2021年02月10日

「信州戸隠そば製 そばがき」(萬藤)




ついにコヤツについて語る時が来てしまった・・・。

私は長年、なぜそこまでの蕎麦好きになったのかを訊かれることが多かった。
その度、考えた挙句「DNAに書いてあった」と答えるくらいで、
自分でも理由がわからない無償の愛を蕎麦に捧げ続けてきた。



しかし手打ち蕎麦屋さんではどこでも
蕎麦を汁をつけずに完食してしまう自分を思うと、
思い出されるものがないわけではなく・・・
それが、この「インスタントそばがき」なのである。


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浅草の老舗乾物屋「萬藤」の品。
私の家は父が古くから萬藤と親しい関係にあったので、私が子供の頃から、
家には常に萬藤で買った美味しいものが色々あったのだ。
この「信州戸隠そば製 そばがき」は、
カップラーメンの器のような発泡スチロールの器の中に、
ポソッと蕎麦粉と蕎麦汁が入っているユニークなインスタント食品である。



そばがきという食べ物にあまり親しみのない方のために語ると、
普通お蕎麦屋さんで出てくるようなそばがきは「鍋がき」と言って、
加熱しながらグワワワーーッと凄い力でかき混ぜ練って作り上げられているため、
ふっくらもっちりしている。
対して古くから家庭でおやつとして食べられてきたそばがきは、
火にかけるなんて面倒なことはせず、
丼のような器に蕎麦粉とお湯を入れて
食卓でかき混ぜて練る「椀がき」と呼ばれるもの。
「鍋がき」より加熱が弱いので生の蕎麦粉の風味が残っていて、
ネチッとした食感である。




前置きが長くなったが今日久しぶりにこの萬藤のそばがきを食べることに♡
まず蓋に型押しで書いてある「そばがき」の文字の風情にうっとりする。
子供の頃はそんなもん見ちゃいなかった(笑)。

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蕎麦粉を入れ、容器の線のところまでお湯を注ぎ、
一気にかき混ぜる。

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できあがり!

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久しぶりに食べると、
ああ懐かしや「椀がきそばがき」の強い香りと風味。

この萬藤のは独特の甘さのある香りで、
ねばー、ネチネチーとした食感。
つゆが付属していて、父は必ず
薬味のネギと共につゆもたっぷりつけて食べていたが
私は何もつけずに食べるのが好きだった。
そのあたりで、何もつけないまま食べる蕎麦の風味というものが
私にすりこまれたのかも?




椀がきのそばがきはたまーに地方のお蕎麦屋さんなどで出会うこともあり、
そのたびにその風味から私の心はこの萬藤のそばがきに帰っていた。
(ブログに書いたお店だとココとか!http://ayakotakato.seesaa.net/article/141280976.html


ステイホームで血中蕎麦粉度下がり気味でお困りの皆さん(私だけか( ̄▽ ̄))
ご興味あったらお試しくださいね〜






posted by aya at 11:32 | Comment(0) | その他の蕎麦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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