2013年01月31日
SOBA FORUM 2013!!
大和撫子のみなさまに、
ライブではなくイベント出演のお知らせです♪
2/23(土)
新宿スタジオアルタにて行われる蕎麦イベントに出演します!
「キレイになりたい女子限定」♪♪♪
シンガーの私をこんな楽しい場所にお招きいただき
血中蕎麦粉度を見抜かれた思いでドキドキです(^o^)
「だいたい高遠はシンガーなのになんで蕎麦のことばっかり書いているんだ?」
そんなあたりもお話しできたらと思っています。
参加は無料な上、全員プレゼント企画までありますので
皆さんお誘い合わせの上お申し込みくださいね。
会場でお会いしましょう〜〜♪(^o^)♪
↓ここに詳細、出演者情報、申し込みフォームが出ています。
http://nichimen.or.jp/sobaforum2013/
http://www.nichimen.or.jp/
(メンズの皆様のためにSOBA FORUM FOR イケメン企画もできたらいいなぁ!)
2013年01月30日
千葉・京成稲毛「蕎麦 長寿庵」
来ちゃった来ちゃった、大好きなお店に♪
京成稲毛の住宅街に突然現わるととのった佇まい。
出前用のバイクが隅にビシッと停めてある。
張り切りすぎて開店と同時に一番乗りしてしまいましたー
ここは「イカの唐揚げ」から「かつ煮」から「すき焼丼」「カツカレーライス」まで
何でもござれのザ・町のお蕎麦屋さん。
それだけなら他にもありそうだが、
ここはその上お蕎麦がすんごく美味しいという、それはもうたまんないお店なのだ。
おいしいお蕎麦を手打ちしながら、出前もしながら
こんな何ページにもわたってぎっしりのメニュー全部を毎日用意しているなんてすご過ぎる。
(ちなみに全メニューは前回のブログに掲載)
とにかくメニューが多いので目移りすることこの上ないが
今日は3名なのでいろいろ食べられそうで楽しみ〜〜♪
「ハートランド」
「お通し」
「八海山 原酒」
み、皆さん
まだメニューが何も決まらないうちから
お酒だけこんなにどんどんすすんじゃっていいんでしょうか。
ワタクシは本日は小鳥の適量を守って運行予定。
でももういい気分〜楽しい〜 (≧∇≦)
「生桜海老かき揚げ」
ここに来たら絶対ハズしたくない「生桜海老かき揚げ」。
人数分にわけてきてくれました。
パリッ サクッ いい香り!
きれいな色だなあ〜
「磐城 壽 純米」
早い・・!
酒豪のお二人とご一緒とは言え、恐るべし「蕎麦 長寿庵」の魅力。
おつまみが楽しいとね〜〜ついついね〜〜(^o^)
「大多喜産生ゆば」
これまたここではハズせない一品。
私の熱いリクエストで前回に引き続き注文する。
ふっくらボリューミー。
表面の舌触りが優しく(コレ大事)、しかもやわらかすぎず
何よりも味が濃厚!
おいしい〜〜これほんとに大好き!
「まいたけあんかけ豆腐」
「エビ入りさつま揚げ」
「巻きゆば煮物」
「鴨スモークのサラダ」
季節ものの、あたたかい牡蠣そばのおいしいこと!!
まずこのどーんと大きな牡蠣がうれしすぎる。
しっかり、だけどスッキリの出汁の味わいの中で
蕎麦のやさしい味わいが感じられしあわせ〜〜
もうやりたい放題、欲望のまま長寿庵街道を爆走する私達。
ついにこんなことまでやってしまいました!
ジャーン、御覧下さいこのボリュームを!
「天ぷら盛り合わせ」
3名分とは言え圧巻の眺め。
「お腹いっぱいだから大好きなまいたけと海老くらいに・・」
と思ったのだが、思考と行動が一致しなくなってくるのが
名店の名店たるところ。あらっなんだか食べちゃった〜〜(^^;;)
でも、どんなにお腹いっぱいになっても
この方のいらっしゃる場所だけは掃き清めて空けてあるんです!
通常の「もりそば(機械打ち、これがまたおいしくて前回ビックリ)」
とは別に用意された手打ちのお蕎麦。
「手打ち田舎せいろ」!
美しい・・
クッキリ端整な輪郭線が描く、1本1本が踊っているようなライン。
味だけでなく盛り方もまた職人の技なのだ。
クッキリハッキリした蕎麦にクッキリハッキリゴージャスに散りばめられた黒いホシ。
手繰り上げると、フワァー!
香ばしく、甘く、端正さとたくましさを併せ持った
なんともかぐわしい香りがふんだんにこちらに流れてくる。
クッキリハッキリとはしているが固さは全くなく
平打ちゆえヒラリしなやかな舌触り。
うーんおいしい ウーン来て良かった
ああうれしいよう・・・
あっ!!
私が一枚食べちゃった!
(満腹につき3人で2枚とったのだが、
当然のようにお二人が1枚を半分こしてくださっていた・・・ハズカシ!!)
2011年11月の「蕎麦 長寿庵」
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2013年01月25日
神楽坂「蕎楽亭もがみ」
東西線「神楽坂」駅より徒歩3、4分。
小さな路地に輝く、ピカピカ真新しいお店。
路地が暗いだけに明るい店内の活気ある様子が外からも良く見える。
楽しげな宴の様子、忙しく立ち働く店の人々。
まるでドールハウスか舞台のセットでも眺めているような気分になる。
楽しそうだなあー
清潔感溢れる店内。
テーブル席にはサラリーマンらしき8人グループ、
カウンターにはカップルやおじさま方がくつろいでいて
実にいい雰囲気だ。
「蕎楽亭もがみ」の店主は女性。
スタッフも皆女性で全員が若く、全員が小花柄の割烹着を着用している。
若い女性が、小花柄の割烹着ですよ小花柄の割烹着!どうなんですか一体!
どうしても「萌え」という言葉が浮かんでしまう私も私だが、
どのスタッフにもチャラチャラした感じは一切ない。
小花柄と言ってもベージュや黒の目立たないナチュラルなもので
それを作業服のようにグワシッと紐でひっちばって
ガンガン働く姿がなんとも言えず清々しい。
しかしこの店の人気はそんな理由からではない(だろう)。
手打ちの蕎麦もうどんも最高に美味しいうえに
おつまみやお酒のラインナップがそれは楽しいのだ。気が利いているのだ。
例えばね、ランチはこんなことしてるんですよ。
手打ち蕎麦とビーフシチュー!
なんと魅惑的な組み合わせ。
そんなのつい頼みたくなるではないですか〜!
もちろん真骨頂は夜である。
「蕎楽亭もがみ」のおつまみ。
生牡蠣(赤穂)、ポテトサラダ、椎茸えび詰め天ぷら、牛すじ煮込み、
穴子の天プラ、煮ゆば玉子とじ、肉豆腐、会津産馬刺し、
白子天プラ、白魚の天ぷら、だし巻き卵、ビーフシチュー、鴨焼き、
手挽き荒粉そばがき、こづゆ(会津地方の祝い汁)
ひとりで行って、はたまた宴会で行って、
「おっこれは食べたい」とつい目に止まるメニューが
ガッチリ勢ぞろいしている感じ。
会津メニューが多いのは修行先である「蕎楽亭」の大将が
会津出身のためである。
お酒は地酒各種、
白鷹、花泉ロ万、鳴門鯛(山廃)、央(ドブロク)、央(純米大吟醸)、
一生青春(特別純米)、飛露喜(特別純米)、獺祭(純米大吟醸)、
その他、ビール、焼酎、ウイスキー、ワイン。
そば、うどんメニューは
ざる、ざるうどん、めおともり(そば、うどん合盛り)、おろしそば、
肉ざる、冷しゆば、つけカレー、
かけそば、かけうどん、肉そば、玉子とじ、HOTおろし、HOTゆば、
そして、牛すじカレー!(^o^)
ついついメニューを熟読、目移りしてしまった私。
ビーフシチューに大変惹かれたがなにせ一人なので、
ハーフでも頼めるという「牛すじ煮込み」に。
「牛すじ煮込み」
断然「肉より魚」派の私だが
煮肉には弱くってねえ〜♪
ネギたっぷりが嬉しい、トロトロが嬉しい。
「こづゆ(会津地方の祝い汁)」
メニューに「野菜たくさん ホタテダシ」とある通り、
たっぷり野菜とほんわかホタテダシ。
味付けが濃くないので素材ひとつひとつの個性が楽しめるところが素晴らしい。
きくらげや白滝のぷるぷる感の中に、
にんじんのあまみ。さといもの滋味深さ。みつばの香り。
そして銀杏が口の中ではじけた時の宝物のような嬉しさ。
居酒屋的メニューが沢山あっても野菜メニューは少ないことが多い中
こうして蕎麦前に野菜をたっぷり食べられるのはありがたい。
そしてなんと私、
今日は「ざる」を頼みません!
うどんやひやむぎの美味しさで有名な「蕎楽亭」から暖簾分けしたこの店であるから
今日は「めおともり(そば、うどん合盛り)」、
いきますよ〜♪
まず運ばれてきたうどん、そば用の「デュオ猪口」の美しさに
目を奪われる。
会津の工房で作られているという、ガラスに漆塗の蕎麦猪口。
個性的な質感、発色とガラスならではの涼しげな清潔感が印象的で、
うどんの澄んだ汁がとても綺麗に見える。
「赤×黒がそば」で「白×茶がうどん」というのも
それぞれのイメージによく合っていてとてもいい。
「めおともり(ざるそば、ざるうどん合盛り)」
「ざるそば」
じっとりしっとり横たわる、透明感のある粗挽き肌。
見た目からはそんなに香ってくれそうな蕎麦には見えなかったのだが・・
箸先にたぐり上げて目がかっぴらく。
ほわーっ なんと香ばしい、トウモロコシのようなかぐわしさ!
口に含むとずっしりみずみずしい肌から
穀物のふっくら香ばしい味わいがかろやかに溢れ続ける。
みっちり濃厚!!という感じではなく、みずみずしさの中から
かろやかに絶え間なく溢れでてくる感じがたまらない。
うあ〜しあわせ、なんておいしいお蕎麦だろう・・・
会津産の蕎麦、品種は「会津のかおり」と聞いて更にびっくり。
こんなに味と香りの濃い「会津のかおり」は初めてかも。
やっぱり合盛りにしないでそばだけいっぱい食べたかったかなあ、
失敗したかなあー
「ざるうどん」
ギャフン。
食べもせぬうちから尻尾を巻きました。
「やっぱり合盛にして良かったー」と思わずいられない、おいしいおいしい小麦の香り。
ちゅるりと口に含むと、すんなりシコシコ絶妙の食感で
甘いだけでない小麦のかぐわしさと旨みが濃厚に舌に広がり続ける。
この色の濃さ、見るからに美味しそうだとは思ったがここまでとは・・
蕎麦もあんなにおいしいのに、うどんもおいしすぎるんですけどー!
私は思わず上半身がじたばたしてしまい
厨房はものすごく忙しそうなのだが
どうしても伝えずにいられなかった。
「両方共おいしすぎます・・・!」
礼儀正しく潔く、それでいてどこまでも自然な店主。
そのまっすぐな瞳は「蕎楽亭」時代から私の印象に強く残っていたが
今日はさらにその「自然さ」に心を打たれた。
紐を力任せにひっちばったように着た小花柄の割烹着が
本当に良く似合っていた。
暖簾を出ると、1月のかたくつめたい夜。
しかし私は春風にでも吹かれているかのように大変にいい気分だった。
こういうのを「いい気分」というのだと思った。
神楽坂を飯田橋を、どこまでも歩きたい気分で
ふわふわ〜
フラフラ〜
この道をゆけば、「蕎楽亭もがみ」の店主が修行した「蕎楽亭」。
あの角を曲がればその昔「蕎楽亭」の店主が最初に店を開いた場所。
時の流れと「蕎楽亭もがみ」に、酔ったのだ。
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2013年01月23日
家族揃って「並木藪蕎麦」!
大変珍しいことに、家族5人揃って並木藪〜
家族でお蕎麦屋さんに来ることなんてないので
何だか照れるなあ〜
父はここに来たら「天ぷらそば」と決まっている。
姉@姉Aも喜んでそれに続く。
透明感を残した濃い汁のなかに
コッチリととのったかき揚げ。
「もりそば」の景色も素晴らしいが、これもまた並木藪の景色だ。
しかしB型チーム母と私はどこまでも我が道を参ります。
母は「おかめそば」。(←全くこだわりなし。「何となく決めた」)。
私はもちろん、愛しい、愛しい、この方!!
父はここに来るといつもそうするのか
天ぷらそばを前にすると姿勢を正し
茶の湯の作法のように垂直に箸を立て
椀の内周をなぞるようにスイスイスイーと蕎麦を混ぜた。
なにせ生まれた時からご近所さんの父であるから
私には分からない深い歴史があるのだろう。(^^)
ああー おいしい〜〜〜
おいしい〜〜〜
どうにもこうにも並木藪味。
目をつぶって食べても100の蕎麦の中から見つけられる気がする。
私の肌に同化していくようなおいしさだ。
「お前はもう一枚食べるんだろ!」
お父様、御心遣いありがとうございます(^^)
浅草「並木藪蕎麦」(初めての、並木藪)
2011年11月の「並木藪蕎麦」(date♡)
2011年10月の「並木藪蕎麦」(完成!)
2011年2月の「並木藪蕎麦」(改装前最後の・・)