2022年05月31日
登山日記「尾瀬・水芭蕉ハイキング」2022/5
今年もやってきました、
尾瀬・水芭蕉ハイキング♡
今年は去年より1週間遅く来たというのに
雪がまだまだしっかり残ってきてびっくり。
しかも今回は直前に大雨が降ったようで
全体的になんとなく泥まみれ+こんなに水量が多い尾瀬湿原ははじめてでした。
でも心配してた水芭蕉は盛りで最高でした〜!
水芭蕉って水の中でも綺麗に咲けるのがすごいですよねえ〜♡
ザゼンソウにもはじめて出会えたし
雪の残る湿原でのお昼寝タイムも最高でした。
事件としては、昨年の白馬大池テント泊で山の水に当たって(?)
洗顔した顔がパンパンに赤く腫れ上がったあの事件の
手バージョンが起こりましたΣ( ̄Д ̄;)。
立ち寄った山小屋でトイレに入った時に流しで手を洗っただけなのですが
白馬大池の時と同じく飲用不可と書いてありました(後で気付きました)。
私がこの手の水に弱いタチなのか、だんだん手がパンパンに赤く腫れ上がり
グーもできないくらいになり焦りました。
前回も今回も一体なんなんだ!?私だけなのか?と思っていたら
帰り際、鳩待峠でバスを待っている時に
「私なんだか手が腫れて指が曲がらない〜」
「私もさっきから手が浮腫んでるよ!」
と話す山ガール4人組に遭遇。
ええー!是非話を聞きたい!!と思ったのですが
別々のバスに振り分けられてしまい、話が聞けなかったのが残念でした💦
私は6時間くらい腫れていましたが
手は顔よりだいぶ皮膚が厚くて丈夫だからか
そのあと温泉入ったら呆気なく治りました!
顔の時は治るのに3日以上かかったので、よかったあああ(T_T)♡
温泉のあとはもちろん、お蕎麦でした♡
7:15、鳩待峠を元気にしゅっぱーつ!!
この日は何度か、この歩荷さんと一緒になりました。
ドリンクばかりで相当重そうなのに
足の早さはさすがプロ!
山の鼻までの道にはこんなに雪が残っているところもあり
ツルンツルンで怖かったです。
こんなところも歩荷さんは長靴でタッタッタッと行ってしまうのだからすごい!
水芭蕉の群生!
結構寒くて結局一日中
ソフトシェルジャケット+レインウェアも着っぱなしでした。
「春泥の中に生まれたお姫様」彩子
水芭蕉は育ってくると葉っぱが巨大になっちゃうので
これくらいの時が可愛いです
去年登った至仏山。
まだまだ雪を被っていて美しい!
至仏山!今年も登り来るからねー♡
水芭蕉ちゃん達は木道の間に咲くのが大好き。
木道の間の水芭蕉。この子達は普通に可愛いですが・・・
この子は、なんか笑えました!
アゴから上だけ出してこっち覗いてるイタズラ坊主?
つげ義春的なシュールさも感じる。
木道の間にはリュウキンカも♡
ザゼンソウに初めて出会えて感激!
写真だとグロテスクに見えますが
実際見ると本当に御堂の中で座禅を組んでいるような
慎ましい雰囲気があります
ショウジョウバカマも
ほんっっっのちょっぴりだけ咲いていました
オオタチツボスミレ
燧ヶ岳(ひうちがたけ)。
逆さヒウチを狙いましたが、雲が多くて難しく・・・
このカットだけ辛うじて
逆さヒウチになって、ますよね!? (≧∇≦)
ランチは至仏山を眺めつつコレ!
今日はシーフードプロ。
プロって名前が毎回笑っちゃうけど
私のカップヌードルベスト3に入ってます
見本園の奥にはこんなに雪が残っているエリアが。
この辺りまで来るとほとんど人も居なくて
あまりの気持ちよさにしばらくベンチでお昼寝しちゃいました。
最高に贅沢な時間
今日一日で33600歩、歩きました!
最後、鳩待峠でエネルギー切れとなり「花豆ソフト」。
甘いもの苦手なのでソフトクリームには連敗気味ですが
これは豆のおかげで普通のソフトクリームより素朴な感じで
甘さも控えめ。おいしーー!
問題の手の写真。
全然普通じゃん?とお思いかもしれませんが
私はもともと手指が細すぎて(薬指4号サイズ)、
手の甲は血管だらけ、指もシワシワなのがコンプレックスな人。
この時は二回りくらい大きく膨れてるので
こんなにシワのない自分の手は初めて見ました(当社比)。
2022年05月30日
渋谷「雷庵」
誕生日の夜は、
「シャレオツ・スタイリッシュ蕎麦ダイニングバー」へ〜 (≧∇≦)
普段ならなかなか足が向かない場所に行くのは
ハレの日っぽくて楽しい♡
渋谷駅からほど近いのに静かなロケーション。
聞かなければまさかこれが手打ち蕎麦屋さんとは
わからないだろう。
ここは普通のお蕎麦屋さんとは一線を画すタイプの手打ち蕎麦店。
とにかくスタイリッシュでかっこよくて、
スタイルを楽しむ手打ち蕎麦屋とでも言おうか。
そして全体に量は少なめ、お値段は高級なものですから
本日のようにランチで暴れすぎた(笑)お誕生日の夜に
ぴったりなんですよね〜 (≧∇≦)
まずはメニューをご覧ください。
「せいろ 900円」
あれ、別に高級価格ではないのでは??
と思いますよね!
ところが下の方を見ると
蕎麦少しだけ多め(40g) +380円
蕎麦大盛り (80g) +680円
という表記に釘付けになります。
そう、こちらの「せいろ 900円」は80g なんです!!( °o°)
どうしよう、5枚くらい食べちゃいそう・・・!!
というわけで、ランチで暴れてお腹いっぱい気味で、
しかもお祝いしていただける本日を狙って
参った次第でございます(笑)。
まずはクラフトビールでかんぱーい!
ゴールデンエールのT.Y. Harbor。
クラフトビールとしてはホップの香りがあまりしなくて
プレモルみたいな味に感じちゃいましたが
今夜は少食モードでお上品な私なので(?笑)
これはこれでいいかな〜?
コースメニューはこんな感じ。
今日はお腹いっぱいにつき最低限のアラカルトでいきたいと思います!
「前菜三種盛り(1人前)」1400円
予想より相当こぢんまりとした姿で現れました三種盛り。
「季節野菜のゼリー寄せ」
「鮎甘露煮」
「和牛ロースト」
「季節野菜のゼリー寄せ」は
野菜の味わいがフレッシュでとても美味しい。
ちょっとジュレの味付けが濃すぎるのが私には残念だったが
お酒に合わせる用と考えたら
これくらいのほうがいいのかもしれない。
「鮎甘露煮」 、すっごく美味しい!
ほろっとした身の質感も、甘すぎず上品でありながら
しっかり旨みは感じる味付けも素晴らしい。
「和牛ロースト」は、歯応えがあるお肉好きの私にも
ちょっと硬かったかも〜
噛んでも噛んでも繊維が口に残っちゃった(^^;)
でも「脂とろけるシャトーブリアン」とかよりは
こういう噛み応え満載のお肉の方が
ずっと好きな縄文人彩子( ̄▽ ̄)
ウニもかなりミョウバン強めでしたが
でもウニ載ってると見栄えがするし
やっぱり嬉しいんだなあ〜
そしてやっぱり、お蕎麦は大盛りにしちゃいました〜!
(先程、今日はお腹いっぱいだとか少量食べるとか
ほざいていた輩が居たような気がしますが誰でしたっけねー?(笑))
だって80gって、
そんな短い間の逢瀬って、
せつなすぎますもの・・・
「せいろ(大盛り)160g」1580円
余計な装飾を一切排除した、
簡素で素朴な蕎麦の景色。
こんな絶景を、渋谷駅にほど近い
イマドキなダイニングバーで拝めるというだけで
私は感激、感無量である。
こういうお店も、あるべきなのだ!
見るからにエッジが立ち、
しっかりした質感を伺わせる輪郭線。
箸先から香りを寄せると・・・
うわーーー!素晴らしい香りでございます!!
フレッシュで爽やかな野生。
それがしかもシャープな感じの野生ではなく、
やさしく美しい〜〜イメージの野生。
これは素晴らしい!
口に含むと質感はやはりかなり硬め。。
太さのわりにモグモグ噛む蕎麦である。
しかし噛みしめる度に生まれる香り、味わいもまた素晴らしい。
わざとゆっくり食べると、狙い通りだんだんやさしい食感になったが、
このお蕎麦はなかなか足が早くて、ここまでくるとのびるギリ手前。
さっさと食べたほうがよさそうだ。
でもこの頃になると味わいもさらにふっくら厚ぼったくなり
さらに美味しくなった。
山形の蕎麦、九一。
蕎麦の香りが素晴らしかったので
蕎麦汁は案の定最後まで一度もつけることはできなかったが
(良い子は真似をしてはいけません(笑))
ここの蕎麦汁はなかなか個性的。
キュンッと酸味が強くて濃厚、甘みはそこまでないのだが
平たく横に広がってりタテに膨らむ感じがない。
(相変わらず私の味の表現って人に通じないと思う(笑))
もうちょっとまろやかさがあるといいかな〜?
そしてバースデーガールは調子に乗って
気になってたこちらもいっちゃいます (≧∇≦)
「シラスと生雲丹とイクラのまぜ蕎麦」2180円
すごーーーーい!おいしそう〜〜〜♡
と言いつつ、実は私はイクラが載ったお蕎麦というものに
あまりよい記憶がない。
イクラが大好きなので「美味しそう〜♡」と思って頼んでも
お蕎麦というものの形状、質感のせいか
ごはんのようにはイクラをつなぎ止めてくれず
イクラさんとお蕎麦さんは
ほぼ一緒に口に入ってきてはくれないのだ。
一度「イクラの冷かけ」というものを食べた時は
広い汁の海をイクラちゃん達が好き放題駆け巡り、
お箸で捕まえようにも1粒ずつしか絶対に捕獲できず
イクラとイクラとイクラを追いかけ回しているうちに食べ終わった、
という記憶しか残らなかったこともある(笑)。
そんな中性懲りもなく頼んだ、
バースデー雲丹イクラしらす蕎麦は如何に・・・
うっほーーーーー!!
これは、素晴らしく美味しいーー!!
まず冷かけでなくぶっかけタイプなので
必要以上にイクラちゃん駆け巡りません。
とは言え、やはりイクラとお蕎麦は、
質感的にはあまり相性はよくないので
一緒に口に入ってきづらいのは確か。
でも、この「シラスと生雲丹とイクラのまぜ蕎麦」は
食べる前によく混ぜたこともあってか、
とにかくイクラとか雲丹の風味がお蕎麦全体に染み渡っていて
イクラや雲丹が個体として口に入らなくても
ずーっと雲丹やイクラ、しらすの味わいが楽しめるんです。
前菜では気になったミョウバン香もここでは全然気にならず
お蕎麦の硬めの質感や濃いめの汁もこの種物にはピッタリ。
美味しいぃいぃいぃ〜〜〜!!
2杯くらいペロリといけそうだけど2杯食べたら
すごい金額になっちゃいますね (≧∇≦)
(それよりお腹いっぱいって言ってたのは誰なのか)
気づけばもうすっかり陽が落ちて
都会のダイニングバーらしいムードが
いっそうムンムンしております。
外国人の姿もチラホラ見え、
こういう形でも日本の手打ち蕎麦が世界に紹介されることが
私は嬉しくてならない。
こういうお店も、あるべきなのだ!
彼らがシャンパンを楽しむ同じカウンターで
同じくらい楽しんでいる私の手には・・・
蕎麦湯♡♡♡♡♡
かなりの濃厚ポタージュでびっくり。
しかも濃厚なだけじゃなく、蕎麦粉の質の良さがうかがえる
大変に美味しい蕎麦湯だ。
店を出れば、初夏らしい空気の中に
少しのひんやり感も感じる5月の夜。
楽しい誕生日の思い出とともに
このままどこまでも歩きたくなる。
というわけで、ハイヒールなのに
青山一丁目まで歩いちゃいました〜 (≧∇≦)
2022年05月23日
富山「神通町 田村」
高遠彩子、10年に一度するかしないかの
大マチガイをかましましたーっ!!
私としては大変ショッキングな事件ではありましたが、
いろいろ発見もあり、人気の訳もわかり
これはこれで良い経験だったので紹介してみようと思います〜
まず言い訳としては、
急に富山市でお蕎麦を食べることになり、
事前リサーチ、お店選びの時間がごく短かった。
しかしその短いリサーチの中で、
なんと6種類の産地の違うお蕎麦を食べ比べできるという
かなり人気のお店を発見し、面白そうなのでそこに決めました!
なんと、もりそばが一枚980〜1330円。
産地によって値段が変わるという、高級店であります。
たどり着いてみると、さすが人気のお店だけあって
行列ができています。
入り口の用紙に名前を書いて5組ぶん待ってようやく入れました。
お店はとても綺麗で、思ったよりかなり広々。
大きなガラス窓や中庭、吹き抜けなどのデザインが
実にうまく使われていて、
なんだか高級な邸宅に来たようなイメージ。
おっしゃれなお蕎麦屋さんだなあー!
気になるお蕎麦のメニューはこちら。
じゃーーーん!
いろいろと、すっごいですよね!?
まずこんなにたくさんお蕎麦の種類があることがすごい。
そしてその産地のセレクションが面白い。
そしてそして、お値段もかなりすごい。
また今日の「月替わりのお蕎麦」は信州だが、
「月替わりのお蕎麦」は年間スケジュールが決まっている。
挽き方もくわしく解説されています。
気合入ってるなあ〜!
何より私にとって大問題なのは、
6種類もあるのに「二種もり」などというメニューはないので
今あるお蕎麦は絶対に全部食べたい私は
6枚ぶん食べなくてはいけないということ。(◎_◎;)
そりゃいくら私でも無理ですー!
(本日は2名で来ているので実質一人3枚分ですが、
実はこの後2軒めも予定しております笑)
というわけで断腸の思いで6枚の中から4枚、
選ぶことにしました。
私のお蕎麦人生で初めてです、
愛するお蕎麦の選別をするなんて!!(号泣)
まずはお蕎麦の前に・・・
「黄金タモギ茸の天ぷら」
独特の香りがあると言われている、愛知県東海市産のタモギ茸。
その天ぷらがあり、面白いのでぜひと思ってオーダーしてみました。
ところがなぜか、これといった香りも味もなく・・・
表面はカリッとしているのに食べるとなんとなくもっちゃりしていて〜
(衣のせいかタモギ茸のせいかよくわからず)
ちょっと不思議な天ぷらでした。
蕎麦前をもう少し楽しみたいところですが、
今日はとにかくお蕎麦をたくさん食べる予定なので
そうも言ってられません。
早くもお蕎麦なのですが、
もりそばをいっぺんに4枚も頼むとこういうことになります (^^;)
蕎麦猪口軍団!!
ここはおかわり蕎麦とかないので、
蕎麦汁もしっかり4つ来ちゃいました〜
そして断腸決断力で選んだ4枚のうち
トップバッターはこの方。
「鳥海山(山形)」
見るからにつるっつる、つやっつやの黒い肌。
今見ればよくわかるのですが
この時の私はなぜかまだ分かりませんでした〜
箸先から寄せた香りは、残念ながらほぼ何もなし・・・
ひとくち食べてみて、あーーっ!!と、やっとここでわかりました。
このお蕎麦なんと!!
手打ち蕎麦ではありませんでしたー!
( °o°)
私はどんなお蕎麦屋さんに行く時も必ず事前リサーチをし、
手打ちかどうかを調べるのはその中で最優先事項。
お蕎麦アップの写真を見れば大体わかるので
(判別できない時は打ち場の写真を探したり検索したり)、
こういう間違いはほぼしたことがないのです。
でもこのお蕎麦を食べた瞬間、
食感があまりにもこの時体験したお蕎麦にそっくりで!!
つるんっつるんのムニュンッムニュン。
そして香りがないと書きましたが、とにかくキンッキンに冷たく〆られているので、
そのせいもあるかと思い、少し待ってみました。
(待つと香りが出る蕎麦と逆に消えていく蕎麦もある)
しかし残念ながら香りは伸びず・・・。
粗挽きのザラチク感が時折感じられるのは楽しい刺激だったが、
とにかく香りがなく、味わいもごくかすかに感じられる程度でございました・・・。
という感じで、この後やってきた、
「山田(富山)」
「越前(福井)」
「信州(長野・八ヶ岳)」
全てがキンキンに冷たい、超つるんつるんのむにゅんむにゅん!
香りも味わいもごくわずかにあるか、ないかでした。
(越前はごく微かにではあるが、黒っぽいゴマのような香ばしさを感知でき、
信州は中では一番しっかり、八ヶ岳産らしい野性の香りがあった)
どんなお蕎麦のことも悪く言いたくない私にしては
結構なネガティブワードを並べてしまいましたが
(手打ちと勘違いして入ってきた私が悪いのに)、
しかしここからはポジティブなお話になります(^^)
このあとちょっとミラクルな?出来事がありまして〜
あまりの風味の寂しさに
さすがに蕎麦汁をつけてみようと思った私。
まずはお蕎麦をつけずにひと舐めしてみて、
おおおお!?!?
びっくりです。すごく変わってる。
だけどすんごく美味しい!!
「魚がおいしい富山県に来た」という固定観念というかイメージがあるせいか、
香りを嗅いだだけでなんだかワクワクするくらい、
美味しい海産物の香りがしたのだ。
例えて言うなら「いくらの醤油漬け」みたいな!
わりと甘めなのだがとにかく出汁が東京の蕎麦汁とはまるで違う、
まろやかな、たまらない、なんと言うか・・・
うーんやっぱりいくらの醤油漬けみたいなおいしさ・・・
(↑要はいくらの醤油漬けが大好物な人(笑))
そしてもっと驚いたのは、この蕎麦汁に、
薬味の大根とネギを入れ、お蕎麦をつけて食べると・・・
恐ろしく美味しい。
ナンダコレハ!!
ここのツルンツルンムニュンムニュンのお蕎麦ともめちゃくちゃ合うし、
とにかく蕎麦汁が大変個性的な美味しさなので、
なんだか食べたことのない食べ物のような美味しさでありました。
そして特筆すべきは、この店の雰囲気と客層。
この時の体験のお店と、本日のこの「神通町 田村」は
機械打ち十割であることや価格帯など、かなり共通する部分がある二店なのだが、
この「神通通 田村」は蕎麦汁で魅せてくれたし、とにかく雰囲気がまるで違うのだ。
まず大変心打たれたのはここのスタッフの女性達の接客マナー。
結構たくさんスタッフが居たと思うのだが、どの方もとても上品で感じが良く、
テーブルに器を置く置き方も、これ以上無理というくらい丁寧で静か。
極め付け、隣のテーブルの片付けを新人の女の子とベテランスタッフがしていたのだが、
そのベテランスタッフの指導のあまりの優しさ、そして周りを配慮した小さな声に
私は唸らずにはいられなかった。
店内もとても美しく、冒頭に書いたように高級でおしゃれな邸宅のようなイメージ。
集まっている人たちも、休日のデートを穏やかに楽しむカップルや
おしゃれをして集まったオバチャマグループなど
とにかく、上質でおしゃれな時間、空間を求めてやってきた人が多いように見えた。
私にとって手打ちかどうか、お蕎麦が香ってくれるかどうかは
生きるか死ぬかとは言わないにしても、もうそれはそれは激しく違うのだが、
そんなことはどうでもいいという価値観が、この店には幸せに満ちていた。
どのお客さんも楽しげにメニューを眺め、
お互い違う産地のお蕎麦を選んだりしていた。
こんなふうにお蕎麦が愛されているのも嬉しいなー
そう思いながら、店を後にした。
2022年05月21日
(思い出)松本「そば屋五兵衛」
本日は大好きだった人の思い出話を・・・
松本の五兵衛さん!!
昼のみ営業+大人気店ゆえ
なかなかハードルが高いお店ではありましたが
昔から大好きで何度も行った思い出の超名店。
ついに引退ということで惜しまれつつも閉店され、
大好きだった人の写真を切なく眺める私でございます・・・
こちらはつい昨年2021年5月、
「五兵衛」を目指して上高地のテントを朝出発し、
ギリギリ入れた時の写真です。
店主の体調不良や、コロナということもあり
昔あった「粗挽き生粉打ち蕎麦」や
「五兵衛」の名を冠したぶっかけ蕎麦などはなくなって
メニューはぐっと絞られていました。
クラシック交響曲の流れる店内は
男性のお一人様客が多く、ごく静かな雰囲気。
店の奥さんとスタッフの女性が実に細々とよく働いているのが
目に清々しい。
空いている席もありますがこれは空いているのではなく
12:20にしてもう売り切れ仕舞いとなったからです!( °o°)
「粗挽き生粉打ち蕎麦」がなくなってしまったのは悲しいけれど、
愛しい愛しい五兵衛の「せいろ」を食べられて
嬉しかったーーーーー!!
「せいろ」
っはーーーーー!!
すっっばらしい香りであります!!
たくましさ、香ばしさ、なまなましさ、野生味も全部ある。
これぞ蕎麦という穀物の尊さ!!と叫びたくなるような
土着的な香りだ。
口に含むとかなりみずみずしくちゅるちゅる。
そして香りも濃いが味も濃い〜
ぐわあっっと広がる滋味深さ、香ばしさがたまらん!!
今日はかなり太さにばらつきがあり、
極細からゴンぶとくんまで混在していたが
常々「喉越しってなに?」とか言ってる
かなりおかしな蕎麦好きの私には
それがかえって得した気分 (≧∇≦)
極細のちゅるり感もゴンぶとのもぐもぐ感も
両方楽しめました〜
大好きだったお蕎麦屋さんが閉店してしまう寂しさは
もう何度も何度も経験しているが
私にとってそれは失恋と同じ。
片想いってわかっていたけど・・・
今でも大好きです。
五兵衛さん。
(5月なのに寒い寒い雨の日でした)
2022年05月20日
芝公園「昌平」
周りに店なども少ない静かな通りに、
赤い暖簾が揺れている。
こちらの角度から見ると
外壁に描かれた「手打ちそば」の字体が
ちょっとサイケデリックな感じもあり、不思議な外観?
(下北の古着屋とかにありそう?(^^;;))
しかし暖簾をくぐれば
そこは古き良き大人の蕎麦屋のムード。
こんな感じの雰囲気を出そうとしている
イマドキっぽい店ならいくらでもあるが、
イマドキ要素が全くなく、
素のままでこの雰囲気の蕎麦屋ってなかなかないものだ。
うーーん カッケー!
好きだ!!
この空間、素晴らしい〜
メニューはこの通り、種類豊富。
しかも一品一品のセレクションが
何というか実にスタンダードな渋さで
もうこの辺りからシビレさせられる。
お酒もいいのがズラリ。
こりゃー夜来て飲まなきゃダメだー!
めちゃくちゃ楽しそう!! (≧∇≦)
お蕎麦のメニュー。
種ものメニューもいろいろありますが
例によって右上あたりのみをガン見てしててすみません(^^;)
「せいろ」と「十割」2種類のお蕎麦があるので
もちろん両方行きます!!
あ、待てよ?
「せいろ」の隣に「二盛り」という聞き慣れないのがあるではないか。
これはもしや「二種盛り」かなー?♡
と思って聞いたら残念、これは「せいろ」が倍量くるもので、
「二種盛り」に当たるものはないらしい。ちーん。
それでは「せいろ」と「十割」
一枚ずつお願いしまーす!
「十割そば」
おー!
ありそうであまり見ない、
白木の正方形のせいろにみっしりと盛られた姿。
美しい・・・
見入ればさらに。
繊細な細切りの輪郭線の美しさにまず心を奪われる。
これだけ細切りなのにその肌はいかにも素朴で、
みずみずしく不規則に光を反射し
たまらなく美味しそうだ。
箸先から香りを寄せると、最初に迎えてくれたのは
ふわーっとフレッシュな野生。
うわあ〜素晴らしい!
そして食感がまた最高で、極細の輪郭線が
口中でぱらりとほどけゆく様がたまらない。
コシは控えめだがたしかにそこにあり、
食べながら味、香りが膨らむタイプでもないのだが
なんだかやたらと美味しい。
お値段は高級だがそれだけの価値を感じる素晴らしい蕎麦。
福井産の十割。
「せいろ」
こちらは笊もり。
これも綺麗な笊ですねえ〜
先ほどの「十割そば」で感動した、
肌の繊細かつ素朴な質感はこちらにはさほどないが、
こちらも細切りでみずみずしく美しい。
しかし残念ながらこちらはほとんど香りなく、
味わいも感じるか感じないか程度で、
全体がとにかくすっきりしている。
しかし食感は素晴らしく
口中でぱらりとほどけた先程の十割同様、大変繊細。
こちらの方が若干優しいイメージの食感だが
一本一本が粋に離れる感じと、
意識させない程度のコシが心憎い。
きっとそうだろうなと思ったが、
ここはまた蕎麦汁がいい。
こっくりと濃いのだがすっきりと粋なイメージ。
全てが主張し過ぎず見事に合わさっている
私好みの甘み控えめでありつつ、
とんがり過ぎたところが全くない、成熟、達観した感じ。
ないよなあーこういう汁 意外と!
難を申し上げれば、これだけのよいお店でありながら
お箸が私が苦手なタイプの割り箸であったこと・・・・(T_T)
オシャレ系のお蕎麦屋さんではよく出会うすす竹の割り箸。
そのままでも十分破壊力があるのだが
これが濡れるともうクサイクサイ爆弾でしかなく、
お蕎麦の香りなんて何にもわからなくなっちゃうんです・・・(T_T)
こういう事態に備えて私はいつもマイ箸を持ち歩いているんですが
今日に限って忘れてしまい。(T_T)
しかし、そんな時のために当社が開発した大技、
「お箸でお蕎麦を口に入れる瞬間は鼻からの呼吸を遮断し
お箸を遠ざけてから呼吸を戻す」
というのを展開して切り抜けました!
店には一人客やグループ客が出たり入ったりしていたが
それでもこの店に流れる時間は始終静か。
ここからはオマケの話。
この店のあまりの居心地の良さにぼんやりと寛いでいると
私の一つ空けて隣のカウンター席に
常連らしいサラリーマンのオジサマが座りました。
大変ビッグな体格の方で、やっとカウンター席に収まった感じ。
大変にビッグな方でありながら
スーツは清潔感のあるパリッとした着こなしで
社会的な活躍を感じさせる方でもありました。
私はよく
「この綺麗な人は何を食べてこんなに綺麗なんだろう?」とか
「このビッグな方は何を食べてこんなにビッグなんだろう?」と
余計な興味を持ってしまう方なので
今日も気になって見るともなしに見ていたのだ。
よくあるボリュームランチみたいなものは
こんな渋いお蕎麦屋さんにはないような?・・・と(^^;)
ところがこれがあったんですねえ〜
オジサマが頼んだメニューは、壁にあった期間限定メニュー。
もちろん下の段のヤツ、もちろんライス付きです!
「角煮入りカレーうどん ライス付き」!
美味しそうですね〜 (≧∇≦)
しかもですよ、この角煮入りカレーうどんのオーダーに続けて
さらにオジサマは
「今日おかずなに?」
と訊くではありませんか。
えっおかず?そんなのあった!?と思っていると
すかさずお店の奥さんが
「今日おかずなにー!」
と厨房に聞き、
厨房の店主 「メンチカツ!」
オジサマ 「じゃあそれで!」
とテンポよくセットに決定。
え、なんですかなんですか今のは〜!と
あらためてメニューを見てみると
これか!
左上に
「お昼の時間帯のみ」
というセットメニューがあり、
330円でごはんとおかずとおしんこがつけられちゃうのですって!
というわけでそのオジサマはめでたく
「角煮入りカレーうどんとメンチカツとごはん」
というすんごいボリュームランチを食べられたのでした (≧∇≦)
私から見ればこれだけお蕎麦が美味しい店で
その選択はあまりにも私とかけ離れた世界であり、
ほえーーっ!!と感心してしまうくらいのインパクトがありましたが・・・
そのオジサマからしたら昼時に
一人で目の前に大きなお盆を二つ並べて
「せいろ」と「十割そば」を汁もつけずにズルズル完食しちゃう
私の方がよっぽど変なヤツ!!宇宙人!!
ハァイその通りです〜すみませんでした (≧∇≦)
2022年05月18日
東十条「一東菴」
告白します。
こちらは、数ある名店の中でも
私が「書きたくない店」、最上位に上がってくるお店であります。
だって・・・
素晴らし過ぎて、
好き過ぎて、
想いばかり爆発して、
もうどうしていいかわからないんですーーー(>_<) !!
大きな看板などはないけれど
名店は連日予約でいっぱいの大人気ぶり。
店構えそのものはストイックな純和風のイメージなのだが、
この季節は色とりどりの花々に囲まれて
なんて幸せな眺めだろう。
お花畑の奥から小人さんがコロコロ駆け出してきそうだ。
店に入る瞬間、
もう小躍りしそうにワクワクしちゃって
顔はヘラヘラ笑っております〜 (≧∇≦)
冒頭で書きたくない店と申しましたが、
ここはもうなんと言うか、
一言で言うと天国のような場所なのです。
あたたかな雰囲気で居心地最高の、美しい店内。
とんでもなく美味しいものや、
ぶっ倒れるほどものすごいお蕎麦がドコドコ出てきて、
お酒も美味しく、店主夫妻の人柄も素晴らし過ぎて、
私などの筆ではもう書きようがなく、
ただただヤバイとか泣けるとか死んじゃうとか
極めて貧困な感嘆詞しか出てこないのであります。
なので本日はできるだけ冷静に、事務的に、
筆を進めて参る所存・・・(無理だな( ̄▽ ̄))
まずは、ウキウキランランとお酒を選びます〜
「ふもと井」と「四季桜」。
「ふもと井」は入り口から厚みがあって大人の味。
大好きな「四季桜」はすっきり上品だけど
後半膨らむコクがあってやっぱり美味しいなあ〜
このお通しも大好きー♡
さてさて肝心のメニューでありますが
ぱっと見は、割とシンプルなんです。
ところが実際はシンプルとかそういう次元の話ではございません。
壁にもめちゃくちゃ美味しそうな
旬のメニューがいろいろありまして〜
そして百聞は一見に如かず。
宇宙をブチ抜くような、三尺玉大花火のような世界が
この後一気に続きます。
行きますよ・・・
どぉーーーーん!!
すっ
すっ
すてきすぎてっっ 嬉しすぎちゃってっっっ
胸がいっぱいでもう私は故障しました!!
なんという、なんという、美味しそうさ・・・
とにかくひとつひとつのお料理が放つ、
なんというか・・・あたたかなオーラとでも申しましょうか、
センスと、腕と、手間暇と、美味しいと思ってもらいたいという真心が
バヒンバヒンに伝わってきて、
お箸を手に取るのも忘れてただただ感激して見入ってしまう。
いよいよ意を決して食べ始めると感激はさらに!!
手前の蕗味噌にはやわらかな蕎麦の実。ハートを掴まれました。
かまぼこの上の海苔にはワサビが効かせてあってニクイ。
トマトの上には梅くらげと海苔。
意外ですが全部一緒に口に入れると魅惑のマリアージュにびっくり。
ホタルイカは上品なやわらかさが最高。
その下には菜の花も潜んで、海山の春の喜びがこの小さな一皿に〜♡
そして私が悶絶したのはその奥の、湯葉豆腐。
濃厚とろとろのお豆腐の上に湯葉が載っているのですが
なんですかこのお豆腐の美味しさは!湯葉もすごすぎる。
これこの10倍くらい食べたい・・・ (≧∇≦)
手前は昆布としらすと海苔の佃煮。佃煮は自家製とか!?
こんなの飲んじゃうからやめてー (≧∇≦)
その奥のポテサラがまた絶品。
ポテサラという食べ物にいまいち興味が薄い私ですが
これは海苔入りってところがニクすぎでして!
胡椒が効いて大人のポテサラでして!
めちゃめちゃおいしい〜!!
右奥はもずく。細かくて上質。
そこに黒酢かな?コクのある酸味がいい。
気になる左手前の可愛いのは、苺の白和え♡
こういう意外そうなメニューが
しっかりバッチリ美味しいところに着地しているのがさすがすぎます。
その右、単品メニューでも頼める浸し豆は私の大好物!
おいしいよう〜これもこの10倍食べたい〜
左手の玉子焼きは本当に上品なうす味、うす甘、
そしてひんやりつめた〜い。
右の蕎麦豆腐?は濃厚な質感ながら味わいは割とすっきり。
汁が美味しい〜
そしてなんてったって最奥の鴨ロース煮であります!!
ここの鴨ロース煮はその名前で呼んでいていいのか分からないほど
別次元の美味しさ。
フォアグラですか?もしくはテリーヌ??
とにかくグランメゾンで恭しく出されるどんな鴨料理よりも
こっちが美味しいに決まってるでしょ!!
と断言したくなる、完璧を超えた美味しさ。
完成度が高すぎますって一東菴さん!!
そして、もったいなくて最後まで取っておいた煮穴子。
大根とろっとろ♡
穴子うまーー!!
私は穴子とか鰻の臭みにめやたら敏感な面倒臭い奴なのだが
こちらはもちろん臭みなど全くなく、
ちょっと煮凝りっぽくなっていて
もうもうもう、泣ける美味しさ〜(T_T)♡
ハァハァ・・・
最初の「酒肴おすすめ」の盛り合わせがあまりにも凄すぎて
お蕎麦が出てくる前に完全に消耗してしまいそうだ・・・
(冷静に事務的に書くって言ってたの誰だっけ)
乾坤一。
澄み渡るすっきり感ながら、ジーッと下に支えがあって
おいっしい〜
すっきりが好きだけどひたすらすっきりは寂しい私。
こういうの、だーーいすき!!
「ホタテ、たけのこ、蕗の薹の天ぷら」
好きなものだらけの天ぷら!♡
蕗の薹の香りにヤラレました〜
そして
なんの心の準備もできていない私に
もんんのすごい爆弾が届き、ハートが破裂しました。
ナンデスカこの見たことないくらい
キョーレツなミドリのそばがきはぁぁーーーーー!!!
いやいやいや・・・
いやいやいやいや・・・
こんなものすごい緑っぷり、この粗挽きっぷりって!!
見入るほどに目も心も奪われる、透き通るような美しい緑。
粗挽きの蕎麦粒子たちの鮮やかな彩り、表情。
とにかく見た目だけでもびっくりで、
早刈り前の蕎麦畑に頭を突っ込んだような感動がある。
瞬きができない。
一口食べたらもう笑いが止まらない。
アッハッハハハッハ〜〜〜美味しすぎますってーー!! (≧∇≦)
香りがなま!美しいなま!
最高の蕎麦畑の中の、
めちゃくちゃフレッシュで澄んだ美しい香りだけを集めたような、
かぐわしさのカタマリ!!
しかもこのどろねぱっとした質感の中で感じる
粒々が素敵すぎる・・・
恍惚あまってもう早くも上半身が傾いてます・・・
山形は鶴岡市、越沢(こえさわ)の幻の在来種、三角そば!♡
そばがきの興奮で打ち上がったまま
宇宙から帰ってこられない私でありますが
このあと間髪入れずに蕎麦切りの部に突入いたします。
ここは蕎麦猪口も汁入れも、
個性的で本当に可愛らしい。
蕎麦猪口の底にはこんなかわいいひつじさんが!♡
一枚目「千葉・成田」
見た瞬間、またまた笑い出してしまいました。
またしてもものすごい緑!!ありえない緑!!
ここではこの色がスタンダードなんですか!? (≧∇≦)
あまりの美しさに激写が止まりません。
本当に、肉眼で見ているのに信じられないような美しい緑なのだ。
尊くて、大切すぎて、食べるのがもったいないけど
食べる前からガンガン飛んでくる香りが凄すぎます!!
蕎麦の香りの美しいところだけをふわっと軽やかに集めた、
天女の羽衣のような香り。
そしてこれまた、ひとくち食べて笑いが止まらなくなりました。
極細の繊細さが尋常ではない。
このコシ、舌触り、
何がどうしたらここまで繊細な美しさになりますか??
味わいもふわっと軽いのに口中全てを染める美しさ。(もう日本語が崩壊)
あああああああ
おいしすぎます大好きです・・・
成田・上野さんのお蕎麦。
二枚目「長野・南相木 南相木在来」
打って変わってこの黒さ、粗挽きっぷり。
すごぉ〜〜〜い♡♡♡
っはーーーーーー
なんという肌。なんという輪郭線。
透明感のある褐色の肌には無数のホシが浮かび、
こういう蕎麦はもっとたくましい印象の蕎麦がほとんどだと思うが
この蕎麦のなんともデリケートで繊細な表情に目を見張る。
箸先から香りを寄せると
黒く香ばしく、それでいてとんでもなく美しい香り!!
この美しい黒い香ばしさはすごい。
食感としては見た目の通りのジャキジャキなのだが
全体の質感、舌触りはハラハラと儚いまでに繊細。
共存し得ない相反する特徴のようだが
とにかく全体の印象はどこまでもやさしく繊細なのだ。
その繊細さをそっと噛み締めると、
黒く美しい香ばしさがホワッと膨らむ。
あああ〜〜おいしい〜おいしすぎる〜〜〜〜〜〜
三枚目「島根・美郷 さひめそば」
写真では伝わりにくいかもしれないが
これも素晴らしい緑である。
こんな美しい色のお蕎麦には滅多に出会えるものではないのに
今日ここでそんな色のお蕎麦にしかあっていないという
驚愕の現実!!
っはぁーーーーーーー!!
香りが、ふっくら!!♡♡♡
フレッシュな青さに加え、炊き立ての極上米のようなふっくら感が
たまらないかぐわしさ。
口に含むと、繊細な細切りながら
今までで一番太めでもっちりした印象。
これ以上無理なくらい美しく切り揃えられているのに
繊細な手作り感、手捻り感のある食感が奇跡のよう。
これまた写真では伝わりづらいかもしれないが
一般的な量よりかなり少ないので、
写真の印象よりずっと細く繊細なのだ。
コレも大好き、最高・・・(T_T)♡
何事も好みがはっきりしている私だが
今日のお蕎麦はぜんぶぜんぶ好きすぎて
もう何が何だかわかりません!!
四枚目「徳島・祖谷 祖谷在来」
わー!この器もオッシャレだなあ〜
そしてまたまた!お蕎麦がっっっ
これは・・・絶対にすごい香りのする肌だ!!
キターーーーーーー
深く香ばしいナッツ感!!
しかしよくあるずっしり甘いナッツ感とは一線を画す
まさにこの一東菴らしい、清澄ナッティーちゃんである。
ナッツ感と共にい草のような渋くさわやかな野生もあり
とにかく食べなくても香りだけで永遠に泥酔していられそうである。
食感はざらつきありつつ繊細で、
噛み締めるとごくやさしいコシが迎えてくれる。
味わいは意外なほどすっきりなのだが
噛み締めるほどに後からジワーと滋味深さが響いてくるのが
さすがは祖谷在来らしい。
あー!やっぱりいいなあー祖谷は!!
五枚目「長崎・五島 五島在来」
あああーーー
これも
うつくしい・・・
もう・・・
愛しさとせつなさとで
やっぱり激写が止まりません
もう先ほどから私のメモ書きは故障も甚だしいので
我ながら解読不可能です( ̄▽ ̄)
「水が澄んでる!!ような
濃厚なかおり、めちゃくちゃきれい!
美しい水の香り、透き通る神の水?
繊細な舌触り、コシがせつないほどやさしい
だいすきー」
六枚目「山形・鶴岡(越沢) 三角そば」
先ほど食べた「そばがき」(と言ってもお蕎麦が凄すぎて昨日みたいに感じる)
と同じ山形・越沢の幻の在来種、三角そば!
こちらもすっごい粗挽きで、またまた超繊細!!
蕎麦粉の挽き方、お蕎麦の打ち方でこうも変わってくるのかというほど
先の「そばがき」とは全く違う方向のかぐわしさ。
ストイックな黒い香ばしさがすばらしいーーーーーー!!
舌触りはチリッジャリッと刺激的なのにどこまでも繊細。
これまたやさしいコシを噛み締めると
澄んだ香ばしい味わいと甘みがふわーっっと広がる。
最後の最後まで完璧すぎて、最高すぎて
もう私は帰ってこられません・・・
お蕎麦が超絶美味しすぎて蕎麦汁につけるなんてことは
もう前世の出来事のように忘れてしまっていた私。
(てかいつもでしょ (^^;) )
言わずもがなではありますが
ここは蕎麦汁がまたバッッッッカウマで!!
常々私は、自分の大変に我儘な表現として
「舐めてみて何も思わない蕎麦汁が理想」と申しております。
甘いとか辛いとか出汁が効いているとか何も感じない、
スッと自然に舌に乗ってくるような蕎麦汁。
ここの蕎麦汁は
私にとっての「何も思わない理想」形よりちょいストイックな印象。
そこがまたニクイ!!ニクすぎる!!
あとちょっとで届かない色男みたい!(故障しすぎ(笑))
あまりにも素晴らしいお料理から、
そばがき、そして怒涛の絶品蕎麦連打で
もう私は完全にグデングデンの泥酔状態。
(注・例によって酒量だけは小鳥です)
衝撃と感動の連続、
刹那の恋のようなひとときを駆け抜け、
ほっと一息、蕎麦湯をいただこう・・・と思ったら、
そそそ蕎麦湯まで飛び上がるほど美味しいんですけどーーー!!
もうもうもう、どれだけ素敵なんですか・・・
どれだけ私を骨抜きにするんですか・・・
何から何まで素晴らし過ぎて、
好き過ぎて、
想いばかり爆発して、
もうどうしていいかわからないんですーーー(>_<) !!
(冒頭で冷静に、事務的に書きますと申しましたが
全くもって実現できなかったことをここに深くお詫び申し上げます(笑))
2012年1月の「一東菴」
2016年8月の「一東菴」
2022年05月16日
西大島「銀杏」
本日は、めずらしく女子会蕎麦〜♡
しかも我が愛すべき中高の同級生4人なので
まあ〜とにかくしゃべる笑うしゃべる笑うで忙しくて!!
というわけで本日は、いつもとちょっと違い
「全身全霊で蕎麦と向き合い待ちうる限りの愛を捧げる」のではなく
「3割くらいの脳と細胞で蕎麦を味わい愛しんだ記録」ですが
これはこれで面白いかな〜
住宅街に突然現れる、クールで美しい存在感。
「有名建築家の私邸」
という雰囲気なのに手打ち蕎麦屋さん、
というギャップが素晴らしい。
連日大賑わいの大人気店。
それもそのはず、「銀杏」のようなお店はなかなかない。
というか私は知らない。
そう思うほど、素晴らしい個性を持ったお店なのだ。
開店した頃から知っている私としては
時の流れに感無量である。
その大きな個性の一つがこの店の「料理」であり、「種物そば」である。
とにかく一つ一つが平凡でなく、センスと工夫に満ちていて
どれも素晴らしく美味しい。
私は私が好きなどんな手打ち蕎麦屋さんに行っても
友人に「何がおすすめ?」と聞かれると、
まずはシンプルなもりそば。
そして田舎や粗挽きなどがあれば
その食べ比べをつい勧めてしまうのだが
この店に限っては「やっぱりお料理や種物!」と言わざるを得ない。
美味しい
「せいろ」「産地限定十割蕎麦」「粗挽き田舎蕎麦」
などもあるのに、それほど魅力的な種物そばなのだ。
だって、これですから。
メニューそのものも、イラストも、素晴らしすぎますよね!?
このメニューについては10年以上前に既に愛を語り尽くしているが
とにかくかわいくて美味しそうでどれもこれも食べたくなってしまう。
愛すべき同級生たちはしゃべりまくりつつも
実によく飲みよく食べ全員大変な食いしん坊という
めちゃめちゃ頼もしいメンバー!
(しかもみんなビビるほど美人 (≧∇≦))
メニューも一同真剣に協議し見極め選び抜きました。
「お通し・牡蠣の白和え」
もうね〜
お通しですでにノックアウトされてしまいますよねー!
牡蠣の、白和えですよ!しかもお蕎麦屋さんのお通しで。
しかも案の定めちゃめちゃ美味しい!
白ねり胡麻も入ってるのかな?かなりねっとり濃厚な白和えで
牡蠣の香りも味わいも素晴らしい。
おいしい〜〜この10倍くらい食べたい! (≧∇≦)
あまりにも美しくて完成度が高いので、写真だと
なんだか大きなプレートに盛られたイタリアン?
みたいに見えるかもですが、実はすごーく小さなお皿で
可愛らしいお通しです。
「筍の姫皮煮」
美味しいだろうなとは思ったが
最高の香りと食感!!
筍の香りも出汁の香りも質感も繊細で
季節のよろこびがこの小さな一品に詰まっている。
「蛍烏賊の天ぷら」
「蛍烏賊みたいにそれだけで美味しいもん
天ぷらにしたら美味しいに決まってるだろ!」
と思ったらそうでもなくて、
実は過去に「うーん、いまいち合わないね?」と感じたものも
出会ったことがある。
しかーし、そこは「銀杏」さんでございます。
この蛍烏賊うまーー!
その他もいろいろ入ってるけど
私がたまたま食べた山菜(こしあぶらかな?)も最高でした。
さてここより早くも蕎麦の部でございます。
私に「種物そば」がおすすめと聞き、
そのイラストの可愛さに感激していた女子達は
当然そのまま「種物そば」を食べるのかと思いきや!
私が「二色せいろを食べた後に種物そばを食べる」
と一般的にはおかしな欲望を宣言したら
全員「私もそうするー!」と言うではないか。
マジか!キミたち素敵すぎるんですけど!(大笑)
(しかも飲む方も「ワタシつぎ新政ー!」「ワタシ赤ワインー!」とガンガン (≧∇≦))
というわけでまずは「二色せいろ」から。
ここはなんと4種類もお蕎麦がありその中から選ぶという
胸が張り裂けそうなシステム。
「せいろ」
「産地限定十割蕎麦」
「粗挽き田舎蕎麦」
「変わり蕎麦(本日はよもぎ)」
少なくとも上の三つは絶対に食べたいので
いつもならあらゆる手を使って3枚食べるワタシですが
本日は女子会モードでしおらしく(断腸の思いで)
二つ選びました!
「産地限定十割蕎麦」
うおおお
すごい、予想以上のルックス!
ゆらめく陽炎のような白い影、褐色のホシ、
素朴極まりない輪郭線がそそります〜
たぐり上げるとフレッシュな野生と深い香ばしさがフワーッ。
しかも甘さもあって、最高のかぐわしさ!すばらしい〜〜
食感はかなりしっかり目でそれほど太くはないが
もぐもぐ噛む感じがある。
短く切れているものも多いが私はそれは全く気にならないので
噛み締めて膨らむ味わいに恍惚。
成田の上野さんのお蕎麦。さっすがだなあー!
「粗挽き田舎蕎麦」
先程の十割もかなり粗挽きだったが
こちらは、粗挽きと名乗るからには半端ない粗挽きっぷり。
箸先から寄せた香りはほぼなかったのだが
噛み締めたその質感の楽しいこと!
少しぷるっとした質感で、
その中にふんだんに散りばめられた激しめのジャリ感が楽しいですね〜
噛み締めると在来種らしいじんわりした滋味深さも感じられました。
福井の蕎麦。
ちなみに「せいろ」もつまみ食いさせてもらいましたが(奪ってません)
めちゃくちゃフレッシュでいい香りでした。
変わり蕎麦(よもぎ)が運ばれてきたらその色に一同びっくり。
「変わり蕎麦(よもぎ)」
鮮やかー!!
これも一口いただきました (≧∇≦)
最初の香りはよもぎというより
何か他の草?笹?のような香りに感じましたが
食べるとよもぎらしい香りが膨らみました。
ふるぷるの更科な質感も相まって、さわやかなお蕎麦ですね〜
お料理が大変に美味しい「銀杏」だからこそ、ではありますが
ここは蕎麦汁がまた素晴らしく美味しい。
香り高く旨みも深いけれどどこまでも上品で、
全てが完璧なバランスで合わさっている。
クー!やるなあ〜
濃厚な蕎麦湯も、質感が濃厚なだけでなく
旨みが濃厚!蕎麦粉の香りも素晴らしい。
めちゃくちゃ上質な蕎麦粉のいいものが
この中に凝縮されているのがよくわかる香りだ。
さてここより、「銀杏」の真骨頂、種物そばの部。
ここは「小盛りサイズ」でも注文できるので
すでに二色せいろを食べている私たちには
一応スタッフが聞きにきてくれたが、全員揃って
「普通盛りで!」と答えた我が友たち、惚れるわぁー(笑)
私が選んだ種もの蕎麦はこちら。
実は私、最近このお豆腐屋さんにハマっておりまして〜
(買いに行ったら3丁は買います!)
飛びつくようにこれに決めました。
イラストも可愛いですが実物はヤバいくらいの可愛さです!
「豆杏そば(冷)」
かわいい〜〜〜ナニコレ〜〜〜
ありえない〜〜〜!
「手打ち蕎麦屋さんの種物そばのかわいさコンテスト」をしたら
間違いなく上位は「銀杏」が独占する気がします (≧∇≦)
機械打ちのお店ならまだ分かりますが
こんな可愛い凝ったお蕎麦の中に
丹精込めた手打ち蕎麦が潜んでいるって
私は考えただけで感動してしまいます。すごすぎる!
たっぷりの豆乳の中に浮かんだ山菜や筍、
そこに松の実の香ばしさがいい。
これは同級生が頼んだ、
「豆杏そば(温)」
器も違うし全ての素材の質感が冷とは違いますね〜
面白い。
「銀杏そば」
大根おろし、奴ネギ、揚げ玉、その上揚げ餅って!!
こんなの美味しいに決まってますよね!?ずるいわ〜このメニュー。
分けてもらいましたが、予想通りめっちゃくちゃおいしかったです。
これ選ぶ友もすごい! (≧∇≦)
「浅利そば(温)」
かつて私が忘れられないほど感動した
「銀杏」の「浅利そば」!(私は冷でした)
温ものもほんっとーーーにおいしいです!
こちらも激しくお勧めいたします!
食後にはなんとこんな可愛いデザートまで♡
4人全員のハートがまとめて鷲掴みにされました。
て、手打ちそば屋さんのデザートで、
これってありえますか!?
か〜わ〜い〜〜い〜〜〜〜!!
かわいすぎるーーーー(T_T)♡♡♡
下部のグリーンはよもぎのムース。
あまりよもぎ感はなく素直な味わいで
ここでも松の実が効いています〜
とにかく最初から最後まで楽しくて
一瞬で過ぎてしまった3時間。
今日はいつものように、
「お蕎麦と私の間に入るものは水も空気も許さない」
という、お蕎麦への異様な激愛モードではなく
ごく一般的な女子として銀杏の世界を楽しめた感じが
私としては大変新鮮でございました!
数ある手打ち蕎麦屋さんの中でも
唯一無二の個性と魅力を持った「銀杏」。
夏の種物そばも今から楽しみだなあー!
(欲を言えば「三色せいろ」もメニューに欲しい〜)
2011年7月の「銀杏」
2011年11月の「銀杏」
2022年05月12日
蕎麦ではない恋
私には、食やファッションの好みが私とすごく合う、
ちょうどひとまわり年上で絶世の美女というお友達が居ます。
以前、茶道を習っていた頃のお友達で、
お互い着物好きでもあるのでそういう話も楽しい♡
そして彼女の舌は確かなので、美味しいと教えてもらったものはものすごく気になります。
というわけで早速食べに行った特大ふわんふわんスフレオムレツ。
オムレツ自体もソースもあまりに美味しくてびっくり!衝撃的でした。
あまりにも美味しくて家から近くはないのにすでに2回行っちゃいましたー!
お店もお洒落でまさにパリにありそうな感じ。
いまいちサービスがよろしくないことがある、
のも逆に本場っぽいです(≧∇≦)
蒲田のモンキーチューズキッチン、名店です♡
2022年05月10日
登山日記「上高地テント泊」2022/5
GW最後は上高地でテント泊!
本当は雲取山に登るはずでしたが
雨天のため急遽変更して徳澤園でテント泊となりました。
快晴と聞いて来ただけあって素晴らしいお天気に恵まれ、
上高地ならではの美しい眺めを堪能できてよかったー!
お花の種類は少なかったですが
大好きなニリンソウが道の両側に
ずーっと咲いていてくれて幸せでした〜♡
テント泊の朝はもちろん早起きして
最高のモルゲンロートが見られて大満足でした。
9:40、今回はゆるハイキングでのんびり出発〜
奥穂と前穂を眺めながら歩きたくて敢えて太平衛平からスタートです。
ここはまだ舗装道路。
全く登らないハイキングですが本日は未舗装の道を13キロ弱歩きます。
母が2回登った焼岳をバックに。
私の母は10代でこのあたりの山を登りまくった
女傑でございます (≧∇≦)
私はメンクイ!(動物とお花)
ゴマンと咲いてるニリンソウちゃんから
これぞという美人を探して歩きました
つぼみがまたたまらない〜
奥穂と西穂がますますきれいで最高の気分
なんだか上高地のおさるさんは年々大胆になっているような気がします〜
道の真ん中にワンサカ、人と一緒に歩いてる子もいました。
田代池に到着。ここも年々様子が変わっていきますね〜
とにかくニリンソウちゃんの追っかけでございます
ひとりひとりに名前つけたいくらい好き
焼岳が美しく見えるポイントにて
上高地帝国ホテルは祖父と母の思い出の場所なので毎回立ち寄ります。
立ち寄るだけです(笑)。
ランチはカレー3000円から始まる物語でございます(笑)。
私のランチはこれだぜ!!
眺め最高のポイントを見つけました。
ポルチーニは是非とも定番化してほしい名作。
100円で1分半って・・・短すぎますぅ〜〜!!
1秒も無駄すまいと必死(笑)
河童橋まで来ました
乗鞍で食べたヤギミルクジェラートは最高だったんだけどなあ〜
これは私には甘すぎて一口でギブアップ。
立ってパチリがマンネリなので座ってみた!
ニリンソウ〜♡
ニリンソウ〜♡♡
ニリンソウ〜♡♡♡
明神館まで来ました
ヤマエンゴサク。
明神館の周りではニリンソウ以外のお花にも出会えました。
ハシリドコロ
見た目はメルヘンな感じですごく可愛いのに、
「誤って食べるとアルカロイドのために錯乱状態となって
走り回るところからつけられた」
という名前の由来がコワイ
ついに徳澤園に到着〜
お腹すいたあーー!!!
テント泊でのごはん、メスティンで調理〜♪
とか素敵なことは全然しません(笑)
大大大好物のコレがあれば簡単で美味しくて
最高に幸せなのであります。
全てフリーズドライ。
カレーの好みもはっきりしている私ですが、
このカレー信じられないくらい美味しいんです!
山で食べるせいなのかわかりませんが
フリーズドライと思えないくらい野菜も大きいですよね〜
アマノフーズさんすごすぎ。
いつもは苦手な甘いものもテント泊では美味しい!
とはいえ、これなら好きっていう甘いものを厳選して持ち込み〜
これはパティスリーパリセヴェイユのココナッツクッキー。
赤のジャケットに赤の寝袋に赤のタッパーに
赤のリュック(奥に見えてます)って
どんだけおめでたいのか私は。
暮れていく空に三日月が
20:00 満天の星空
テント村の夜
20時過ぎ、おやすみなさーい
4:54 もうすぐモルゲンロート
ドキドキするーーーー!
キターーーー
朝ごはんも毎度定番のコレ。
乱暴にもごはんに全部投入してお湯入れて15分です。
入れるお肉は毎回違って何がベストなのか模索中。
6:50 モルゲンロートはすっかり終わり、
青空に白い峰が眩しい
二日目は横尾まで脚を伸ばします
横尾に到着〜!!
風が冷たくて冷えたので日向ぼっこ。
温泉入ってるみたいにあったまりました〜!
徳澤園まで戻りランチ。
私はカレーの好みもはっきりしてるのですが
ここのカレーはすごく美味しいです。
「安曇野産豚肉とネパール直送マサラ使用 山の手作りカレー」!
大盛りってことは言わなければわからないですよね?(笑)
ニリンソウの美人姉妹
MINTONの柄みたい!
ニリンソウのファミリー♡
携行食として愛用してます、プロテインバー
小梨平の眺めも素晴らしい
河童橋まで戻ってきました〜
1日目も2日目も、約28500歩ずつ歩きました。
ほぼ平らな道ですが未舗装なのでそれなりにいい運動。
〆はもちろん!
二日目は横尾まで脚を伸ばします
横尾に到着〜!!
風が冷たくて冷えたので日向ぼっこ。
温泉入ってるみたいにあったまりました〜!
徳澤園まで戻りランチ。
私はカレーの好みもはっきりしてるのですが
ここのカレーはすごく美味しいです。
「安曇野産豚肉とネパール直送マサラ使用 山の手作りカレー」!
大盛りってことは言わなければわからないですよね?(笑)
ニリンソウの美人姉妹
MINTONの柄みたい!
ニリンソウのファミリー♡
携行食として愛用してます、プロテインバー
小梨平の眺めも素晴らしい
河童橋まで戻ってきました〜
1日目も2日目も、約28500歩ずつ歩きました。
ほぼ平らな道ですが未舗装なのでそれなりにいい運動。
〆はもちろん!
2022年05月05日
2022年05月03日
登山日記「山梨・瑞牆山」2022/5
GW中、山梨・瑞牆山(みずがきやま)に登ってきました。
大きな岩だらけで鎖場や渡渉も多いアスレチックな山として有名な山ですが、すごく人が多くてその人気ぶりに驚きました。
お花はほぼ皆無な山でしたが、山頂からの八ヶ岳の眺めは格別!
吊り橋は死ぬほど苦手だけどアスレチック系は好きな私は、全体的にとっても楽しかったです〜
7:00に到着で駐車場はすでに満車でびっくり。
7:30元気に登山開始〜
お花にはほぼ出会えないコースでしたが、
その中で出会えた石楠花のつぼみ。
富士見平小屋には割とすんなり到着。
テントもいっぱい立ってました。
最初は公園のように歩きやすい、本当に美しい登山道が続きますが・・・
話は次第に激しくなっていきます〜
巨岩の連続、これは桃太郎岩。
よいしょー
こういうよじ登り系は楽しいんですが、
山頂近くなると土に見える足元が実は全部氷!!で
ツルンツルンになってるところが多くて
それが怖かったです。
山頂まであと少し
きたーー!
山頂も岩ゴツゴツ、しかもかなりの混雑で大賑わい!
八ヶ岳の眺めが最高!ここでお昼にしよう
今回は初のペペロンチーノ。
美味しいけど愛するポルチーニとシーフードには及ばないのでありました (≧∇≦)
八ヶ岳さーん、今度登りに行きますよ〜
少し霞んでますか富士山も完璧な姿で見えた!
葛飾北斎の画のようでした。
写真だとそこまで目立ちませんが、
実物見るとギョッとするような巨岩、奇岩がたくさん
どれくらいの時間をかけてこうなったんだろう?という奇岩、巨岩を抜けて下山します
どれくらいの時間をかけてこうなったんだろう?という奇岩、巨岩を抜けて下山します
バイカオウレン
バイカオウレン
下山までの半分のポイントであるはずの不動滝に全然着かず、
やっと着いた時は嬉しかった!
〆はもちろん・・・♡
2022年05月02日
登山日記「霧訪山・光城山(長野)」2022/5
4月最後の日、やっと晴れ間を見つけて霧訪山(きりとうやま)、光城山(ひかるじょうやま)、またまた低山2つセットで登りました〜
霧訪山は、大芝山〜洞ノ峰ルートを縦走したので低山ながら長めに楽しめました。
お花もたくさんで、フイリシハイスミレ、ウワミズザクラ、ヒトリシズカ、そしてうつむくニリンソウのつぼみちゃん達(大量)が最高に可愛かったです。
一番の目的だったオキナグサにも山頂で会えて感激。厳しい環境でも生き抜く高山植物らしい、派手さのない凛とした存在感に心を打たれました。
光城山は春風亭昇太師匠ご専門の(≧∇≦)山城!
近年は桜の名所として有名で、今の季節のお花はあまり期待していなかったのですが意外と出会えて嬉しかったです。
ムスカリ、ヒメツルニチニチソウ、フデリンドウ、ガマズミ、カジイチゴ、そして先日登った新潟の六万騎山に続いてここでもイカリソウに会えました♡
明日から5月だというのに、八重桜もまだ咲いていました。
低山二つセットだとお昼ごはんを下界のお蕎麦屋さんで食べられるという大変魅力的なメリットもあります。昼も夜もお蕎麦でしたが何か?( ̄∇ ̄)
6:50 元気にしゅっぱーつ!
ウワミズザクラ
ウワミズザクラ。
水辺で白っぽく見えるのはピンクの桜の花びらです。
なんとまだ桜が咲いていました!
ベンチの上が花びらでまっピンクでした♡
登山口にある小さめの駐車場はこの時間ですでにほぼいっぱい。
それでも元々メジャーな山ではないので、誰もいなくて最高〜
トウゴクミツバツツジ
また来年会おうね〜!
山頂で会えました、オキナグサ!!
初めてなので感激
オキナグサ
今回はとにかくニリンソウのつぼみちゃん達に夢中!!
咲いている姿より好きかも♡
ニリンソウ
ヒトリシズカ
山頂が絶景で有名な山なのに、登頂時は曇っていて何も見えず涙。
でも下山中に北アルプスが見えました〜!
フイリシハイスミレ。
葉っぱに特徴があります
フイリシハイスミレ。
葉っぱに特徴があります
フイリシハイスミレ。
葉っぱに特徴があります
下りまくって登山口が近づくと
鬱蒼とした森の雰囲気
難読看板(笑)
ここより午後の部、光城山。
ヒメツルニチニチソウ
ムスカリ
フデリンドウ
ガマズミ
左は常念岳
レンゲツツジ
アセビ。小さい頃から大好きでした
アセビ。小さい頃から大好きでした
ムスカリ
ヤエザクラ
カジイチゴ。
アンティークな雰囲気のあるお花
先日新潟の六万騎山でたーーくさん出会ったイカリソウ、
ここでも会えました
遠くてなんの花か判別できず・・・
でもとってもゴージャスな美しさの木でした