカリッカリの天ぷら。
油っこくないのはいいのだがちょっとカリカリすぎたので
いつも天ぷらは塩で食べる私だが
こちらは天汁につけると美味しかったです。
でも天汁につけても何もヘタらない魔法のカリカリ天ぷらでびっくりでした(^^;)
これもおろしがたっぷり最高〜!
ほんと、こういうの大事で嬉しい!
そしてこの絶景を見てください・・・
「ざる蕎麦」
静かに暮れていく緑の庭。
眼下には私の永い永い片恋人であるお蕎麦。
しあわせすぎて・・・
時がとまります
美しい細打ちのお蕎麦がたっぷり。
箸先から香りを寄せると、ずしっと香ばしさを感じて嬉しくなる。
そばがきとはまた違う香りで、ただかなりキンキンに〆てあって
香りが淡めだったので少し待とうと思ったら
食べてるうちに香りがもっと淡くなってしまった。あらら〜
しかしそのあとは、淡い中にもそばがきと同じ、
フレッシュで誠実な素晴らしい香りが感じられた。
細打ちだが密な質感で量もたっぷり、食べ応えあり!
自家栽培と御代田契約栽培のブレンドの二八蕎麦。
県内全域蕎麦汁かなり甘めエリアである長野だが
ここのもやはりかなりの甘め。
しかし出汁の感じや合わさったまろやかさはとてもいい。
デフォルトで天かすが付いてくるものすごいサービス。
(さっきの天ぷらの通りのカリッカリで金平糖みたい)
たっぷりのおろしを毎度つけてくれたり、蕎麦の盛りもそうだし
「食べる人に喜んでほしい」
という思いやりが伝わってくる店だ。
長野好きとしてはいつも気になる「くるみだれ」も試してみました。
これがねー!!
意外にも普通の蕎麦汁よりくるみだれの方が
甘すぎなかったんです。
しかもここのくるみだれは特に超濃厚で、
ザクザクしたツブ感があり香ばしくて最高!
おいしーーー!!
ますます暮れて、ひんやりとした野の大気。
帰りがけ見たら和風の座敷席もあったし
キッズもワンコも大歓迎で、色々な使い方ができそうなお店。
でもやっぱり、早めの予約でテラス席がおすすめかな〜♡
<bd95s80>
「店名」を見れば大体の想像がつくという
特殊能力が備わってくる。
もちろんハズレることもあるが
特に当たるのは地方に行った時、
「この店は夜営業をしてくれているか否か」
についてである。
山奥に引っ込んだ趣たっぷりの店ほど
「お昼のみ、営業は2時間のみ」
みたいな難易度の高い店が多く
その見分けは大体店名を見ればできるようになってしまった(笑)。
その意味で言うと、この店は予想はアタリで、
そしていい意味で裏切られた店でもあった。
店名を聞いて夜営業をしてくれていそうだな、
と思ったら、してくれていた!
それは良かったのだが、こんなオッサレーなお店とは知らなんだ。
テラス席がステキすぎませんかー!?♡♡♡
こんな環境で美味しい手打ち蕎麦がたぐれるなんて
まさに天国!!
人気の訳がわかりました。
外観は、意外とストイックでシンプル。
外に向けて打ち場があります。
はあ〜っ
打ち場ってほんっっっとーーーーにかっこいいですよねえ〜
魔法が生まれるところ。
好きすぎて近づけば近づくほど
蕎麦打ち場内部より私が目立っていく件(笑)。
エントランスに向かって左脇に入っていくと
絶景に出会えます。
山が大好きな私は、この時点でときめきまくり〜!!
店内に入ると、店内より店外が目に飛び込んでくる。
なんと贅沢な庭!
予約しておいたのでギリギリ、テラスに近い席に案内されて嬉しい。
予約した時には想像していなかったシチュエーション!!
混雑しているしキッズ連れも多いし、テラスにはワンコもコロコロ(≧∇≦)
必然的に店はわさわさしているのだが
スタッフはどの人も丁寧で必ず笑顔で、めちゃめちゃ感じがいい。
すごいお店だなあ〜
食べたいのはもちろん、雪が降ろうが槍が降ろうが「もりそば」ですが、
ここは長野だけに「くるみ蕎麦」なんかも気になるところ。
ご飯ものやキッズプレートもあるし
単品で生卵頼めるのも生卵好きとしては嬉しい。
(生卵トッピングは手打ちじゃないお店で私が良くやるテ (≧∇≦))
夜メニュー。
メニュー読解力と決断力には自信のある私は
瞬時に食べたいものが決まっちゃいます。
上田でとれた大きなしめじ。
大きいだけあってシャクシャクとした食感があって
ものすごく美味しい!!
おろしもたっぷりで最高。
長野できのこおろしを食べるたびに
長野愛が一度熱くなる私(≧∇≦)
ここで突然ですが皆さんに、
私がいつもお蕎麦屋さんで撮っている写真の裏話をご紹介。
私はいつもスマホで、シャッター音を消せるアプリで撮っていますが
とにかくやたら枚数を撮ります。
そもそもがスマホだし、どれが当たるかわからないので・・・
特にお蕎麦の肌感については実物に近い雰囲気を大切にしたいので
めちゃめちゃ真剣にたくさん撮ります。
例えば同じ「だし巻き卵」を撮っても
こんなに違うんですよ〜!?
なんで!?ってくらい違いますよね。
実際のイメージに近かったのはこちらの方です♡
「だし巻き卵」
この「だし巻き卵」が素晴らしかった!!
まず出汁の味わいがものすごく美味しい。
食感は意外と個性的で
ふんわりしてるのだがゆばのような膜感、ミルフィーユ感がある。
これまたおろしたっぷりで嬉しい。
いやー、この時点で大満足の美味しいお店だなあ〜
そしてお楽しみのこのお方も
ユニークなビジュアルで出会った瞬間笑っちゃいました。
「そばがき」
完全球体のそばがきさん!
かっわいい〜〜(≧∇≦)
まだお箸も持たぬうちから、
ホワーッと漂う最高の芳しさに脳を射抜かれる。
この上なくフレッシュで、青さも野性味もあり素晴らしい香り!
食感もまた最高で、ことさらエアリーとかふわっふわとかではないのだが
もっちりした中にかすかなふんわり感があり
素直で堅実な、そばがきとして最高のおいしさ。
食べている間じゅうしあわせ!!
「海老と野菜の天ぷら」
細長く切ったズッキーニ、モロッコインゲン、
まいたけ、えのき、かぼちゃ、なす。
海老は一本追加でふたつにしました。
とにかくカリッカリの天ぷら。
油っこくないのはいいのだがちょっとカリカリすぎたので
いつも天ぷらは塩で食べる私だが
こちらは天汁につけると美味しかったです。
でも天汁につけても何もヘタらない魔法のカリカリ天ぷらでびっくりでした(^^;)
これもおろしがたっぷり最高〜!
ほんと、こういうの大事で嬉しい!
そしてこの絶景を見てください・・・
「ざる蕎麦」
静かに暮れていく緑の庭。
眼下には私の永い永い片恋人であるお蕎麦。
しあわせすぎて・・・
時がとまります
美しい細打ちのお蕎麦がたっぷり。
箸先から香りを寄せると、ずしっと香ばしさを感じて嬉しくなる。
そばがきとはまた違う香りで、ただかなりキンキンに〆てあって
香りが淡めだったので少し待とうと思ったら
食べてるうちに香りがもっと淡くなってしまった。あらら〜
しかしそのあとは、淡い中にもそばがきと同じ、
フレッシュで誠実な素晴らしい香りが感じられた。
細打ちだが密な質感で量もたっぷり、食べ応えあり!
自家栽培と御代田契約栽培のブレンドの二八蕎麦。
県内全域蕎麦汁かなり甘めエリアである長野だが
ここのもやはりかなりの甘め。
しかし出汁の感じや合わさったまろやかさはとてもいい。
デフォルトで天かすが付いてくるものすごいサービス。
(さっきの天ぷらの通りのカリッカリで金平糖みたい)
たっぷりのおろしを毎度つけてくれたり、蕎麦の盛りもそうだし
「食べる人に喜んでほしい」
という思いやりが伝わってくる店だ。
長野好きとしてはいつも気になる「くるみだれ」も試してみました。
これがねー!!
意外にも普通の蕎麦汁よりくるみだれの方が
甘すぎなかったんです。
しかもここのくるみだれは特に超濃厚で、
ザクザクしたツブ感があり香ばしくて最高!
おいしーーー!!
ますます暮れて、ひんやりとした野の大気。
帰りがけ見たら和風の座敷席もあったし
キッズもワンコも大歓迎で、色々な使い方ができそうなお店。
でもやっぱり、早めの予約でテラス席がおすすめかな〜♡
<bd95s80>
2023年10月10日
復活⭐︎カラフルロスタイムショー!
出演のお知らせです。
懐かしのあのカラフルが帰ってきまーす!
豪華メンバーによる、
ここだけこっそり素敵なショータイム♡
私も懐かしソングで参加します〜
楽しみ!!
『昇太・はだか・高田漣's 懐かしのカラフルロスタイム』feat.Ayako Takato
10/18(水)午後6時半開場、午後7時開演
渋谷区文化総合センター大和田6F伝承ホール
出演 春風亭昇太 寒空はだか 高田連 高遠彩子
椅子3900円 桟敷3600円
チケットは、イープラス、チケットぴあ、ざぶとん亭風流企画(yoyaku@zabutontei.com)
いまはなき西麻布SuperDelux でブレイクした
落語+音楽+コメディの大人気ライブ、
一夜限りの復活!
懐かしくて新しい、
ここにしかない夜をお過ごしくださいませ♡
2023年10月06日
山梨・甲府「専心庵」
山梨県は東京から近いし自然がいっぱい。
登山者にとっては魅力的な山がたくさんあるし、
フルーツ王国でもあり最近ではワインも美味しい。
でもその割に、手打ち蕎麦屋さんが少ないかなーというのが
私の印象。
いや、勿論あるにはあるのですが、
何せ名物「ほうとう」が人気者の小麦粉圏なので
隣県の長野なんかに比べるとどうしても少ないんですよね。
そんな中、県庁所在地・甲府に
こんっっっっな気合の入った名店があるのは
ものすごーーーーーく!!ありがたく嬉しいことなのです。
長野なんかだと素晴らしい手打ち蕎麦屋さんこそ
町中ではなくうんっっと引っ込んだ山奥にひっそりあって
しかも営業時間は実質昼間2時間のみ!
なんてのがあるあるですのでね〜(^^;)
めっちゃ難易度が高いわけです。
とはいえ、ここは便利な場所にあるので人気も爆発。
私が行ったこの日は店の前に10人ほどの行列ができていた。
ひょえ〜〜!行列はいいんですが
とにかくお蕎麦が売り切れないか、それだけが心配!!
外観
玄関
(画像は退店時)
列をジリジリと進み、最後は玄関の中で待つ。
何度も来ているのでなんとも思っていなかったが
こうして見るとすごく家庭的な店舗なんだなあ〜
客席はほのぼのとした畳の空間。
しかしほのぼのとできるのは一瞬です。
これからほぼ戦いです。
メニュー把握能力には自信のある私だが
ここのメニューの難易度はかなり高い。
ね、難しいでしょうー!?
とにかくお蕎麦は5種類もあります。
そしてその全部が絶品なので
先ほど行列に並び出した時から
どれか売り切れていないかが心配で心配で
お蕎麦も喉を通らないような数十分を過ごしてまいりました。
まあ5種類もあって、これだけ並んでたら
絶対どれかは売り切れてるよね・・・
ところが、めちゃめちゃドキドキしながら確認すると
なんと、今は全部あるとのこと!
すごーーい!!やったあああああーー!!
(尋ねた客室担当の男性は店主ではないのだが
めっちゃフリーダムな方で可笑しかったです(笑)
もう一人のおばちゃまはすんごーく感じの良い方!)
おつまみメニューも色々惹かれるのだが
残念ながら今私のお腹は5種のお蕎麦のご予約でいっぱいなので
ここはスルーしなくてなりませぬ。
とにかくお蕎麦を5種全部食べられるよう、
「土日限定の食べ比べ十割蕎麦4種」+「二八蕎麦」
お願いしまーーーす!!
ちなみにそれぞれのお蕎麦の説明はこんな感じ。
⚫️「限定荒挽き」
上村下栗の手刈り天日干しの今日では入手し難い貴重な玄そば
小さな石日で挽いた荒い粉と大きな石日で挽いた細かい粉を
すこし調整して蕎麦粉十割打ちにしました
⚫️「韃靼そば」
ダッタン番麦粉と生粉蕎麦の蕎麦粉を同割にして
ダッタン蕎麦の食べ難さを調整しています。 蕎麦粉10割です
ダッタン蕎麦粉のみ粉の状態で仕入れています
⚫️「生粉そば」
北海道産の黒い皮をむいたむきそばを十割で細打ちにしています
⚫️「玄生粉そば」
馬頭産 開田産 北海道産いずれかの玄蕎麦を十割打ちです
皮を挽きこんでいるため黒く仕上がっています
⚫️「二八そば」
馬頭町の露久保一夫さんが手塩にかけて
栽培してくださった玄そばを使っています
開田高原産に変更になる時もあります
さて。
いざいざいざーーーーーーーーーーっ!!!
蕎麦全景
ぎゃああああああああ
とっっ
ときめきすぎてどうしたら!?!?
5種類という数もさることながら、
とにかく一つ一つのお蕎麦が放つオーラ、パワーがただ事はない。
息を呑んで固まるしかないほどの輝き・・・
眩しすぎて、胸がいっぱいで、もう食べずに泣いてもいいかも(迷惑)!!
まずは落ち着いて一つ一つと向き合い、
その佇まい、その肌、纏う香りを
できるだけクイックに愛でてからいただきましょう。
左「限定荒挽き」と右「生粉そば」
いやいやいやいや・・・
クイックに愛でるって無理でしょこれじゃーーー?
なんという強烈な魅力。
粗挽きも生粉そばも、それぞれに素晴らしすぎて
食べる前からもうブッ倒れそう!!!
これはやばい。完全にやばい。
どっちも超絶に美味しいのが伝わりすぎて胸が苦しい!!
「限定荒挽き」
もう拍手するしかない、この風貌。
よくぞここまで・・・というものすごい粗挽きっぷりである。
手繰りあげるとフワーッと濃厚に香る、熟成のナッティーな香り。
しかし嫌味はこれっぽっちもなく、熟成一歩手前の最高の香りだ。
蕎麦一本一本が暴れて手繰りづらい感じがあるが
それをなだめて口に含むと、ポコポコとした節を感じる舌触り。
ハラッハラぱらぱらぽろぽろ?とても個性的な質感なのだが
総合的に言ってとにかくめちゃらくちゃらに美味しい!!!!
澄んだ美しいナッティーな香りと、噛み締めて広がる甘み、
そしてこの素朴極まる不思議な質感・・・
あああ〜 一発目でもう壊れそうなんですけどーー!!
「生粉そば」
こちらは5種類の中で一番繊細な極細。
その儚さ、美しさは
「あなたを食べていいんですか?」
と聞きたくなってしまうほどの尊さである。
最初の香りは、まさに北海道の蕎麦を思わせる爽やかな野生。
(これは北海道と聞かなくてもわかる、わかりやすい香り!)
それがだんだんまろやかな穀物感のある香りに変化していくのが嬉しい。
食感も変化し、最初は繊細なはらっはらした感じだったのが
だんだんしなやかになっていった。
なんとか形容せねばとごちゃごちゃ書いたが
食べた感じとしてその全てが最高レベルに素晴らしく
私は胸撃ち抜かれて上半身をまっすぐ保つのが難しいほど
べろんべろんに陶酔しながら食べた。
最高すぎる!!幸せすぎる〜〜!!
そしてお次もまた個性派でありつつ最高なお二人!!
左「韃靼そば」と右「玄生粉そば」
「韃靼そば」
(もうあまりの興奮に全身ぐにゃぐにゃだったらしく
珍しくこんなピンボケしか撮れてなかったあー!(泣))
緑とか黄色を帯びた独特のずっしり感のある肌色。
写真の印象以上に極細で、みずみずしくふるふるした食感。
香りは、これは私が韃靼そばによく感じる香りの要素なのだが
墨とか黴に近い、渋ーーい香り(例えは悪いがそういう穀物の香りなのです)。
味わいは韃靼独特の深い苦みがあり、韃靼も大好きな私には
たまらなく美味しいです。
それが汁をつけると、せっかくのその独特の香りも味わいも
ほとんどわかんなくなっちゃうので超不思議!!
というわけで、私はどこのお蕎麦屋さんに行っても
蕎麦汁を全く使わないまま完食しちゃう大悪党に
育ってしまったのですよね〜(≧∇≦)♡(よいこは真似をしてはいけません)
「玄生粉そば」
こちらは、さらにさらに極細!!
この儚さ、繊細さ・・・
さながらビスクドールのような、
触れてはならない尊さをたたえている。
ときめきまくりながら香りを寄せると
あらら?これはとっても変わった香り!!
なんというのでしょう・・・
相変わらず言葉が悪くて申し訳ないのだが
渋すぎる畳みたいな野生??
しかしそれはトップノートのみで、
それがだんだん、黒く渋いたまらなくかぐわしい香りに変化していった。
食感はきこのほうがちょっと繊細さがエキセントリックだけどこっちもすごい繊細
だんだんしなやか
ふんわり超極細
最初の香りにびっくり
かわってる、渋すぎる畳みたいな野生
それがだんだん非常にかぐわしき
くろいしぶいかおりになった
食感は「生粉そば」の方がさらに、エキセントリックなまでの繊細さを感じたが
こちらも滅多にお目にかかれないような極細、繊細。
この粗挽きで、こんな繊細でこれだけしなやかな十割って、
ありえないですよね!?魔法使いなんですか???
うーん、どのお蕎麦を食べても完璧すぎて、魅力爆発すぎて、
私は完全にぶっ壊れてきています・・・
はにゃはにゃ・・・もうどうにでもしてください・・・
さて、最後の「二八蕎麦」。
他の蕎麦と比べると赤みを帯びた肌。
おや?これは珍しくも最初の香りはゼロでした。
ところが、これも後から、青畳のような、爽やかな野生が膨らんできます。
むっちりしたコシがあるが、それが弾むような強さではなく
ひじょーーーうにやわらかでやさしい食感なところがニクイ。
素晴らしすぎる。
こんなものすごい蕎麦スター様たちの旨みが
大量に溶け出した蕎麦湯がおいしくないわけがない。
蕎麦湯
いやーーーー!!!
これもお金払わないと申し訳ないような美味しさ!!
めくるめく、嵐のような恋のひとときを過ごして
店を出ると13時15分。
しかしもうとっくに「売切れ」の看板が出ている。
ここは11時30分の開店なので
実質1時間45分の営業時間!!
もはやこれは、ブロードウェイとかロンドンのウェストエンドに匹敵する
舞台、ショーみたいなものだな、とすら感じられてくる。
1時間45分という短い時間の間に
どれだけの物語と感動がここで生まれたのだろう。
(流石に畳に倒れ込んで咽び泣きそうそうになってる奴は
私くらいかもしれないが(笑))
山梨に「専心庵」があって良かった。
行くたびに興奮しすぎて心もお腹もえらいことになりますが
またすぐ行きますよー!
今度はまたBさんと行きたいな♡
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