2023年11月12日

赤ワイン煮♡

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蕎麦ばっかり食べてるとお思いでしょうが、それでだいたい合ってます(笑)

でも実はベトナム、南インド、スリランカ料理、あとビストロも大好きで、特に赤ワイン煮に目がありません(≧∇≦) ♡


これは骨付き鶏の赤ワイン煮で絶品でした〜







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2023年10月30日

森下「京金」


好きすぎてどうしようもない。

この「好き」は憧れであり、長い長い片思いであり、
尊敬でもあり、家に帰ったような安らぎでもある。

この店については語れば語るほど痛い、
いや痛いを通り越して怖い自覚があるので(笑)
なるべく感情を抑え、淡々と紹介する努力をしま〜す(≧∇≦)


青空の眩しい森下駅の交差点、6階建てのマンション。

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かつてはこの一階に、私の愛する愛するこの店があった。
創業1831年、とんでもない歴史を誇る老舗である。
しかし言葉を選ばずに言えば老舗とは思えない、
老舗であるということを超えた魅力に溢れる店だった。
まず蕎麦がいわゆる「老舗の蕎麦」というのとは別物。
その他に出されるものも全て心のこもった最高の美味しさで、
店の雰囲気は粋でありつつ家庭的。
(なんと珍しくも靴を脱ぐスタイルでした)
店主夫妻の人柄や、特に奥さんの接客は私は「国宝」だと思っているほど
優雅でチャーミングで、私はお二人に会えることも
どれだけ楽しみにしていたことか。


我ながら愛が爆発しすぎている当時のブログ(笑)↓↓
飲み過ぎ食べ過ぎ、楽しかった〜↓↓
http://ayakotakato.seesaa.net/article/446791434.html


しかしその店も、数年前に意外な、新しい形に生まれ変わった。
店主夫妻は一階を店で働いていた人に譲り、
二人はその建物の6階の自宅を改造して店を始めたのだ。


その店がまた、激烈に素晴らしい!!!!!!!!

びっくりマークがいくつあっても足りない。
自宅改造で、しかもマンションで、こんなに素敵なお店ってあり得ますか!?
格が違う、と言うと誤解を招きそうだが
人柄、人としての余裕が滲み出るような
センスに溢れた素晴らしい空間、時間がそこにあるのだ。


私は今まで何度もこの新しいお店にも行っているのに
毎回胸いっぱいすぎて興奮しすぎて全然書けず
今回初めてやっと書けるくらいに落ち着いてきた(どんだけ笑)。


建物の前に立つとこんな看板が。

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この奥にエレベーターがあります。

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今回私は何を思ったかなんとなく階段を登って2階からエレベーターに乗ってしまった。
エレベーターには男性が一人乗っていて、すでに6階のボタンが押されていた。
ということはその方も京金のお客さんな訳で
私は6階に着いた時に「お先にどうぞ」と譲ったのだ。
しかしその方は私に「どうぞどうぞ」と快く譲ってくださり
私は先に降りることとなった。


エレベーターを降りるとこんな感じ。

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降りた時から、素敵な素敵な奥さんが
ソフトペダルを踏んだピアノのような柔らかな声で
にこやかに迎えてくれるので、
吸い込まれるように入ってしまう。


入ってすぐ右のスペースは自然光の入る温室のようになっていて
そのインパクト、雰囲気がとにかく素晴らしい。

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(お客さんがいたので全部撮れず残念でしたが〜)


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11時開店で 11:08に店に着いたというのに
私が席に着いたらもう満席。
えっ満席!?

なんと、さっき エレベーターで
私にどうぞと先を譲ってくれた男性は外で待つことになってしまったらしい!!
それはイカーーーーン!!と私は玄関の方に飛び出し
奥さんに私の方が後だったことを告げたが、
もうもうもう、芍薬の花びらのように優雅で柔らかな奥さんは
笑顔でふんわり〜〜ととりもってくれ、
男性のご厚意で私はそのまま席に戻ることとなった。

店の人の心のあり方に余裕があると
そんなお客さんが集まるんだなあ〜・・・と実感。
あの時の男性様、ありがとうございました!



メニューはこんな感じでございます。

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やっぱりこのAセットが好きで、いつもコレ頼んじゃうんですよね〜


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頼んでから「だし巻き」とかにも思いっきり惹かれるのだが・・・
「そばがき」は絶対頼みますけどね♡



だってね、Aセットのこの眺め!!
めちゃめちゃ良くないですかーー!?


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ぎゃーーーーーー!!!
好き!!


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大好き!!

もう見ただけで素晴らしすぎる。
何が違うのかわからないけどここはやっぱり特別!!
愛が溢れて止まらないーーーーーー!!

「鴨の治部煮」
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「鴨の治部煮」と言われて想像をするものの何倍も楽しいこの世界!
コレは何かな〜♡と宝探しするのが楽しく、
一つ一つが、泣けるほど美味しい。
さりげなく海老やアワビまで入ってる豪華さ!
野菜も生麩も、下に潜んでいるすだれ麩もめちゃ美味しい。
普段、食べ物に関してあれだけ饒舌な私が
美味しいしか言えなくなっとる(笑)。




「ごま豆腐」
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ほんわり柔らかく、小さくてさっぱりしているのに
胡麻の風味豊かで最高〜



そばがきはドーーーン!と
こんな立派なスタイルでやってきます。

「そばがき」
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お湯に沈む素朴な肌に吸い込まれる・・・

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湯気にのってほわーっと漂う香りは
王道の落ち着いた、バランスのとれた素晴らしい芳しさ。
香り爆発、というよりは少し落ち着いた、それでいて満ち足りた香り。
食べると美味しさに目が丸くなる!!
なんですかこの味わいの素晴らしさはー!!
グルタミン系のつよーい味、と言うのより一歩手前の、
上品なレベルでの味わいの濃さがぎゅうううううう!!
ずーーーっと続くのだ。
そして意外と個性的な点として、
すこーーーしだけ、2パーセントくらい粉っぽさ生っぽさがあり
ねちっとしてざらつきがあり、それがちょっと椀がきのそばがきっぽい。
蕎麦の生々しい魅力もちょっと味わえ、
椀がきと鍋がきのいいとこどりって感じ?(≧∇≦)
エアリーさは全くないので、密ですんごい食べ応え。
薬味もゴージャスで、コレだけでお腹いっぱいになるそばがきだ。



そして、もう涙目になるほど、
私はもういっぱいいっぱいでございます・・・


あなたに、会えて、うれしい!!

「せいろそば」
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全てが美しい・・・

この眺めを世界中に自慢したい。

こんなに美しい景色が、食べ物が、日本にはあるのだ。

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箸先から香りを寄せると・・・おおっ?
今日は意外な香りに出会いました。
軽やかで、さわやかな野生味!
なるほど、今日は白神山地の新蕎麦だそうだ。
ちょっと北海道の蕎麦を思わせるなシャープさもあるが
強すぎずフレッシュで美しい香り。
食感は繊細でハラハラ、コレがたまらないんですよねえ〜!!
やさしい食感に酔わされるひととき。
ああ〜〜しあわせだあああああーーーーー




「粗挽き田舎そば」
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打って変わってこの肌。この笊。
美しさに胸射抜かれて、私はただただ固まるしかない。
(と言いつつ実際は好き〜!!好き〜!!と小声で吠え続けていた(笑)痛すぎる)


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おおー
このお蕎麦の産地は聞いていませんが
ほぼ同じ香りなので同じ白神山地と思われます。
同じ香りの上に、皮の軽い黒い香ばしさをふんわりと纏っている。
極細繊細ながらねちっと感のある質感。
せいろもそうだったが、いわゆる弾むようなコシってのは全然なくて
優しい優しい質感です。
しっかりした甘みがあるが、極細の美しい繊細さからか
甘さもすっきりとしていて、まあなんかつべこべ言ってますが
とにかく田舎として最高なんです!!大好きなんです!!
ああああ好きだあああーーーーー!



そしてね、ここはなんと10月でもコレがあるんです!
嬉しくなって「デザートに」頼んじゃいました〜♡



「すだちそば」
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うっわーーい!
きれいだなあ〜〜〜〜



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ここの「すだちそば」は旨みしっかり、味しっかり。
私はもっとシャキーッと冷えて味もスーパーすっきり、
みたいなのが好みだと思ってきたが
もう秋だからかこれはそこまでキンキンに冷たくはなく、
旨みしっかり、味しっかり。
一杯をゆっくりしっかり楽しめる感じ。
薬味の爽やかさが最高〜



最後になったが、ここの凄さは
その蕎麦汁を味わった時に
恐ろしいほど私の脳と体に訴えてくる。

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舐めた瞬間、その美味しさに飛び上がる、
と言っても全く大袈裟ではない。

私は度を越した手打ち蕎麦偏愛者なので
行儀が悪いのは百も承知の上で蕎麦汁を無視しがちなところがある。

「 お蕎麦屋さんは、その蕎麦と蕎麦汁のバランスに人生をかけているのだから
 お蕎麦屋さんに行って、蕎麦汁をつけずにお蕎麦だけ食べるなんてのは言語道断、
 お寿司屋さんに行ってネタだけ剥がして食べるようなものだ。
 決して良い子は真似しないように」

と言いながら 全然蕎麦汁をつけないで
この30年手打ち蕎麦を完食し続けてきた大悪党である。

もちろん、そんな私にも蕎麦汁はとても大切なものであり
「蕎麦後の蕎麦湯」タイムの大切なお供。
私にとっては蕎麦湯がお酒で蕎麦汁はおつまみ。
蕎麦湯ゴクリ、蕎麦汁チロッが至福の時なのだ。

しかし蕎麦の香りへの愛が激しすぎるため
蕎麦を食べる時はその香りだけを純粋に、できるだけたくさん身体中で感じたくて
蕎麦汁を付けて一口食べてみると大抵
「やっぱり付けなければよかった、そのまま食べたい」
となり、その結果、

「蕎麦と私の間に入るものは空気も許サヌ」。

という暴力的な人間が出来上がってしまった。

しかしどういうことだろう、
「京金」の蕎麦汁は、全てを超越して、もうそれだけで
飛び上げるほど美味しいのだ。
うっとりするような旨みの塊でありながら、何一つ飛び出すものがなく、
深くまろやかで、しかもすっきりとしている。

この私が、
「この美味しい汁に、この蕎麦を付けたらどんなことになっちゃうんだろう!?」
と誘惑されてしまうのだ。
そして付けてみると思った通り、夢のように美味しい。

蕎麦を蕎麦汁につけるってこういうことなんですね神様!?

と天にその新鮮な感激を報告したくなるような感動がある。



ああやっぱり「京金」については
語れば語るほど痛くなるのでやめときゃいいのに・・・(笑)



好きです。

大好きです!!



この「好き」は憧れであり、長い長い片思いであり、
尊敬でもあり、家に帰ったような安らぎでもあるから、



いつまでも、そのままでそこにいてほしいのだ。











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posted by aya at 12:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>江東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月19日

カラフル終了⭐︎ご来場ありがとうございました!



昨日は、ひっさしぶりのカラフルロスタイムショー!

楽しすぎましたーー!!  (≧∇≦)/

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もう「音楽と演芸のジャズ煮」と言ってしまいたいほど
リハ時間が短い!入り時間自体が超遅い!(大笑)

才能のある方がパッと集まってジャカジャカ面白いことを好き放題やってハイ終わり、
というクイックなジャズ煮ですが、
全体のレトロなセンスの良さ、手作り感がたまらないんですよね〜♡

私も大好きな曲を歌わせていただいたし、
その後も散々暴れて(笑)楽しい楽しい夜でした。

たくさんの方にご来場いただき、本当にありがとうございました。

またカラフルやりたーい!


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春風亭昇太さん、高田漣さんと!



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昇太さんの着物、相変わらず最高のセンス!小さいドットに赤い半襟〜♡綺麗な赤のメガネも♡



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途中くたびれて?いきなりおうちモードに着替えちゃったはだかさんと。(昇太さん撮影)




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posted by aya at 22:40 | Comment(0) | aya>diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月17日

代官山「蕎麦前 ごとう」


おしゃれエリアに手打ち蕎麦屋があるというのは
それだけでありがたいものだ。

おじさんの多い街に蕎麦屋あり。
ってことで、新橋だの神田だの神保町では
全く困ることはないどころか多すぎて逆に困るのだが
おしゃれエリアにやってくると
緊急の血中蕎麦粉度減少時に危険な目に遭いかねない。


え、これ?
というくらい目立たない、都会的なシンプルな外観に見えるが・・・

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この幟があってくれて良かった!

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個人的には幟は「手打ち蕎麦」っていうのが大大大好きで、
あまりのかっこよさに持って帰って部屋に飾りたいくらい。
ここも、せっかく手打ちなのだから「手打ち蕎麦」っていうのを
飾ればいいのになあーとお節介を思ってしまうが
シンプルさを重んじたか、はたまたとてもとても謙虚な方なのか、
どちらかでしょう。



店内も、めっちゃスタイリッシュ!!

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細かいところをよく見ると気負った感じのない
ごく普通のシンプルなインテリアなのだが
空間の使い方がとても贅沢で、美しい空間なのだ。


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私の席のすぐ左横に打ち場がありました。

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この時はまだ暑い時期だったので涼しげなメニューが色々。

「蕎麦前」と名乗っているだけに
やはり肴の類が気になりますよね〜

お値段は張るけど
「おまかせ前菜三種盛り合わせ 2600円」
っていうの、行っちゃおうかなあー!!




「蕎麦前」ですからコチラももちろん、色々揃っております♡

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誘惑に押し倒されて頼んでしまいました。

「おまかせ前菜三種盛り合わせ」
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うわあー かわいい〜!!
美味しそう〜コレめっちゃいいーー!


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可愛くて激写しまくり。


特にこの子がかわいい!!

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トマトじゃないのよ、スモモなの♡
「大豆とスモモのマッシュサラダ」
味も大変良いです〜
こういうフルーツ合わせる系は味付けセンスがめっちゃ問われる科目ですが
こちらはお見事!絶妙!!
大豆のマッシュが甘めで、最初、え?と思うのだが
スモモの酸味ととても合う。



「スズキの南蛮漬け」
の味付けも素晴らしい。
酸味のほどよさ、スズキのふっくらした味わい。

「鴨ロース」
コレも絶品〜!!
たった一切れなのにワインが飲みたくて死にそうにさせられる
悪魔的美味しさ(≧∇≦)






「せいろ」
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ムワァーーー!!と強く甘く香る香り。
常陸秋としてはたくましさが前面に出た感じ。
質感はかなり硬めでエッジくっきりぱっきり。
極細だがモグモグ噛む感じになる。
噛めば噛むほど甘みがガンガン出てくるのがすごい。





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蕎麦汁は甘みが少ないのは私好みだが
ここにはそれを通り越してやけに塩辛いような?
出汁はとてもいいと思うのだが、醤油辛いというより塩辛い。
と、思ったのだが、試しに蕎麦をつけてみたら
ここの甘〜い蕎麦とはすごく合うんです!
へえーー!!おもしろい〜〜






個室もあるので、おしゃれデートにも是非♡

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posted by aya at 11:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>渋谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月11日

長野・御代田「地粉や」

長年全国のお蕎麦屋さんのストーカーをしていると
「店名」を見れば大体の想像がつくという
特殊能力が備わってくる。

もちろんハズレることもあるが
特に当たるのは地方に行った時、
「この店は夜営業をしてくれているか否か」
についてである。
山奥に引っ込んだ趣たっぷりの店ほど
「お昼のみ、営業は2時間のみ」
みたいな難易度の高い店が多く
その見分けは大体店名を見ればできるようになってしまった(笑)。

その意味で言うと、この店は予想はアタリで、
そしていい意味で裏切られた店でもあった。
店名を聞いて夜営業をしてくれていそうだな、
と思ったら、してくれていた!
それは良かったのだが、こんなオッサレーなお店とは知らなんだ。


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テラス席がステキすぎませんかー!?♡♡♡


こんな環境で美味しい手打ち蕎麦がたぐれるなんて
まさに天国!!

人気の訳がわかりました。


外観は、意外とストイックでシンプル。

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外に向けて打ち場があります。

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はあ〜っ
打ち場ってほんっっっとーーーーにかっこいいですよねえ〜
魔法が生まれるところ。


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好きすぎて近づけば近づくほど
蕎麦打ち場内部より私が目立っていく件(笑)。



エントランスに向かって左脇に入っていくと
絶景に出会えます。


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山が大好きな私は、この時点でときめきまくり〜!!


店内に入ると、店内より店外が目に飛び込んでくる。

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なんと贅沢な庭!



予約しておいたのでギリギリ、テラスに近い席に案内されて嬉しい。
予約した時には想像していなかったシチュエーション!!

混雑しているしキッズ連れも多いし、テラスにはワンコもコロコロ(≧∇≦)
必然的に店はわさわさしているのだが
スタッフはどの人も丁寧で必ず笑顔で、めちゃめちゃ感じがいい。
すごいお店だなあ〜




食べたいのはもちろん、雪が降ろうが槍が降ろうが「もりそば」ですが、
ここは長野だけに「くるみ蕎麦」なんかも気になるところ。

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ご飯ものやキッズプレートもあるし
単品で生卵頼めるのも生卵好きとしては嬉しい。
(生卵トッピングは手打ちじゃないお店で私が良くやるテ (≧∇≦))

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夜メニュー。

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メニュー読解力と決断力には自信のある私は
瞬時に食べたいものが決まっちゃいます。



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上田でとれた大きなしめじ。
大きいだけあってシャクシャクとした食感があって
ものすごく美味しい!!
おろしもたっぷりで最高。
長野できのこおろしを食べるたびに
長野愛が一度熱くなる私(≧∇≦)


ここで突然ですが皆さんに、
私がいつもお蕎麦屋さんで撮っている写真の裏話をご紹介。
私はいつもスマホで、シャッター音を消せるアプリで撮っていますが
とにかくやたら枚数を撮ります。
そもそもがスマホだし、どれが当たるかわからないので・・・
特にお蕎麦の肌感については実物に近い雰囲気を大切にしたいので
めちゃめちゃ真剣にたくさん撮ります。

例えば同じ「だし巻き卵」を撮っても
こんなに違うんですよ〜!?


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なんで!?ってくらい違いますよね。


実際のイメージに近かったのはこちらの方です♡

「だし巻き卵」
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この「だし巻き卵」が素晴らしかった!!
まず出汁の味わいがものすごく美味しい。
食感は意外と個性的で
ふんわりしてるのだがゆばのような膜感、ミルフィーユ感がある。
これまたおろしたっぷりで嬉しい。
いやー、この時点で大満足の美味しいお店だなあ〜



そしてお楽しみのこのお方も
ユニークなビジュアルで出会った瞬間笑っちゃいました。

「そばがき」
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完全球体のそばがきさん!
かっわいい〜〜(≧∇≦)


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まだお箸も持たぬうちから、
ホワーッと漂う最高の芳しさに脳を射抜かれる。
この上なくフレッシュで、青さも野性味もあり素晴らしい香り!
食感もまた最高で、ことさらエアリーとかふわっふわとかではないのだが
もっちりした中にかすかなふんわり感があり
素直で堅実な、そばがきとして最高のおいしさ。
食べている間じゅうしあわせ!!


「海老と野菜の天ぷら」
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細長く切ったズッキーニ、モロッコインゲン、
まいたけ、えのき、かぼちゃ、なす。
海老は一本追加でふたつにしました。
とにかくカリッカリの天ぷら。
油っこくないのはいいのだがちょっとカリカリすぎたので
いつも天ぷらは塩で食べる私だが
こちらは天汁につけると美味しかったです。
でも天汁につけても何もヘタらない魔法のカリカリ天ぷらでびっくりでした(^^;)
これもおろしがたっぷり最高〜!
ほんと、こういうの大事で嬉しい!


そしてこの絶景を見てください・・・

「ざる蕎麦」
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静かに暮れていく緑の庭。
眼下には私の永い永い片恋人であるお蕎麦。

しあわせすぎて・・・

時がとまります



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美しい細打ちのお蕎麦がたっぷり。
箸先から香りを寄せると、ずしっと香ばしさを感じて嬉しくなる。
そばがきとはまた違う香りで、ただかなりキンキンに〆てあって
香りが淡めだったので少し待とうと思ったら
食べてるうちに香りがもっと淡くなってしまった。あらら〜
しかしそのあとは、淡い中にもそばがきと同じ、
フレッシュで誠実な素晴らしい香りが感じられた。
細打ちだが密な質感で量もたっぷり、食べ応えあり!
自家栽培と御代田契約栽培のブレンドの二八蕎麦。

県内全域蕎麦汁かなり甘めエリアである長野だが
ここのもやはりかなりの甘め。
しかし出汁の感じや合わさったまろやかさはとてもいい。

デフォルトで天かすが付いてくるものすごいサービス。
(さっきの天ぷらの通りのカリッカリで金平糖みたい)
たっぷりのおろしを毎度つけてくれたり、蕎麦の盛りもそうだし
「食べる人に喜んでほしい」
という思いやりが伝わってくる店だ。



長野好きとしてはいつも気になる「くるみだれ」も試してみました。

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これがねー!!
意外にも普通の蕎麦汁よりくるみだれの方が
甘すぎなかったんです。
しかもここのくるみだれは特に超濃厚で、
ザクザクしたツブ感があり香ばしくて最高!
おいしーーー!!



ますます暮れて、ひんやりとした野の大気。

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帰りがけ見たら和風の座敷席もあったし
キッズもワンコも大歓迎で、色々な使い方ができそうなお店。


でもやっぱり、早めの予約でテラス席がおすすめかな〜♡






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posted by aya at 12:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越の蕎麦>長野 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする