2017年06月16日

茨城・牛久「季より」


面白い店だろうなと思ってはいたが本当に面白い店だった!


はるばる電車に乗ってやってまいりました牛久駅、
そこからさらに歩くこと1kmあまり。
しかしこのあっという間さはなんでしょう。
私にとって会いたいお蕎麦に会うまでの時間は喜びでいっぱい、
距離感などは無に等しい。


庭木も立派な、大きな店構え。

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この中にどんな蕎麦世界があるのか・・・
うう〜〜ワクワクぅぅぅ〜〜〜(≧∇≦)



アプローチに一歩入ると早速なんとなく不思議さが漂う。

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玄関はまだ見えないが奥に橋のような?ものが見える。



その手前の庭には季節のお花が植えられていたり
タヌキなどの置物があったり。

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植木屋さんが整えたキメキメの庭ではなく
手作りの趣の可愛らしい庭だ。



著莪。

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橋のように見えたもの。

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この先に入り口があるらしいのだが・・・


えっ?

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これ??
勝手口か、使ってない扉にすら見えるんですが
ここを開けてもいいんですか?

さすがは「竹やぶ」出身の店主の店である。
玄関を入るまでに一度は「注文の多い料理店」がチラと脳裏をよぎるこの感じ!(≧∇≦)


おっかなびっくり古い木の引き戸を開けると
これまた予測不能の摩訶不思議空間が現れた。

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幅のある大きなサッシ扉。
赤絨毯にペルシャ風玄関マット。
入り口を入ったところは
待合スペースとなっているらしい。
お蕎麦屋さんとしてどこにもない、なんとユニークな玄関!




客席スペースも独特の雰囲気。

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畳に重厚なテーブルセット。
椅子はこれまた赤いベルベットが張られたもの。



つい最近完成したという玄関脇のカウンター席も赤絨毯だ。
うーん独特!

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ところが奥を覗くといきなりひっそりとした古民家の趣である。

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わ〜どんなお部屋があるのかな?



完全な洋間のお部屋もあった。
素敵な個室!

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案内されたのはさらに奥、
アンティークでこれまたちょっと不思議なムードのお部屋。

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畳に黒革張りのソファ。
押入れだったらしい部分には本棚やライトが設えられ
よーく眺めるとどこをとっても当たり前でないのが面白い。


簾のかかった窓の外からは
東京ではまだ聞かない虫の歌声が涼やかに聞こえてくる。

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素敵なゆうがた。




夜の「季より」はコースのみ。
お酒メニューは壁に張り出されている。

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今日は夏のように暑いので、
まずはハートランドでかんぱーい!

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いよいよコースのはじまり、楽しみ〜
と、のんびり構えていたら
これまたびっくりなトップバッターがやってきてしまいました。


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なんと「そばがき」でスタートとは!!
まず最初にお蕎麦さんと会えちゃうなんて
ああ〜〜なんだか嬉しいやらもったいないやら・・(≧∇≦)

わあーい!

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うわあああ
なんという・・・

もはーーっとふんだんに香る、たまらないかぐわしさ。
これ以上ないと思えるほど青くフレッシュで美しい最高の香りが
私の全身を駆けめぐり脳を射抜く。
食感がまた素晴らしく、そっと唇に触れると
触れたか触れていないか一瞬わからないほどの柔らかさ軽さで
微粉のとぅるんと軽くエアリーな恍惚宇宙にうっとりと引きずり込まれる。
うう・・しょっぱなからこんなに素敵な方に会ってしまい
なんの心構えもできていなかったはいきなり耽溺泥酔へなへなである。
最初の一皿でここまで私を溶かしてしまうとはなんというお店・・・

これはもしやというか絶対、常陸秋そばなのでは??と思ったらやはり。
真壁の常陸秋そば、素晴らしいですね〜〜!



そして一皿目でこれだけへなへなに溶かされてしまったところに
容赦無くこんなものすごいものがやってきてしまいます。
もう私は無抵抗です。
だってだって、こんなのって・・・・

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嬉しすぎてどうしていいかわかりませんっっっ!!!
どこか山の上に駆け上がってヤッホォォー!!と絶叫したいくらいのこの美味しそうさ。
ひとつひとつを見入るほど
あまりの美味しそうさに顔のニヤニヤが止まらない。
こんな素敵な前菜見たら誰だって嬉しくてそうなりますよね!!??

焼き芋冷製スープ
竹富島のもずく酢の物
蕨のおひたし
菊芋はりはり漬け
切り干し白和え
黒千石大豆
スナップえんどう
新玉ねぎピクルス
なめこ
こごみ胡麻和え
筍煮
丸大豆のたまり醤油おひたし
菜の花おひたし
ミニトマト生姜マリネ

お〜い〜し〜い〜〜〜〜〜!
どれもこれも、研ぎ澄まされたシンプルな調理法で素材の味わいが生かされ
しみじみと体に染み渡るように美味しい。
素材の味が一番好きな私がまさに大好きな世界!

嬉しさ余って違う角度からもう一枚(≧∇≦)

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竹富島のもずくの食感、味わいの素晴らしいこと!
菊芋の食感はまるで生姜のようにたくましく噛みしめるほどに美味しい。
切り干し大根の白和えは私もよく作るのだが
さすがはプロの味、クリーミーで贅沢な美味しさ。

何と言っても驚かされたのは真ん中の「焼き芋冷製スープ」。
お菓子のように甘くカスタードクリームのような味がするので
よく考えたらバニラが効いていた。
ところが店主に尋ねてみるとバニラもクリームも一切使っていないという。
材料は紅天使という薩摩芋と、牛乳と藻塩と胡椒だけ。
え〜〜〜!?騙したつもりはないでしょうがすっかり騙されました。
この香り高さ、贅沢な厚みがそんなシンプルな食材から生まれたとは信じがたい。
それだけ食材も腕も素晴らしいということだろう。



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壁には「しぼりたて生原酒季節限定」としか書かれていないが
訊けばもちろん今出しているお酒の名前も教えてくれる。
で、聞いたんですが、聞いたんですが・・・
前菜の興奮がすごすぎて忘れちゃいました! (* ̄∇ ̄*)
私にはちょっとオトナながつんと深い味わいのお酒。


「浅利と蕎麦の実のおじや」
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蕎麦は蕎麦粉にせず実のまま煮たり炊いたりすると
香りが感じられず私にとっては蕎麦度が低い食べ物になるのだが
このぽこぽことした形の可愛さ、素朴な風味はやはり愛しい。

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磯の香りがふわーっと香り、塩気は浅利だけというナチュラルおいしいおじや。



蓋つきの雅な器がやってきた。

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なんだろう??


「車海老の出汁の茶碗蒸し」
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えーっ
車海老さんはどこにもいません。
すくってもすくってもどこもにいません。
なのにこの香り高さと旨味はニク過ぎる。
もう私ごと車海老に抱きしめられているかのような(怖い)
濃厚な旨味と香りの海!!!
ふるふる〜〜とやわらかくあたたかく、
これは素晴らしくおいしい〜〜〜


「千葉のジャージー牛の時雨煮」
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見た瞬間もうほとんど頭にきて?ゲラゲラ笑いながら店主に言いました。
「ちょっとぉーーー!!」
こんなの美味しそうすぎて反則すぎます!
千葉のジャージー牛ってのもすごそうだし、
そこに事もあろうに温泉卵をつけてくるとは。
そんなの美味しいに決まってるじゃないですか・・・
えーんえーん


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ウッ
やっぱりおいしい・・・おいしすぎる・・・
これ、この10倍くらい食べたい!!
ほんの一瞬でもこの私にこの後の蕎麦のことを忘れさせそうになる温玉威力、すごすぎる。



「自家製おぼろ豆腐」
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一見普通なおぼろ豆腐。
でもこれまた当たり前でないのが、「季より」。




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硬さを感じるほどずっしりネトーーーッ、超濃厚な質感。
見た目からは想像できなかったが
この感じはまるきりクリームチーズだ。
沖縄のにがり使用のせいか味わいも独特で、
出汁が入っているんじゃないかと思うほど味が濃い。



「沖縄の車海老の天抜き」
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個室と厨房が離れているせいか
走り込むように店主が運んできてくれた天抜き。
一目見て、その見事な衣に驚き呆れる。
まだ食べてませんがこの天抜きは美味しすぎます!!
この店主すごすぎ!
ところが私の興奮以上に店主が熱くなっていて、添えられた汁を今すぐにかけてくださいという。
なるほど、慌てて運んで来てくれた訳がわかった。
でもこれだけ見事な衣はまずはそのままサクッとパリッと食べたいな・・・
と惜しいような気持ちも拭えなかったが
もともとこれは「天ぷら」ではなく「天抜き」である。
作った人の熱い思いと意図はそのままいただきましょうと
素直にハイッと返事をしてエイヤと汁をかけました。

ジュッワ〜〜〜!



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もう、言葉はございません。
美味しいにもほどがあります。
これ以上の天抜きがこの世にあるとは思えません。
沖縄の車海老の見事な大きさ、プリプリの食感、香り高さ。
それを包む衣は見た目の通りの素晴らしい美味しさで、
もうもうもう、お蕎麦の前にこんなグデグデにされては、私・・・


お蕎麦に会う時は心澄ませて、捧げるように会いたいのに。

き、きちゃった!

すごいっっ

「手挽き石臼もり」
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つい今まで色とりどりの美しい前菜やら天抜きやらで賑やかだった盆の中が
一瞬にして澄んで静まり返る。
それは、一年のうちで私が最もテレビに注目する一瞬、
「紅白歌合戦」から「ゆく年くる年」に切り替わる瞬間にも似ている。


私の心を奪い離さないこの圧倒的な眺め。

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まず目を奪う無数の粗挽きの粒達。
超がつくほど繊細な極細でありながらこれだけの粒感、
その震える輪郭線がたまらなすぎる。
この粒ひとつぶひとつぶが手で挽かれたと思うと
全ての粒を目にしたいと思うほど愛しい。
ふーっと漂うフレッシュな香ばしさ。
口に含むとしっとりザラザラさらさらほろほろぷるぷる〜
極細平打ちの食感はどこか寒天にも似た独立感があって
はかないまでの繊細さながらほろほろくっきり。
そっと噛みしめると優しいコシが迎えてくれるのがまた素晴らしい。
味わいは白く上品で甘さはなくすっきりと澄んでいる。
おおおおおいしい・・・・すばらしすぎる!!
北海道キタワセなど4種類をブレンドした蕎麦。



「水腰蕎麦」
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わわ、今度はそそり立つような小山盛り!
水腰蕎麦は高さを出して盛ることが多いけど
この球体に近い盛りもいいなあ〜

ちなみに「水腰蕎麦」とは「仁べえ」の石井さんが生み出した
加水率がめちゃくちゃ多いお蕎麦のことである。
なぜこの「季より」で水腰蕎麦?と思ったら
「食べて美味しかったので絶対僕も打ちたくなって、教えてもらったんです!」
と目を輝かせる店主。
美味しいものに対してただひたむきにまっすぐな姿勢。
それこそがこの素晴らしき「季より」ワールドを作っているのが
よくわかります〜〜(≧∇≦)/


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シャープに香るさわやかな野生の香り。
こちらも驚くほどの極細だが、さすがは水腰蕎麦だけあって
しなやかでなめらか、見事なつながりだ。
味わいは・・と恍惚と見つめようとしたところに事件?発生。
なんだかジーーッと視線が・・・
アッ汁つけて食べてないの、店主に見つかっちゃった!(* ̄∇ ̄*)

「汁つけて食べてくださいよ〜」
は、ハイ!そうですよね、そうですよね!
私はどこでもお行儀悪くお蕎麦には汁を全くつけず最後まで食べてしまうのだが
それはお寿司屋さんに行ってネタだけ剥がして食べているようなもの。
良い子は真似してはいけません、私も見つかったからには汁つけて食べます!
(でも内心は、ええ〜〜つけるのぉ〜〜〜そのまま食べたいな〜〜〜と思いつつ)

汁をつけてひとくち。

( °o°)



( °o°)

( °o°)

ナンデスカこの汁のおいしさはっっ!?!?

ありえません。
こんな美味しい汁にはひっさびさに出会いました。

私は蕎麦を溺愛するあまり蕎麦と私の間に入るものは水すら空気すら敵視するようなところがあり
先述の通りいつも汁はつけずに蕎麦だけをそのまま食べ、
たまには汁つけてみよっかな!とつけて食べるとやはり
蕎麦と私の愛の世界を邪魔されたような気持ちだけが残って終わることがほとんどである。

しかしここの汁はなんでしょう?
澄んだ出汁とこっくりとストレートな旨み、
それが素直にまろやかにすとんとおさまっていて
どこがどう他と違うのかわからないのだが
私にとっては蕎麦と私の世界の邪魔をしないどころか
より一層の厚みと深みを持った別の世界に連れて行ってくれるような
もう何言ってんだか全然わからないでしょうが
とにかく素晴らしくおいしかったのです!!



「醤油が美味しいんですよ〜」

と店主は楽しそうに笑う。
聞けば福岡のおいしい醤油に出会ったのが運命だったらしい。
この醤油、確かにものすごーーーく美味しくて私にとっても運命の出会いだった。
腕も素晴らしいのだろうが素材を見極める力も本当に大切だし
素材の味わい好きの私としては素材万歳!である。




そしてまたここで事件発生。
今度は嬉し泣きの事件です。


「ハッピーバースデ〜〜♪」

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えええーーーー!
当日はお誕生日ではなかったため全く、これっぽっちも予想して居なかったので
もうもうもう、涙出そうに嬉しいサプライズ
ありがとうございます〜〜(T_T)
「季より」特製、ジェラート盛り合わせ♪
(はちみつのジェラートが特に店主のオススメです〜)


嬉しさ余って飾りのもみじを
黒革ソファに「バースデーツリー」として植樹する私。

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(≧∇≦)/ (≧∇≦)/ (≧∇≦)/



食後は、お抹茶・・ではなく
抹茶碗で飲むコーヒーというのがまた「季より」らしい遊び心。


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入り口に入るまでに「注文の多い料理店」がよぎった数時間前。
そこからめくるめく楽しい世界に連れて行かれて
その全てが私のお腹に入っちゃったと思うと幸せ過ぎて可笑しい。


東京からはちょっと距離があるが
こんな時間に出会えるのなら・・・・


私にとって会いたいお蕎麦に会うまでの時間は喜びでいっぱい、
距離感などは無に等しいのだ。





posted by aya at 06:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>茨城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月20日

茨城・境町「蕎楽」


日本一の蕎麦浮気者でありたいと思っている私は
方々のお店で恋に落ちてはレンズ越しに愛の言葉をつぶやき
恍惚耽溺泥酔の危険な日々を送っている。

しかし私がこのお店をどれだけ好きかと言ったら・・・
筆舌に尽くし難いとはこのことだろう。

とにかくここの店主はまったくもってフツウの人ではないので
そのお蕎麦の美味しさは宇宙一級のとんでもないことになってしまっている。
でありながら店の雰囲気は泣けるほどほのぼのとしているのだから
私は行くたびにその魅力にあらためて驚かされヘナヘナのメロメロ、
もういったいこの愛をどうしてよいやら・・・

ここの店主がどんなにフツウでないかはこちらを参照いただくとしまして
http://ayakotakato.seesaa.net/article/179722349.html

春風に乗ってやってまいりました、
大好きな大好きな「蕎楽」!!

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春風に乗ってと簡単そうに書きましたが
私の家からこの店までの道のりはかなりすごいことになっている。
何せ最寄駅がないと言ってもいいくらいの場所にある「蕎楽」ですから
決して便利なところとは言えません。
しかしそんなことはどうでもいいと断言できるほど
すんんばらしい世界がこの扉の中にはあるのですよ〜〜〜


まず入り口に入ると「本日のおすすめ」の看板。
「ゆり根のかき揚げ天もりそば」美味しそう〜〜♡
ん?その隣の72万円って??

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なんと入り口で石臼の販売が行われております(* ̄∇ ̄*)
「蕎楽」はお蕎麦屋さんだけでなく「石臼研究所」として
石臼の製作でも全国に知られた存在なのだ。
http://www.kyouraku.jp/ishiusu/index.html
石臼研究所の奥にお蕎麦屋さんがあるみたいで面白い〜


広々とほのぼのと、居心地がいい店内。

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今日は楽しいでこぼこ三人組でやってきましたので
珍しくお座敷にしてみました♡

「季節のおすすめ」メニュー
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うーん入り口でも見た
「ゆり根のかき揚げ天もりそば」
に惹かれる〜(って毎回惹かれてるんですが)
でも天もりそばにすると天ぷらとお蕎麦がいっぺんにきてしまい
心が千々に乱れてしまうのでやっぱり単品で「ゆり根のかき揚げ」にしよう。


だってねだってね、
私は「蕎楽」のお蕎麦が本当に本当に大好きなんです。
ああああ メニュー見てるだけで涙出そう・・

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初めての方はパッと見てもなかなか把握しづらいかもわかりませんが
素晴らしいお蕎麦が3種類もあります♡
「彩美そば(九割)」
「全粒そば(九割)」
「十割そば」

もちろん今日も全種類いきます!!

その前に・・・♡

「ゆり根の天ぷら」
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気がつけば来るたびにオーダーしているこちら。
「蕎楽」の天ぷらはハリンハリンでかる〜い!
うーん、これはお蕎麦と一緒に食べたらさぞ美味しいだろうなと思わせる
まさに「天もり」向けの天ぷら。



「鴨のロース焼き」
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脂も上品でしっとりとやさしい鴨肉。
意外とこれはここで頼むの初めてかも♡


「舞茸天ぷら」
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舞茸の天ぷら大好物につきこちらも必ず頼んでしまうメニュー。
これもかる〜く衣が飛び散るようにハリンハリンのパリッパリ!
しかも時間が経ってもずーっとパリパリのまま質感が変わらないのがスゴイ。



「そばがき」
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湯気の向こうに、もったりまるく柔和な表樹。


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湯気にのって静かに漂う、王道の誠実な蕎麦の香り。
ふっくらもちぽてっとした舌触り、重くも軽くもない中庸の食感で
ほんわかと穀物の旨みが広がる。
見た目の通りのやさしいそばがきだなあ〜〜



そして・・・・ついに!


「彩美そば(九割)」
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うわああ なんという美しき緑、美しき肌。
あなたに、会いたかった・・・・



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静かで力強い穀物の香り。
香りの濃さとしては思ったよりは濃厚ではないのだが
なまなましさも感じるほどのたくましさなのでかえってすっきりとしたたくましさでいい。
ところが口に含んでびっくり。
ぶわっーーーっとあふれ出すように味が濃い!!
穀物の旨みというものがジワジワと目に見えるように舌全体に押し込まれてくる。
おーもーしーろーいー!!
食感がまた素晴らしい。
ざらざらとした粗挽きの肌は密度が薄いような独特の軽さがあり
噛みしめるとハッとするほど素晴らしい「やわらかなコシ」がある。
「コシってこういうものでした!」と思い出させてくれるような王道の最高のコシ。
いっや〜〜  なんでしょう、この全体の強烈な魅力!

もう〜ほんとに「蕎楽」はすごい、すばらしい、だいすき・・



「全粒そば(九割)」
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こちらは殻をむいた蕎麦の実全てを石臼で挽いた蕎麦。
ぐっと黒く太いが、よくある挽きぐるみの蕎麦とは一線を画す雰囲気が漂っている。
だってこんなに太くたくましいのになんだか軽やかそうな・・・


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箸先から香りを寄せて目がかっぴらく。
ダシ!?塩分??とすら思える超濃厚なかぐわしさ!!
ナンデスカこの香りは!?!?
もう〜〜香りだけで「蕎楽」のフツウじゃない素晴らしさが嬉しくて
笑い出したくなるほど。
食感は見た目から感じた通り独特の軽さがあり、
かなりの太打ちだがむっちむっちというにはやさしい、
むっちんむっちんぽわんぽわんと軽く弾むようなコシ。
しかもこれだけ軽い食感だと全体に薄いイメージになりそうなのに
香りと味は超濃厚という驚きのバランス。
こんなお蕎麦食べたことない!
店主によると今日のお蕎麦は3種類とも常陸秋蕎麦だが
このお蕎麦だけちょっと違う畑の蕎麦らしい。



「十割そば」
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うわあ・・・・
これは大変なことになっております
なんという肌!!なんという輪郭線、表情!!
これはもう絶対にとんでもなく美味しい。
どうしよう。

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あああああ

ああああああああ

そのルーブル美術館展示級の美しさもさることながら

なんという、なんという、素晴らしいかぐわしさ!!
天国のように美しいフレッシュな青緑の香りに一発目から脳が侵される。
これ以上はない、これ以上はない、と
食べる前から首をブンブン振って念仏のように唱えてしまったが
この蕎麦の有り余る魅力が私の全身を駆け巡って
座ったままぴょんぴょん飛び跳ねそうなくらい挙動不審が止まらない。
(まだ食べてません)
香りだけで一人の人間をこんなにおかしくする、その破壊的なかぐわしさに身を委ねたまま
口に含んでさらにシビれる。
極細切りの極粗挽き。しっとりみずみずしく柔らかい、のびるようなコシ。
(十割でこの質感ってありえない!!)
それらすべてが宇宙最高の香りの中にあり
私は完全に恍惚宇宙から帰ってこられなくなった。
この蕎麦の香りと粒子たちが私の全身を星のように駆け巡り
もうなにがなんだかわかりません
多分美味しいって30回以上言っちゃった

ちきゅうのみなさんさようなら

おおおおーーーーん・・・・・





これだけ私を無意味な液体のようにしてしまった「十割そば」であるが
実は食べたのは三分の一枚である(3人で分けたので)。
たった三分の一枚で一人の人間をここまで破壊できるパワーもすごいが
私たちとしてはもうちょっと食べたい思いもあり
これに目をつけました!


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私は天ぷらが乗った冷やしぶっかけが大好物!
しかも「蕎楽」の天ぷらはサックサクで本当にお蕎麦に合うので
これは食べたいですよね〜〜〜

下にあるようにお蕎麦を「彩美」「全粒」「十割」を選べるのだが
これも迷った。
「彩美」の強烈な味わいと粗挽き感で食べるのもいいし
「全粒」のあのものすごい香りとむっちんむっちんの食感と絡めて食べたい気もするし
「十割」・・ああ私をあそこまで破壊した「十割」・・・
ええ〜〜そんな贅沢しちゃうんですか〜〜・
あんな宇宙最高峰のお蕎麦をぶっかけで食べちゃうなんて勿体無い気もするが・・


えい!
今日は楽しいでこぼこ三人組で笑いっぱなしの楽しい日だから
行ってしまえ〜〜

「桜ちらしそば(十割)」
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すごい!!
たっぷりの海老で美しい「十割そば」が見えない。
この、肌が見えないもどかしさと美味しそうさ・・
またまた食べる前からたまらない〜〜


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これまたとんでもなくおいしいーーーー!!!
桜海老の香りが超軽やかにふわあーーーー。
食感も超軽やかにサックサク。
それがしっとりとした粗挽きの十割そばと絡んだら
美味しくないわけがありません。
お腹は結構いっぱいだったのに三人揃っておいしいおいしい言いまくりながら
瞬く間に奪い合うように完食してしまいました(≧∇≦)



全身全霊を捧げ愛に生きた時間の余韻を、蕎麦湯で溶かす。

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この時初めて蕎麦汁を味わったが
「蕎楽」の汁は鰹がしっかりと効きつつ
どこか枯れた小慣れた印象にまとまっていて大変に美味しい。



デザートは
「そばアイスクリーム」
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あまりにも美味しいものの連続、感激の連続で書くのが最後になったが
ここはお店の方々の人柄も、その美味しさに負けないくらい素晴らしい。
私はこの店に来るたびにその全てに骨抜きになってしまい
この愛をどうしていいかわからなくてただただ遠吠えするしかない蕎麦犬である。

こんなにも、こんなにも素晴らしき名店が、
茨城県境町というのどかなところでこんなにのどかにほのぼのと営業していることが
私には奇跡のようにすら思える。


美味しいお蕎麦を食べたい方!
ぜひぜひ、一度「蕎楽」さんに行ってみてくださ〜〜い

恍惚宇宙のブラックホールに落ちないように、ご注意(≧∇≦)/



(帰りにこんな素敵なところに連れて行ってもらいました♡)
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2011年1月の「蕎楽」






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2012年08月06日

茨城・久慈郡大子町「月待の滝 もみじ苑」


茨城県久慈郡大子町にある「袋田の滝」。
日本三名瀑のひとつに数えられているだけあって、
その高さ120m・幅73m!

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(゜O゜) すごい。




その「袋田の滝」からも車ですぐの、久慈川と八溝川の合流するあたりに
「見落し八景」と呼ばれる奇岩、絶壁、淵などがある。
中では最も「見落とされにくい」のが「月待の滝」だ。
「もみじ苑」はその「月待の滝」に隣接した蕎麦屋である。


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道路から建物は見えないので見落としてしまいそうだが
赤い毛氈の腰掛が目印。


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目鋭い方は「日本一やさしい裏見の滝」ってなんじゃい、
と思われたことでしょう。

「月待の滝」は滝の裏に回って見ることができる「裏見の滝」。
裏見の滝は国内に数あれど、
「アクセスの良さ」「「駐車場からの近さ」「滝付近の足場の安全さ」
などを考えると、ここは日本一「やさしい」滝なのだそうだ。

確かに、道路から少し下るとすぐに店が見えてくる。

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店舗は2階建てになっていて
それ以外にも茶屋のような離れの建物が。

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こんな観光地らしい雰囲気の店となると、
まあ普通はあんみつとかソフトクリームとかがあって、
蕎麦屋とはいってもメニューに焼きそばとか冷やし中華まであったりするものだ。

そのとおり、この「もみじ苑」のメニューを見てみると、
そばメニューの他に
「フルーツパフェ」「あんみつ」「滝見だんご」「コーヒー」「クリームソーダ」「流しそうめん」
などなど、観光地らしさムンムンである。



しかしここの蕎麦を見くびってはいけない。

何しろ店主はこんな熱い男である。

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蕎麦メニューも

「もりそば」(そばの基本で当店が一番力を入れているそば)
「太切そば」(甘皮が多めに入った太切のもりそば)
「十割そば」(石挽そば粉と地下水だけで打つ少し黒目のそば)

の他に
「石挽そばがき」「ちぎりそば」「おろしそば」「八溝三昧そば」。

また、これは予約のみだが「カラー選別・緑のそば」なんてのもあり、
メニュー説明には
「当店自作のカラー選別機でそばの実を色分けし緑の実だけを集めて作る全国初の選別そば」
とある。



山小屋のような店内。

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でも何といっても、やっぱり滝を望む席に座りたい!
というわけでテラス席に。

どぉーです、この出来すぎた夢のような眺め!

「もりそば」
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ロケーションだけでも素晴らしすぎるのに、
この「もりそば」ときたら・・・

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ウワー!
何ですか このとんでもなくフレッシュな香りは!!

山のような、フィトンチッドのような、
高山植物のような、野草のような・・・(文章はイメージです)

とにかく目をギュッと閉じて上半身斜めになる他は堪能しようのない、
素晴らしすぎる香りである。
この大子町で採れたものを中心とした常陸秋そばだというが、
地のものというのはこんなにもフレッシュに、
ぴちぴち飛び跳ねるように香ってくれるものなのか。

嗚呼もう私は「万歳」と諸手を挙げ閉眼しこのまま固まってもいい。
(それじゃ食べられないのでは)

しかもこの、繊細な、フワッと軽いコシ感。
甘く濃くひろがる味わい。

え〜〜〜、ちょっとこれ、おいしすぎますよ・・
こんな場所でこんな絶品蕎麦が食べられるとは。



全身全霊しあわせまみれの中ふと見上げると、
これまた時を止めたくなるような眺めが。

テラス席の屋根を伝って落ちる、水の輝き。


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「このまま何もせずずっと眺めていたい・・」


と言ったそばから次の蕎麦に喰らいつくのはどうかと思うが、

「十割そば」
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「もりそば」よりやや黒目の肌に
クッキリとした褐色のホシが散りばめられている。

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これまた、先程の「もりそば」に似た最高のかぐわしさ!
しかもこの「十割そば」にはさらにもうひとつ、
ズシッと支えるややひねたような穀物の香りがある。
見た目では差を感じなかったが
口に含むと「もりそば」よりこちらの方が細く、
繊細にぱらぱらとほどける感じが非常に心地よい。
甘みも味わいもジワーッと濃く、
これもどうにもこうにもおいしい〜 おいしいよう〜




「太切そば」
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太切と名乗るからには確かに太いが
角のないやさしい輪郭線からすると結構やわらかそう・・?

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おお〜
これは先の2種とは全く違う、蕎麦の甘皮のぎゅうううと濃厚な、たくましい香り。
しかしそういう蕎麦にありがちな生々しさの全くない、
極めてフレッシュなかぐわしさである。すばらしい!!
見た目の通り角のない輪郭線はふるつるっっと口に入ってくるが
噛むと思いのほかしっかりした歯応え。
モグンモグンと噛みしめて食べる蕎麦である。

蕎麦汁は鰹が濃く凝縮されたような甘めのもの。

お腹いっぱい過ぎて「フルーツパフェ」「あんみつ」などのデザート類には
とても辿り着けないが、
汁と蕎麦湯と、滝の音。


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食後、いよいよ滝を見に行く。
確かに、暗く長いトンネルを抜けた先にある「袋田の滝」に比べれば
ここはすぐそこに滝があるので気軽に簡単に滝に近づくことができる。

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墓でなく「滝の裏へ廻る」。

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水の壁、水の音、水の休日。




夏休み、都心から遠くない天国への脱出をお考えの方は是非〜(^o^)




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2012年08月03日

茨城・日立市水木町「花みずき」


地図で見ると水木海岸からすぐなのだが
海側から到達するのは最初は難しい。

国道245号線沿いのGS・キグナスの前の幟が目印。
海側に小道を下ると、畑に囲まれた「花みずき」に会える。

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天然木と石の装飾がユニークな外観。

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店内に入ると、こんな張り紙が。

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いいですね〜
茨城に来た嬉しさに浸りますね〜
突然軍鶏りたくなってきました。

しかもすごいです、こんな看板も。

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「樫村ファーム」の有機野菜。
おいしそうだなあー!!



店内は広く、こんな部屋とか、

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こんな空間とか

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どこに座ろうかな?と迷ったが
バイトらしい若い店員さんが一番奥の部屋の案内してくれたので
そこに座る。

メニューを見ると

「期間限定のランチセット」
(つけ豚そば、そばとうふ、そばサラダ、豆乳アイス)

「日立三品そば」
(ゆば、こんにゃく、そばとうふ)


などのアイディアメニューが楽しそうだったが
やっぱりわたしはこうなっちゃうのだ。

「ざる」
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ふんわりのんびり、見るからに優しい印象の蕎麦。

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見た目も優しいが香りも優しい。
甘くフレッシュな穀物の香りがふわぁ〜
表面はつるつるしているわけではないのだが
噛み締めた食感がプルッとしているのが印象的。


そしてやっぱりいっちゃいました。
入り口のポスターで茨城に来た喜びに浸らせてくれた
「奥久慈しゃも」!


「つけ軍鶏ざる」
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軍鶏らしい、しっかり固めの歯ごたえ。
ふにゃふにゃやわらかいものより、
こういう噛みしめて味わいが出る食べ物、大好き!
焼いた焦げ目がまた香ばしくておいしい。




隣席には近所の人らしい親娘。
年配の父親と50代くらいの娘さんが
たまに一緒に御飯を食べるらしい。
ジャージ姿のお父さんは首から診察券?を下げている。

「お父さん払うぞ」
「私あるよ」
「こないだお前が払った」

どちらが払うか譲り合っている。
食べている間も言葉少なく始終無表情だったが、
お互いを思いやっている関係が伝わってくる親娘。

静かな店内。
窓からはのんびりとした畑の眺め。

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土日限定で十割そばもあるので、次回は是非!








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2012年07月18日

茨城・常陸太田市「慈久庵鯨荘 塩町館」


茨城県常陸太田市に「鯨ヶ丘」と呼ばれる場所がある。

「鯨の背のように盛り上がった台地」というところから来た地名で
かつては太田城という城があり、佐竹氏の城下町として栄えたところだ。

今はすっかり静かな町並みとなったが、
どこもかしこも情緒ある景色ばかり。


その鯨の背の上、高台の街並みの中に
ひときわの威風を誇る「慈久庵鯨荘 塩町館」。

まず、その見事な佇まいに圧倒される。

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1887年築の、堂々たる構え。
かなり手が入れられパリッとした雰囲気だが
全くの新築ではこの雰囲気は出せないだろう。
この店だけでなく街全体がレトロなムードであるのも大きい。


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店に入りさらに驚く。

大きーい・・・




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古さと新しさが混在する、広々とした空間。

吹き抜けの二階も客席スペースになっているようだ。

あまりに素敵な店内なので
どこに座ろうかウキウキ迷う。

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あの窓際の席もいいなあ

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この店はもともと、同じく常陸太田市の「慈久庵」が出したうどん店。
蕎麦が出されるようになったのは少しあとからだ。
そう思うとうどんも食べたいところだが・・迷う〜
とりあえず、血中蕎麦粉上げていいですか?(^o^)

「そばがき」
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おおっなんだかものすごい「とろザクそばがき」みたいですよ

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ふわ〜 ふわドロ〜〜〜
これはすごいそばがきだ。
何とも爆発的な滋味なる香り。
穀物というより植物、いや野菜と言いたくなるような
生々しいほどフレッシュで青い香りだ。
こういう要素の芳しさを持ったそばがきには出あうが
それがパーンと誇張された感じ。

ジャリザリ〜〜〜ふわドロ〜〜
おいしいよう〜〜
 



うふ。

「せいろそば」
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きゃ〜〜
うれしなつかし、慈久庵なそのルックス。



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見入れば見入るほどに、慈久庵。
しと〜〜〜 しっとり。
みずみずしく繊細に重なりあう、極荒挽きの肌。
大小とりどり、色とりどりのホシ。
透明感のある肌にゆらめく陰影にしばし目を奪われる。

先程の「そばがき」の香りを
私は「植物のような、野菜のような」と形容したが
この「せいろそば」の香りはもはや花にも近い。
香りがないとされる花に顔を寄せた時のような
まろやかで、ちいさく華やかなかぐわしさ。

限界までやわらかい蕎麦は
口に含むと節のようなコブのような、大きなゴツゴツのざっくり感があり
ジャリッと、たまに強い刺激を感じるほどの粗挽き感が楽しい。
食感はややぐったりとしてコシらしいコシも感じないのだが
いやいやいやいや・・・
噛んだ刹那ハッとさせられる。
こんなにもやわらかいのに、
容易にすぱと噛み切らせることなく
その手前でスッ・・と最小限の力で受け止めてくるのだ。
うう この食感・・・ 参りました。




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蕎麦湯と共に楽しんだ汁は、独特のすっきり感。
最初はちょっとあっけない気すらするのだが
これまた後から、パンチのある旨みが膨らんでくるような汁だ。





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ひろびろと、あまりにムードある店内に
ゆったりくつろぐどころか
逆にワクワク落ち着かなくなってしまう子供のような人・・
が、私以外にもう一人いた。

向こうの席の一人客のお兄さん、
それはそれは楽しそうに店内をワクワクウロウロ。
ほら「お蕎麦お持ちしました」ってお店の人が言ってるよ〜
早く戻ってこないと私が食べちゃうよ〜

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帰り際、さっき寄ろうと思った場所に行ってみる。

鯨ヶ丘から下の街を見下ろす風情ある階段。

あの場所で風に吹かれてみたいと思ったのだ。


が、先客がいた。

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肉体労働者風の出で立ちの若者。
足を開き腕を組み、風に吹かれてもう長いこと身じろぎもしない。

彼には今あの場所が必要なのだ。


私は次回来た時の楽しみとして
今日は譲るとしよう。

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2012年06月16日

茨城・新鉾田「村屋東亭」


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「日本中にその名を轟かせる名店」、
なんて書くと大袈裟と思われるかもしれないが
蕎麦が好きな人にとっては全く大袈裟ではない。

毎回目の覚めるような、
蕎麦脳がリセットされてしまうような蕎麦が
なんでもなさそうにぽんと出てくる超名店。
5年ほど前、雑誌リンカラン(ソニー・マガジンズ刊)で
茨城蕎麦特集を組んだ時も、迷いなく取材に訪れた店である。

茨城は名店だらけの蕎麦パラダイスなので
つい浮気ばかりして今回は久しぶり・・・



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ああー うれしいなあ 来て良かったなあ!
店の前に立っただけで嬉しさに満ちあふれてしまう。
初夏の紅葉が色鮮やかな暖簾とよく合う。


午前中の店内。

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「もりそば」
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午前中の光のなかで
「村屋東亭」の蕎麦と二人きりになれるしあわせ。

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あああああ

なんという・・・

「常陸秋そばの最高の香りがここにある!!」 

フレッシュな、しかし凛として落ち着いた、
どうしようもなく美しい香り。
そうなのです そうなのです。
「常陸秋ってこういうものでしたね!!」
ということを教科書のように思い知らされる。

香ばしさもある。甘さもある。
すーっと導かれるような深さも、ちょっとした青さも、
なにもかもが素晴らしい。
王道過ぎて完璧すぎて、何を書くのも野暮に思えるほどである。

コシだの食感だのを見つめようとしても、ただただ
「おいしい!完璧!」
としか思えなくなってくる。
よく見るとちょっと不揃いな感じもするのだが
口中では微塵も感じない。

ああー もう ただただ 

最高

うれしいよう おいしいよう





そしてここにくると毎回どうしても食べたい、

「みぞれそば」
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自家製豆腐と紫大根、ブロッコリー、アスパラなどの野菜が
飾るように盛られた蕎麦。
色合いがきれい。こんな服が着たい。(また理解されづらいことを・・)

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この自家製豆腐が「あたたかい」というところがまず大ヒット。
ほんのりあたたかい、おいしい〜お豆腐と、
ひんやりしゃっきりしたおろしの辛味、最高の蕎麦が絡み
もうこれはオイシイに決まってます!
ずるいメニュー!!だいすき!!



ここの汁がまた見事としかいいようがない。
潔いまでに甘味を抑えたシャープな汁だが
キュッとキレがある旨みが「余裕の洗練」を感じさせる。

私は蕎麦湯に汁を入れることをあまりしない無粋の者だが
さすがにここでは入れたくなる。



ふわっ

憎いほど粋に香る、昆布の香り。



汁ってこういうものでしたか・・・



私の日常に頻出して過ぎている蕎麦というもの、汁というものへの認識が
ピシッとリセットされた午前中。



さあー リセットされたから
いっぱい食べなきゃね!!(?)


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posted by aya at 08:19 | Comment(4) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>茨城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月07日

茨城・境町「蕎楽」


まだお正月の晴れやかさの残る青空。

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「蕎楽」の前のバス停に降り立った私の心は
それより更に晴れ渡っている。
大好きな「蕎楽」!
しあわせに満ち足りると余計なことは何も考えられなくなるものだ。

今日は超のつく蕎麦好きのまゆきちと一緒なので
どんなに挙動不審でも大丈夫!(もっとまずいのでは)
ふたりして歓喜の奇声をあげつつ「こんにちはぁ〜」。

ああうれしや久々の「蕎楽」。
のんびり広々とした店内だが
ここの蕎麦打ち場をよく見ればこの店主が普通の人でないことはバレてしまう。


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手短に説明するのは大変難しいが
「蕎楽」の店主は開拓者であり発明家でありいたずら坊主!
そのアイディアと行動力はとどまるところを知らず
もと電気屋という技術もあって思いついた機械を自分でどんどん作ってしまう。
現在は「蕎麦屋」であると同時に「石臼屋」でもあり
この店主の目立て(どんな蕎麦が挽けるかを決める石の刻み)による
石臼は数々の名店でも使われているのだ。
私の下手な説明よりも、蕎楽のHPの「石臼研究所」のページ
ほ〜ら、スゴイことになっちゃってるでしょう?


その店主が目をキラキラさせて「今おすすめだよー」というからには
大喜びで注文しました、「ゆり根のかき揚げ」。

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日常すすんで天ぷらを注文しない私だが
(実はあまり胃が丈夫でない)
「蕎楽」の天ぷらは本当に美味しいので、いつも必ず。
サックサクで美味しい!
ゆり根、いいなぁ〜


そして「蕎楽」ではこの
「舞茸天ぷら」を食べずしては帰れない。


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「蕎楽」は舞茸には力を入れていて、その美味しさには毎回驚かされる。
これは「蕎楽」が惚れ込んだ、群馬の山奥で栽培されている舞茸。
勉強熱心な家族経営農家のものだけあって
大資本ものとは香りが違う、大きさ、食べ応えが違う!
舞茸好きにはたまらない絶品天ぷら。


しかしこんな美味しい天ぷらを前にしつつ、
私の心はもう先程から雪の結晶のように純粋に透き遠り
それが風車のようにくるくるとまわっているイメージでいっぱいである。
何言っているのだか訳わからないと思うが
自分でも何言っているのだか訳わからなくなる程、
要は「蕎楽」の蕎麦が好きすぎるのだ。
もうすぐ会えると思うと言葉にならない。


ああ今、眼の前に。

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「彩美そば」、その美しさよ。

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写真ではその貴さが伝えきれないのが誠に残念である。
しっとりとおとなしい印象ながら、見入ればその肌の「特別さ」にハッとさせられる。
繊細な凹凸を持った肌、そこにゆらめく白い影。

たぐりあげ、香りを寄せてまた目が冴える。
美しく透き通る香り!
蕎麦の香りの美しいところだけを清らかに浮かべている。
見た目に反してちゅるちゅるとした喉越しの良さ。
ウワーこれはしあわせ。今日来てよかった・・・



2枚目「全粒そば」。
(ちなみに今回は全てまゆきちと1枚を半量ずつ。それでもこのしっかりした量だ)

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「彩美そば」よりもぐっとたくましい印象。
まだ口に含まぬうちから、ふわ〜〜〜と漂う香ばしい香りがたまらない。
しっかりとした歯ごたえ、力強い風味。
3種ある蕎麦の中ではこれがいわゆる「田舎そば」のような性格になるのだと思うが
それがどこか品の良い、優等生な印象であるところが面白い。




3枚目「十割そば」。

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ウワー
これは・・・
今回は行く前から店主より「今、蕎麦とてもいいよ」と聞いていて
期待はしていたが、うーん、この眺めの素晴らしさときたら!!


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ドキドキする。
こんなにもこんなにもこんなことをされては、私はドキドキする。
(ついに故障)
ああああ なんですかねこれは!!
繊細に震える輪郭線、素朴な凹凸。
優等生な印象の「全粒そば」というのも面白かったが
「十割そば」としてこの眺めはさらに意表を突かれるではないか。
はかなく繊細な粗挽き。
しかし静かな存在感は凄みがあるほどである。

手繰り上げると、お?意外にも香りは淡い。
眼を閉じて探る。何かある。
下から静かに、これまた意表を突かれる個性的な香りが浮かんでくる。
ざらつきつつしっかりと密な歯ごたえ。
その奥に潜む、掴みどころのない不思議な香りを追いかけ
あああああ、しあわせだぁー
大好きだぁー 蕎楽。


食後は「蕎楽」定番デザート、蕎麦アイス。
しかし今日は興奮しすぎてフガフガ空気まで食べまくったか
お腹がいっぱいでどうにも入らないのでこれはまゆきちだけ。
でもそこはまゆきち、何もかもお見通しで
「あやちゃん、蕎麦の実のとこ食べたいでしょ?」
と一口くれた(^_^;)
「うん、そこ食べたい」と子供のように図々しくもらう私。


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茨城県といってもすぐそこは埼玉県という最も東京に近い地域。
「東武動物公園」駅前から「境車庫」ゆきバスに乗れば
40分で店の真ん前に着いてしまう。実に簡単だ。


今年は蕎麦の出来がよく、今「蕎楽」にはとてもいい玄蕎麦が入っているそう。

今度の休みはのんびり境町、いかがですか〜







posted by aya at 03:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>茨城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする