2022年04月13日

三鷹「手打ち蕎麦 太古福」


前回からずいぶん間が空いてしまったが、久しぶりに訪れてみると
相変わらず目立たない外観(笑)。

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それでも大人気なのだからここはやっぱり凄い! 

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地下に降りるとすでに6人の行列。
店内は大忙しのようで、音だけで活気が伝わってくる。


待っている間にメニューを手渡して選ばせてくれるのがありがたい。
なぜなら、ここはアレンジメニューのアイディアと
バリエーションがものすごくてですねー!
相当な蕎麦決断力の高さを誇るこの私ですら、
いろいろと惑わさられるのであります。
 

はい ダダダダーッとご紹介しますよー!

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すごいですよね〜!?

「アヒージョのつけ蕎麦」
「浅利のトマトクリームつけ蕎麦」
「冷やしタンタン蕎麦」
「味玉入り鶏タンタンつけ蕎麦」

などなど、開店当初からのメニューもあれば
ユニークな新メニューもいろいろ。
機械打ちならいざ知らず、手打ち蕎麦でここまでバリエーションを揃えるのは
すばらしい個性である。



おつまみもお酒もズラリ揃っているので
昼酒も大歓迎。

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雪が降っても槍が降っても「せいろそば」
一筋に愛を捧げてきた私ですが
せっかくここに来たら、何か種もの頼まないとね!という気になる。
(今日はこの後もう一軒行くので「せいろ+何か」
 2枚頼むというわけにいかないのです〜 (^^;) )

というわけで、本日は数ある中で私が一番
「これなんだろう?」と興味を持ったこの右上のメニューに。

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「出汁玉つけ蕎麦」! 
おもしろいですよね〜?

「出汁巻玉子風の卵と、大根おろしにからめてお召し上がりください」
ってどんななんだろう?
しかもこれならつけ蕎麦なので、まずお蕎麦をお蕎麦だけでも食べられるしねっ



「出汁玉つけ蕎麦」

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うわっほーい!
あったかいお汁の中に出汁巻卵がドボンと入ってます〜
おもしろーーい!!

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とにもかくにもまずはお蕎麦です・・・♡

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箸先で香りを寄せると・・・
ひんやりとした空気がこちらに漂ってきて、
その中にごく淡く、みずみずしい穀物の香りが感じられる。
口に含むと、思いっきりキンキンに冷たく〆られていて
素朴な輪郭線がくっきりハッキリ。
噛み締めてもやや硬め。

ははーあ、そっか!
私は種ものを頼んだことがあまりないから鈍いけれど、
これはつけ汁があたたかいからわざと硬めに仕上げてるんだな♡

このままもう少し待てばお蕎麦の香りももっと立つような気がしたが
それまで待っては、今度はつけ汁につけた時に柔らかくなりすぎるだろう。
ヨシ!今日はもうつけちゃおう!


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「出汁玉つけ蕎麦」のつけ汁は
見た目の面白さ通りのユニークな味!
正確に言うと、卵とネギとおろしなので味わいとしてはスタンダードなのだが
やはりゴロンと入った出汁巻玉子と蕎麦を混ぜる
というスタイル、食感がユニーク。
和の甘い味付けが苦手な私はちょっとだけ、これもし甘かったらどうしよう〜と思っていたが、
(東京だと玉子焼きじゃなく出汁巻玉子と書いてあっても甘いことがある〜泣)
こちらは全然甘くなく、卵の旨みとしゃきしゃきの葱が美味しかったです。



店は地下だけれどコロナのせいか特にスペースがゆったりととってあり
狭苦しさはない。

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今回私は昼時の忙しい時間に突っ込んで行ったので
かなり待つことになったのだが
厨房にいる2人のスタッフが絶えず
「いらっしゃいませ〜!」
「ただいま◯◯と◯◯、ご準備しております〜!」
「××、大盛りでお作りいたします〜!」
「お待たせいたしましたー!」
と大きな声でとても感じ良く言っていて、
その活気と頑張りが伝わり、待つ時間も短く感じられた。

ホールのスタッフもキビキビと働き者で
お客さんが帰るたび、テーブルもコロナ用の衝立も椅子も!
全てゴシゴシ手早く拭いて除菌してくれているし、
その上接客の気配りも笑顔もさわやか。



今日は隣のサラリーマンが頼んでいた「納豆ぶっかけそば」が、
てっきりぶっかけスタイルかと思っていたら
なんと納豆やトロロなど上に乗せるものは別皿で来て
そこで混ぜてからお蕎麦に乗せるスタイルと発覚したのが
個人的ショック(笑)

うーーーーん、じゃあ次回は「納豆ぶっかけそば」かなー♡
でも「冷しゃぶぶっかけ蕎麦」も迷うな〜
冷しゃぶも別盛りスタイルか気になるけど、
別盛りじゃなくてもいつもみたいにもう一枚せいろ頼めばいいしね〜


と、次回食べるものを今真剣に悩む私 (≧∇≦)(笑)(笑)







2022年04月08日

新橋「竹泉」

 
この時の経験から、
最近本陣坊系のお蕎麦屋さんを巡り直している私。

前回この「竹泉」に来たのは何十年前なのか、
公には言えないくらい(オホホ)、
時が経ってしまいました。

時を超えて訪れると、店はそのままそこにあり、
それが不思議な感覚ですらある。 


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店舗は地下にあり、外にメニューが張り出されている。
その立て看板に写真付きで選ばれたメニュー3つがまず素晴らしい。

普通こういうオフィス街でですよ、
お蕎麦屋さんがランチ時に出す立て看板といえば
「セット物」とか「かき揚げ蕎麦」とか
種物とかのボリューム系になるじゃないですか。

それがここでは!

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「ハイボール」「二種もり」「升酒」

ですよ!! (≧∇≦)

ハイ全部いきます!!と即答したくなる三選!(笑)


いいねえ〜〜っ




あまりに久々で、こんなだったっけね・・・と思いつつ階段を降りると

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渋い。

実際はもっと暗いのでもっともっと渋い。

いいねえ〜〜〜っ



階段は静かだったが店に入るとなかなかの大盛況。
近隣のオフィスワーカーらしいお一人様や、グループランチを楽しんでいる人もいる。

店内もすっきりと渋い。
無駄な飾りは一切無く、目立たないところに小さな浮世絵などが飾ってある。

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(写真は退店時)

新しい店にはない風格と味わい。
BGMなどはなく、蕎麦を楽しむ人のざわめきだけが聞こえている。

いいねえ〜〜〜っ


今日は残念ながら昼酒している人は見当たりませんが、
さっすがいいお酒揃ってますよね〜〜

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おつまみもいぶし銀のいい〜メニューばかり。

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うーーーん、こういうの、スキ!!♡



肝心のお蕎麦のメニューはこちら。

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お目当てはもちろん「二色もり」。
「ゆず切り」を含む「三色もり」もありますが
お蕎麦の香り命の私は
「せいろもり」と「田舎もり」に全ての愛を注ぎます!!



注文するとすぐにトレイが運ばれてきて、
驚くほどすぐに一枚目の「せいろ」がやってきた。

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本陣坊系ですからこのスタイル。
小さめの美しい黒いせいろに入ってきます。


本来は「田舎もり」が来るまでこちらを食べて待っているべきですが
美しきお二人をどうしても並べて拝みたく
待っちゃいました (≧∇≦)

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おおーーー  
やっぱりこういう眺め、だーーい好き!
こういう、二つの個性がはっきりしていて対比が鮮やかな二種もりの眺めって
たまらないんだなあ〜♡


まずは「せいろ」から。

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直線的なラインを流麗、大胆に描く輪郭線。
つやつやと輝く肌。 
箸先から香りを寄せると、
野生的でシャープな、少しひねたような蕎麦の香りがフーッと香る。
口に含むと見た目の通りの
くっきり直線的な輪郭線が弾けるように口中をめぐり、
ツルッツルの肌とはっきりしたエッジが印象的。
食感もかなりしっかり目で、噛み締めた味わいはすっきりしている。

特筆すべき大変素晴らしいポイントは
私がひそかに「柚子切り病」と恐れている現象が
ここでは全くなかったこと!
「ゆず切り」がメニューにあるお店は、同じ釜で茹でるせいで
どうしても普通の「せいろ」とか「田舎」にも
柚子の香りが移ってしまいがちである。(T_T)

蕎麦の香りを嗅ぎたい一心の虫のような私にとっては
さあ!全細胞の奥まで、愛しいお蕎麦様の香りを吸い込もう!!という時に
柚子の香りがフワーーンとしてくると、
「お蕎麦とワタシの間に入ろうとするとはーーー!!」
と柚子さんに激しい敵意すら抱いてしまうんです、すみません(笑)

もちろんこれは蕎麦汁をつけて正しいお蕎麦の食べ方をすれば
全然わからなかったりすることで、
私のようにお蕎麦の香りに溺れたいからといって
お蕎麦だけで完食するというお行儀の悪い奴だからこその
悩みなのであります(^^;)


「田舎もり」
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かなり黒め、かなり太め!
こちらも見るからにエッジがくっきりしている。
香りを寄せると、うおおおおお、これはすごい。
たくましいという言葉では足りない、
ツンとするくらい強烈なたくましさが 
ムッワーーーー!!と香っている。
食感はこちらもかなりツルツルで、
太打ちだけにものすごい噛み応え。
モグンモグンと噛む蕎麦だ。
その割には味わいは「せいろもり」同様すっきり系なのだが、
こちらには微かに黒い香ばしい味わいがあるのがいい。

しかもこちらも柚子、全く香りません♡♡♡
はじめ少々たくましすぎに思えた香りは不思議とだんだんおさまり、
自然なたくましさ、田舎らしい黒い風味に転じた。



蕎麦汁はかなり酸味が強く、
甘みも出汁も強くてガツンとパンチのある味わい。
ここはお蕎麦の味がすっきりなので
ちょっとお蕎麦に対して汁が強すぎるようにも感じたが、
お蕎麦がツヤツヤつるつるなこともあり
ガツンとした感じも全て含めて、東京の蕎麦らしいような気もした。

そんなふうに感じるのは、
やはり長い間この地で愛されてきて
自然と生まれた風格のせいだろう。


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最後お店は空いてきて、私と、
知的な感じのサラリーマンのオジサマと二人になった。
私と同じ「二色もり」を食べている。
私はもう蕎麦湯タイムだったので
店内はオジサマが蕎麦を啜る音だけが小さく聞こえている。



オジサマが先に会計して、その会話が聞こえてきた。


「30年この店の前通ってたけど、今日初めて来たんだ。
 美味しかった! 30年だよ〜フフ・・また、来ます」


時の流れにしみじみとした気持ちでこの店に入ってきた私だが
さらにしみじみといい気持ちで、この店を出た。



posted by aya at 12:30 | Comment(0) | 東京の蕎麦>港区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月31日

雪割草に会いに♡


私のスキーシーズンは終了し、
登山シーズンに突入しました〜

雪山には登らない信条を持っているので今の季節は低山ハイキング♡
春のお花を追いかけます。

ずっと行きたかった角田山(新潟)は、
思っていた以上の素晴らしさでびっくり大感激。


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自生の雪割草がこんなにたくさん咲いてるなんて!?
まるで人がわざわざ植えたみたいに色とりどりの雪割草が、いーーーっぱい!
可愛すぎて動けないー!


その他カタクリの群生や、キクザキイチゲ、ショウジョウバカマ、キクバオウレンなど、
とにかく高山植物大好きな私は、こんなに写真撮ったらバカだよね?って思いつつも
撮っても撮ってもまた撮りたいお花が出てきて、
全然進みませんでした(笑)。

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すぐそこが海というすごいロケーションの角田山は、
下山しながら見える海景色が最高なんですが
この日は生憎のお天気でちょっと残念。
途中降られたので、帰りはレインウェアフル装備でした〜


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はあー、それにしても新潟の山は素晴らしい!

関東や信州の山とは遠くから眺めても、
実際登っても、美しさがまた全然違います✨✨



posted by aya at 17:54 | Comment(1) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月30日

新橋「伍法」


今日は銀座にいたのでここでクイック・ランチ!
最寄駅は新橋だが銀座からも近いので大変便利。

この時の経験から、長い間本陣坊系のお店にあまり行かなかったことを
後悔した私。

今年はいろんな本陣坊系のお店に行ってみようと
思っていまーす(≧∇≦)


お店はなかなかレトロなムードある建物の地下にある。

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メニューを見るとさすが本陣坊系、
鮮魚を中心におつまみが豊富で
いかにも美味しそうなものばかり。

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本陣坊系のお店はお蕎麦屋さんとしてだけでなく、
いろんなシチュエーションで使えちゃうところがさすが。
ちょっとした集まりにもいいし、
私はひとりでも食べたいものが、ざっと見ても5つはある!
(食べ物の好みが呑兵衛ってよく言われる (≧∇≦))


階段を降りるとキリッと美しい紺暖簾が。
白抜きの店名が粋ですねえ〜

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昼時で店内にお客さんが多かったので
客席の写真は撮れませんでしたが
石臼さんの写真は撮っちゃいました。

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アノ素晴らしき製粉会社さんの愛情こもった、
ラミネート加工の「本日の蕎麦」の表示。
しかも本日のお蕎麦は、我が愛する茨城・境町♡
ひゃああ 期待が高まりますぅ〜〜!!


お店は広くはないがジャズが流れる落ち着いた空間で
私はカウンターに案内された。


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うわ〜 すんごい楽しい!!
サラリーマンの多いエリアゆえボリュームありつつ、
それでいてセンスのいい粋なメニュー揃い。
しかもこのエリアにして価格は抑えめ!


あれ?でも私のお目当てさんがいないよ・・・
と思ったら、裏面もございますって書いてあった、よかったー (≧∇≦)

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上段みっつめの「田舎せいろ二種もり」でございます!!


しかーし、意気揚々とお願いしたところ、
今は田舎はないと言われてしまいました・・・
えーん、ランチでは食べられないのか、それとも時節柄なのか
わかりませんが、ないものは仕方ないので再びメニューを眺めます。

こんなのもあった。ほほーう!

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色々迷った結果、ここは手堅く?
こういう選択となりました。

頼んだらあっという間にやってきてビックリ!


「季節の天もり」

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わ〜 綺麗なセットですねえ
人生を「せいろ」に捧げ過ぎて、
あんまり「天せいろ」って頼まないので、この眺めが新鮮 (≧∇≦)
(蕎麦前に天ぷら、ってのはしょっちゅうですが)



そして、このお蕎麦!!
えっらい美味しそうなんですけど・・・

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しっとり、たおやかな印象の肌、輪郭線。
かすかに青みを浴びた肌色の美しさに息を飲む。

たぐり上げて香りを寄せると、
あまりのかぐわしさにびっくり!!目がかっぴらく!!
石のような静謐なイメージの香りが、
もうこれでもかと濃厚に、ふんだんに香っていて素晴らしすぎる。
本陣坊系さんはあまり香らないと長年思っていた
大馬鹿野郎はドコのドイツでしょう。

細切りの繊細な舌触りも素晴らしく、
実はちょいと太さがバラバラなところもあるのだが
私などはそれがかえって美味しい。こういうのも大好き!!
細切り繊細だが質感は密な蕎麦で、
噛み締めるとぎゅっと程よいコシもある。
おまけに味わいも濃厚で、
噛み締めるたびに蕎麦という穀物の旨味が口中にあふれかえる。

え?ナニこの幸せ??
いきなり天国にやってきちゃってどうにかなりそうなのですが・・・
このお蕎麦、めっちゃいい!! (≧∇≦)

強いて言えばこちらのお蕎麦は香りも味も飛びやすいタイプで
(食べ進むうちに濃くなるタイプもあるがこちらは薄くなるタイプ)
前半の感激が特に大きかったが
それでも興奮を隠すのが難しいほどの美味しさだった。
(ひとりでカウンターでジタバタ上半身倒れたりしてたら怖いですよね〜(笑))


お蕎麦が美味しすぎてお蕎麦の香りに溺れ過ぎて、
例によって最後まで蕎麦汁をつけて食べるのは断固イヤですモードだったが
今日はなーんとなく、一口残してつけてみようと思った。
予感的中。

ここの蕎麦汁はちょっと個性的で
甘み少なめで出汁の旨味も控えめ。
キュンと塩分が強くて思い切りシャープな印象なのだが
でもお蕎麦をつけてみると・・・
不思議と蕎麦と合い、全く違和感がない。
すごいなあー!



お蕎麦に夢中になり過ぎて
天ぷらを思いっきりナイガシロにしておりましたが
(というわけで普段は天せいろ頼まないんです。揚げたてを食べられない(笑))
ここでやっと天ぷらさんに向き合います。

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衣が多めだけどそれが軽やか。
殊更にパリッパリとかではなく、程よいパリサクなのがいいですねえ〜
茄子、かぼちゃ、しそ、タラの芽。
タラの芽うまー!
エビも思った以上に大ぶりでぷりぷりで、
これで税込1100円は安い!!




私がお店にいた時間はほんの20分程度。
そうとは思えないほど、
外界と切り離された落ち着いた空間で
素晴らしいお蕎麦の感激が全身を駆け抜け
階段を上がって外に出たら、
なんだか夢を見ていたような? (笑)


さー、次の用事に急がなくちゃー!



posted by aya at 12:42 | Comment(0) | 東京の蕎麦>中央区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年03月17日

長野・松本「蔵のむこう」(知らずに入った系列店♡)


前回に続きまして・・・

「営業時間が極端に短い名店が多い信州において
夜遅くまで美味しい手打ち蕎麦が食べられる神なお店」
シリーズです!


松本駅から徒歩2分という凄いロケーションに、
こんな凄い店構えがドーン。

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かっこいい!!あがるぅー!

でも「馬刺し」の幟だけが目立って
お蕎麦の文字がないのが私を不安にさせます (^^;)
いや、でもここは手打ちのお蕎麦が食べられるお店のはず・・・



近づいてメニューを見ても、お蕎麦ないですね〜?
馬肉料理が得意なお店らしい。

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あっ、でも入り口の黒板に書いてありました、
蕎麦居酒屋〜♪

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入ってみるとジャズが流れる店内はカウンターありテーブル席あり、
2階もあってかなり大きなお店だった。
2階の座敷席は畳ではなくピンクのカーペット敷で
外観に反してほっこりした雰囲気。


2階の座敷席に案内されてメニューを見ると
ありましたありました、これを食べに来たんです♡

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安曇野産地粉♡♡♡
そして二種盛り最高ー!!



メニュー本の蕎麦のページはこんな感じ。
下の段が決意表明みたいな箇条書きがすごい (≧∇≦)

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安曇野の、有明産なんですね〜


そしてこの時点になってやっと私気づきました(遅!!)。

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この綺麗で立派なメニュー、数ヶ月前に行った
ここから近い「山里」さんと同じですよね!?

前回のブログ


尋ねてみるとやはり系列店とのこと。
そうそう、馬肉料理が名物で
すごいバリエーションだったんでしたね〜

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信州ならではのメニューにも惹かれる。

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お酒も信州の地酒がいろいろ♡

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懐かしい思い出のお酒もあって嬉しい。
オトウチャーン(T_T)



とりあえず、アウトドア後はこれっしょ!

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お通しも、野菜がいっぱいで家庭的な感じ。
こういうの大好き。


前回「山里」に行った時、
「この店はメニュー豊富でいろいろ目移りしちゃうけど
限界まで蕎麦屋定番っぽいメニューを厳選するのが吉!!」
と結論を出した私。


でもまあまあアホなのでまたメニュー名の美味しそうさに踊らされて
こんなのオーダーしちゃいました〜

「馬肉ネギチャーシュー」

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一応、アウトドア後は動物性タンパク質を摂りましょうって
狙いもあって選びました( •̀ .̫ •́ )✧

運ばれてきた瞬間はイメージしていたものと違って
ハズしたか!?とヒヤッとしたが、これがなかなかに美味しい。
馬肉はなぜか黒く乾いた干し肉みたいなパリパリした食感で
名古屋の味噌煮込みっぽい真っ黒いタレに
お肉もキャベツもレタスも浸りまくっている。
私はこういう甘い和風の味付けが苦手なのだが
なぜだかこれは美味しくて、
初っ端から不思議な魅力の一皿に出会ってしまった。


お次は手堅く、
お蕎麦屋さんの定番メニューにありそうな一品。


「雑きのこおろし」

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信州に来てきのこおろしをメニューに見つけて
頼まなかったことはないほどの大好物。
大きなきのこがゴロゴロ!
保存のためなのかお酢の味がするのが少し残念だが
食感がほとんどお肉みたいのもあります〜♡



こちらのお店は馬肉料理が名物のようなので
煮肉愛好会会長としては是非煮込みが食べたいと思いました。
が、メニューをいくら見てもない・・・
こんなにたくさん馬肉メニューがあるのに
そんなわけはないと思ってスタッフに聞いてみると
「ありますよ〜こちらです!」

と教えていただいたのがこちら下段左からふたつめのメニュー。

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「おたぐり」・・・?

たぐるって普通はお蕎麦かと思ってしまうのは
脳が蕎麦色に染まった人間の妄想でしょうか。

「おたぐり」が煮込みなの??
おもしろーい、是非それください!とオーダーしたこちら。


「おたぐり(馬もつ煮込み)」

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馬もつ煮込みって初めてかも?
でもそんなに特別な感じはなく
煮肉愛好会会長としてはスタンダードな美味しい煮込みでした。
味付けも、先程の「馬肉ネギチャーシュー」は
名古屋っぽい黒いお味噌だったがこれは普通の素直なお味噌味。
ゴボウなどの野菜の香りも良く大変美味しい。




「信州そば食べ比べ」

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まず思っていたよりずっと量が多いことにびっくり。
(これで900円!?)
そして何よりも、
どちらもとんでもなく美味しそうなんですけどーー!!!


「粗挽ブレンド細そば」

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・・・もう、私などが多くを語らずとも
写真を見れば伝わりますよね・・・?
この素朴で優しい風情。
これは絶対においしい!!!

箸先から香りを寄せた瞬間、感激が全身を駆け巡る。
なんというかぐわしさ・・・
むわぁーとする逞しいのにさわやかというところが最高。
しかも、これでもかとキンッキンに冷たくシメてあるのに
こんなに香るって凄い。
口に含むと極細ちゅるちゅるの舌触りで、コシは弱めだがちゃんとある。
そして何より味が濃い!
これが穀物の味!?と驚くような、濃厚なアミノ酸的旨みが
舌に押し込まれるようにガンガン溢れてくる。

なんというおいしさ・・・!
そしてこんな遅い時間に
こんな素晴らしい手打ち蕎麦が食べられるありがたさ・・・
「このありがたさ、わかってますか!?」
と各テーブルを廻りたい(やめろ)。

この「粗挽ブレンド細そば」は「山里」の細い方のお蕎麦と
甲乙付け難い感激でありました。




「田舎挽 黒太そば」
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「山里」の「黒太そば」は名前のわりに細打ちだったが
この「蔵の向こう」の「黒太そば」はしっかり太打ち。
黒く低く渋く逞しい香りがふわぁ〜
こちらもこれでもかとキンッキンにシメられているのに
ちゃんと香っているのがすごい。
(ここまでキンキンじゃなければもっと香ってくれるかもな〜)
ずっしり重量がある蕎麦でつるんっつるんなのでたぐりにくいが
噛み締めるとしっかりとした歯応え、もぐもぐ食べるお蕎麦。
ちょっとねちっとした質感で噛み締めた味がこれまた濃い!!たまりゃん!!♡
黒く甘い味わいでありつつ、どこまでもすっきり綺麗なところが素晴らしい。
うーーん おいしい〜〜!
でも香りの豊かさという点で
「山里」の「黒太そば」の方が僅差で好きかなー (≧∇≦)


強いて言えばですね・・・
蕎麦汁が、かなり強烈な甘口の、
鰹ぉぉーー!!という味でございました。。
伝統的に信州の蕎麦汁は甘いことが多く
でもそれは蕎麦国信州の郷土性として尊重したい気持ちもあるのですが
とにかく私が「和の甘い味付け」が苦手なこともありまして・・・

とは言えこちらのお蕎麦が美味しすぎて
私はまたしても一度も、お蕎麦を蕎麦汁につけず
お蕎麦だけムハムハうっとり完食してしまいました。
つけて食べてもいない奴の意見は聞くことはありません( ̄▽ ̄)



そして安曇野有明産の蕎麦粉が素晴らしいことを証明するかのように
蕎麦湯も美味しかったー!


なんとトイレに、こんな張り紙があって
写真撮っちゃいました。すごい♡

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私は信州が大好き。

山あり温泉あり美味しいお蕎麦あり!!



帰りに通ったこんな眺めも好きだなあ〜

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posted by aya at 11:55 | Comment(0) | 甲信越の蕎麦>長野 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする