甲府の高級お蕎麦屋さん!
同じ甲府の「一草庵」の息子さんによる手打ち蕎麦屋で、
眺めの良い荒川沿いにどっしり構える「一草庵」に対し、
こちらは甲府駅にもほど近い街中にあるモダンなオシャレ系。


今夜も大人気でやっと最後空いているところに入れた感じ。
すごいなあ〜
入り口入ってすぐ右脇に蕎麦打ち場があります。

カウンターは奥行きがうんとあって広々。
オープンキッチンスタイルなのでどんどん入る注文を一人でこなす店主と
ホール担当の若い女性スタッフの忙しさが伝わってくる。

お隣はワイン好きのグループのようで
ワインのペアリングを次々と楽しんでいる様子。
ワイン談義に花咲き優雅ですねえ〜♪
そんな横に、とにかくお蕎麦お蕎麦と目を爛々とさせた動物(私)が
座っております (≧∇≦)
こちらはお蕎麦の産地がその時々で変わるので
今日はどこかなー、楽しみ〜

冒頭で「高級」と書きましたが
お蕎麦のメニューはこんな感じ。

うっほー!
「二八蕎麦(もりそば)」は1,012円、
「限定十割蕎麦(十食限定)」は、せんろっぴゃくさんじゅうきゅうえん
でございます!!
もりそば2枚で2,651円という緊急事態( °o°)
「二色食べ比べ蕎麦」という有難いメニューにすれば
少し助かりますが、量的にも1枚ずつ食べたい私は
2,651円コースでいっちゃおうと思いまっす! (≧∇≦)
でも温かい蕎麦も美味しそうだなあ
豆乳蕎麦気になるぅぅぅぅぅ〜〜

そして「もりそば」と比べると
「かき揚げ天ぷら蕎麦」とかすごくリーズナブルに感じますよね〜
桜海老も惹かれる♡
一品料理も充実。


やっぱり甲府に来たからにゃ「とりもつ」だよね!♡
「そばがき」も「鴨肉アヒージョ」も「穴子の白焼き」も食べたい・・・
日本酒メニュー。
こちらもなかなか高級です。

テーブルにはお蕎麦の食べ方の指南書も。

かつて私は関西にあった某食べ方の厳しいお蕎麦屋さん(?)で
店主から直接、「まず何も付けずに食べてみてください」と言われ
「ハーイ!」と大喜びで食べ(ずっと見てるので視線が怖かったけど(笑))
「次に、添えてある岩塩を少しつけて食べてみてください」と言われて固まり、
困った挙句「え・・・イヤです・・・」と答えて
いつものように最後まで何もつけずに食べちゃったという珍話を持つ人間である。
(店主は去ってゆきました(笑))
というわけでこちらでもすみません、
いうこと聞かずに全部何もつけずにいっちゃうと思います〜( ̄∇ ̄)
(お蕎麦屋さんは蕎麦と蕎麦汁のコンビネーションに命を懸けているので
よいこはまねをしてはいけません。わるいこより。)
「二八蕎麦(もりそば)」

なんかこのカウンターの素材と置いてあるお酒、トレイという雰囲気が、
私の行きつけNさんにすんごい似ている気がしてきた・・・
こちらのほうがずっとゆったりしてますが〜(笑)

箸先から香りを寄せると、ふわ〜と軽やかに、
ちょっと強め激しめの野生が軽やかに香ってくる。
食感はエッジくっきりはっきりで
口に含んだ瞬間は硬めに感じるが噛み締めるとしなやかさもある感じ。
「限定十割蕎麦(十食限定)」

うわわわ
お値段も違いますが存在感も違いますねえ〜♡

箸先から香りを寄せると・・・おおお〜〜!!
なんとフレッシュで美しくさわやかな、最高の香り!!
それがしっかり濃厚に香ってくれて
初っ端からノックアウトされました(>_<) ♡
しかもですよ、その香りが食べ進むうちにさらに素晴らしくなっていきまして
たくましさ、香ばしさもプラスされ、
かぐわしさの全てが揃ったような、完全美の世界となりました。
食感は意外にも、先程の「二八蕎麦」以上のかなりパッキパキ。
シャープなエッジでしっかりかみごたえのあるやや硬めのお蕎麦。
そしてここは汁がまた巧い。

濃厚な旨味、甘味が見事に合わさって
たいへんまろやか、バランスがよい。
そして濃厚なのになんだが上がストーンと開いたような
スッキリさがあるのがよい。
蕎麦湯は濃いめだったが味はスッキリ系。

結局今日はどこのお蕎麦かわからなかったので
ぜひ聞きたかったのだが、とにかく店主は忙しそう。
カウンター7席、 テーブル12席?(個室もあるのでよくわからないが)
それで厨房一人な上にこの人気ぶりである。
次回は「豆乳蕎麦」と「そばがき」も食べるぞーー! (≧∇≦)