2021年02月28日

志田泉がおいしくて





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蕎麦屋で酔っ払っちゃった

(半合以下 😆安定の燃費の良さ)














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2021年02月18日

田園調布「兵隊屋」



田園調布には14年住んでいたので
私にとっては馴染み深い店。
しかしよく考えると立地も店名も、
なかなか個性的な蕎麦屋である。

1丁目から5丁目まである田園調布の中でも
この「兵隊家」がある3丁目こそが
高級住宅街として有名なかのエリア。

そんな豪邸街に突然一軒だけ手打ち蕎麦屋があるということがまず面白いし
蕎麦屋らしからぬ店名もユニークだ。兵隊の家!?

しかし何を隠そうこの店は、この地で創業して約100年の老舗なのだ。
実際行ってみると違和感も何もなく、泰然とそこに在る。
田園調布駅からは豪邸街を歩いて5、6分と言ったところだろうか。

青空が気持ちいい〜


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密を避けねばならない時節柄、
本日も空いた時間を狙いに狙ってやってきました午後3時半。
中休みのない手打ち蕎麦屋さんははもともと神だと思っていたが
密を避けたいこの頃は、その神ぶりがますます身に沁みる。


入り口には食品サンプルがあるんですよ〜
このほのぼのした雰囲気で出前もやっていて、中休みなし。
でもお蕎麦は手打ち!
ああ・・・大好きです・・・

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曜日と時間を狙っただけあって、やったー!店内は空いていた。
ここはテーブル同士の間隔が広いのもありがたい。
午後の日差しを浴びた緑が店の中まで染めるよう。


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外の食品サンプルからも想像できるように
ここはメニューがとても豊富である。

お蕎麦だけでなくうどん、きしめん、鍋。
そして丼ものやお弁当などのご飯ものも充実していて、
友人同士や家族の集い、そして出前でもとても便利そうだ。

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しかしすみません、私は相当ここに来ていますが
上のページはほとんど見たことがなく
私の愛と執着はこの1ページに集約されていると言っても過言ではない。
(お腹がふたつあったら天丼とか鴨南とかもすごーく食べたいんですが・・・ (^^;) )


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「手打ちせいろ」と「手打ち田舎せいろ」♡
おまけに私にとってはこれまた神な存在である
「二色せいろ」があるんです!♡♡♡
そうなると何回来ても私の運命はこの方の上に
自動的に決定されてしまうのであります (≧∇≦)


しかし実はメニューをよーく見ると
「二色せいろ」の選択肢には
「手打ちせいろ」「田舎せいろ」「せいろ」「うどん」「きしめん」
と5種類があるのです。
ただの「せいろ」というのは、温物などに使っている機械打ちのお蕎麦らしい。
今日は久々なのでそれも食べ比べてみようではないか!



その前に・・・うふ♡


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これ、なんだかわかりますか〜?



蓋を開けるとほわわわ〜んとあたたかな湯気。


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そばがきでした〜!♡
昔ながらのお湯にしずんだ木の葉型スタイル。




すみません、三つ葉を押しのけてまで愛する人の肌に見入ります (≧∇≦)

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こういうお湯に沈んだそばがきのいいところは、
表面がほどよくとろけて極上の舌触りになるところである。
(その分香りは感じづらくなりがちだが)
とろける肌に酔いつつ口に含むともっちりふっくら。
ただ残念なことに本日のこちらは
三つ葉と柚子の華やかな香りに負けてしまって
蕎麦の香りや味わいはほぼ感じられず・・・
お雑煮のお餅感覚で美味しくいただきました♡
(私の実家のお雑煮は野菜とお餅のみで三つ葉と柚子がマストなのです (≧∇≦))



そしてその時は、いつも突然に訪れる。


何度見ても心打ち震えるこの景色!!



「二色せいろ」

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嗚呼・・・
もう素晴らしすぎて嬉しすぎてただ眺めていたくて、
このまま食べなくてもいいような気すらする。(食べるけど)


手前が、「手打ちせいろ」。


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赤みを帯びたホシがかすかに浮かぶ肌。
蕎麦と蕎麦の間に軽やかな空気を含み、
それがいかにも香りそうな予感でワクワク・・・
とたぐり上げると!!
目が覚める鮮烈な香りがフワーーーーー!!
王道でフレッシュで最高の芳しさに
完全に悩殺されました!!
軽やかなコシ、食感も素晴らしく、
味わいは淡めだがこれまた美しい味わい。
しかしちょっと驚いたのだが
このお蕎麦は香りが飛ぶのがものすごく早い!
お蕎麦は
「時間と共に香りが濃くなるお蕎麦」
「時間が経っても香りは変わらないお蕎麦」
「時間が経つと香りが薄まっていくお蕎麦」
とあって、3番目のタイプは比較的少ないと思うのだが
これは3番目のタイプでありました。
ただ何もなくなってしまうのではなく、
経木のようなこうばしい香りに淡く変化したという感じ。
経木のような香り??と思われた方も多いかと思いますが
私の形容詞はいつも独特過ぎてすみません (^^;)
横浜地域で売っている崎陽軒のシウマイ弁当の経木の蓋のいい香り、
と言えば横浜市民の方には伝わるかも?
(ちなみに東京エリアで売ってるシウマイ弁当の蓋は紙製です (≧∇≦))


素晴らしい「手打ちせいろ」にへにゃへにゃに酔いつつも、
どこか気忙しい私。
だって目の前にはもう御一方、
スターのような方がいらっしゃるので・・・


「田舎せいろ」

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ううううつくしい〜〜!!
この黒さと風情、「手打ちせいろ」との鮮やかな対比が素晴らしい!!♡
黒っぽい肌に浮かぶ無数の褐色のホシ。
力強く潔い印象の輪郭線。
たぐり上げ香りを寄せると、おおおおお
こちらは思い切り渋く黒い香りが、淡くふわ〜〜と漂っている。
甘さのない渋さがストイックな印象の香り。
そして食べるとその香りそのままの味わいプラス、
何故かヨモギのような野趣が口中いっぱいにあふれ、
まるで甘くない草餅みたい!
なにコレおいっしい〜〜〜!!
食感は見た目ではしっかり系に見えたが絶妙の程よさで
「荒くない、細かいジャリ感」のある質感がまたたまらない。
ああおいしい・・・ しあわせ・・・!!



さて最後は、私が長年来ている兵隊家で、なんと初めて食べるお蕎麦です。

手打ちでないほうの、「せいろ」!

パッと見は「手打ちせいろ」とかなり似ています。
手前が「手打ちせいろ」、奥が「せいろ」。

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よく見ると「手打ちせいろ」のほうがかすかに色が濃く、
何より輪郭線とその重なり方、全体の風情がまるで違うのがわかります。



「せいろ」

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「手打ちせいろ」と比べてしまうとどうしても風情に欠けるとは言え
機械打ちとしては大変よい雰囲気を持った蕎麦である。
いかにもちゅるちゅるぷにぷにと柔らかそうな質感に見える。
たぐり上げ香りを寄せると、残念ながらほぼ何も香らなかったが
むにゅんとした、「やわらかいけどしっかりしたコシ」が印象的。
これは種物、特に温物などでも良さそうな蕎麦である。



今日は「手打ちせいろ」と「せいろ」の食べ比べができて楽しかったーーー!




田園調布では「せせらぎ公園」「多摩川台公園」「宝来公園」をハシゴして歩くのが
私の大好きな定番コース。今日ももちろん歩きました (≧∇≦)


また歩きに来るので、その時はまた兵隊屋に来ますよ〜〜♡




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posted by aya at 17:44 | Comment(0) | 東京の蕎麦>大田区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月17日

古来本づくり本舗「信州八割そば」




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和紙風のパッケージに「大正七年創業」の文字。
日本画風のイラストは江戸時代の茶屋のようで
とにかく伝統的な和のムードのこちら。
蕎麦粉八割で山芋入りです。


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茹で上がるとザ・乾麺といった感じの均一に丸みを帯びた輪郭線なのだが
思った以上に黒っぽい肌が美味しそう〜♡

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箸先から香りを寄せると、
うん、乾麺らしい小麦粉感の強い香りが濃厚に漂ってきます。
しかし口に含むとおおおおっ、まさにこの肌の色のとおりの
渋く滋味深い味わいがじんわり広がるのがうれしい!



ちょっとポキポキした食感なので長めに茹でるといいかも?

もちろん本日もMy家蕎麦ルール、生卵と有明海苔つきで、
美味しかったです♡





posted by aya at 11:44 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月15日

亀戸「にし田」


不要不急の外出は控えなくてはいけない昨今。
しかし長年、蕎麦中毒と言っていいほどお蕎麦に溺れてきた私にとって
愛するお蕎麦に会いに行かれないのは辛すぎる。


ステイホーム蕎麦と題して乾麺蕎麦や半生麺蕎麦、
自分で焼く十割蕎麦パンケーキやガレットなどをせっせと食べて
血中蕎麦粉度が下がらないようにはしているが
それで私のこの有り余る蕎麦欲が全て満たされるわけもない。


密を避けたお店と時間を狙いギリギリまでマスクして
パパパッと手繰るのなら・・・と
選びに選んだこのお店、この曜日、この時間帯!


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亀戸天神の門前に輝く灯り。
門前にお蕎麦屋さんがあるってやっぱりいいですよね〜〜


入り口の看板には
「亀戸で一番縁起のいいそば屋はこちら」
と書いてあるらしいのがなんだか微笑ましい。

空いているといいなあ〜と思って入ると
やはりこちらも人気店なので先客はもちろんいたが
狙っただけあって2組のみ。
席数が結構あるため遠くの席にいる感じなので
これならOKでしょう!

入り口脇にはアンティークな棚があり
和食器がぎっしりと収められている。

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小上がり。

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私が大好きなのはあの張り紙 (≧∇≦)


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自分のお店のお蕎麦に誇りと愛情を持っているのが
まっすぐに伝わってくるのがいいなあ〜
もちろん、大好きな益子の鈴木さん♡のお蕎麦であることを教えてくれる
左下の張り紙も、私のハートを鷲掴みにしております!!



メニュー本はカラー写真付きで
たくさんあるメニューが丁寧に紹介されている。


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蕎麦のページの左にあるのが「にし田」の名物「天神そば」。

「豚挽肉と芝海老をそば汁で煮立てとろろを入れてさらに煮立てたおそば。
昔のお蕎麦を記した江戸そば百珍より再現いたしました」

って面白いでしょう?
すっごーく食べてみたいんですけど、
もりそば愛に一生縛られている私はなかなかオーダーするのが難しく
まだ食べたことないんですよね〜

「蕎麦前」を全て諦めれば「もりそば」と「温そば」くらいぺろっといけるが
ここは蕎麦前も大充実なのでそういうわけにもいかないのだ!!


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すごいでしょう〜?♡
迷っちゃうでしょう〜?♡


その上、手書きのこんなメニューまである。ああ困った。

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壁には常連さんおすすめのメニューが紹介されている。

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魅力的なコピーにガンガン誘惑されて、ほんとに困る〜。。。





「そばの刺身」

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一刻も早くお蕎麦に出逢いたいと私の体が申しておりましたので
こちらを選びました。
というか、これはあったら必ず頼んじゃう大好きメニュー♡



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ときめく、蕎麦粒子たち。
それは満天の星空のように私の心を魅了し、
蕎麦の宇宙に頭から引きずり込まれるような気持ちになる。
むちっとした質感でほどよい噛み応え。
かすかなざらつきもとてもいい。
蕎麦の香りと味わいがほぼなかったのが残念だったが
「返し醤油」「酢味噌」「ごま油」
という3つのタレで楽しんで食べることができた。
特にごま油。なんだか蕎麦刺しなのに馬刺し感?焼肉感?が出る!
おもしろーい!




「出し巻き玉子(ハーフ)」

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ハーフなのにこの大きさ。
濃く鮮やかな黄色が見事で、いかにも卵の味わいが濃そうで、
ワクワクしながら一口。

やっぱりここの出し巻き玉子はおいしーい!
出し巻きとしては甘めなのだがなんともバランスの取れた豊かな味わいで
素晴らしく美味しい味付け。
食感も、見た目は結構フラットでそんなにふっくら見えないのだが(ハーフだからかも)
食べると大満足のふっくらさ、ジューシーさなのだ。

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長年「蕎麦肌写真家」ですが
「出し巻き断面写真家」にもなりつつあるこの頃 (≧∇≦)




「ミニ天ぷら」
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海老、メゴチ、かぶ、なす、にんじん、こごみ。
素材の選択からしてセンスを感じるが
揚げ方も薄衣でサクッと軽く、大変美味しい。
じゅわーっと優しい甘みのかぶ、ふっくら臭みのないメゴチ、
ぷりぷりの海老、おいしかったなあ〜



「地鳥焼き」

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ここに来たら必ず頼んじゃうこちら。
ご覧の通り、焼き具合が最高なんです〜!
皮はパリッ、中は思い切りジューシー!
シンプルだがものすごいご馳走だ。




ここで、私は心を澄ませ、瞳を澄ませて

大好きなその人を待つ。


周りの空気が一変し

あなたしか見えなくなるこの瞬間。



「せいろ」

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あああああああ

ああああああああああああ


私は、もりそばの眺めというものがどれだけ好きなのだろう。

久しぶりに会えて幸せ・・・(涙)



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箸先から香りを寄せると、その香りはかなり淡かった。
しかしそれは確かに、たまらなく美しいフレッシュなかぐわしさで
私はその香りに溺れたくて嗅覚100倍の蕎麦犬モードで夢中で追いかける。
最初は淡すぎて捕まえるのが大変だった香りが、
できるだけゆっくりと食べ進むうちに
なんとどんどん深く濃くなってきてくれて、ボリュームのある美しさに!!

淡かった味わいもやや深くなってきて、ああああなんという幸せ。。。
しなやかなコシのある細切りも見事である。
栃木の鈴木さん♡のお蕎麦で、割合は外一。




蕎麦汁は下町らしくかなり甘めだが
全体がまるくまとまっていて美味しい。

こんな汁だそうです(^^)

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ジャズピアノアレンジのボサノヴァが流れる落ち着いた店内の隅には
なんとボクシングの優勝トロフィーがたくさんある。
店主がかつて獲ったタイトルらしい!!
これだけのメニュー数を一人で作れるのは
やはりセンスだけでなくパワーもすごいんだろうなあ〜


今日は食べませんでしたが
ここの「コーヒーミルで挽いた粗挽きそばがき」
は大好きなので、次回は絶対食べまーす!!











posted by aya at 17:22 | Comment(2) | 東京の蕎麦>江東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月12日

今夜再放送です⭐︎


本日、私がテーマソングを歌わせていただいた番組が再放送されます⭐︎

2月12日(金)21:00・NHK BS1にて
ドキュメンタリー
『BS1スペシャル/イスラムに愛された日本人〜知の巨人・井筒俊彦〜』


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前回観てくださった方々からは番組の素晴らしさに大反響をいただき、
その時初めて観た私も心が震えました。
前回ご覧になれなかった方、是非ご覧くださいませ〜


ちなみに私が歌っているのは歌詞のある歌ではなく、スキャットのような叫びのような?感じです (≧∇≦)





posted by aya at 12:20 | Comment(0) | aya>お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月10日

「信州戸隠そば製 そばがき」(萬藤)




ついにコヤツについて語る時が来てしまった・・・。

私は長年、なぜそこまでの蕎麦好きになったのかを訊かれることが多かった。
その度、考えた挙句「DNAに書いてあった」と答えるくらいで、
自分でも理由がわからない無償の愛を蕎麦に捧げ続けてきた。



しかし手打ち蕎麦屋さんではどこでも
蕎麦を汁をつけずに完食してしまう自分を思うと、
思い出されるものがないわけではなく・・・
それが、この「インスタントそばがき」なのである。


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浅草の老舗乾物屋「萬藤」の品。
私の家は父が古くから萬藤と親しい関係にあったので、私が子供の頃から、
家には常に萬藤で買った美味しいものが色々あったのだ。
この「信州戸隠そば製 そばがき」は、
カップラーメンの器のような発泡スチロールの器の中に、
ポソッと蕎麦粉と蕎麦汁が入っているユニークなインスタント食品である。



そばがきという食べ物にあまり親しみのない方のために語ると、
普通お蕎麦屋さんで出てくるようなそばがきは「鍋がき」と言って、
加熱しながらグワワワーーッと凄い力でかき混ぜ練って作り上げられているため、
ふっくらもっちりしている。
対して古くから家庭でおやつとして食べられてきたそばがきは、
火にかけるなんて面倒なことはせず、
丼のような器に蕎麦粉とお湯を入れて
食卓でかき混ぜて練る「椀がき」と呼ばれるもの。
「鍋がき」より加熱が弱いので生の蕎麦粉の風味が残っていて、
ネチッとした食感である。




前置きが長くなったが今日久しぶりにこの萬藤のそばがきを食べることに♡
まず蓋に型押しで書いてある「そばがき」の文字の風情にうっとりする。
子供の頃はそんなもん見ちゃいなかった(笑)。

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蕎麦粉を入れ、容器の線のところまでお湯を注ぎ、
一気にかき混ぜる。

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できあがり!

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久しぶりに食べると、
ああ懐かしや「椀がきそばがき」の強い香りと風味。

この萬藤のは独特の甘さのある香りで、
ねばー、ネチネチーとした食感。
つゆが付属していて、父は必ず
薬味のネギと共につゆもたっぷりつけて食べていたが
私は何もつけずに食べるのが好きだった。
そのあたりで、何もつけないまま食べる蕎麦の風味というものが
私にすりこまれたのかも?




椀がきのそばがきはたまーに地方のお蕎麦屋さんなどで出会うこともあり、
そのたびにその風味から私の心はこの萬藤のそばがきに帰っていた。
(ブログに書いたお店だとココとか!http://ayakotakato.seesaa.net/article/141280976.html


ステイホームで血中蕎麦粉度下がり気味でお困りの皆さん(私だけか( ̄▽ ̄))
ご興味あったらお試しくださいね〜






posted by aya at 11:32 | Comment(0) | その他の蕎麦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月08日

てのひらの

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枯れ紅葉が紫のお花のようにきれいでした。



お気に入りの北の丸公園にて。










posted by aya at 11:17 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月02日

乾麺蕎麦「戸隠おびなた 蕎麦通の更科八割」


「ねえねえ、私最近ものすごく美味しいお蕎麦見つけたから食べてみて?

私にとって日本一美味しいお蕎麦に近い味がするの!」

と姉Aがくれたのがこちらのお蕎麦。


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姉Aは私の姉だけあってかなりの食いしん坊で、大変感受性豊かな人。

特に蕎麦好きではなく普段はうどん派(血が繋がってると思えない😱)なのですが、

「日本一美味しいお蕎麦は大晦日にKさんが送ってくれる手打ち蕎麦!」と断言するあたり

実に素晴らしい感性であります


早速家に帰って茹でてみたところ・・・


なるほど。こうきたか!



まずやはり目を惹くのはその美しい白さ。


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透明感はそんなになく、乳白色の美しい細切り蕎麦である。


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箸先から香りを寄せると、ふわあー!!とふんだんに香る粉のかぐわしさに目が覚めるよう。

しかしそれは蕎麦の香りというより小麦の香りの方が強く、

そこに更科らしい白い蕎麦の香りが軽やかに乗っている感じである。

香りはかなり濃厚なのだがあくまで上品なところがいい。


ひとくち食べて、さらに「なるほど!!」。

乾麺、しかも二八とは思えないほどちゅるんとしなやかな食感。

端正な細切りの輪郭線が心地よい舌触りで、

なんだかお蕎麦とうどんのいいとこ取りのようなお蕎麦だなーと思いました ()



純粋な蕎麦の香りや素朴な風情はないものの

これはこれで好きな人はすごく多いと思われる、大変よくできた乾麺蕎麦でしたよ〜



お姉ちゃんありがとう❣️



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posted by aya at 11:45 | Comment(2) | その他の蕎麦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする