2023年07月12日

尾山台「とうきょう縹」

一応最寄りは尾山台ということになっているがいろんな駅の真ん中。

5年前までここから歩けるエリアに住んでいた私は
今回懐かしくて自由が丘から歩いて行った。

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おしゃれエリアの住宅街に似合う、上品でモダンな外観。

縹という美しい名前から、鮮やかな暖簾を想像していたが
ざっくりとした麻の暖簾に縹色の文字。
うーん、このやりすぎない感じが、ニクイですねえ〜♡

開店まもない時間だというのに店内は満席。
予約しておいてよかった!

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(写真は退店時)




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「ハートランドがある店はいい店だ」。

私が敬愛する方の言葉です(≧∇≦)
湿度が高いこんな夕方、全身に効くぅ〜〜!!



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お通しの「油揚げと小松菜ときのこの炊いたん」。
これが美味しい!
このお店が美味しいことがもう確定しちゃった感じ。
ア〜ガ〜るぅ〜〜(≧∇≦)!♡


さてメニューをビビるくらいガン見します。

ホワイトボードに手書きの、本日のおすすめ。

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今が旬!という言葉には惹かれるに決まっているが
復活!という言葉にはさらに惹かれる。
それだけ大好評だったってことですよね〜♡

そしてここまでで気づいた方はスルドイ。
なんかお寿司屋さんぽいでしょ?
そう、こちらはなんと、元々お寿司屋さんだったのです。
長年 この地で愛されてきたお寿司屋さんが、
2017年にお蕎麦屋さんとして生まれ変わったのだ。


ところで、私高遠彩子には「蕎麦スイッチ」という 機能が搭載されておりまして
お蕎麦屋さんにやって来ると、 というかお蕎麦が私の目の前に運ばれてくると
その かぐわしい香りを鼻の中に吸い込みたいあまり、
嗅覚が犬並みに敏感になってしまうという困ったことになっております。
お蕎麦が運ばれてきた瞬間に、それこそ隣のテーブルの人の柔軟剤の匂いや、
おしぼりに使われた洗剤の匂い、
ひどいときには厨房で使ってる台所洗剤の匂いまでもが私の鼻の中に飛び込んでくるという、
流石にちょっとおかしい、迷惑かつ特殊な能力が備わっております(笑)。

なので、大変正直なことを申し上げますと
こちらのように生魚を扱う店というのは、ちょっぴり心配もございまして
生魚そのものは大好きな私ではありますが、 お蕎麦屋さんでとなると
ちょっと香り的に、魚臭さが心配される部分もありました。
(普通のお蕎麦屋さんでもカレー南蛮とかイカ焼きとかが他のテーブルに出ると
 蕎麦の香りと引き離されまいと一人悶絶格闘しています笑)

でもこちらのお店では 全くの杞憂でございました〜
美しい店内はお魚も出す店とは思えない空気。
ご近所の人らしい、おしゃれご夫婦のデート使いが多いみたいです(≧∇≦)




そして定番メニューはますますヤバイ!!

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お蕎麦はもちろん、美味しそうなおつまみが多すぎる!!
ここは絶対美味しい予感!!



しかも後から気づいたんですが
クラフトビールもこんなに揃ってる〜

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オーダーして最初に来たのは
定番メニューの中で一番気になったこちら。

「トマトとアンチョビのだし巻き玉子」
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いやこんなメニュー名見たら絶対頼みますよね?
まずアイディアに拍手!!
そしてこのものすごいボリュームとふっくら感に大拍手!!
ふっくらして甘くなくてめっちゃくちゃおいしい。
トマトもたっぷりー♡

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とにかくアンチョビ の主張がすごいので
出汁っぽさはあまり感じないものの、
たっぷりのトマトの酸味、ジューシーさも最高。
うーん、一発目からヤラレました〜



「復活!海鮮サラダ温玉のせ」
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ぎゃーーーー

すごいの来た!ヤバイの来た!
これ絶対美味しい!!
席についてまず一番にこのメニューに目を留めた自分の勘を表彰したい!!

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もう、 参りましたと言うしかない。
さすが、元お寿司屋さん、すべての素材がとんでもなくおいしい。
海老、サーモン、タコ、トビコ。
特にサーモンの焼き具合と旨みは 衝撃と言っていい美味しさ!
私はあんまりドレッシングって好きじゃない方なのだが、そのドレッシングもめちゃくちゃおいしい。
またさーー、 サラダだけでこんっっなにおいしいのに、
その上に温玉載せるとかってずる過ぎるよね〜〜笑!!
海鮮サラダって生まれてからどれぐらいたくさん食べたか分かりませんが
多分、人生で1番おいしい 海鮮サラダに、お蕎麦屋さんで出会っちゃいました!!



「自家製胡麻豆腐とじゅん菜、濃厚出汁で」
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涼しげな野菜系が食べたくて選んだこちら。
自家製の胡麻豆腐はぷるぷる感、クリーミー感はあまりなく
なんとなく粉っぽく硬めな、 個性的な質感。
胡麻豆腐自体の味は超スッキリだけど出汁が確かに超濃い。
酸味があり最初は酢かと思ったくらい?
そこにじゅん菜とすりおろし山葵。
夏らしい一皿ですね〜



「新生姜と枝豆の天ぷら」
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まず、この取り合わせ自体にセンスが爆発してますよね。
夏らしくて、 こんなのつい選んじゃいますよー!
しかも、この天ぷらがめっちゃおいしい。
まず揚げ方が最高。カリカリで軽い!全く脂っこくない。
油も腕も よくなくてはこうはならない。
新生姜が刺激と枝豆の香りが爽快で止まらない〜〜


「二八せいろ」
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華やかに外皮のホシを散らした、はんなりと優しい姿。
箸先から香りを寄せると、むわあーーー!と強く甘く、力一杯逞しい香り。
口に含むと、輪郭線は比較的はっきりしているのだが
噛み締めるととても優しくやわらかな印象で、コシはあまりなくふっつりと切れる。
それがなんともやさしい。

そしてこと蕎麦に関しては、病的なまでにその香りに執着がある変人の私は
どこでも蕎麦汁をつけずに完食してしまうと言う悪癖があるのだが
この店ではちょっと違った。

そばつゆをちょっと舐めてみて、おおおっ!?と 反応した私。
老舗の名店系の、かなりガツンと濃い、 しかもちょっと珍しい位おいしい汁なのだ。
これは・・・と思い、 ちゃんと良い子にして蕎麦汁をつけて食べると・・・
うっわ、めっちゃくちゃ美味しいんですけどーーーーーー!!

私にとっては珍しく、
汁につけたほうが感動の大きい、北海道のお蕎麦でした♡


そして、実はぶっかけ蕎麦も大好物の私。
お料理が美味しい店では特に見逃せません。

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大根おろし、きゅうり、干し海老、岩海苔、揚げ玉。
選ばれし、メンバーにセンスを感じるーーー!
そして、蕎麦汁がやっぱりめちゃくちゃおいしいーーー!
こちらに来たらお蕎麦はこのぶっかけ、おすすめします〜



デザートにはこちらを♡

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とろたく細巻〜!!(≧∇≦)
お蕎麦屋さんでこれは、楽しすぎますよね!?




こんなおしゃれエリアの住宅街のモダンなお店なので
ギャルソンエプロンとかした素敵なスタッフが
バシッとした接客をしてくれそうなイメージを勝手に持っていた私ですが、
そこもいい意味で裏切られ大感激。

家族経営のこちら、とても感じの良いお父さんとお母さん、
そして息子さんのお嫁さんが、素朴で温かいおもてなしをしてくれました。


私にとって、一番好きな蕎麦の名店と言うのは
やはりお蕎麦が最高に美味しくて、 できればお蕎麦の種類が複数あって
それらを蕎麦汁もつけずに完食して(よい子は真似をしてはいけません笑)
食べ比べできるようなお店が1番好きなのだが
こういう、 最高においしいおつまみが充実して、
ご近所の人や幅広い層に愛される 手打ち蕎麦屋さんもいいよなぁーーー!
と 改めて感激してしまった。



私の国にはお蕎麦屋さんという、
素敵な文化があるのです。








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posted by aya at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>世田谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月23日

長野・高遠「華留運」


私が大好きな、そして私自身のルーツにも関わる高遠町にあるお蕎麦屋さん。

高遠には「高遠蕎麦」という歴史深い郷土蕎麦があり、
その詳細については後で紹介するが
この店もその「高遠蕎麦」が食べられる貴重な名店だ。

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純和風の素敵な外観でしょう〜〜?!♡


もっと素敵なのはこちら。

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きゃ〜〜〜!!!!

十割 長野県入野谷産 入野屋在来
玄挽 高遠産信濃一号 十割細挽き
二八 高遠産信濃一号 国産強力小麦

こっ これを見て血圧・脈拍を正常に保てる人がいるのだろうか!?!?
ステキ・・・このままここでしばらくこれを眺めているだけでも幸せ・・・!!
でもそれではお店の方も気持ち悪いと思うのでさっさと入ります(笑)


店名の「華留運」はケルンと読む。
山への親しみが感じられる名前だが、店内に入ればこの通り。


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山小屋風にまとめれた店内には
山の写真やピッケルが飾られ、
まさに今日も登山していた私には実に楽しい雰囲気。

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ほっこりとくつろげる雰囲気だが、
しかし私は今それどころではないのである。

とにかくここはお蕎麦がものすごいので
もうすぐそれらに出会えると思うと、胸が高鳴って高鳴って
全然落ち着きませんーーーー!!!


だって、ほら!

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もうダメだ
おいしそうすぎて嬉しすぎて大気圏を飛び出しそうだ
高遠町のお蕎麦なんて泣けるほど嬉しいし
入野屋在来なんてもう!アナタ!えーーーん!!(ついに泣き出す笑)


そして冒頭で触れた高遠蕎麦とは歴史的にこういうものです。

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(ちなみに私の曽祖父は高遠藩の血筋の者です〜)

高遠蕎麦という文化はお殿様と一緒に会津に行っちゃったんですが
その後本場である高遠町で復活して愛されるようになったんですね。


肝心の、「高遠蕎麦ってどんな蕎麦よ?」って話なのですが
こんなお蕎麦です!

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ここは写真入りでしっかり説明してくれていていいですよね〜!

私は普段は「蕎麦と私の間に入る者は水も許サヌ」とか言っちゃって
蕎麦汁もつけずにそのままズルズル完食しちゃう極悪人なのですが
本日は大好きな高遠に来たんだもの!一枚は高遠蕎麦、ぜひ頂きますよー!


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二八、十割、玄挽、もちろん全部食べるかから
どれかを高遠蕎麦のセットにしてもらおうーっと。

高遠産雑きのこ入りの「雑きのこぶっかけ」とかもちょー気になるけど
私のお腹は残念ながら一つしかないからあきらめだな・・・
嗚呼明日の私からお腹を借りたい!!



でもお蕎麦の前にはやっぱり色々食べたいよね〜

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じゃーん!

「馬刺し」
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半分凍った状態で、とメニューにあった通りの半ジャリ!
薄切りで上品でとても美味しい。
にんにくとしょうがは欠かせないですよね〜♡



「馬すじ煮込み」
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馬すじ、豆腐、こんにゃく、ねぎ。
すじ肉がプリプリと固めの食感でうっまーーー!
味付けも甘くなく汁がいい味でめちゃくちゃ美味しい。
コラーゲンぽいところも嬉しーい♡


さてこれが今回ちょっとびっくりしちゃったのですが・・・

「そばがき」
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おお〜なかなかの粗挽き!

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蕎麦の実の青さも伝わって美しい。
・・・なんだけど、アレ??切るとギシギシいうみたい??

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???
なんだか中が生のようでした〜
せっかく出していただいたのに申し訳ないが
勇気を出して言ってみると、快く交換してくれました。
すみません〜!



そして出してくれた2代目そばがきさん。

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あららら??
また切るときギシギシいって、
食べてみると中はジャリジャリギシギシとした生の蕎麦粉。
そうかこれは狙ってこの状態なのかもしれない。
新しい出会い!?
胡桃味噌?がついてくるのが長野らしくていいですねえ〜





「高遠蕎麦(二八 高遠産信濃一号 国産強力小麦)」
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二八のお蕎麦を「高遠蕎麦」のセットでオーダーしました〜
「華留運」の高遠蕎麦にはくるみだれもついてくるのがめっちゃ嬉しいですね!

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しかしとにもかくにもお蕎麦です。
この美しさ!
あ〜〜〜〜〜うれしーーー!

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みずみずしくピカピカに輝く粗挽き肌。
ドキドキと箸先から香りを寄せると・・・
めちゃくちゃキンキンに冷やされていて
意外にもその冷気に香りは乗ってこなかった。
口に含むと細撃ちなのに質感はずっしりめ、歯応えもやや硬めでしっかり。
そして粗挽きのざらつきとかすかなジャリツブ感もあるのにつるんっつるん!
味わいは香ばしい滋味深い味わいがあり、
いやー・・・香りがなくてもすごく美味しいなーと思っていたら!!
香り後から出てきたああーー!!♡♡♡
野生味のある香りだが、いわゆる信濃一号らしい野生味とは
一線を画す香りで、香ばしさもあるのが素晴らしい。
おいしーーー!

ちょっと次のお蕎麦来ちゃったので高遠蕎麦としては
後で食べます!私は今めちゃめちゃ忙しい!!(笑)





「ざる(十割 長野県入野谷産 入野屋在来)」
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ぎゃーーーー!!
さ さらにすごい。さらにすごい!!
これは絶対に美味しいいいいいい!!

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極細、平打ちの繊細な輪郭線。
二八よりさらに暗めのに浮かぶ
無数の細かな褐色のホシたち。
そしてこちらはトップから、ガツンと黒く香ばしい芳しさ!!!
口に含むとちゅるんとしなやかで素晴らしいコシがあり
十割と思えない食感。
二八同様、かすかにザラチク感があるがこちらもつるり。
香りはガッツリだけど味わいは澄んでいて最高!!
ああ〜幸せだああああーーー



「ざる(玄挽 高遠産信濃一号 十割細挽き)」

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ウワーー・・・

絶句の粗挽き、絶句の美しさ

この粗挽きはめっちゃいい粗挽き!!これは絶対に美味しい!!

この素晴らしい一枚が出来上がるまでに
種から土から雨の日風の日、そして挽き方打ち方(日本語崩壊)
どれだけの苦労と工夫が詰まっているんだろうと思うと
その尊さに涙が出そうになる。
私なんかが食べていいのかなという気持ちになる。

えーんえーん 会えて嬉しいようーーー

いただきます!!!


うっわー・・・

見ての通りではありますが
食べてももんんのすごい粗挽きでございます!!
そしてビビるのほどの香り爆発っぷり!!!
黒い香ばしさとたくましさ、甘くさ、全てが深くて
素晴らしすぎる、最高の香りーーー!!
これだけ粗挽きでこの香り方って強烈に凄い。
二八や十割はほんのりだったザラチク感だが
この玄挽きでは容赦ないザラチク感。めっちゃ刺激的で楽しい(≧∇≦)
味わいも濃くてずっと膨らみ続けてくれて
ああもう・・・興奮しすぎてくたびれたかも・・・
へなへなへな・・・



ちなみに蕎麦汁は長野らしくかなりの甘手。
しかし、より甘そうに思えるくるみだれは甘くないんです!
香ばしくて美味しいー!

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そしてお楽しみの「高遠蕎麦」。

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「越前おろし蕎麦」の大根汁は独特の甘さがあってそれが美味しいのですが
「高遠蕎麦」は「辛味大根の汁」なので甘くありません。
そこに焼き味噌を入れると香ばしくて美味しい〜!
糠のような香りがするのもなんかおいしい♡

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高遠は高遠城址公園の周りの1500本のコヒガンザクラで名高い町ですが
とてもとても美しくて素敵な町。



行ったことのない方は、ぜひ一度訪れてみてくださいね〜!!













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posted by aya at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越の蕎麦>長野 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月17日

愛媛・松山「手打蕎麦まろ」


美しいもの美味しいものいっぱいの、
大好きな松山。

その松山にて、地元の人に大人気のお蕎麦屋さんは
いろいろと、意外なのでありました〜


繁華街のど真ん中にあるというのは
地図でわかっていたが、
たどり着いてみると、んん?


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なんとビルの一階の飲食店街のお店でしたー!
一番上の段に「手打蕎麦 まろ」の文字が輝いております!!

ちなみに私が一番好きな四文字熟語は
言うまでもなく「手打蕎麦」です。
「手打蕎麦」って書いてある幟とか
本気で延々と見惚れたりします(笑)



時刻は10:58。
開店は11:00なのですが、
お店のシャッターは半分閉まっていて暗く、
あれ〜大丈夫かな〜、今日やるのかなあ〜?
と、遠くから見たときは心配になりました。



しかーし!近づくと、
今まさにお蕎麦の手打ち真っ最中ではありませんか♡

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私にとって蕎麦打ち部屋、蕎麦打ちの時間は
鶴の恩返しのような魔法が生まれる尊い世界。
神々しくて近づくこともできないまま、
それにしてもあと2分でお店開くのかな?
今日はちょっと遅れるのかな?
なーんて思っていたら、
11時ちょうどにバチーッと開店!

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しかも開店と同時に私も含めて5人のお客さんがドドドッと入ってきて
このお店の人気っぷりが伝わってきました。
私の大好きなアイドル(お蕎麦)が松山でも大人気で
なんか嬉しい (≧∇≦)♡

ビッグバンドのBGMが賑やかに流れ
バイトらしいお姉さん3人も厨房も忙しげに動き、
11:01にはガンガンに開店モードです。

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このお店、お蕎麦はもちろんなんですが
お料理や種物がやたらめったら美味しそうなんです!

ちょっとー、これやばいですよね?

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お蕎麦に鯛しゃぶ載せちゃうの??(≧∇≦)
え〜気になる〜〜



とにかく美味しそうなものがいっぱい!
特に中段右の一品メニューにご注目〜

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そんなに何度も誘惑されたら
もう押し倒されるしかありません。
鯛しゃぶそば、いきます!!

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周りの方は数量限定の定食が多いみたいですが・・・

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いつものことながら私は我が道を行きます(≧∇≦)

「鯛の梅しそ巻き揚げ」
「せいろ」
「鯛しゃぶそば(温)」
に決めました。


意外にも一番に到着したのは、こちらの方。


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明るい肌色、美しくととのった輪郭線。
箸先から香りを寄せると、
たくましさと二八らしいまろやかさが混じった香りが
むわ〜と強く濃厚に漂ってきた。
キンキンにしっかり〆られていて
かなりくっきりハッキリ固めの輪郭線。
舌触りはややパキパキしているが
噛み締めた食感としてはやさしいコシがある。
味わいは意外とすっきりとしているのがいい。

蕎麦汁は鰹の風味がしっかり。
ちろっと舐めた時よりお蕎麦をつけた時の方が
甘みをかなり強く感じた。




「鯛の梅しそ巻き揚げ」
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なんだか想像と全然違う形態のものがやってきました。
フリットのようなルックス?
一口食べてびっくり、驚きのふわふわもっちり食感!!
なになにナニコレーー!
鯛が厚くてもっちりふっくら
衣が薄くて脂っこさしつこさゼロ!
シソと梅の風味が華やかでおいしいーーーー!
ただよく考えると鯛の風味はあまりしなかったかも?
でもそんなに気にならないくらい全体がとにかく美味しい。
揚げ物は断然塩派の私ですが
これに限っては添えられてきたお出汁で食べ方が、
揚げ出し豆腐っぽい感じになって美味しかったです♡



「鯛しゃぶそば(温)」
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うおおおおお
もう見た瞬間、食べてもいないうちから
「これ頼んでよかった!!私天才!!」
と喜びと自惚れに浸りました(笑)。


この個性、この美しさ美味しそうさ。
これはホームランですよね??


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うぎゃーーーーーーー!!
なんという美味しさ!!
なんという美味しさ!!
先程のせいろの蕎麦汁は結構鰹と甘みが強く感じたのですが
あたたかい汁は甘くなく洗練の香りと旨みで
出汁がめっちゃ美味しい。
そしてなんと言っても鯛しゃぶが美味し過ぎます!!
鯛というお魚の澄んだ美味しさがそのまま体に入ってくる感じ。
そして感動するのはその鯛が
全体の香り、味わいを全く染めず、汚さず
お蕎麦も出汁も最後まで清らかなまま楽しめること。

「せいろ」至上主義とか蕎麦原理主義とまで呼ばれる私、
普段種物には興味が薄い方ですが、
こんなのに出会っちゃうともうただただ降参・・・
すごいの食べちゃった!!



きっとここは季節季節で面白いメニューが出てくるんだろうなあ〜
気になるなあ〜

私の人生はお蕎麦のおかげで豊かで、とっても忙しく、
いつもソワソワしています(笑)





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posted by aya at 23:21 | Comment(1) | TrackBack(0) | 四国の蕎麦>愛媛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

静岡・葵区「たがた」

静岡が誇る名店「たがた」が
3月にリニューアルオープンしている。

「たがた」のお蕎麦の凄さは言わずもがな。
行ったことない方は是非こちらを読んで
誘惑されちゃってください (≧∇≦)!

2015年08月の「たがた」

今回は敢えて、リニューアルに向けて工事中だった頃、
期間限定の「お決まりメニュー」一本だった「たがた」をご紹介〜


暗闇に浮かぶ小さな灯り。

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やっているのか不安になるが、
近づくとこんな案内がある。

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なるほど、一階の店舗は工事中なので
二階で営業中なんですね。
ボタンを押すとすぐにスタッフが、
階段を駆け降りるようにやってきてくれて
二階に案内された。


私二階ははじめて〜
広々として居心地の良い空間。

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期間限定の「夜のお決まりメニュー」は3000円。

先付・前菜・そばがき・天ぷら・小盛蕎麦

という内容らしい。
や、安すぎる〜〜!カッケーーー!!
(達人がその腕を安く提供しているととにかくシビレる)


「先付」
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塩茹での空豆と、清水在来の大豆、ここ豆。
蕎麦前ってお酒のお供でもあるから
どうしても塩分強めになりやすいが
これは思い切り薄味。
だからこそ、豆の甘み旨みがしっかり伝わってくる。

「前菜」


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えーーっ
3000円のコースでこの前菜!?
凄すぎます〜〜!!


きのこ佃煮
八ヶ岳の大塚にんじん大塚ごぼうの佃煮
スナップエンドウ胡桃あえ
かまぼこ(澱粉を使わない静岡産、グチ97%イサキ3%)
ジャコの青唐辛子炒め
ホタルイカを炊いたもの
青菜と桜エビのさ酒煮
新海苔の佃煮


海の恵み、山の恵みの美しいこと美味しいこと。

特に感激したのは
新海苔の佃煮!!
突き抜けるフレッシュな香りに脳を撃ち抜かれました〜♡


そしてお次は「そばがき」・・・のはずですが
本日はそばがきの代わりに、「板そば」を使った一品料理♡


「牡蠣と野菜の板そば」
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牡蠣美味しいーー!
きのこも最高。
意外にも、板そばがほぼ香らなかったのが残念・・・
牡蠣に負けちゃったのかな?
それとも私が牡蠣にがっつき過ぎた? (^^;)



天ぷら「ワカサギ、蕗の薹、茄子」

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春のよろこびいっぱいの天ぷら。
薄衣だけど結構油感はしっかりあって、
意外とボリュームのある天ぷら。



そして、静岡が誇る、
「たがた」の絶景がやってきた。

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うおおおおお
ヤバイですううううう〜〜〜!!

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もうもうもう、香りを寄せずとも
こちらにぶっ飛んでくるように香りまくっております!!
甘く逞しく、ちょっとえげつないくらい濃厚な香り!!
口に含むとその食感の絶妙さにハッとさせられる。
粗挽きの素朴な輪郭線、質感を感じるのに
驚くほど繊細で優しく、ふわりとしたコシがある。
うーーーん ニクイッ!!巧すぎるーーー!♡
香りだけでなく味わいもこれ以上無理ってくらい濃厚で、
ぎゅうーーーとした甘みと旨みが口いっぱいに広がり続ける。
福井産の十割蕎麦。


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ここは蕎麦汁も独特の美味しさ。
スモーキーな鰹感が
なんというか、老成したイメージの渋さを醸し出していて
それを支える甘みも旨みも大変濃厚。
全てがちょうどよくこっくりと良く合わさっていて
とても美味しい汁。


とにかく3000円でこのコースは凄過ぎた〜〜!!



現在は店主のイメージ通りに一階のレイアウトがリニューアルされ
また新しい「たがた」がバシバシ展開されている。

今回はお決まりコースだったので
お蕎麦一種類だったけど
次回は絶対また複数種類いくもんね!!

楽しみーー!













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posted by aya at 18:09 | Comment(1) | TrackBack(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月14日

岐阜・中津川「わくり」


駅前と聞いてはいたがびっくりするほど駅前だった。

しかも、この素晴らしい景色はなんでしょう!?

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まずドーンと目を惹くのは右手の老舗酒屋の構え。
まさに中津川という古い街らしい風格たっぷりだが、
その横に佇むこの小さき名店の美しさも負けてはいない。

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ミニマムに洗練されたモダンな外観ながら、
古き良き和のイメージのあるこの街の風景にスッと馴染んでいるのが素晴らしい。




名高い名店は意外にも駅ドまん前、しかもカウンターのみなんです。

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この日は少々疲れていたので(遊びすぎ(笑))
カウンターではなくてテーブルに座りたいな、という思いもあった。
しかし入るや否や、めちゃくちゃフレンドリーで感じの良い店主夫妻の笑顔に迎えられ、
一気に居心地良くなってしまいました〜 (≧∇≦)



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私の下手な写真では伝わらないかもしれませんが
厨房のあのタイルもオシャレで素敵でした。





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うわーーん!おいしそう〜〜!!
アレとアレとアレ、絶対いく!!♡
いつもながら自分のメニュー選択決断力の速さには
感心します(笑)。


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そしてなんと言ってももう今から落ち着かないのは
ここのお蕎麦が楽しみすぎて・・・♡
もちろん「粗挽きせいろ」「せいろ」両方参ります!!



「うずらの燻製」
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なにせ浦和「庵浮雨」の「うずらの燻製」という麻薬に
完全に脳を侵された私。
「うずらの燻製」の文字を見た瞬間にアクセルを全開で踏んでしまいます。
「わくり」の「うずらの燻製」はお塩がかかってるんですね〜
そして卵の表面に強烈な燻製の香りをまとっています♡
味がなかまで染みてない残念さはあるが、
やっぱり燻製って素晴らしい!燻製大好き。


「ちあゆの南蛮漬け」
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稚鮎の繊細な質感が楽しめ、味付けも上品で素晴らしい!
上にあしらわれたネギも美味しい。


「竹のことコシアブラの天ぷら」

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この季節ならではの大地の恵みに飛びつきました。
うっまーーーーー!!
竹の子の味も質感も香りも最高すぎ!!ナニコレ!?
と思ったら、出汁で炊いてから揚げてあるそう。
醤油の焦げた香りが反則で、
美味しすぎてもう普通の顔では食べられません。
まいった♡(≧∇≦)
コシアブラも軽やかで春の香り爆発で最高。
この衣、特に香りがいいとかではないのだが
脂っこさゼロの軽やかさ、すごすぎる。




そして、カウンターですから
お蕎麦がこれからやって来る事実が、
予感ではなく現実と感じ取れます。
ああ〜楽しみすぎてどうしましょう!!
ドキドキして胸が痛いー!


「粗挽きせいろ」

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ひゃあああ・・・
思っていた以上の静かな迫力、佇まいに
瞬きができません・・・
無数の粒子たち、震える輪郭線、
その隙間にはらんだ香りも、今私の眼前にある。


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ドキドキと箸先にたぐりあげると、おおおお〜
ややムワッとする、野生を含んだ香ばしいかぐわしさに迎えられた。
口に含むと独特の質感。
優しい粗挽きの肌は手捻りの陶器のようで
荒いのに優しくてすべらか。
味わいも大変に濃厚で、
噛み締めなくとも口に含んだだけで生々しいような味わいが
舌にぎゅうーと押し込まれる感覚すらある。すごい。
食感もまた稀有で、噛み締めるとふわっむちっとするような
柔らかなコシがとにかく印象的。
最後噛み切らせないギリギリを攻める、
めちゃめちゃ柔らかいのに強靭なコシ。
こりゃすごいお蕎麦だ〜〜!!おいしーーー!! (≧∇≦)♡
岐阜、阿木の蕎麦。







「せいろ」
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こちらは正統派の美しさ。
シンプルな器だけに蕎麦の美しさが際立つ。
もりそばの景色は、世界に誇りたい日本の絶景だといつも思う。
こんな美しい食べ物ってありませんよね!?


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こちらは北海道のお蕎麦なんです。
だけど、どういうわけだか「粗挽きせいろ」と香りが似てる!?
阿木の蕎麦と似た野生と香ばしさを感じるのだが
こちらの方が野生が強め。
まあでもこういう不思議なことは他店でもあるもので、
例えば産地別で二種出す店、八種(!)出す店で、
その日出てくる蕎麦に共通点が多く感じられることってあるのだ。
その日の天気やこちらの体調のせいもあるかもしれないし、
この店主は蕎麦から野生と香ばしさを引き出すのが滅法巧いのかもしれない。
この「せいろ」も「粗挽きせいろ」同様、
ものすごく柔らかなコシが印象的、感動的!
舌触りは密でなめらかむっちり、それでいてやわらかいのが素晴らしい。

蕎麦汁はかなり濃いめ。
醤油辛さも甘みも旨みも全部強いのだが
こっくりとよく合わさっていて大変に美味しい。




はあー
こんな名店が駅前にあるなんて
中津川の人羨ましすぎる!!

ちなみに甘いもの全般苦手の私ですが
中津川の栗きんとんは大好物です♡
(東京でも帰るけどあれって実は鮮度が超大事なので
いつか中津川で食べるのが夢!)

中津川の人色々と羨ましい・・・ (≧∇≦)

こんなお店あったら毎週通っちゃいますよね〜〜!!




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posted by aya at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする