2024年03月06日

御茶ノ水「明神下 蕎麦 おしん」


夜道に ぽっ と浮かび上がる美しい店。


IMG_4880.jpeg


なんだか美しすぎて現実感がない。
夜道を歩いていて偶然こんな綺麗な手打ち蕎麦屋さんを見かけたら
私もついに幻覚が出てきたかと思うかもしれない(笑)。


寒い夜の空気にゆらめく、清々しい白暖簾。

IMG_4882.jpeg
    

店内はあかるく美しい。

IMG_4964.jpeg

欧米風に照明暗めのお店は雰囲気はいいけれど
個人的にはお蕎麦には明るくよく見えるところで会いたい。
外の緑も美しく、こんな街中でこんなに静かで、
まだ何も食べていないうちから
いいお店だなあー!と感激する。



ってなわけでいい気分のまま、行かせていただきます(≧∇≦)


IMG_4893.jpeg


純米好きの私は廣戸川。
おいっし〜〜〜〜♡


メニューの充実っぷりも素晴らしく
めちゃめちゃ美味しそうなものばかり!
てか美味しそうなものしかない!!

Collage_Fotor.jpg


「蓮根饅頭」とか♡
「関西風だし巻き卵」とか♡
「手挽き蕎麦がき」♡♡♡は絶対オーダーするとして!
「からすみ蕎麦」とか「和牛と木ノ子の蕎麦」とかって
マジやめてほしい!!私のお腹は一つしかないのだ!!笑
いやーーーん そんなに誘惑されても困りますう〜〜(≧∇≦)


「蓮根饅頭」
IMG_4895.jpeg

ウッヒョー!!
ワタクシ、蓮根饅頭大好物なのです。
関西の日本料理の素晴らしさを堪能できる、野菜のご馳走メニューですよね〜
こちらの蓮根饅頭はプツプツつぶつぶ、ヘルシーな野菜のザクザク感が感じられ
さっぱりしたボリューム感が最高。
生姜もしっかり効いて、アナゴがアクセントでめっちゃめっちゃおいしい!!
全力でおすすめ!!
これはここに来たら毎回リピだなあ〜っ♡




「関西風だし巻き卵」
IMG_4899.jpeg

ふっくらというより、平たく大きな印象のだし巻き。


「だし巻き断面写真家」を自称する私。
断面大事ですよね〜?笑

IMG_4901.jpeg

とにかく、出汁が凄すぎてびっくらこきました。
このだし巻き卵、「飲めます」!!
卵感を感じない位、「出汁がギリギリ固形になった塊」って感じ?
繊細に刻まれた青ネギと大根おろしも嬉しかったけれど
それらの出番がないくらい出汁を全身で浴びる感じのだし巻き卵。
ただその分、卵の味わいがあまり感じられず、
卵好きの私個人としては豊かな卵の風味がもうちょっと欲しかったかも?



そして早くもお楽しみのこの方の登場ですが
ご登場前の序曲の豪華さに目を見張りました。


「手挽き蕎麦がき」
IMG_4902.jpeg

IMG_4904.jpeg

まずは立派な箱入りの海苔と薬味たち。
焼き海苔の箱は老舗っぽくていいですよね〜
外国人が見たらびっくりするだろうなあ〜


そこへ、朧の満月のような主役が現れ、
私の脳は3秒前以前の記憶を全て失います。

IMG_4908.jpeg

長野 南相木のお蕎麦が
ほんわりまあるくあたたかく、私に語りかけ・・・



IMG_4912.jpeg

うぎゃあああ〜〜!!
もうもうもう、顔を近づけただけで感動メーターが振り切りました!
こちらに突き刺さってくるような青くフレッシュな香りが素晴らしすぎます!!
ところがよくよく感じようとすると、それは濃厚強烈な香りではなく
意外とさらっとすっきり香っているんです。
すっきりと高らかに香る感じ♡
食感はぎりぎりエアリー感はないのだけど、ざらつぶ、ドロドロ〜として
あああ おいしい〜〜〜 うっとり〜〜死んじゃう〜




「穴子天麩羅盛り合わせ」
IMG_4939.jpeg

大好物の穴子の他に、椎茸、かぼちゃ、いんげんなど
畑の恵みが流れるように盛り付けられております〜♡
世の中の8割の穴子に臭みを感じるめんどくさいほど鼻のいい蕎麦犬な私。
こちらの穴子は厚みと旨みはおとなしめでしたが
臭みなく澄んだ味わいが嬉しい。
パリパリの衣は結構油っこくボリュームがあるので
こういう天ぷらは天せいろで食べると美味しいんですよねえ〜
それを証拠に、いつもは天ぷらは塩派の私ですが
これは天つゆで食べた方がさっぱりして美味しかったです。





「せいろ」
IMG_4953.jpeg

温かみのある陶器のセットで現れた、美しい姿。
広島の常陸秋、新蕎麦だ。


IMG_4952.jpeg

うわあ・・・超繊細な極細の輪郭線の美しいこと!!
どんな感じかなあーー!!♡と高鳴る胸を押さえつけて香りを寄せると
ふあーーっと美しく、白くクリーミーでフレッシュな香りが迎えてくれた。
口に含むと超繊細な一本一本の輪郭線が美しい夢を見せてくれ、
噛み締めると少しくにゅんとしたコシがある。
透明感のある美しい世界・・・
足がはやい蕎麦で香りも味も最初よりなくなっていってしまうので
恍惚としてないで早よ食べやがれ蕎麦犬〜!(笑)






「田舎蕎麦」
IMG_4959.jpeg

埼玉三芳、大地にここで出会えました。
すす すごい肌〜〜!!

IMG_4957.jpeg

せいろよりは、太くてしっかりしているがこちらも充分繊細な細切り。
何よりそのザックザクの肌感に目を見張る。
限界までキンキンに冷たくしめられているからか
香り、味がほぼ感じられず、
そうか果報は寝て待てとのんびり待ってみましたが出会えず残念。
強いジャリ感ではなくフシのようなぷつっとした、
ことさらでない粗挽き感が良いですねえ〜

ここの蕎麦つゆはおいしいのだが
ちょっと酸味が強くぎゅんっとしてる。
ここの宝物のように美しく繊細なお蕎麦よりも
もっと荒っぽい強烈な感じのお蕎麦に合いそうな蕎麦汁かな?と感じた。



寒い夜、静かな蕎麦湯タイム。


IMG_4963.jpeg



「おしん」とはなかなか個性的で
どうしても昭和のTV番組が浮かんでしまう店名だが
店主のお名前(慎さん)からとったと聞くと
実にいい店名だなあ〜!としみじみしてしまった。
というかお人柄があまりに素敵なため
あの店主の名前がついていればなんでも素敵と思ってしまいそうな私(≧∇≦)

スタッフの男性の細やかな心遣いも嬉しく
実に楽しい、美味しいひとときを過ごさせてもらった。

あの「土山人」で修行したとなるとその看板を背負って
その系列の店、という個性がまず第一に印象づけられると思うが
私はこの「おしん」に、ここにしかない明るい居心地の良さ、
あたたかなホスピタリティを感じ、それはそれは楽しい気持ちで店を出た。



今日選びきれなかったメニューがいっぱいあるので
次はあれとあれとあれを食べるもんねーー!(≧∇≦)♡
















<rm95dt9bd95s9cs7sy0>
posted by aya at 20:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>千代田区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
風情の良いお蕎麦屋さんですね。蕎麦屋さんで是非ともと言うのが炭を仕込んだ焼き海苔箱、そして花巻の蓋。ここでは花巻蕎麦は食べたことが無いから期待を込めて蓋があって欲しい。 食文化の違いがあるなと感じるのは、関西の著名な手打ち蕎麦屋さんでは何故かバッテラとか巻き寿司とかがメニューにありますね、居心地が良いから混まないで欲しいですね・・
Posted by 而酔而老 at 2024年03月07日 11:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック