2017年03月25日

下北沢「正音」


今日は、とっても楽しみにしていた公演を観に下北沢へ♡

その前に大好きなご夫妻と
こーんないい事しに来ちゃった〜 (≧∇≦)

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元は「慶水」というお蕎麦屋さんがあった場所。
(慶水ビルなのでビルのオーナーさんだったんですね!)


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下北沢駅北口から近いのにこの落ち着いた静けさは素晴らしい。



店内のレイアウトは前のお店の時とほぼ変わっていない気がする。

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しかし別のお店なので当たり前だがメニューは全く違う。

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たいへんです、やたらおいしそうなものがいっぱいあります!(≧∇≦)
「夜のおすすめ」と書いてあるが確認したらお昼でも頼めるそう。
やったー!


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お蕎麦のメニューも豊富だし
こっちのページのおつまみもお酒にあいそうでいいですねえー


とは言え私は実は昨夜
なんと人生でほぼ初めて「ひとりで飲む」という大人の階段を上ったので
私やったぜ感がなんとなく体に残っており今日はお酒はもうムリな感じ。
(一晩で4分の1合・・ 飲める時はもうちょっとはいけるんですが(* ̄∇ ̄*))。
というわけで大好きなお二人が飲むのをたのしく眺めることにいたします♡


「燗酒」
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飲めない気分ではあったが好奇心はおさえられず
ひと舐めだけしてみると・・これが美味しい。
ストレートな入り口、そのあとの程よくずっしりとしたシャープさ。
メニューには「燗酒」とだけあったが尋ねると「あたごのまつ(宮城)」だった。


「トマトの出汁浸し」
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一般にお酒のおつまみメニューが多いお蕎麦屋さんにおいて
みずみずしい野菜が食べられるのは嬉しい限り。
出汁に浸った美しい畑の宝。
程よい酸味と甘み、ジューシーで美味しい〜


「鴨の九条ねぎ焼き」
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九条ねぎたっぷりが嬉しい。
そして焼き加減がまた素晴らしい。
焦げの香りが炭火のように香ばしく、肉がむっちり弾力があり大変美味しい。
一切れ食べたのにまだ食べたくて半分ちぎって強奪してしまいました(≧∇≦)/


「出汁巻玉子焼」
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おっほー 
大きくてふっくら、なんてゆたかな眺め。


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食感は見た目よりはしっかりとしていて
お母さんの卵焼きみたいでほっこり。
しかし出汁の味わいの濃さと潔いほどすっきりとした甘みのなさは
さすが素晴らしき蕎麦前、日本酒の友だ。



「小海老かき揚げ」
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うわっ
これは・・・これは見るからに絶対に美味しい!!
思ったとおりさっくりと見事な薄衣が素晴らしく
真ん中の方まで均一に行き届いたさっくり感。
海老がまたぷりんぷりんで美味しすぎます〜
お蕎麦屋さんで天ぷら屋さんみたいなすごい天ぷら食べちゃった(≧∇≦)♡



「豆腐の土佐揚げ」
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もともと揚げ出し豆腐が好きなものでこれまたツボな一品。
高さがあって豆腐の部分がたっぷりなので
全体にさっぱりめなのがとてもいい。
味付けもお薬味も最高のバランス。

いやー、「正音」さん、
どのおつまみも美味しすぎますってば〜 (≧∇≦)


「もり」
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うわっ

うわわわわ

「本陣房」で修行したと聞いていたのでそういう感じのお蕎麦を想像していただけに
この粗さ、この風情にはびっくり。
しかも本陣房系は「せいろ」「田舎」「変わり」など多種のお蕎麦を出すのがほとんどの中
ここは「もり」一本!
この「もり」に込めた気合を感じずにはいられない。


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冷気にのってフーッと漂う石のようなイメージのフレッシュなかぐわしさ。
満天の星空のような無数の蕎麦粒子がたまらなく美しい。
口に含むと意外にもつるりするりとした印象。
見た目の通りの素朴なざらつきはあるものの
非常にみずみずしく質感も堅めなのでそういう印象になるのだろう。
くっきりつるりとした輪郭線、容易には噛み切らせない強い食感。
香りはどんどん淡くなるタイプなのだが
ざらざらつるりと流麗な食感が実に清々しい。
これは飲んだ後にも素晴らしい粗挽き!


ちなみに写真だけですが

「九条ねぎおろしそば」
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おお〜
ここのお蕎麦にこのおろしとねぎの涼やかさは絶対合うに違いない。



今日は張り切って開店時間に来たので
こんなにゆっくりしても開演時間には余裕で間に合いそう。

下北沢の街をのんびり歩いて参りましょう〜
やーん もう楽しみすぎて今から笑っちゃうー(≧∇≦)♡






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2016年11月18日

千歳船橋「そば 一仁」


今日はお蕎麦がだーい好きなお友達と楽しい昼蕎麦〜♡


千歳船橋駅からすぐの「そば 一仁」。

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外から見ると分かりませんが中に入ると
昼時の人気はすごいことになっております。

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次々とお客さんがやって来ては入れ替わり、
最後までず〜っと満席状態!

みんな「一仁」のお蕎麦が大好きなんですね〜
私まで嬉しくなっちゃう!(≧∇≦)/



お茶とお通し。

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アラおいしい カレー風味のもやし!
ちいさなアイディアメニューって嬉しいものですねえ〜



定番メニューのおつまみははこんな感じ。

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まず目がいくのはなんといっても「くじらのたれ」ですよねー♪
「そばがき」は絶対食べるでしょ、
「天ぷら」も「やきとり」もいいなあ、
「玉子焼き」も「そば豆腐」も「鴨のロースト」も・・

と目移りしちゃう方には
「季節のおつまみ六点盛り」
「季節のおつまみ三点盛り」
という嬉しいメニューが別紙メニューの右下にあります(^o^)

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うーーーん コッチも魅力的なメニューだらけで困るうぅぅぅぅ!!
「新そばの粗挽きそばがき」
「ひすい銀杏」
「豆腐の味噌漬け」
「牡蠣のオイル漬け」

はああああ 悩ましい・・
ここは「せいろそば」「十割そば」2種類ある上に2種盛りはないので
すでにフィナーレはがっちり蕎麦2枚とお腹が決定されてる私は
おつまみでそんなに暴走するわけにもいかないしねえ〜


というわけで、

「季節のおつまみ三点盛り」
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手前から
「豆腐の味噌漬け」「そば豆腐」「玉子焼き」。

「豆腐の味噌漬け」はねっとりコクがあるけど濃すぎないすっきり漬け。
「玉子焼き」は焼きたてではなくキンと冷えていて
甘さもあるのでちょっとお菓子のような美味しさ。


こーんないかにもお酒向けのおつまみをお酒も無しで!?

えへへへ とっくにやっておりますよ〜

「岩の井 ひやおろし」
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杉の徳利がいいですねえ〜
思ったより入り口はきゅーんとしてましたが
余韻はやわらかくおいしい♡
(えらそうに書いてますが全部でおちょこ1.5杯くらい・・
 でも今日は全く酔っ払わなかったぞ!(^^)v)


「くじらのたれ」
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ブーダンノワールもびっくりな迫力の黒さ!
「醤油ベースのたれにつけたくじらの赤身部分を干して炙ったもの。
 千葉安房地方の特産」
とメニューに説明書きがありたいへん美味しそうなのですが
頼んでからこれは私は食べられないことに気づいてしまいました・・(;_;)
(アニサキスアレルギー2年目につき、くじらもダメなのです)


でも大丈夫、私にはこんな王子様がやってきましたから!
きゃ〜〜〜〜〜〜〜♡

「新そばの粗挽きそばがき」 
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あああああ

信じられないこの超絶美肌・・・・

突然胸の高鳴りとときめきと興奮で
一瞬でコントロール不可となりました!!

壊れまーーーす!!

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突き抜ける、たまらないかぐわしさ!!!
フレッシュな野生の香りが私の鼻腔から全身を吹き抜けるよう。
口に含むとザックザクモッチモチのたくましい質感で
味わいは意外にもさっぱり。
だからこそ香り高さが突き抜けるようにすっきりと感じられ
今私は秋の蕎麦畑に頭を突っ込んでいるかのような幸せに満ちている・・・(怖い)


「十割そば」
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うわああ・・・
これまたまらなくおいしそうな・・・・
むっちりとした太打ち、その美しき肌!


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見入るほどに美しい、むっちりとゆたかな肌に眠る無数の蕎麦粒子。
ひとつぶひとつぶ、その向こうにゆらめく白い影に
思わず語りかけそうに・・(なったら本当にヤバイ人。好きだよー!とか)
箸先で寄せた香りは先程のそばがきとそっくり。
そばがきよりは淡く上品に感じるがフレッシュな野生がすばらしい。
むっちりものすごい弾力でモグンモグンとかみしめると白く上品な味わいがひろがる。
はあああ〜・・なんともうつくしく上品な肉感!



「せいろそば」
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こちらもまた、見ただけで胸射抜かれるような鮮烈なルックス!!
ちょっとこれだけの粗挽きは珍しいほどのゴツゴツ肌、荒々しい輪郭線・・

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箸先で寄せた香りは見た目の印象よりおだやか。
と思いきや、あとから追いかけるように上品な澄んだ香り+黒い香ばしさが膨らんできた。
ゴッツゴツのしっかりした舌触りだが噛みしめると硬さはなく
噛みしめるほどに香りが膨らみそこからじんわりと素朴な味わいと甘みがあふれてくる。
おいっしー!
こんなお蕎麦屋さんが近所にあったらそりゃ通っちゃいますよね〜〜
羨ましすぎますよね〜〜


店内はおしゃれなカップルやひとり酒の男性、
そしてとにかく多いのは常連さん!
お店の奥さんが「こんにちは〜いらっしゃいませ〜」
にこやかに迎えているのが実にいい町の風景だ。



帰り際店の前で、
後から出てきた近所の常連らしきおじ(ぃ)さんに話しかけられた。

「あなたこの店よくくるの?いいお店でしょ〜?」
「どこに住んでるの?」
「また今度この店で会えたらいいね〜・・なぁーんてね!」

こちらは女子ふたりではありましたが・・・
もしやナンパでしょうか!?
なんだか飄々とした面白そうな方・・
光栄でございます!(≧∇≦)







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2016年10月15日

用賀「手打ちそば 双樹」


用賀の街が何となく好き。

駅が地下化されていて駅舎が見えないのはちょっと残念だけれど
(駅の建物で街の印象って変りますよね〜)
駅前付近のにぎやかさとのんびりさのバランスが好きなのだ。


その用賀駅からすぐのわかりやすい角に
こんな美しい佇まいのお蕎麦屋さんがあったら
そんなの嬉しいに決まってる!!

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潔くシンプルな暖簾といい
大胆にポーズを決める枝垂れ紅葉(紅枝垂かな?)といい
つい見惚れてしまうこの外観。


近づくとなんと
金魚のクロちゃんとアカちゃんまでいるー!(≧∇≦)♡

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しかもメニューを見てください。

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うふふ〜
食べたいものは例によってもう決まっているのです!
「せいろ」「田舎そば(限定十食)」、2種類あるのがうれしいこちら。
しかもその2種の合盛もやってくれてるんですよ〜〜〜♡



店内はカウンターのみ。

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明るく清々しい木のしつらい。
まだ開店して2年経たないだけあってピカピカできれい。


目を惹くのはカウンター前にラップをかけて置いてある
「出汁巻きたまご」や「おにぎりいなり」♪

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おばんざいやさんみたいで楽しーい!
おいしそうでついひょいっと手に取りたくなっちゃいますよね。


しかもまんなかに輝く「せいろと田舎の合盛そば」の文字。
もう見てるだけでこんなに嬉しいって人には絶対に理解されないだろう。
字までとっても可愛らしい絵本のような素敵な字に見えてくる。
嬉しくてついそこをじいいい〜〜とガン見してしまうコワイ一人客。



カウンター内には天ぷら専門?の調理の女性がいるのだが
その天ぷらがものすごい。
なんで知ってるかってお隣の方のを目撃したからです(≧∇≦)/
「天せいろ」1800円の天ぷらの豪華なこと美味しそうなこと!
大きなエビが2本に野菜がたーっぷり、
そそり立つように高さをつけて美味しそうに盛りつけてあり・・って
自分のじゃないのに見すぎだってば(≧∇≦)/
ご夫婦連れの旦那さんは
「これは一人では食べきれないねえ〜」
とニッコニコ顔で奥さんと分け合って食べ始めたのだが
余程美味しいらしく二人揃って
「美味しい♡」「これは美味しいねえー!」と大絶賛している。


それに胸を揺さぶられたか反対隣の奥様は
「天ぷらが食べたいけどあれは食べきれないわ・・」
とお店の人に相談。
「エビ天もり」1200円には野菜もつくと聞いてそれをオーダーしました。
私までわくわく楽しみに待っていましたが
おーっ それは全然「エビ天もり」じゃないですよ?
しっかり野菜もついてる天もりでした。
しかも揚げ方がほんとに美味しそう♡





ここまで魅力的な天ぷら海峡の真っ只中にいながらも
全くブレない融通の利かないこの人・・・アホです!!

「せいろと田舎の合盛そば」
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うっぴゃ〜 うれしいうれしい合盛の眺め。
本当に、二種もり、合盛りっていうのはありがたくて楽しくて嬉しすぎる。

なんていうか・・・
アイドルとかも二人とか大勢いると嬉しい・・?んですよね?そんな感じ?(* ̄∇ ̄*)
次々に魅了されて目がぐるぐるチカチカ、ひとつに集中できない嬉しい悲鳴!


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美しい・・・これは大変においしそう・・・
(特にせいろに釘付け)
しあわせな眺めだぁ〜



「せいろ」
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うわー!!
爽やかで誠実な、素晴らしいかぐわしさに出会い目がかっ開く。
舌触りはしっかりめで輪郭線はっきり、密な質感だが硬さはなく
程よいコシを噛みしめるたびにかぐわしさがさらにふくらむ。
その先に味わいがひろがる。
おいしい・・ しみわたる・・・・(>_<)♡



「田舎そば」
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意外にもこちらの香りはすっきりと淡い。
かなりキンと冷たくしめられているせいもあるかと思うが
こちらは「せいろ」よりさらにかための直線的な輪郭線。
食べようとしても口からピンピンとはみ出す感じがするほどで
押さえつけるようにモグンモグンと噛みしめて味わう。
ねっちりとした質感の中から生まれる
皮入りの黒い蕎麦特有の深い味わいと甘み。
しかしすべてが淡めなので全体の印象は爽やかですっきり決然とした印象の田舎蕎麦だ。



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例によって蕎麦汁を一度も付けなかった大悪党、
ここで初めて蕎麦汁を味わいました。
鰹の風味も甘みも濃厚な、老若男女に愛されそうな汁


店主も天ぷら担当の女性も調理中は真剣そのものの表情だが
お客さんと話すときは実ににこやかで感じがよくそのギャップがとてもいい。
サービス担当の女性(奥さんかな?)はずーーっとにこにこしてくれていて
ほのぼのとした気分になった。



暖簾を出ると用賀の街にのどかな秋の日差し。


今日は訳あって(!)お蕎麦のみだったけど
次回は絶対あの天ぷら食べるんだー!(≧∇≦)/


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2013年06月05日

下北沢「手打ちそば 七つ海堂」


若者中心の街にはお蕎麦屋さんが少ないだけに、
貴重な存在。

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「下北沢」駅から茶沢通りを下りまくりまして、
440(Four-fourty)を過ぎ、3(Three)も過ぎた先の左側。

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「七つ海堂(ななつみどう)」。
ロマンティックでどこかレトロなイメージの店名は
趣味人の集まるこの街によく似合っている。




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「ゴーヤおかか酢あえ」
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苦み好きな私、ゴーヤも大好物。
これはお酢がきいているのがちょっと個性的。
夏らしくさわやか〜


「牛すじ煮込み」
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相変わらず煮込みに弱いもので(^^;;)
しかも「煮卵入りはプラス50円」、こういうの大好き。


「ざるそば」
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「七つ海堂」の笊は小さめだけど
深くてぎっしり入っております。

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箸先でふーっと香る香ばしさ。
ちょっと珍しい、おせんべいのような香ばしさにうれしくなる。
ぎっしり密な食感で、味わいはあっさり淡白。
最初感じた香ばしさも食べ進むうち淡くなり、全体がほわ〜と上品なイメージになる。
そしてここのお蕎麦は足が早いのでうっとりのんびり食べてちゃ駄目・・・って
あっという間に食べちゃったくせに何を言っているのやら(^^;;)
うーんどうして私のお蕎麦さんは人のより早く居なくなっちゃうのかなー


「粗挽きそば」
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メニューに
「粗挽きのそば粉をブレンドした太打ちの田舎そばです」
と説明がある通り、いかにもずっしりとした太打ちだ。

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赤みを帯びた肌に浮かぶ白い陰影。
見た目の通りのたくましい香りで
それがさらに「さわやかでフレッシュ」であるところが素晴らしい。
ムハムハたくましい系の香りは、このイメージがプラスされると
好きさ100倍になるのであります。
食感は固すぎず柔らかすぎず、モグモグネッチリと噛み切れる感じ。
噛みしめるほどに甘さも深まってくる・・・



蕎麦後の蕎麦湯。

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帰り際、レジの脇に黒板メニューを見て大ショック。
久々だったから黒板メニューの存在忘れてたぁ〜〜(;o;)(;o;)(;o;)

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「ほたるいかと春菊の青じそみそあえ」
「和風ラタトゥイユ」
「みょうがと新ごぼうのピクルス」
(>_<)!!



でも今日食べたのもおいしかったからいっかー、また次回〜(^o^)♪




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2013年05月15日

上町「蕎麦 Sycamore」


店名はSycamore(シカモア)。
蕎麦屋らしからぬ洒落た名だ。
しかも営業時間が17:30〜25:00。
なんだかバ、バーみたいなのですが・・・
私なんかが行って大丈夫なんでしょうか。

基本的に「夜より朝」「都会より山」の雰囲気の方が性に合うので
「都会の夜の店」というイメージに対しては「そりゃたいへんだ」と身構えてしまう。
赤いハイヒールを履いていかなくてはいけないのかと思ってしまう(←意外とノリノリ)。


でもお蕎麦屋さん、なのです。
別に身構える必要はないのです。


世田谷線「上町」駅から徒歩1分。

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わぁ 素敵な店構えだなあ。
都会的だけれど温かみがあって、
洗練されているけれど土着的な大胆さも感じる外観。
身構えていたのが馬鹿みたいだ。
早くはいってみたい!


階段を降りて行くとこれまた蕎麦屋らしからぬ、センスの良い空間が現れる。
地下の店にしては天井がとても高い。
ぐっと落とされた照明の中、壁を巨大スクリーンに見立てて映し出された映像が
客席の色彩を変化させている。


テーブル席から見るとカウンターはかなり高い位置にある。
それが空間に縦の広がりを持たせ、それぞれの空間をそれぞれに居心地よくさせている。

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蕎麦屋としては大変個性的な空間だが、その全てをまとめているのがこの松だ。
ドンと置かれた大きな松の盆栽が、この空間を「Sycamore」にしている。

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松好きの私にはたまらない、
「バンザイ!」と言いたくなるような素晴らしい眺め。
コンクリートの地下空間ながら冷たくない。ありふれたイマドキ風でもない。
クールな洗練美を表現しつつも土や木から離れない、「Sycamore」な空間。



ここで何だか私、突如嬉しさが頭から爆発してしまいました。

ただでさえ松に酔っていたところへ
メニューがどれも美味しそう。
しかもお店の人が皆さん素晴らしく感じがよく
その居心地の良さに俄然二カニカ嬉しくなっていた。

そこに現れたこの麗しき錫の徳利、猪口。


「謙信 純米吟醸 無濾過 山田錦」
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酒量だけは小鳥の私が見た瞬間に
「わぁーーっもう浴びるほど飲みたい!!」と思ってしまったのだから
器の効果というのは凄い。
ひんやりとした錫の質感、潔いほど無駄のないデザイン。
無機質になりすぎぬよう猪口は麻のコースターに置かれて、
演出のセンスがまた素晴らしい。
飲みたい飲みたい、だってこんなに美味しそうなんだもの!
(心意気だけは買ってください)


お通し
「磯つぶ貝」
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「ザーサイの漬物」
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「ホタルイカとホタテの薫製盛り」
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聞いただけで嬉しくなっちゃう大好物の組み合わせメニュー。
薫製の香ばしさに加えて何かもうひとつ、
甘い香りがするところはワインにも合いそうだ。
この時は壁のムービーが海のシーンで青かったので
イカさんもホタテさんも海の光に喜んでおります(^^)


メニューにはない本日おすすめのお酒というのも
いろいろ面白いものが揃っている。

山の壽 Okiro(オキロ) 活性にごり生酒
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個性的なラベルに圧倒されるが、これ美味しい! 
にごり、好きなのです。



「香味野菜とフランス産鴨ロースサラダ」
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写真で見ても美味しそうでしょう?
この鴨ロースもサラダも、本当に、大変に美味しいのです!
ひとつひとつが「うわっこれ美味しい!」という美味しさの真ん中をバシーッと突いていて
食べるごとに思わずうれしくなってしまう。
鴨ロースは素材の旨味が凝縮しつつもしっとりジューシー、味付け加減も最高で
うーん、鴨ロースってこんなにも美味しいものだったっけ・・
添えられたサラダも見た目はさりげないが一口食べたら
「これだけを、お皿いっぱい食べたい・・!」と思ってしまいました。(^^;)



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「熟成純米原酒」だけあって、これはちょっとお酒一年生には大人の味。
でも間違いなくツウな人には喜ばれそうなお酒!!




「鰯と香菜の食べるオリーブ和え」
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一口食べて、お店の方に言いました。
「なんでこんなにいちいち美味しいんですか!」
それくらい美味しい。こういうのを「料理が上手い」というのだろう。
「ただ和えただけ」に見えるものなのに、一口食べるごとに顔が輝いてしまった。
しかもお店の方が実に謙虚でにこやかで感じがいいんですよね〜
なんて素敵なお店なのでしょう・・・



「そばがき」
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おおっ これは・・
なにやらめちゃめちゃおいしそうではないですか!?


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わわわわわ

おいしすぎます  これは確実に度を越しておいしすぎます
とんでもなくすばらしいかぐわしさ!

ぐっと下を支えるたくましさ、香ばしさがありながら
どこまでもフレッシュなかぐわしさを感じさせてくれるのが嬉しすぎる。
この共存には大変に弱いのですよ、ああもうどうしましょう・・
と口に含めば
(ハイまだ食べていませんでした、だって香りが素晴らしすぎる!!)


もにょフワとろトゥル〜〜

とろトゥル〜〜

もにょフワ〜

(恍惚の閉眼)


・・・アホかと言われても仕方がないが
もう食べている顔はただアホでしかない。
そういう美味しさなのです。

まず「もにょ〜」と極上のやわらかさでありながら
「フワ〜」とエアリーな食感を持っているところがすんばらしい。
その上「とろトゥル〜〜」・・舌に吸い付くようにきめの細かい肌。
その全てが、最初に私をノックアウトしたとんでもないかぐわしさの中にある。

はああ・・あまりにも陶酔してもうぐにゃぐにゃふにゃふにゃ、
恍惚の国から帰って来られない。





「せいろ」
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移りゆくムービーの光のなかで出会った、端整な姿。
くっきりとした輪郭線が目に鮮やか!


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ひんやり清澄な空気が運ぶ、美しいかぐわしさ。
私までが清められるかのような思いで香りに酔えば
その奥からたぐられてきたかように力強いたくましさや香ばしさも押し寄せてくる。
この奥深いかぐわしさは、そばがきでも感じたが福井のような・・?
(福井大野でした♪)

見た目の通り、口中でもくっきりはっきりシャープな輪郭線を際立たせ、
やや太めのせいもあってしっかりモグモグ噛みしめるお蕎麦。
みっちり密な質感を噛みしめる度に、穀物の旨味と甘みが深まっていく。



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濃厚蕎麦湯がまた美味しい。

しあわせ。とけていく。


「蕎麦 Sycamore」の夜にとけていく。







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2012年02月17日

二子玉川「宇奈根 山中」


今夜は、大好きな仲間たちとたのしい蕎麦新年会・・
って随分遅いのだが、皆様ご活躍ご多忙につき
これでもやっと日程が決められたのだ。

世田谷の住宅街、静かな闇の中。
「宇奈根 山中」

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都心ではお目にかかれないであろうこの情緒。
店の前に到着しただけで一同から歓声が上がる。
私も久しぶりなだけに嬉しくて
入る前からニッカニカだ。


仕切りのないひろびろとした空間。

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天井もうんと高く、
洒落た山小屋に来たような楽しい気分になる。
特に田舎風の演出がされているわけでもないのに、
小旅行に来たような、楽しい気分になる。


さてまずは「立山 本醸造」でかんぱーい!
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シンプルで素直な印象の猪口に照明の格子が綺麗。
いかにも「立山」がするんと美味しく飲めそうだ。
が、私実は先週お酒で大失敗しまして・・
(赤ワイン飲んでふたつも物を失くしちゃった〜 !(TOT) )
反省を込めて、今日は本当にちびっと舐めるだけ〜


ここでのお楽しみは何と言っても蕎麦前の天ぷらである。

通常メニューの天ぷらアラカルトの種類の数もすごいが
その上に別紙で「季節のおすすめ」もある。

皆楽しみにして来ただけに

「えー牡蠣、絶対食べたい!」
「ふきのとう大好き!」
「白子いこうよー」
「まいたけ〜」

と、子供のように大興奮。
私わたし、あなご食べたいー!


「牡蠣とふきのとう」
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もうどっちも比べられないほど大好物だが
それにしてもどっちも美味しすぎる。
牡蠣のふっくら感。衣の美味しさ。
ふきのとうをかじった時の新鮮な食感!
すんばらしい。


「まいたけ」
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私の天ぷら大好物メニュー。




「白子」
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こりゃおいしいに決まっているだろうと思いましたが
期待以上の、悶絶の美味しさ。
外国人メンバーには英訳で苦労&盛り上がりました(^_^;)



「穴子」
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これも彩子大好物メニュー。
旬だろうとなかろうと食べたくなっちゃいます。


「はす と 玉ねぎ」
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「山中」において「はす」は絶対に外せません!
大推薦超おすすめ、絶対の美味しさでございます。
この思い切った超厚切りが生む、ほこほこのほっくり感。
これでもかというほど豊かな、はすの旨み。衣の異様なおいしさ。
玉ねぎも美味しいが、やっぱり今日も「はす」が大好き。




今日は皆といる楽しさ、天ぷらの興奮で、いつものように
「早く蕎麦に会いたくて内心ソワソワ」
がほとんどなかった私。

でもそろそろ、右手の打ち場に目をやったり、
蕎麦メニューを再チェックしたり気になってきましたよ・・・

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「山中」の蕎麦は「せいろ」と「粗挽き」の2種。
「せいろ」700円
「粗挽き」1000円
でも「二色せいろ」はなんと1200円!しかも量たっぷし(東海林さだお風)。
おトクでしょ? 
じゃあみんなでそれだぁ〜〜


「二色せいろ」の「せいろ」
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ありそうであまりない蕎麦なのだ。
その肌にゆらめく陰影は平らでなく、立体感をもって浮かんでいる。
ゆえにその輪郭線は無数にかすかな節を持っているかのようだ。
手繰り上げるとほのかに香るふっくらと甘い香り。
どこかパキパキとしていながら決して硬くはない独特の食感と
その肌の凹凸感。
おもひろい〜〜 おいひい〜〜
お腹いっぱいなのにおいしいものはどうしてスルッといけちゃうんでしょう。



「粗挽き」
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ぐっと黒い肌。
見た目は野性的だがたぐり上げた香りは意外にもほわ〜と品が良い。
スルスルとした舌触りも印象だが、噛みしめるとじんわり、
野趣ある香ばしい味わいが広がる。おいしい〜



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女性にはこんな可愛らしい深紅の猪口が。
なんとこれ、イタリア製なのだ。
日本の窯の温度ではこの鮮やかな美しい深紅は出ないそうで・・
しかも今日の蕎麦湯、なんだか特別に美味しいです。
この感じたことのない不思議な香ばしさは何ですか〜


天ぷらとお蕎麦に夢中だった私だが
気づけばみなさん相当いい気分、いいお顔色になっていらっしゃいますよ。
そういえばテーブルには次々いろんな種類のお酒が来ていたような・・

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最後にちょっと味見したこの樽酒!
めちゃめちゃおいしかったんだけど、
なんていうお酒だったのかなぁ?


みなさんまた行きましょうね〜〜!





.
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2012年02月01日

下北沢「打心蕎庵」


下北沢駅南口。
賑やかな商店街の坂をとにかくくだりまくる。
道がくねくねと曲がっても五叉路に出会っても
意志を強く持ってまっすぐに進む。
「森厳寺西」という信号に出会うまでは。

(しかしこの信号の看板、
 駅から反対方向側からしか見えない不思議な看板なのだが)


私はこの「森厳寺」という名前が好きである。
なんとなく森の神様にでも出会ったような気がして
この信号にたどり着いただけで
フィトンチッドに染まったような気持ちになる。

その森の神様の角を曲がってすぐ。

「打心蕎庵」。

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店名も凄いがその佇まいも凄い。
下北沢駅から数分とは思えぬ静けさ、この風格。


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私にとってはそのイメージも蕎麦も七変化を遂げてきた店だが
この庭のしっとりとした情緒だけはずっと変わらない。

年月を経て店は落ち着いた艶を帯びたようになり
今夜あたりも大変よい雰囲気で賑わっている。
どのテーブルも実に和やかで楽しそうだ。


「正雪 本醸造」熱燗。
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特注という松葉模様の徳利の粋な姿。


「お通し三種盛り」
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「筑前煮」
「鮟肝」
「赤鶏の西京漬焼」

「穴子の煮凝り」がタッチの差でなくなってしまったのは残念だったが
楽しい盛り合わせ。
「赤鶏の西京漬焼」は味しっかりで、
正雪に合っちゃうなあああ
こまっちゃうなあああ

「銀だらの西京焼き」
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これを食べた瞬間
顔が「梅干ばあさん」のようにぐっしゃぐしゃになってしまった。
おーーいーーしーーい〜〜〜!
和食の甘みが得意でない私だが、
銀だらの西京漬けとなると突然防御壁が完全撤去となる。
この、この脂ンところを口に入れちゃったら
もうもうその瞬間におちょこに手がのびるわけで
そのマリアージュときたらもうもうもう・・・
(2口で何をエラそうに。でもこの境地に至っただけでも大進歩なのだ)


「常陸秋そば」
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太めのしっかりとした輪郭線が
あざやかな曲線を描いて盛られてきた。

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透明感のある肌に浮かぶ、無数の白い影。
太くしっかりとした輪郭線ながら
見入れば繊細さすら感じる蕎麦である。

たぐり上げた刹那、ふわあっと舞うような美しい香りに軽く驚く。
これは・・しばらく出会っていない香りだ。
甘く品の良い、極上の和菓子のような、乳白色のイメージの香り。
水分をまとった、かすかにざらついた肌が、
独特のスルツルを持って口中をめぐる。
強靭なコシからあふれる美しい風味とほんのりとした甘みも素晴らしい。
ああ おいしいー 今夜も来てよかったなぁー



「福井挽きぐるみ」
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待っていましたこの黒々とした姿。
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これまた、たぐり上げてハッとする。
この姿から容易に想像されるような「香ばしい」という一言では片付けられない
なんとも言えぬ滋味なる香りが、そこに静かに横たわっている。
なんておいしい。
なんてかぐわしい。
そこにいるあなたを捕まえたい。追いかけたい。染まりたい・・・・
と夢中でたぐり続けていると
!!!!
私の蕎麦が消えてしまった!!
結局捕まえられなかったが
どこか甘い、シナモンにも似たスパイシーな夢だったような・・
嗚呼。



私にとってはいつまでも懐かしく、
いつも新しい「打心蕎庵」なのだ。


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2012年01月25日

三軒茶屋「玄そば 東風」


日差しは明るいが風の冷たい午後。

大好きな東の風に、会いに来た。

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うわぁーい、今日はいいタイミングで
お気に入りの半個室スペースが空いているではないか。

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ギター担いだ二人連れだったので大いに助かる。
ついてるなあ。




「しらすおろし」
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私の定番だが、こちらでは初めて頼んだらしく
意外なルックスに嬉しくなる。
何だか黒っぽいと思ったら
じゃこ山椒と大根と昆布が合わせてあるのだ。おいしい!




「だし巻き玉子」
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ふっくらドーン、豊かな眺め。
甘辛の味付けでだし巻きというよりは玉子焼きに近い感じだ。



「せいろ」
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あああ 

相変わらず美しい蕎麦。
美しい笊。

自然光に照らされた絶景にうっとりせずにいられない。


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完全美を誇る、端整な姿。

清澄な肌を手繰り上げると、ふわぁーっ。
蕎麦という穀物のかぐわしい香気が、
ふんだんに、ダイレクトに伝わってくる。
なんてフレッシュですばらしい香りなんだろう。
口に含むと姿のままの端整な輪郭線が口中をめぐり
繊細な割にはしっかりとしたコシを楽しませてくれる。



「田舎」
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その姿を見ただけでときめかずにはいられない。
「玄そば 東風」の洗練、都会の「田舎そば」。


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褐色の肌に無数に浮かぶ、黒いホシ、白い影。
じゃりじゃりと音がしそうな肌を見つめつつ手繰り上げると、
香ばしい「黒い香り」。
しかもそれがたくましい感じではなく
飽くまで澄んだ、軽い香ばしさなのが小気味良い。

今日はいつもよりしっとりやわらかそうだと思ったら
やはり今日は驚くほどやわらかめの食感だ。
じわ〜、もにょ〜、じゃりじゃり〜とした舌触りだが、コシはしっかり。

濃厚でありながらあくまで軽い、美しい味わいに酔う午後。




通りには冷たい風がぴゅうぴゅう吹いているらしい。

でもガラスの内側、この陽だまりの席だけは
たんぽぽでも咲きそうないい日和だ。





2010年12月の「玄そば 東風」



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2011年09月22日

自由が丘「sora」


自由が丘にある、「三元豚のしゃぶしゃぶと手打ち蕎麦」のお店。

よく行く街なので
以前から気になっていたのだ。


「タジン蒸し野菜」
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根菜中心で美味しい!
簡単だけどこういうシンプルなメニューはなかなかないのでうれしい。


「馬刺し(熊本直送)」
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「ジャンボなめこおろしポン酢」
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おおー確かに大きい。
でも東京で食べるときのこ系料理はやっぱり量がさみしいなぁー



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山形・平田牧場の三元豚のコラーゲンしゃぶしゃぶ。
どのへんが普通の豚よりコラーゲンなのかはわからないのだが
すべての女子は「コラーゲン」の一言に弱く、
何よりも大事なのは「自己暗示」なのだ!
ああおいしい〜 しかもコラーゲンだって〜 


そしてシメのお蕎麦。

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はかなく、ふんわり、
八ヶ岳産の蕎麦。

香りも味もごく淡いが馬だ豚だと食べまくった後は
こんなやさしい蕎麦が合うのかも知れない。


さて帰りはお気に入りの
BEIGEGEでも見て帰ろうかなー




10月7日(金)ライブ@江古田バディ、やりまーす



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2011年05月01日

経堂「しらかめ」


5/4(水)に渋谷dressで行われる江藤直子さんのピアノライブ。
私もゲスト出演させていただくのですが
ほんと〜〜うに素敵な世界です。すばらしい(>_<)
先日のリハもとても楽しかった〜

美味しいものに敏感&お料理上手でもある直子さん、
「高遠さんの顔見るとお蕎麦食べたくなっちゃう」と可笑し嬉しいお言葉。
(ということは私の人生、自動的に蕎麦だらけで薔薇色過ぎではないか)
リハ後はウキウキ「しらかめ」へ!


春のぉぉ〜♪ 夜道をぉぉぉ〜♪ 「しらかめ」へ〜〜
ららりら〜♪

大好きな「しらかめ」が嬉しくて、入店時からウハウハ状態。
まずは、カンパーイ!

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演出もこのお猪口も、いい。
福岡「白亀」の本醸。
今日は江藤さんのを「猪口っと」味見させてもらいました(^o^)



「穴子の炙り」

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香ばしく、甘すぎず、こりゃーおいしい!



「ホタルイカと菜の花の酢味噌がけ」

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ホタルイカも菜の花も大好物。
しかもこんなにおいしくちゃあ
盆暮れ正月クリスマスってもんで
うひゃあ みなさまもおおよろこびです



「あじのなめろう」

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一口食べて「こ、これは!」。
江藤さん、もう一口ください〜(^^;;)





そして


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テーブルの上の美しき峰々。
なんという美しさ!




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近づき見入ればときめきはさらに。
これだけ繊細でありながら、決して儚くはない。
やさしく繊細な、端正さ。

箸先にたぐりあげ思わず目を閉じる。
驚くほどの深い香り!
濃厚というより「深い」、感激のかぐわしさ。

口に含むとやはり、見た目の印象通り。
どこまでも繊細でやさしい印象なのに、
凛とした印象のコシがきちんと受け止めてくれる。
これは・・・本当に素晴らしい蕎麦だ。



経堂駅から徒歩5分ほど。
名店は驚くほどさりげなく、静かな道にのんびり佇んでいる。





2010年7月の「しらかめ」





*高遠彩子4月〜5月のライブ出演予定*

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2010年12月20日

豪徳寺「あめこや」


ドタバタだった先週、
ひときわ楽しみにしていたのは
「あめこや」での忘年会!

1/15のライブでもゲスト出演させていただく、
ジュリエッタ・マシーンのメンバーはじめ
各界で活躍される魅惑のメンバー7人が集結。

うち4人が「お蕎麦ならあめこや」という超のつく美味しいもの通の常連さん。3人が尾道出身。
ということで美味しいもの談義、尾道談義で盛り上がり楽しい楽しい。



私ははじめての「あめこや」おまかせコース。

蕎麦寿司から始まるたぁ、シビレるじゃありませんか。
あおさを入れて焼いただし巻き卵入り。

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おつまみ三種盛り。金時草のおひたしは「あめこや」定番。


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秋鮭とまこも茸のグラタン。


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イワシのお刺身。おいしい!




そして、今回は常連さんもびっくりの初スタイル。
トレイを持った店主自ら、ひとつひとつ揚げたてを運んできてくれる天ぷら。
「天ぷら あめこや」臨時開店〜

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ひとつひとつの食材が名前を聞いだけで
「オッ、おいしそう」と思わせる「あめこや」の天ぷら。
サトウエンドウ、安寧芋など、
写真は一部しか載せられなかったが、メヒカリが特においしかったー



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これはコースにはなかったが
壁の張り紙を見て日本酒好き、美味しいもの好きの我がチームの
堪忍袋の緒がブチ切れた「生からすみ」。



こんなに美味しいものがあっちゃあ、と皆さん飲むこと飲むこと♪
えっ 私?
あはははー やっちゃいましたよニッカニカでしたよ!(^o^)



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お蕎麦の前の最後は、牡蠣と野菜を昆布で仕立てたもの。
昆布って偉大だなーとのんびり感心していたら!


ジャーン!!

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ハッ!
あなたはもしや、常陸秋そば様では?!


というのは村芝居で、
少し前からお蕎麦の登場が待ちきれなくなってきた私は
正面の壁の「常陸秋そば」の貼紙をジーッと眺め、
ついにキッチンからお蕎麦が運ばれくるのが見えるか見えないかの瞬間には
「ハーイッ お蕎麦です!!」
と叫んじゃったんですがね・・


この、茨城の常陸秋そば。
新蕎麦とはいえなぜこんなにも青いのでしょう。

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近づけば、ときめくどころではない。
動揺するほどの、これ以上はないという濃厚なかぐわしさ。
むんっ と力強くふんだんな香りが鼻腔を染め続け、
しかしそれだけではない。
新蕎麦だというのに、なぜ味わいまでも、こんなに深いのだ。
処女作が「晩年」みたいな。
うおー ナニコレー あー
と変な声がテーブルをひとり歩く(私)。



2枚目は福井・大野在来。

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なんと、ジュリエッタの江藤さんがニコニコと
「高遠さんコッチのほうが多いわ!」
と盛りが多かったご自分のとサッと取り替えてくださいました。
「エーそんなぁー、いいんですかあー!」
とつい口から正直がはみ出てしまった自分・・・
全然遠慮出来ず、ああ恥ずかしい。
江藤さんありがとうございますm(_ _)m


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舌の根も乾かぬうちでお恥ずかしいが訂正申し上げる。


先程の常陸秋で
「なぜこんなにも青いのか」
と書いたが、こっちの方が青かった!


先程の常陸秋で
「動揺するほどの、これ以上はないという濃厚なかぐわしさ」
と書いたが、こっちの方が濃かった!



まったく、何がどうなるとこうなるんですか「あめこや」さん。



今回は10年以上ご無沙汰し
ずっとずっとお会いしたかった舞台女優の神野三鈴さん
(相変わらずカワユすぎや(>_<)小曽根真さんの奥様です)
が偶然眼の前のテーブルで輝いていて再会出来たという嬉しい大事件もあったし
本当に楽しい忘年会だったなー


私がゲスト出演させていただくジュリエッタ・マシーンのライブは
1/15、千歳烏山TUBO。

また告知しますので皆様是非いらしてくださいねー!



2010年10月の「あめこや」

2010年8月の「あめこや」






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2010年12月01日

三軒茶屋「玄そば 東風」


今日は急に思いついて
三軒茶屋「玄そば 東風」へ。


外観も店内も、洗煉された美しいデザインのこの店。
しかし席に通されてみると
あたたかく家庭的な居心地の良さにいつも心が解ける。

昼間の明るい雰囲気も好きだが
やわらかい照明のもと人々が楽しげに憩う夜の時間もとてもいい。
カウンターの一人客である私も
そこにゆったりと身を投げる。


しかし一人のつらいところは
「あまり感激してはおかしい」
というところである。
そんなこと言ったって、こんな蕎麦を出されては・・・


「せいろ蕎麦」
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高台付きの工芸品のような笊に盛られた見事な眺め。
まずその美しさに胸打たれ、
手繰りあげて香りを寄せた刹那の衝撃。


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ひんやりとした冷気に乗って、
たまらなくかぐわしい香りが私の脳を染める。
「あー!」
とここで声を出してはいけない。
無言で上半身をぴょんぴょんさせてもいけない(よくやるが)。
私はカウンターの一人客である。
しかもまだ食べていない。


口に含むとこれまた素晴らしい。
舌触りに端整な輪郭を感じさせつつ
噛み締めた食感はどんな姿なのかもっと追いかけたくなるようなやさしさ。
しかし追いかけるうち穀物の滋味深き味わいとたまらぬ香ばしさが口中に広がり
もう何がどうだかわからなくなってくる。



「おいしかったですー」

「またどうぞ」



すっかりしあわせ蕎麦オーラをまとい店を出れば
「紅白歌合戦」から「ゆく年くる年」に投げ出されたかのような夜道。






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この灯りの中に、あの時間が流れていたのだ。







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2010年10月19日

下北沢「手打蕎麦 慶水」


今夜は、昇太さん率いるSWA
クリエイティブ・ツアー「古典アフター」@本多劇場。

もう〜〜〜SWA は、可笑しい!

4人が4人、それぞれにオレオレ詐欺みたいな輝き方をしておられ、
気づいたら財布の口じゃなくて大口開けて笑わされ。

しかも今夜は、トリの昇太さん、
私が大好きな「本当は怖い愛宕山」!!

この話はもう本当に、最高としか言いようがないのだ。
ヒヤッとリアルで怖い面あり、現実にはありえないお伽噺らしい楽しさあり、
昇太さんの演技の可笑しさ上手さが200%楽しめるシーンが何種類も盛り込まれていて
ホロリとさせられる部分もちゃんとあって、
もうこの話の大ファンとしては聞いてるうちに
「ちょっとさー、こんなに完璧で可笑しい話、ズルイでしょ?!」
って言いたくなる程なのだが
毎回どうしても「もうヤメテクレ!!」と顔が痛いほど笑わされてしまう。
しかも私が笑っている時はそれこそ「会場中が大喜び、大爆笑」していて
それを見るとやっぱり
「ちょっとー、こんなのズルイでしょうによ!!」って言いたくなってしまうのだ。
オオカミ・・・ずるすぎる・・・


てな具合に落語は聞く方もスポーツのように消耗するので
観る前にはちゃんといい栄養、満タンにしておかないとね。

下北沢駅から徒歩2分「手打蕎麦 慶水」。

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付近には下北沢らしい古着屋や雑貨屋がひしめいているが
この店は別世界のように静かで落ち着いた空間。

せいろ以外はだいたい1000円以上と高級店だが
せいろしか頼んだことのない私には
840円でこの静かで贅沢な蕎麦時間はありがたい限り。

しかも量は高級店のそれではなく、豊かな山盛りでやってきてくれる。


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端整に切りそろえられたみごとな蕎麦。
きめ細かく曇り無き肌が重なりあう、その景色の美しいこと。

たぐりあげれば微かに、ひそやかにただよう粉の香り。
ひとくち口に含むと、するするとすべらかな舌触りがここちよく
弾むようなたしかなコシがまた素晴らしい。

味や香りが濃厚な蕎麦ではなく、
落語の前につるつるーっとひっかけるに最高の、上質の蕎麦である。


店を出ると闇の中店外の手入れをしていた店主に出会う。

職人らしい笑顔と礼儀正しい会釈。


すっかりしあわせな気分で本多劇場へと歩き出し。
穏やかな気持で席に座ったら、4人のオレオレ詐欺に遭った。


20日夜は、同じ本多劇場で昇太さん独演会ですよ〜!



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2010年10月15日

豪徳寺「あめこや」


スタジオでの録音が終わり
ダメモトで電話してみたら・・・
なんとなんと、空いているではないデスカ!

ついてるー♪とはしゃぎつつ4人で到着。

もう〜今回も素晴らしすぎますよ、「あめこや」さん!

「あめこや」は、そのお蕎麦だけでも
私なんて磁石のように犬のように吸い寄せられてしまうのに、
その上その季節の美味しいものをうんと美味しくして
次々と楽しませてくれてしまうのだから本当に参ってしまう。
しかもそのどれもが実にシンプル。
なんてことない素材をちょっとしたセンスで
「うわっ」と喜ばせてくれる一品に変えてしまうのだ。
(歌のことで頭が一杯でカメラを忘れたため、本日は携帯写真で失礼)




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眼の前にちょこんと置かれて、その可愛らしさに胸打たれたつき出し。
写真では伝わりにくいと思うが
このサトイモさんも小鉢も本当に小さいのだ。
そのミニチュアぶりにまず喜び、食べてみてまた「うわ、おいしい!」。
ただ胡麻塩がふってあるだけのはずなんですけどねえ〜
サトイモってこんなに美味しかったんですねえ〜



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これは、一口食べた瞬間の皆の反応が鮮やかで楽しかった。
ひとりひとりの顔が電球がついたみたいに明るくなって
「おいしー!」と大人気だった「のどぐろのあぶり刺身」。
脂の乗った魚好き、しかもあぶり好きの私には、もうたまらない一品。
あぶり〜あぶら〜 あぶり〜あぶら〜
♪\(≧∇≦)/♪



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こちらも一同絶賛、
「粗挽きそばがきと焼き松茸のお吸い物」。
焼いた松茸のかぐわしいこと。
そしてそのかぐわしさの下に大地のようにひろがる
粗挽きそばがきの、あああああ、愛すべき香り。
その清澄な秋らしい趣に、テーブル一同声上げてうっとり。
しかしながら「蕎麦原理主義」の異名をとるダメ人間の私、
「こんなに素敵なそばがきさんとはできることなら二人きりでゆっくりお会いしたかった・・」
なんてもったないことをこっそり思ったり。
この粗挽きの蕎麦粉が「慈久庵」からのものというのも面白い。




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どんな時も、お店に入った瞬間から心はお蕎麦だけに集中している私、
しかし「あめこや」においてはお料理に浮かれているうちに
実にさりげなく、私の前にちょんとお蕎麦が現れてしまう。
2種せいろは笊もこぢんまりと小さく、
その蕎麦の佇まい、風情はこれまた非常にさりげない。
しかしひとたぐりすれば、目も覚めるようなかぐわしさ。
北海道ニセコ産のキタワセ。
ムワァ〜と力強い香り、濃厚な味わいと甘み。
これが新蕎麦?と思うようなたくましい、強烈な魅力を備えた蕎麦。
こんなにもすごい主役を、まるでお料理のひとつかのように
こんなにさりげなく登場させて、私を夢中にさせて
あ〜〜〜、もういなくなっちゃった・・・・



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2枚目は埼玉県秩父産、秩父在来種。
トップノートは1枚目の北海道と比べると淡いかな・・
と思いきや、あとからあとから、
じわじわとかぐわしさがふくらんでまいりました。
しかも、味わいの濃さはこちらのほうが上と言っていい。
夢中で愛で、たぐりつつ、
あ〜〜なくなっちゃう〜〜
食べるとなくなっちゃう〜〜
もはや喜んでいるのだか泣いているのだか分からない。




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おっ 湯桶が新しくなりましたね。
前のドイツのプラチック製保温型も個性的でよかったが
この北欧レトロなデザイン、非常に好みです。
「あめこや」の雰囲気にぴったり。
しかも蕎麦湯がまた美味しすぎて、ついついたくさん飲んでしまった・・
いつもながらすみません・・・m(_ _)m



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食後のデザートは、こんな可愛らしい演出で。
ただむいただけのくだものながら、
「あめこや」らしいセンスでいつも感激してしまう。
甘いものが苦手で、何も手を加えないくだものが大好きな私には最高のデザートだ。
綺麗に皮を向いた葡萄にクシをさし、小さなグラスにポンとさしてある。
言問団子みたいで可愛いな〜と思っていたら
このブログを見てくださっている店主、
「そびぽぉ!ソビスケ」のちょんまげに痛く感銘を受けたらしく
「ちょんまげを、意識してみましたっ」
とのこと。
素敵・・・そのセンス、素敵っすよ・・・



ごちそうさまー!
と店を出る4人は全員満面の笑み。

素敵な方々と楽しい時間、あめちびちゃんの素晴らしいニュースもあったし、
最高の夜だった。




前回のしあわせ♪

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2010年08月14日

豪徳寺「あめこや」


本を出版するにあたってつらかったことは
大好きなお店を「選ばなければならない」ことだった。

本文で取材させていただいたお店はもちろんのこと、
巻末の「お蕎麦屋さんデータページ」でも
掲載出来る店数はごくわずか。

掲載のお願いをするお店の選抜にあたっては
エリアやお店の個性等が近く二者択一を迫られるケースあり
「本気で教えたくないんですけど・・・」と煩悩に苦しむお店あり。
その他様々な理由から断腸の思いであきらめたり。

結局掲載できずものすごく悲しかったような、
できなくてよかったような、
一番思い出に残るお店(心残りとも言う)、
それが「あめこや」だ。


「あめこや」さん、あまりにも人気で、
かなり先まで予約でいっぱい、という声を当時よく聞いたので
それがあきらめられた一番の理由。

せっかく行ってくださった読者の方が
何度も入れなかったりするのはよくない、
と思ったのだが、
なんとなんと、週末だというのに
6時過ぎに電話してスルッと入れてしまった。


「豪徳寺」駅、「山下」駅から徒歩1分。

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だってね、だってね、もう、どこをどうとっても、
素晴らしすぎるんですよ、「あめこや」さん。


ナチュラルな木のインテリアのお店は、海辺のカフェのような、
絵本の中のお店のようなかわいらしさで。

まだ若い店主夫妻は何をどうしたらこうなるのかというほど素敵で。

そしてなんといってもおつまみ類が、
メニューを見ただけできゃーっと一気に盛り上がるほど美味しそうで
実際想像以上に,本当に美味しくて。

極めつけ、蕎麦は毎回連獅子のように頭を振り回したいほど素晴らしい。


もう・・・これ以上どんなしあわせがどこにあるのさ・・・

語るだけでうなだれたくなるほど
どうにもこうにもしあわせなお店なのだ。
こんなお店、みんな大好きに決まってるのだ!


実際今まで、「美味しいもの好き」「情報通」の友人や知人の方、
多方向から「あめこや大好き!」の声を何度聞いたことか。


やっぱりねえ〜・・・

だって、ほら!


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この、焼き鯖・・・
その下に隠れたいちじくと白ウリ・・・
一つ一つの素材の選び方からして
メニューを見た人の心をわしづかみにしてしまうのに
それをここまでおいしく仕上げてしまう
全体のセンスには唸るばかり。


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鰻の黄金焼もふっくらの焼き加減といい、
さっぱりだけど豊かな味わいといい
夏のおつまみにぴったり。
ほおずきに見立てたと言うプチトマトがまた、
「あめこや」らしく可愛らしい。


そして何よりお蕎麦・・・!


「あめこや」は、私が大好きな「毎回全然違うお蕎麦」が出てくるお店。
判で押したように毎日同じものを提供する努力というのも
謹んで敬意を払うべきものだが
柔軟かつ積極的な姿勢で、その時々の美味しい蕎麦を各地から仕入れ
状況に合わせてその個性を最大限に引き出し
最後にその店らしいウ゛ェールをふわっとかける。


毎日が実験のようにそんなことに挑戦し
進化し続けるお蕎麦屋さんは
私にとっては職人というよりまさにアーティスト。

今日の「あめこや」、
一枚めは福井県大野在来種。


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見た目はほっこり、のんびりした風情ながら
たぐりあげて衝撃。
むわぁー!
福井らしい力強い香りを、それはそれはゴージャスにまとっている。

ここで私、何やら感激の声だか雄叫びだかをあげたような記憶もあるが
そのまま口に含むと、これまた。

今日の福井は、香りも凄いが
その「食感」においても穀物の生命力を感じさせられてしまうような、
むっちりムチー!とした密度の濃さ。

噛み締めるごとのコシ、そこから溢れ続ける甘み。
ちょっとちょっと、これが一枚目って、
2枚目はどんなことになっちゃうんですか!




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ヒー。
確かに確かに、この茨城は桜川産の常陸秋そば、
トップノートの香ばしさが華やか!
そのやや軽さを持った香ばしさは食べ進むうちに、
常陸秋らしいふくよかな香りに変わり、
ふと気づくとまさに常陸秋らしい「王道」バランスにすっかり酔わされている。


連日の猛暑、やはりお蕎麦には厳しい季節であるのに、
(最近はやはり「アレ?」という体験も少なくなく)
その中で、これだけ美味しいお料理のあとで、
ひょいーっとこんっなお蕎麦を出してくれちゃうなんて。





みんな大好き「あめこや」さん。


まずは、電話してみてから
行ってみてくださいねー!

(こんなに正直に書いたら「あめこや」ファン達に
確実に怒られるーf^_^;)





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posted by aya at 23:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | 東京の蕎麦>世田谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月31日

経堂「しらかめ」


小田急線「経堂」駅から徒歩数分。

洗練されつつも居心地の良い空間で
美味しいお蕎麦が食べられる店がある。

その名もほっこりとかわいらしい、
「しらかめ」。


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店主はまだ若いながら
蕎麦にしろ料理にしろ演出にしろ、
センスの良さを随所に感じる店だ。





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おお〜

今日の蕎麦は、前回より色が濃いめ、
期待も高まるではではないか。

細打ちながら、
繊細さよりも油断ならぬ「気配」を感じるような、
「お、お主・・・」と覚悟を決めなければいけないような、
まあそれほどに美味しそうな眺めである。

これだけでもう素晴らしい!
来てよかったバンザーイ!


箸先の香りは、それはそれはかぐわしかった前回よりは淡い。
しかし素晴らしいのは口の中でふくらむ味わいである。

噛みしめるごとに香ばしい空気が口中に小さく生まれるのだが
それは軽みを持った「香り」として消えて行くのではなく
じんわりと静かに舌に広がる「味わい」となり溶けていくのだ。
いつまでもその味わいをたどり夢見ていたくなるではないか。

しかしそれほどのたくましさがある蕎麦ではないので
美しい夢は儚くもするりと消え。

残るは余韻ばかりである。




ここは器の趣味もいい。

高級店のような贅沢なものではないが
蕎麦猪口にしろ小皿にしろ、
置かれて、使って、
「あ、いいな」と思えるものばかりなのだ。

葡萄の絵柄が好きな私。
ちょっとそんな雰囲気のこの湯呑みは
特にお気に入りだ。

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夜来たのははじめてなので
楽しいおつまみが色々あるなか
お蕎麦だけでは申し訳なかったが
それは次回のお楽しみと言うことで。



また近々、
今度はもっとゆっくりと行きますよ〜





posted by aya at 15:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>世田谷区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする