2020年02月19日

浅草「蕎亭 大黒屋」


もうどうなってもいいと思うほど愛している。

知る人ぞ知る名店ではあるが、万人受けする店ではないと思う。
気が向いた時にちょいと行って軽くたぐる、というのには向かない。
店主夫妻が高齢なこともあり近年は予約のみ。
それだけで蕎麦屋としてはハードルがかなり上がってしまう。

値段も安くはなく「せいろ 1300円」から始まる物語。
そうしょっちゅう来られるものではない。

そして何より、店内には不思議な「大黒屋時間」が流れている。
待たされる時は時空が止まったんじゃないかと思うほど待たされる。
私は最高で「お茶が出てくるまでに40分」
という記録を持っている。
(しかもお客さんは私以外に1組しか居なかった!)


それでも、私はもうどうなってもいいと思うほどこの店が好きだ。



観音裏の、この構え。
寒さのせいでなく胸が震える。


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外に向かって大きく主張することなく一歩控えた姿。
この緑の間をくぐっていく感じもいい。

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細長い店内は掘りごたつ式の座敷席がメインで、壁際には2人用のテーブル席もある。
私は一人で来る時は大体ここに座る。

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今夜は他に2組のグループ客。
どちらもここの冬の名物「鴨すきうどんなべ」をメインに楽しんでいる。
そりゃここの鴨鍋は最高においしいからね〜〜(大黒屋の鴨鍋ブログはコチラ)


しかし今日はやっぱりお蕎麦をメインに、
普段の大黒屋を思う存分楽しみたい。

いつ見ても惚れ惚れする、白扇に書かれたメニュー。

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「おせいろ 1300円」
「そばがき 1800円」
「そばやきみそ 700円」

他で見たらドン引きな価格設定。
しかし私は、この店を出る時に高いと思ったことは一度もない。
価格以上の感動、物凄い世界が、この後待っているのだ。



「天ぷらちらし」
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いかにもかろやかに、バランスよく盛り付けられた天ぷら。
見た目も美しいがその味の素晴らしさときたら!!

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一口かじりついただけで笑い出しちゃう天ぷらって凄すぎます。
海老の天ぷらにかじりついた瞬間、まだ口には全部入っていないのに
「同じ天ぷらでなんでこんなにも違うものか!!」
と眼が覚めるように感動し、
これからやってくるさらなる美味しさの予感に
キャハハハハー!と笑いだしてしまった私 (≧∇≦)

とにかく衣がおいしい。
揚げ方が別次元にうますぎる。
ふんわりさっくり、中の素材が100倍美味しく感じる天ぷら!!



「玉子やき」

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ふるんっふるんっと震えながらテーブルに到着した玉子やき。
東京らしい甘口で、ふっくら極上の食感!
そこにおろしと、ほんの少しだけお醤油をつけて食べるのが
たまらなく美味しいんですね〜〜
玉子やきの背後におろしとお醤油が見えると思うんですが、
そのお醤油の量にご注目。
カーーッ 粋だよねえ〜 (≧∇≦)




そしてメニューに戻らせていただきますが
毎度毎度私の胸を揺さぶり惑わす憎い憎いこのお二方をご覧ください。

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「普通そばがき」
「妙高あらびきそばがき(こそば使用)」

そんなもんどっちも食べたいにい決まってるでしょう!?!?
と叫びたいがお値段とお腹の都合上一つに決めなくてはなりません。

微粉の「普通そばがき」もそりゃあそりゃあ腰抜かすほど美味しいんですが、
本日は「映え」狙いもありましてこちらに♡


「妙高あらびきそばがき(こそば使用)」

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どどーん。
なにかの武器とか、前方後円墳とかではありません。
私はこの大胆な器も大好きです♡



見入れば、そこは宇宙。

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ウッ・・・

わかってはいたものの、そこに在るものの凄みに、私は固まる。
この粗挽きの粒たちと、もっちりした肌の調和。
モワーー!と強烈に香ってくる、最高のかぐわしさ。

えーんえーん
こんなに素晴らしいのものを、
私の口に入れちゃっていいんですかあ〜
入れちゃいますよ〜

エイ





ああああああああ

ああああああああああああああ


超越、としか言いようのない異次元の美味しさ・・・

なにをどうしたら、ここまでの世界に到達できるのか?

まずはこの、胸をかき乱されるほどのかぐわしさ。
こうばしさと、王道の蕎麦の穀物感に満ちた馥郁たる香り。
食感は、ねっとりとふっくらの絶妙なバランスで
そこに散りばめられた粗挽きの粒感がもうただただニクイ加減である。
荒いのだが、ことさらでない。
見た目よりはずっと優しい。
しかし一歩控えつつも口中全体に主張してくる粗挽き感が、
なんとも洗練された田舎の風情である。

そしてそれらだけに酔う間もなく、舌にぎゅうぎゅうと押し込まれてくる
このグルタミン酸を感じる強烈な、濃厚な旨みはなんなのでしょう!!
これが穀物だけから生まれる旨みって凄すぎる。
愛する愛するお蕎麦の旨みが、こんなに凝縮されて口の中で爆発されたら
私はもうもうもう、
うお〜ん うお〜んと吠えるか、むせび泣くしかないわけなのですが
それはさすがにおかしいので私は先ほどからそれを我慢して
ただただこの超越した世界と、壊れていく自分を見つめるしかないわけです・・・

壊れすぎて
「すべてのそばがきがこうあってほしい」
なんていう傲慢な?フレーズが脳に点滅してしまうほどの
飛び抜けた美味しさ。

これが1800円でよかったとおもいます・・・
じゃないと私猫みたいに毎日ここにきてしまいます・・・



本命の「おせいろ」が来る前にこんなに壊れてしまいましたが
ここではこれが通常運転。
なにしろ何を頼んでもケタ違いに美味しいのだから、
そりゃあ予約のみだろうが多少待たされようが
「だから何?」というくらい、私はこの店を愛しているのだ。




「おせいろ」

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気がつけば、私はあなたしか見えない。
両隣のテーブルの賑わいも、今日ここに来るまでにあったことも全て忘れ、
吸い込まれるようにその美しさに見入る。

日本が世界に誇るべき絶景が、ここに在る。



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暗めの肌に無数の粗挽きの粒をはらみつつも
どこまでも繊細で優しい風情の、極細の平打ち。
ここの「おせいろ」を愛してやまない私は
これから無限の宇宙に引きずり込まれる覚悟を決め、そこに飛び込む。

鼻腔から脳を染める、甘みのない深く渋い香ばしい香り。
ちょっと日本離れした、ヨーロッパの蕎麦粉などにあるような
外皮のしぶーいスモーキーな香りをうんと綺麗にした感じ、
のかぐわしさに新鮮にビックリする。ここまでやるかー!

口に含んでさらに驚く。
ピキーッと潔いまでに、ギンギンに冷たくしめられているのだ。
この冷たさにしてこんなにも香るとは、
もう奇跡とか魔法とかそういうレベルの話である。
噛み締めてさらにシビレる極細の繊細さ、密な平打ちの質感。
私の大好物の、中国の干し豆腐を思わせる密な肌だ。
しかし食感は干し豆腐とは無論別物で、ことさらな弾力やコシを感じないのに、
歯で簡単には噛み切らせない、でもやわらかい、小慣れたコシ。
その上、噛み締めずとも舌にのっただけでぎゅうぎゅう押し込まれてくるような
濃厚な味わいに見舞われ、完全にノックアウトされる。
先程のそばがき同様、グルタミン酸系強烈な旨味。
粗挽きゆえ、ぷつぷつとした刺激も感じるがそれもことさらではなく、
すべてが繊細さと優しさと超越した洗練の中にある。

これだけあらゆる方向から私に襲いかかり盲目にしてしまう麻薬的な魅力。
自分の中を駆け抜ける衝撃的と言っていい美味しさと、
またまたむせび泣きたいほどの感動の渦の中で
「私はあなたに全てを捧げたい。」
と澄んだ熱い思いを一心に捧げつつ、
その相手をあっという間に全部食べちゃったこの矛盾に満ちた愛の世界。


毎度毎度私を狂わせる、とんでもなく超越した美味しいものばかり出すこの店の壁には
こんな書き物が。


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「何でもないありふれた手打せいろそば」

いやいやいやいや・・・
いかにも一茶庵「友蕎子」片倉康雄さんの直弟子のお店らしいが・・・

かっこいいにもほどがあるでしょーーーー!!
(その下の靴べらコレクションもなんだか微笑ましい(^^)
ブーツスタンドもあるよ!)



ここのもうひとつの名物と言っていい
ひょうひょうとした個性の素敵なおかみさんが
少しお元気がないのが心配だったが・・・
店主はバッキバキにお元気!!
一言話しただけでその頭脳のキレっぷりが伝わる、
はっきりとしたエネルギッシュな物言いにホッとする。

この宝物のような店は、ずっとここにあってほしいのだ。



私が蕎麦屋について書き続ける理由はこんなところにある。

宝物のような店は、毎日毎日、何十年も宝物のような店であり続けるのに
それは人々の舌と記憶の中だけに、それぞれに残るばかりで、
記録としては何も残らない。
写真はあっても、その味や、雰囲気や、そこに流れていた時間は残しようがない。


私はなんとか、そのほんの少しのかけらでも残したくて。

稚拙な私の筆でも、何かをあらわし残すことができたらと
そこで私が感じた全てを、こうして書き続けているのだ。




posted by aya at 11:59 | Comment(1) | 東京の蕎麦>台東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月30日

根津「茶のみ処 カワイ」


近年蕎麦屋激戦区となって久しいこの界隈。

私にとっては姉夫婦が住んでいたり、一昨年盛大にお世話になった病院があったりと
縁深いエリアでもある。

風情たっぷりの街だけにここでお店をはじめるお蕎麦屋さんの個性もいろいろ。
この店に関して言えば、まずここは蕎麦屋と名乗っていない。
「茶のみ処」だそうだ。
ジャンルとしては「手打ち蕎麦&カフェ」だそうで、
わーい、いかにも中休みがなさそうな素敵な響きではないですか〜
(16時くらいにたぐれる手打ち蕎麦屋は本当に少ないんです!切実)

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この街の雰囲気にやさしく馴染むレトロな外観。

ちょっと大正ロマンな看板が可愛いらしい。

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「手打ち蕎麦&カフェ」ってことは、まあケーキと飲み物類、あとはお蕎麦が数種類くらい?
なーんて思ったら、大間違い。


このメニュー、すごいでしょう?

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品数が多いだけではない。
なんだかいちいち突っ込みたくなるやたらに美味しそうなメニューばかりなのだ。

えんがわユッケ?
胡麻豆腐の天ぷら?
アボカド肉巻き天ぷら??
ガーリックシュリンプクリーム仕立て???

もう、上から下までぜーんぶいきたくなりませんか〜? (≧∇≦)
どれも美味しそうすぎてこれは絶対お酒が欲しくなる・・・
と思ったらお酒もワインからカクテルから日本酒焼酎ハイボール、
なんでもあるじゃないですかあー♪

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「茶のみ処」なんて名乗られたからと言って
油断も隙もあったもんじゃないこの楽しい充実ぶり。
生ワインが気になりますね〜!

そしてこんな店は、お蕎麦のメニューも普通じゃない。

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鴨つけせいろからはじまる物語。

実はここの鴨つけせいろは、「笊の上のせいろ蕎麦の上に鴨がのっている」
という衝撃のスタイル(!)であることを私は知っている。
そのほか「岩中豚しゃぶつけせいろ」も「湯葉せいろ」も美味しそう。



こんな魅惑のメニュー達を掲げつつも店内は
ほんわり可愛らしい喫茶店、カフェの雰囲気。

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群青色の壁と天井に包みこまれる感じがとてもいい。



もうここは、欲望のままに食べたいものを全部オーダーしちまいたいところなのだが
何しろ今日は時間がない。
美味しそうなおつまみは近日中(できれば夜)のお楽しみとして、


これはこれで、私には都合が良いのです。


なにも考えず

だれにも邪魔されず


あなただけに会える。


「せいろ」

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根津の片隅。

窓辺のかすかな日差しが浮かび上がらせる蕎麦粒子たちに、
心澄ませて、見入る。

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美しい極細の輪郭線。
ふわあっと鼻腔を抜けるさわやかな蕎麦の香り。
口に含むと北海道のお蕎麦かなと思わせる爽やかさが鮮烈だが
味わいはすっきりとみずみずしい感じ。

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端正な極細で、歯ざわりは少しポキポキしてコシはあまりないのだが、
かといって固いわけではなく印象はとても優しい。
ああ〜綺麗なお蕎麦だなあーとしみじみしてたらあっという間に食べてしまった。

この「なんで私のお蕎麦だけはすぐ無くなるのか」というのは
私にとっての世界三大謎のひとつです。
他の人のお蕎麦はなかなか無くならないのに。
ソバカマイチタチというのが居るに違いない。



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例によって蕎麦だけを愛しすぎて蕎麦汁をつけることができなかったので
蕎麦汁は蕎麦湯の時に堪能する。
くっきりとやや辛目の汁。



BGMはさっきからしばらくサザンが流れている。

向こうのショーケースにあるデザート
「酒粕のチーズケーキ」
「お蕎麦屋さんのシュークリーム」
ってのも大変気になる。


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知れば知るほど楽しいお店だなあ〜、
としみじみしつつお会計時、お店の女性と言葉を交わすと、

アラ?
さっきの人と同じお顔???

と思ったらなんと。
双子の姉妹が経営するお蕎麦屋さんだった。


ボーイッシュなショートヘアとロングヘアでイメージは全く違うふたごのふたりが
それぞれ蕎麦打ちとケーキ作りを担当しているらしい。

えーっ、もうなんというか、蕎麦に関することだとなんでも感激しやすい私には
うっとりするほど蕎麦メルヘンな、可愛らしい設定なんですけど!!!
このまま蕎麦おとぎ話が始まりそうな、蕎麦絵本の中の世界みたい!(どんな絵本)


もう次回頼むものは全部決めちゃったので
近日夜、ゆっくり参りますよ〜〜〜(≧∇≦)/





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posted by aya at 12:52 | Comment(1) | 東京の蕎麦>文京区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月15日

牛田「あららぎ」


最寄駅は京成牛田駅だが北千住からも歩ける距離。

牛田駅から北千住に抜ける便利な通り沿いだが、付近は静か。

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すっきりと美しい外観が
うららかな冬の日差しをあびて、輝いて見える。

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外からは中の様子は伺えなかったが、店内に入ると満席だった。
「しばらく外でお待ちいただけますか」と申し訳なさそうに言われたが
こんないい天気の午後だもの。
これから出会える蕎麦へのワクワク感を募らせながら
待つ時間の楽しさ!


入り口のメニュー。(と、それを撮影する私の影 (^^;) )

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うふ。
もう見てるだけで読んでるだけで血中蕎麦粉度が上がってきそうな!!
(ついには蕎麦を体内で自家生産するのか)
魅惑の文言が私を誘惑し、楽しみすぎてどうしましょう。
お目当ては「蕎麦の膳 せんじゅ」なんだぁ〜! わくわくわくわく




まだ新しいだけあって明るく綺麗な店内。

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二階への階段下の空間には機関車のディオラマがあって
ヨーロッパのどこかのような街並みが可愛らしい。

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これ動くのかなあ〜
大人も子供も楽しい気分になる、夢のあるインテリアだ。




あの張り紙にもときめきまくり♡

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うひょ〜
福井だよ大野だよ早刈りだよ〜〜〜っ!

もう一刻も早くお蕎麦に会いたくて落ち着かないが
ここはお蕎麦以外もとっても楽しくてですね・・・

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お酒のセレクションもとっても惹かれるのでつい欲望のままに暴走したくなるが
本日は夜もお蕎麦の予定がありまして・・・

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というわけで、やはり初志貫徹で、
「蕎麦の膳 せんじゅ」にしました!



「蕎麦の膳  せんじゅ」
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もうこれは、アイディアがまず素晴らしい!
こんな小箱にこんな素敵なセットが盛られてきたら
そりゃあもう嬉しいやら飲みたいやら、になりますよね!?

左「蕎麦味噌」
ここの蕎麦味噌はねえ〜〜 本当に本当に美味しいのです。私大ファン!
くるみや揚げた蕎麦米が入っているのだが、それがカリカリと素晴らしい食感。
とにかく香ばしく、味噌や薬味の味わいが最高。
私は炒った蕎麦茶とか蕎麦ガレットとか、蕎麦の香ばしさが冗談じゃなく麻薬的に好きなので
それこそ「脳に沁みるような」美味しさである。
多分出す直前に蕎麦味噌と揚げた蕎麦米を合わせ、
その上表面をバーナーで炙るという手間のかかることをしていると思われる。
手間はかかっても、本当に美味しいものを出そうという心意気がすごい。
でもこんなに飲みたくなるもの、困るんですけどー!


真ん中上「蕎麦豆腐」
炊いた蕎麦米がところどころぽこぽことした食感。
つゆがかけてあるが、蕎麦豆腐そのものはごく薄味でなんだかミルキー。
ごくうっすらと牛乳のような風味を感じる上品な美味しさだった。


左下「だし巻き卵」
事前予約しないと買えないほど人気だという、
埼玉県杉戸の坂斎養鶏場のプレミアム卵使用。
かえしで味付けしているとのことだがだし巻き卵としてはかなり甘め。
食感は見た目の通りみっしりと固めである。
こんな盛り合わせなのにちゃんとおろし付きで嬉しい。


右下「蕎麦雑炊」
「お正月で疲れた胃を労わるために雑炊にしました」
とのことで、優しい薄味を想像をしたのだが
これがガッチリとインパクトのある美味しさ!!
埼玉県杉戸の武井鶏園の合鴨となめこが入っている。
優しいけど鴨肉の旨みががっつりひろがって、これおいしー!



天ぷらはなんと、厨房からバットに入った揚げたてを
席まで盛り付けに来てくれた。
お蕎麦やさんの、しかもランチで、天ぷら屋さんのようなサービス。すごい。

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お蕎麦やさんで食べる、スナックみたいにバリッバリの天ぷらも大好きだが
こちらは繊細なふんわり優しい薄衣。
いかにも女性店主の蕎麦屋らしい上品さだ。
そしてこのエビの立派さ、食べごたえにも感動!
つい最近浅草の食堂で「ものすごく小さなエビで大きなエビフライを大変上手につくってあるもの」
を食べたばかりなので余計に感動してしまった (^^;)



そしていよいよ・・・

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うわあああああああああ

ナニコレ なにこの青さ!!!



こ、これは来ちゃいましたよ

あなたは、絶対に美味しい!!!!!!


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あああああああああああ

ああああああああああああああ

脳が、イカレる・・・

なんでしょう この1000点満点の美味しさは!!

目で見て心射抜かれる美しい青さ。
その肌から漂う、爽やかで軽やかで美しい青い香り。

儚いほどごく優しく繊細な舌触りながら、コシはきちんとあるのが魔法のよう。
そのコシを噛み締めて溢れ広がるフレッシュな味わいは
まさに新蕎麦。まさに早刈り。

食べている間中うおーうおーと吠え続ける私はかなりうるさかったと思うが
幸いもう他のお客さんは誰もいない。
「私とお蕎麦の間に入るものは汁すら許さない」という痛い発言を普段から憚らずしている私には
お蕎麦とふたりきり、夢のような時間である。


あああああああああ
今日 あなたに会えてよかった・・・



「汁すら許さない」なんて書いてしまったが
(くだらんことを言うから蕎麦原理主義なんて渾名をつけられるのだ)
蕎麦汁は蕎麦湯の時のお楽しみ。
「あららぎ」の蕎麦汁はちょっと出汁の味わいが個性的だが
すっきりめで、とても美味しい。



ちなみに鴨せいろのつけ汁はこんな感じ。

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こちらも埼玉杉戸の武井鶏園の合鴨が、ごろごろ入っている。
出汁巻き卵が甘かったのでこちらも甘めかな?と思いきや甘くはなかった。
やや濃いめ、うまみがストレートに伝わってとても美味しかった。



デザートは、小さな器に入ったコーヒゼリー。

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うーん!
コーヒーゼリーというメニューといい、この小ささといい
センス感じるなあ〜!
もうお腹いっぱいなのだし、ちょこっと、が嬉しいんですよね。
しかもコーヒーゼリーなら、男性でもお年寄りでも
私のように甘いもの苦手の女性でもうれしいではないですか!



種ものも好きなのに、お蕎麦の香りを偏愛するあまりなかなか注文できない私。
ここの「越前おろし蕎麦」もすごく気になっているので
今度は「蕎麦の膳」はあきらめて
「せいろ」と「越前おろし蕎麦」を頼もうかなあ〜!


でもまたどうせ「蕎麦の膳」に誘惑されると思う・・・


そして今度は蕎麦味噌で一杯やっちゃうと思う!! (≧∇≦)

posted by aya at 13:45 | Comment(1) | 東京の蕎麦>足立区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月07日

あけましておめでとうございます

大変です。
新年になってからお蕎麦を食べていません!
こんなに長く食べなくても生きていられることが実証されました。
血中蕎麦粉度が下がりまくっても暴れだしたりはしていません。

あ、でもそういえば2日に行きつけ蕎麦屋にて、風邪気味だったのであったかいお蕎麦食べたんだった!
(私がもりそば食べずにあたたかいお蕎麦食べるのは10年に一度もない (^^;) )

そして4日には家であったかいお蕎麦と冷たいお蕎麦両方をお腹いっぱい食べたんだった!

血中蕎麦粉度、そんなには下がってませんでした・・・ 
お蕎麦屋さんでもりそばを食べてないので気持ちだけ下がってただけでした (^^;) 



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写真は大晦日の年越し蕎麦。
新蕎麦の常陸秋そばの香りと美しさにうっとり。

粉川さん、毎年素晴らしいお蕎麦を送ってくださって、
ありがとうございます〜!
posted by aya at 14:40 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月31日

三角巾


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本日は大掃除!
エプロンにマスク、三角巾もして張り切って頑張りました。

愛用の三角巾は私が小学校に入学する時に母が作ってくれたもの。

今見ても可愛いピンクの小花柄と、母が油性マジックで書いてくれた私の名前を眺める大晦日。
posted by aya at 18:50 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする