2022年06月23日

千葉・稲毛「利兵衛」


今夜は久しぶりに
だああーーーい好きな「利兵衛」にやってきましたーー!♡

この店のお蕎麦やおつまみの美味しさ、
店全体の雰囲気と魅力は、まさにここの店主の個性そのまま。
眼光鋭く情熱と才気にあふれ、
でも人懐こくて人を笑わせるのが大得意な店主の、
唯一無二の魅力あふれるお蕎麦屋さん!

いつ来てもとんでもなく美味しいものがドコドコ出てくるので
今日は昼間動きまくって
しっかりお腹を空かせてまいりました〜( •̀ .̫ •́ )✧v



JR「稲毛」駅と「京成稲毛」駅の間にあって
アクセスもとっても便利。
東京駅からなら一本で35分で着いてしまう。

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この中に、すんごい世界があるんですよ〜

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なんでも鑑定団でお宝を鑑定されたことでも有名な店だけに
店内は秘密のお蔵に迷い込んだようなムードがある。

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メニューの文字はまさに店主そのもの。
力強く豪快で魅力的!!

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いかにも、おいしそうでしょう〜〜?




「鴨のくんせい」
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利兵衛といえばまずはコレ。
写真だと意外と普通に見えるかもしれませんが
全くもって普通じゃありません。
思いっきり厚切りで、ふっくら柔らかい肉厚の食感が超贅沢!
燻製の香ばしさ、脂の美味しさでいくらでも飲みたくなるーー!!



「出し巻玉子」
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見るからに豪快な美味しそうさでしょー?♡


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だし巻きと呼ぶには甘い味付けなのだが、
これがニクイほど美味しい!!
ふわんと厚切りの食感がとにかく豊かで贅沢な美味しさ!
ほんのりした甘さと香ばしい焼きの香りが最高。
おろしがたっぷりなのがまた最高で、ぱくぱく食べてしまう。
はあーっ もう本当に、ここは凄いお店なのです〜 (≧∇≦)


「天ぷら盛り合わせ」
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コレも見ただけでヤバイですよね!?
この豪快な豊かさ!美しさ!
利兵衛さんは長年「野菜のプロフェッショナル」なので
とにかく野菜がもりだくさん。
インゲン 、アスパラ、サツマイモ、レンコン、カリフラワー、
カボチャ、プチトマト、たらのめ、海老などなど。
野菜がどれも新鮮で美味しいのはもちろん、
海老も大きくて弾力あっておいしい〜!
個人的にはタラの芽最高でした♡(訪問は3月)


そしてド迫力でやってきましたこちら・・・

どーん!!

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中に沈んでいらっしゃるのは・・・(>_<) ♡


「そばがき」
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ふわーっと香るフレッシュな香りにまず感激。
北海道っぽい野性味があるのがそれが強すぎず
とても軽やかでうつくしいところが素晴らしい〜
食感がまた最高で、極上のフワモチエアリー!最高!!
唇に触れてくる、ぽってりみずみずしくあたたかなカタマリ。 
味わいは濃厚ではないが滋味深さが感じられ
ああ〜しあわせ〜・・・
(本日のお蕎麦は全て北海道キタワセでした)


美味しいものづくしすぎて楽しすぎて
もうここまででグデングデン気分のワタクシでございますが
ここで、身も心も澄ませてお迎えしたいと思います。

あのね、
ほんとにすごいの来ますから、
覚悟してくださいね (≧∇≦)


キターーーーー!!!


「田舎」
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わかってはいたが久々対峙すると
あらためてすごい迫力・・・!!


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大胆な黒さ、荒さ、激しさ。
それなのに輪郭線の表情は不思議とやさしい。
箸先から香りを寄せると
最初の香りが嗅いだことのない香り!!
何か別の穀物のような?芥子でもないし、木の実類のような?
香りは独特だったが、食べた瞬間口の中で圧倒的なおいしさが爆発。
見た目通りの荒々しいジャリ感と、素朴感極まる輪郭線の舌触り。
いや〜〜〜〜 やっぱりこれはすごい!!おいしすぎる!!
味わいはストイックな印象でスモーキーで香ばしいいかにも黒い味。 
最初非常に個性的だった香りも
だんだんいわゆる黒い香ばしいストイック系に変わってきた。
えーーん おいしいよう〜
いつまでも食べていたいくらいの美味しさだけど
わたしにはっ この後にもお会いしたい方々がっっ!(笑)



「せいろ」
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打って変わってこの景色。
あの強烈な黒さ粗さの「田舎」のあとだと
余計に明るく上品で優しい姿に見えますよね〜


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近づくと、もちろんこちらもただ上品なお蕎麦ではない。
繊細かつ素朴な輪郭線と、
不規則に光を反射する肌にドキドキする!! 
箸先から香りを寄せると、
和菓子のような白いまろやかさと
キタワセらしい野生のまじった香りがふわ〜
極細繊細なふわっとした舌触り、
優しいコシが素晴らしすぎる!
これも素晴らしいが、
さっきの田舎の圧倒的な魅力のほうがちょっとだけ上かな〜♡



「ダッタン」
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うははははは
これぞダッタン蕎麦、という感じのものすごい色! (≧∇≦)
楽しみ〜〜〜!

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ダッタン蕎麦は「血液サラサラ」成分であるルチンが
普通のお蕎麦の100倍という暴力的にヘルシーなお蕎麦だが
かなり苦味があるので好みが分かれるところ。
(私は蕎麦に盲目なのと苦味という味の成分が元々大好きなので
 苦くても全然問題ないのですが(^^;))

ところがこの利兵衛の「ダッタン」は、なんと食べやすく美味しいことか!
香りはほとんどダッタンと感じないし
苦味もなくダッタンと思えない味わい。
こちらも「せいろ」同様極細繊細だが、
こちらの方が少ししっかりした質感で弾むようなしっかりしたコシがある。
ダッタン蕎麦を食べてみたいという初挑戦の方には
利兵衛のダッタン、おすすめですよ〜〜!



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もはや言及するのも野暮に感じるほどだが
こんなに美味しいお店は蕎麦汁も図抜けている。
ちろっと舐めただけでもその超越した旨みと
まろやかなバランスの良さにただただ脱帽。
おいしいなあーーーーーーー




美味しすぎて楽しすぎて笑いすぎて、
愛しき時間はあっという間にすぎてゆく。
ずいぶん昔の話になるが、
開店時間から閉店時間過ぎまでまで居たこともある!(大笑)

私はこの店がどれだけ好きなのだろう。

そして私と同じような思いでこの店に通って
素晴らしき時間を過ごしている人がたくさんいて
この店にはいつもそんな時間が流れているのだろう。


流れていく時間。


ながい間、私がくだらない文章を書き続けているのは
その日その日で流れて消えていってしまう
お蕎麦屋さんの素晴らしき時間を、
なんとかつなぎとめて、残したいからなのだ。











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posted by aya at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>千葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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