2015年08月29日
栃木・那須塩原「胡桃亭」
もし知らずに通りかかったら
ここが知る人ぞ知る名店とは誰も気づかないだろう。
かろうじて道端に「十割蕎麦」という看板があるが
この看板がなければ店なのかどうかもわからないほど目立たない。
(なんだか以前以上に目立たなくなったような気がするのは気のせい?)
店内はお蕎麦屋さんというより、食堂か何かのような雰囲気。
今回は他にお客さんが居なかったのでなんだか寂れたような印象すら受けてしまう。
しかし、どんなに外観や内装が地味であろうと
この店の蕎麦を知る者にはそんなことはどうでもいいことなのである。
(そうか!まさにどうでもいいから今まで全然見てなくて、
今日初めて外観の写真撮ってこんなに目立たなかったっけ?と思ったのかも!)
うふ♡
残念ながら田舎蕎麦は予約のみなので〜・・
「そばがき」と「せいろ」で決まりだー!
「そばがき」
きゃ、きゃ〜〜〜〜〜
すごい、相変わらずすごい!!!
ウワー・・
ウワー!!
これはすごすぎる!食べなくてもわかる!!どうしましょうー!!
生野菜のように鮮やかな無数のホシが浮かぶ、「生感」のある肌。
香りも超〜フレッシュな野菜のようで、それが全身を濃厚に吹き抜けるよろこび!!
それだけでももう十分へなへなにノックアウトされてしまうのに
口に含んでさらに腰が抜けそうになる。
空気がたっぷりと含まれたざっくざく、どろモチの粗挽き肌は
噛みしめるとさくさくザクザクとメレンゲのようにつぶれて溶ける。ナニこの食感!!
味わいも野菜のようにフレッシュで濃厚で
こんなに美味しいのに量もたっぷりもあって
もーうっとりうれしくて
はひゃ はにゃ もう・・
なにがなんだか・・・
おいしすぎてへにゃへにゃですさようなら・・・
「せいろ蕎麦」
おおー?
今日はなんだか不思議に色が濃い?
黄色・・いや山吹色がかったような・・
ギャー
「胡桃亭」の蕎麦はいつも凄いけれどこれまたもんんのすごい肌!!
このふっくらとした超粗挽き・・
吸い込まれる・・吸い込まれたい・・・
ああ
ああああああ
なんという
この、蕎麦畑そのもの、野原そのもののような新鮮な香り・・・・!
香りは、特に濃厚ではないのだ。
味は白いイメージの澄んだ綺麗な味。
しかしこの最高過ぎる美味しさは一体なんだ。
食感が素晴らしい。
細かな粗挽き。細かいザラザラ。
全てが粒でできているような肌が、ザラザラすべすべザラザラ〜と口中を流れて行く。
一本一本がこの世に投げ出されたかのように独立している。
それがすべて従順に箸に絡まって口中を自在にめぐる。
追いかけたくなるような蕎麦畑の香りが、澄んだ味わいの上に軽やかに浮かんでいる。
もう何言ってるんだか第三宇宙の人となっておりますが
とにかく壊れるくらい美味しかった!!!
蕎麦湯でゆったり・・というよりは
そばがきと蕎麦がおいしすぎて興奮しすぎぐったり・・に近い状態(^^;;)
ここは汁は蕎麦に対してちょっと意外。
甘過ぎるわけではないのだが、汁は庶民的で蕎麦は天才アーティストな印象!
「そばがき」には塩がついてきたのだが
それがおつまみになりそうなくらいものすごく美味しい。
下の上で横にバーンとひろがる旨みを感じる塩。
感じの良い奥さんが、イスラエルと室戸深層水の塩のブレンドと教えてくれた。
塩もブレンド!さすがは「胡桃亭」だ。
予約のみの「田舎蕎麦」はもうずいぶん前に食べたきりなので
次回はぜったい、前もって「田舎蕎麦」を予約して来たい!!
ちょこっとの量じゃ予約も申し訳ないので
是非みんなで行きませんか〜? \(^o^)/いえい
2015年08月24日
はんぶん手作りバッグ
2015年08月21日
鶯谷「公望荘」
私にとってこの店の景色は、東京の宝だ。
鶯谷駅南口駅前。
駅前の蕎麦屋というのは他にもあるだろうが
なんとこの南口の駅前には「この店しかない」!
小さなロータリーに面している建物はこの店だけで
駅舎もなんだか小さくて可愛らしい。
後ろには寛永寺の緑が濃く控え、
これが山手線駅の駅前とはとても思えない。
昭和のまま、時間が止まっているようだ。
店内の雰囲気がまた素晴らしい。
普通と言えばごく普通なのだが、この普通さは、なかなかない。
11~19時までの通し営業。
駅前ゆえ外には車が多いし一日中お客さんは絶えないので静かなわけはないのだが
私はここで、ここにしかない静けさ、安らぎを感じる。
外の車の音、厨房から聞こえる仕事の音、客の話し声、
全てが有機的な、あたたかい音に聞こえる。
東京の音に、耳を澄ます。
特に好きなのが厨房と客席をつなぐ木の配膳窓だ。
中の様子は伺えないが、
注文したものが出来上がると右手の木の配膳窓にコトリ、と置かれる。
それを店員さんがテーブルに運んできてくれるわけだが
その「コトリ」は一定の余韻をもって私の胸に響く。
小津映画に出てきてもきっと良いシーンになるであろうと思われるほど
私にはよい眺めであり、よい音なのだ。
創業は昭和21年というが
この木の配膳窓はいつからあるのだろう。
昭和21年と言ったら終戦直後だ。
その当時のこの店は、どんな風だったのだろう。
外の看板には店名より大きく「天下御免そば」と書いてあるのだが
メニューにもまずそれが書いてある。
何が天下御免なのかよくわからないがとにかく何憚らない感じが潔くていい。
「御手打蕎麦いろいろ」というタイトルも
他では見かけない堂々とした感じが好きだ。
(昔はラミネート加工でない、もっといい雰囲気の表紙だった記憶があるのだが
11~19時までの通し営業。
駅前ゆえ外には車が多いし一日中お客さんは絶えないので静かなわけはないのだが
私はここで、ここにしかない静けさ、安らぎを感じる。
外の車の音、厨房から聞こえる仕事の音、客の話し声、
全てが有機的な、あたたかい音に聞こえる。
東京の音に、耳を澄ます。
特に好きなのが厨房と客席をつなぐ木の配膳窓だ。
中の様子は伺えないが、
注文したものが出来上がると右手の木の配膳窓にコトリ、と置かれる。
それを店員さんがテーブルに運んできてくれるわけだが
その「コトリ」は一定の余韻をもって私の胸に響く。
小津映画に出てきてもきっと良いシーンになるであろうと思われるほど
私にはよい眺めであり、よい音なのだ。
創業は昭和21年というが
この木の配膳窓はいつからあるのだろう。
昭和21年と言ったら終戦直後だ。
その当時のこの店は、どんな風だったのだろう。
外の看板には店名より大きく「天下御免そば」と書いてあるのだが
メニューにもまずそれが書いてある。
何が天下御免なのかよくわからないがとにかく何憚らない感じが潔くていい。
「御手打蕎麦いろいろ」というタイトルも
他では見かけない堂々とした感じが好きだ。
(昔はラミネート加工でない、もっといい雰囲気の表紙だった記憶があるのだが
写真がなくて残念)
メニューはザ・お蕎麦屋さんの定番、王道の品揃え。
天丼や玉子丼もある。
昔あった「別製ざる」も今はなくなってしまったんだなあ。
そしてさらに特筆すべきはここの仕事の美しさ。
この玉子焼き、見てください!
「玉子焼き」
輝くばかりの鮮やかな黄色に、こんがりと美味しそうな焦げ目。
ふっくら肉厚の玉子焼き!
ジュワァーッっとジューシー、甘辛濃いめの味が口いっぱいにひろがる。
これぞ正統派の、東京の玉子焼き。
私は甘辛の玉子焼きで育ってはいないのに何故か懐かしさを感じる、ほっとするような味わい。
「そばずし」もここのはお手本のように美しい。
老舗では見かけるメニューだが
「そば」とついているとなんでもつい頼みたくなってしまう私(^o^)
ご飯のお寿司も綺麗に作るのは難しいが、
そばずしはご飯よりさらに難しいのではないかと思われる。
(かーなーり自由奔放な感じのに出会ったことも多いので(^^;;))
「公望荘」の「そばずし」は、この美しさだ。
「公望荘」の「そばずし」は「玉子焼き」の後に食べると
その差に驚くほどスッキリシンプルな味付け。
甘さはほぼなく、きゅうりのさわやかさと海苔の香りが際立っている。
マイ・ファースト蕎麦屋・浅草「尾張屋」の甘ーいカンピョウの入ったそばずしや
かんだやぶのそばずしと比べると、ここのはかなり大人な味付けの「そばずし」だ。
そして圧巻は、個性的で美しい笊に盛られた蕎麦の眺めだ。
「せいろ」
ああああ
なんと美しき東京の景色。
ここにしかないこのしあわせ。
この店のこの空間で、今日の東京の音を聞きながら、
この美しい景色に対峙する。
有り難さに、私はほとんど狼狽えそうになる。
深さのある笊にみっしり盛られた感じがいかにも豊か。
そこから小麦と蕎麦の混じった白い香りがふーっと漂っている。
いわゆる二八ー!というむわぁとした香りより慎ましく上品な香りだ。
口に含むと一本一本の輪郭線がはっきり感じられるが硬さは全くなく
口中で一本一本がハラハラと美しくほどけるのが眼に見えるよう。
噛みしめると程よいコシのなかからほんのりした甘みがうまれ
全てがさりげなく、小気味良く整えられた感じがなんとも粋だ。
汁はいわゆる老舗の汁よりちょっとだけキリッとした濃い目。
私にとって蕎麦湯はお酒で,汁はおつまみ。
汁を舌にチロリ、蕎麦湯をゴクリ。
私はこの店に行く時は必ず混雑を避けた中途半端な時間に行く。
東京の宝のような時間が、そこにあるからだ。
2015年08月18日
名古屋・大曽根「手打そば 八千代」
地方に行っても蕎麦蕎麦蕎麦で大忙しで
その土地の名物というものを全く食べずに帰ってきてしまう私。
大阪の粉もんも博多のラーメンも京都のうどんも全く食べたことがないのだが
名古屋だけは別である。
東京の鰻よりも大好きな「ひつまぶし」があるから!!
いろいろ回った結果2店が大好きなのだが(バリッバリが好み♡)
もちろんお蕎麦屋さんにも必ず行く。
「味噌煮込みうどん」や「きしめん」など名物が華やかすぎて
お蕎麦屋さんの存在自体が目立たない名古屋だが
素晴らしく美味しい店や個性的で面白い店、いろいろあるんですよ〜〜♪
今回は駅近の親しみやすいお蕎麦屋さん「八千代」。
「いらっしゃいませーえ!!」
と威勢よく元気に迎えてくれる店のおばちゃまスタッフといい、
明るく綺麗な店内といい、家族連れでもグループでも気軽にヒョイッと来られる雰囲気。
店内BGMは琴演奏の「我は海の子」(^^)
メニューを見ると、
おお〜 さすがに味噌煮込みうどん様がいらっしゃいます!
うどん類の充実もやはりさすが。
で、ありながらお蕎麦はしっかり、
「せいろ」「太打ち田舎ざる」と2種類あるのもこの店の嬉しいところ。
「太打ち田舎ざる」
ダイナミックな美しい流線型を描いて盛られた太打ち。
メニューの
「昔ながらの黒くて太いそばで香気と甘味が喜ばれます」
との言葉に食べる前から和んでしまう。
香気と甘味、ぜひ喜びますよ〜〜(^o^)
赤黒い肌からは熟成を想像したがそうではなく、香りはフレッシュな甘皮の香り。
爽やかさすら感じるほどだ。
ねちっと密で固めの食感のためモグモグ噛みしめる蕎麦だが
平打ちなのでモグモグ+ヒラヒラ感もあり食べやすい。
噛みしめるうちにあま〜〜い味わいが深まっていく、まさに田舎らしい田舎蕎麦。
「せいろ」
メニュー説明の
「そば通に好まれる一般向きのそばです」
との言葉には「そうか、そば通と呼ばれる人は一般なんだ」といろいろ考えてしまったが(^^)
とにかくこちらが細い方の蕎麦である。
かなり白め、これも平打ち。
極細な上に水分が多いので平たく固まったように重なっていて
口に含むとつるつるというよりちゅるちゅるという感じの食感。
香りも味わいもごく淡かったが、
だんだん白くやわらかい味わいも感じられてきたのが嬉しい。
このお店のありがたいのは土日祝日は通し営業してくれていること!
そう・・夕方お蕎麦を食べて夜ひつまぶし・・
なぁ〜んてこともできちゃうのだ!
うふふふふ〜〜
きゃー
(ひつまぶしと浮気中ショット(≧∇≦)!!)
2015年08月17日
静岡・葵区「手打ち蕎麦 たがた」
知る人ぞ知る名店ではあるが、
それにしてもものすごい人気である。
開店15分前、11:15。
行列だぁー!
この暑い中本当に凄い。
15分ほど待ち、いよいよ開店時刻。
ゾロゾロと前の人に続いて入店し、なんと私はギリギリ最後で入ることができた。
入り口で靴を脱いでカウンター席へ通される。
厨房は既に賑やかにフル稼働、その上にまた注文がどんどん入り物凄く忙しそうだ。
ここは何が有名といってやはりその蕎麦である。
店主自ら全国の畑を飛び回り、この店にとっては地粉とも言える「静岡在来種」をはじめ
これはという玄蕎麦を常時多種ストックし、最高の状態で貯蔵、製粉、手打ちしている。
メニューには「もりそば」だけでも
「静岡在来(土曜日・平日)」1000円
「焼畑在来(日曜日)」1500円
「二八」700円
と三種類もある。
本日は平日なので「静岡在来」と「二八」だ。
楽しみだなあ〜〜
お蕎麦だけでなく、メニューには美味しそうなものが沢山あるー♪
「そばがき」「そば刺し」「もつ煮豆腐」「出し巻き玉子(京風)」
など頼みたいものがいろいろあったので張り切ってお願いしようとしたら、
が〜〜〜〜ん。昼は混雑するので全て頼めず残念(>_<)
しかし個々のメニューは見るほどに面白く
珍味の欄にある
「めふん(鮭の腎臓の塩漬け)」
「梅ヶ島わさび漬け」
「かつおの塩辛泡盛漬け」
なんてのも興味深いが、とにかく私の目を惹いたのが玉子焼きの種類の多さ。
「玉子焼き(関東風)小」
「玉子焼き(関東風)大」
「出し巻き玉子(京風)小」
「出し巻き玉子(京風)大」
「三つ葉出し巻き玉子」
「ちりめん出し巻き玉子」
「明太子出し巻き玉子」
「出し巻き玉子 磯海苔あん」
ってどんだけー!
すごい、やっぱり「たがた」さん面白すぎる! (≧∇≦)
厨房にはそれこそ千手観音のように料理しまくる店主の他に
スタッフが三人もいる。
店はそう広くはないのでちょっと多すぎるような印象も受けたがどうやら二階もあるらしい。
私以外のお客さんはほぼ全員と言っていいほど
「平日昼十二食限定ランチ蕎麦セット(天丼+蕎麦)」か
「海老天もり」とか「ぶっかけ冷天おろし(超おいしそう!)」などを食べている。
私もそれらには大変興味がある。すごく食べたい。
でも・・でも・・・私のお腹は本日とっても忙しいんです!
もりそば「二八」
う うわあ〜〜 きちゃった!
なんてきれいな色・・・ おいしそう!香りそう〜〜〜!!
本日の二八は福井大野。
あああああ なんてすばらしい・・・
ふっくらと豊かな野生の香り。
口に含んだ瞬間はハラハラと独立した輪郭線から軽い印象を受けるのだが
噛み締めるとむっちり豊かなコシ、重量を感じる。
かすかなジャリ感もあり、そこからじわぁーっっと溢れ出す旨みがたまらない美味しさ!!
うわーん おいしいよう〜〜!!
来てよかったようーーーー
おーん おおーーーん(遠吠え)
もりそば「静岡在来・十割」
わっ わっ どうしよう、
これはさらに美味しそう、うれしすぎて爆発するーー!
このおいしそうさは危険レベルだ。
見ているだけで胸が高鳴る、たまらぬ美肌。
箸先にたぐりあげた刹那、煙るような素晴らしい香ばしさが
パシーンと私の脳まで届き目がかっぴらく。
期待していたとは言え、思った以上にものすごい蕎麦!
口に含むと味わいはすっきりなのだが、その香ばしさはずんずん深まり続け
こんな深い香ばしさには近年出会ったことがない。
粗挽きのジャリは二八よりさらに楽しいのに、食感はこちらの方がやさしい。
あああ〜〜〜〜
おおおーーーーーーん
と遠吠えしたいのを無意識に必死で押さえ込んでいたせいか
気づけば私はカウンター席で上半身だけでぴょんぴょんしてしまっていた。
変なお客さんだけど止められないからそれくらいは許して欲しい。
だってお蕎麦がおいしすぎる!!
これは大変な蕎麦に出会ってしまった!!
本日の「静岡在来」は「清水(地区)」だったが
驚いたのはなんと静岡在来だけで全部で9種あるのだそう。
えっそんなに!!( °o°)
店主は、江戸蕎麦のルーツと言う説のある駿府の蕎麦の絶滅を危惧し
その美味しさを残し自然な農法(焼畑)を復活させるための活動を続けてきた人物。
静岡の山間部にわずかに残る幻の、大変珍しい在来種が
ここにそんなにたくさん揃っているのはそういう理由からなのである。
ふと周りを見回すと先程まであんなにぎゅうぎゅうワイワイ賑わっていた店内が
私が蕎麦に耽溺し第三宇宙を彷徨している間にすっかり空いて静かになっている。
千手観音のように忙しかった店主も今は時間がありそうだ。
そこであきらめの悪い私はダメモトで言ってみた。
「あの〜〜う、そばがきは、お昼は、無理でしょうか〜〜」
「あ、今ならできますよ」
( °o°)
(≧ω≦)!!
(≧∀≦)!!
やったぁーーーーバンザイ!!ヽ(≧∇≦)/
言ってみてよかったーーー!
「そばがき」
きゃ〜〜 うれしい
わ〜〜〜 かんげき
本日は伊那の信濃一号。
ふぁーっと広がるさわやかな野生のかぐわしさ。
香りも良いのだが食べた時の味わいの濃さに感激。
味わいがぎゅううと舌に濃厚にひろがる!
エアリーではなくふっくらもっちり、食べ応えのあるそばがき。
ああああ なんとめくるめく ものすごい蕎麦達・・・
鰹ががっつり効いたやや甘めの汁とともに蕎麦湯タイム。
あまりの感動にへにゃへにゃだったらしく蕎麦湯の写真がない。
静岡在来だけであと8種類もあり、全国入れたら20種類近くものも玄蕎麦を集めているという店主。
日曜日の「焼畑在来」も食べてみたいし、
もう、もう、どうしてくれる。
誘惑の「手打ち蕎麦 たがた」である。
2015年08月05日
2015年08月04日
ウェブサイト、リニューアルしました
高遠彩子のウェブサイトがリニューアルしました!
http://ayakotakato.com
一番お願いしたかったデザイナーさんにデザインしていただけて
すごくうれしい〜〜(≧∇≦)/
これから更に充実させていくつもりですので
ときどき遊びに来てくださいね。
彩子
2015年08月01日
クエーカー・オートミールの不思議
栄養が蕎麦だけに極端に偏るのを防ぐために
自宅ではお蕎麦が入ったものは禁止にしている私(^^;;)
50年以上前、アメリカ留学時代に塩で食べるオートミールを毎朝食べていた母の影響で
家ではオートミールをかなり愛食しています。
豆乳(または牛乳)+塩だけでシンプルに食べるのがだーい好き♡
買い置きできるし簡単にできるし、
あまり精製していない素朴な穀物好きの私には素晴らしい食べ物なんです。
普段は右のアイリッシュ・オートミールを買っているのですが
今回はじめてアメリカの大手メーカー、クエーカーのを買ってみました。
クエーカーのは個包装になってて便利だな〜と思いつつ、
いつも通りに塩を振って食べようとすると・・
なんだか見た目がおかしい、しかもすでに塩味がついてる?
アイリッシュ・オートミールは「原材料:カラス麦」と大変素朴なのに
クエーカーには塩の他に増粘剤だの着色料だのいろいろ入っていました。
クエーカー、そうだったのかー・・
と思ったのもつかの間、その後にもっと謎なことが発覚。
好きなものはつい食べ過ぎちゃうので
私はいつも決まった器に決まった量を入れることにしていて
アイリッシュ・オートミールの箱に
「一人前(40g当たり)」と栄養成分表があったこともあり
だいたい40gを目安にしてました。おかわりもするけど(^^)。
今回買ったクエーカーの個包装もいつもの器に入れたら全く同じ量だったので
「あーやっぱりアイルランドでもアメリカでも一杯は40gって感覚なのねー」
と感心して試しに測ってみるとやっぱり1袋は40gぴったり。
ところが、クエーカーの箱には英語でも日本語でも
「一袋(28g)」と書いてある!?
栄養成分表もカロリーも「一袋(28gあたり)」と書いてある。
「内容量 28g×12袋 336g」と書いてあるけど
実際の一袋は40gあるわけだから測ってみると全体で482gもあった。
実際より大幅に少ない量を明記するって企業としてはかなり損だと思うのですが
「28gあたりのProtein(タンパク質)量」が
アイリッシュの40gあたりと同じ4gと書いてあるあたりから考えると
意図的と思えなくもない・・
(タンパク質量は多い方がいいですものね、健康や筋肉量に気を使う人は特に)
アイリッシュと比べると「カロリーは3分の2でタンパク質量は同じ」という表示。
でもこんな世界中で何十万箱も売られている大企業の大ロングセラー商品が
そんな大胆なことするかな??
意図的でないとしたら間違いだけど、そんなことありえるかなあ!?
何より私が心配するのは
オートミールでクッキー作ったりする人多いので
その人達が測らずに入れちゃってクッキー失敗しちゃわないか、ってことです・・
誰かおしえて〜〜不思議すぎるー!!