2022年05月21日

(思い出)松本「そば屋五兵衛」


本日は大好きだった人の思い出話を・・・

松本の五兵衛さん!!



昼のみ営業+大人気店ゆえ
なかなかハードルが高いお店ではありましたが
昔から大好きで何度も行った思い出の超名店。


ついに引退ということで惜しまれつつも閉店され、
大好きだった人の写真を切なく眺める私でございます・・・


こちらはつい昨年2021年5月、
「五兵衛」を目指して上高地のテントを朝出発し、
ギリギリ入れた時の写真です。

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店主の体調不良や、コロナということもあり
昔あった「粗挽き生粉打ち蕎麦」や
「五兵衛」の名を冠したぶっかけ蕎麦などはなくなって
メニューはぐっと絞られていました。

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クラシック交響曲の流れる店内は
男性のお一人様客が多く、ごく静かな雰囲気。
店の奥さんとスタッフの女性が実に細々とよく働いているのが
目に清々しい。

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空いている席もありますがこれは空いているのではなく
12:20にしてもう売り切れ仕舞いとなったからです!( °o°)



「粗挽き生粉打ち蕎麦」がなくなってしまったのは悲しいけれど、
愛しい愛しい五兵衛の「せいろ」を食べられて
嬉しかったーーーーー!!


「せいろ」
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っはーーーーー!!
すっっばらしい香りであります!!
たくましさ、香ばしさ、なまなましさ、野生味も全部ある。
これぞ蕎麦という穀物の尊さ!!と叫びたくなるような
土着的な香りだ。
口に含むとかなりみずみずしくちゅるちゅる。
そして香りも濃いが味も濃い〜
ぐわあっっと広がる滋味深さ、香ばしさがたまらん!!


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今日はかなり太さにばらつきがあり、
極細からゴンぶとくんまで混在していたが
常々「喉越しってなに?」とか言ってる
かなりおかしな蕎麦好きの私には
それがかえって得した気分 (≧∇≦)

極細のちゅるり感もゴンぶとのもぐもぐ感も
両方楽しめました〜




大好きだったお蕎麦屋さんが閉店してしまう寂しさは

もう何度も何度も経験しているが

私にとってそれは失恋と同じ。



片想いってわかっていたけど・・・



今でも大好きです。

五兵衛さん。





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(5月なのに寒い寒い雨の日でした)



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posted by aya at 00:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 甲信越の蕎麦>長野 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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