激幅狭足に苦しむ私に光を与えてくれた、GOROのオーダーメイド登山靴。
買った時はそれまでの靴よりも重くて硬くて、こんなの絶対履きこなせない、とか思ったのに、履いていくうちにその素晴らしさのトリコになりました。
購入時のブログ↓
細くて薄い私のショボ足が、ちょっとだけ一般的な足になれたかのような豊かな安心感。
太腿とかはわりとしっかり太いのに、足首から下が始祖鳥の化石のようにガリガリの足なので(父にそっくり)、それまでの登山靴は紐をものすごく細かく調整して結んでもすぐに緩くなったり痛くなったりしていたのですが、この靴は神経質にならずにただかかとをガンッと蹴って前からしっかりと結べば完璧に足を包んでくれる。歩いている時も、今までより悪く言えば雑に、良く言えばガンガン歩いちゃってへっちゃら。
大好きで2年近く愛用してきたのですが、なぜかここに来て、先日の鳳凰三山で右足のかかとに靴擦れを起こしてしまいました。皮膚に傷はないのに激痛なのが不思議!皮膚科に行ったところ、こういうガリガリ足の人あるあるで、かかとが細すぎるのでかかとのちょっと上のところにだけ力がかかりすぎ、内側の組織がヤラれちゃったとか。
治療法はなく、とにかく何も当てないようにということで、2週間かかとのないチャラいミュールなどだけを履いて安静にしてました。
(ライブの日はほぼ治ってハイヒール履けてよかった!)
おかげさまでもう痛みもなく治ったと思うのですが、やはり同じ状態の登山靴を履くのは怖いので、ゴロー様に相談に行きました。
靴の内側を見ても特に何も問題はなく、右も左も同じ状態なのですが、職人さんによるとそのかかとの部分はたくさんの革が一番集まってる部分だそう。
というわけでトンカチでゴンゴン叩きまくってくれました。
すると・・・わー!楽です!全然違う!よかった〜!!
ゴローは店員さんがみなさん実際に登山靴を作っている職人さんなので、こういう相談事ができ、長く大切に靴と付き合っていかれるのが素晴らしいです。
接客のプロではなく誇り高き職人さんなので、基本姿勢がお説教というか(笑)キビシイ感じもあるのですが、学校と思ってありがたくお世話になってます。
近くにはネパール料理の名店プルジャダイニングもあってネパールの「そばがき」が美味しいよ〜♡