最近この近辺によく深夜出没する私・・・(* ̄∇ ̄*) ニヤリ
「蕎都」閉店後に近くを通ることが多かったため
だんだん「蕎都イキタイ病」が悪化。
ううぅぅ思い募ってもう限界、
今日行かなくてはもう倒れる!!
と、やってまいりましたぁ〜*\(^o^)/*
東京屈指の人気商店街、戸越銀座商店街。
ザ・商店街な景色の中にピカーッと輝く「手打十割そば」の文字♡♡♡
ちなみに私は走っている車からでも電車からでも、
「手打ち蕎麦」の文字だけは
伝説のスナイパー級の眼力で捕捉できると言う特技がある。
特に車の中では半分寝ていても手打ち蕎麦屋の前でだけカッと覚醒して
看板の方から目に飛び込んでくるのだから我ながら本当に不思議だ。
店は二階にあるのだが、階下のイタリアンレストランの国旗とからまり合って
何が何だかすごいコラボレーションとなっている。
階段を上るとやや素っ気なくも感じる入り口が現れ
店に入ると誰もいない。
店主の姿すら見えない。
石臼と、奥に打ち場が見える素朴な店内。
しばらくすると上下白衣の真面目そうな店主が現れ、
セルフサービスのコーナーからお茶を出してくれた。
テーブルで、まず目につくのがこれ。
左の魅惑の文字、見えますか?
「店主厳選の三種利き酒」
っかーー!!こうゆうのたまりませんよねえ!!
なんというか、まさにお客さんに立場に立ってくれてる感じがしますよねえ♡
今日は「ゆきの美人」「尾瀬の雪どけ」「櫛羅」。
しかもその横には
「日本酒に合う三種おつまみ800円」
(クリームチーズ酒盗かけ・本からすみ大根・さばへしこ)
ゴクリ。
もおぉー 3品ともハート鷲掴みな魅惑の響きではないですかぁ〜!
今日はスケジュール的に飲めないのに(T_T)
しかし「お酒のある蕎麦時間」はたいへん素晴らしいが
「お酒のない蕎麦時間」もめちゃめちゃ素晴らしいと思えちゃう私。
ドレスを着た美女とドレスを着てない美女って感じですかね、
って例えがおっさんな私・・・(* ̄∇ ̄*)
というわけで
うふ。
いいでしょう〜?♡
ここはとにかく天ぷらが凄い。
こんな商店街のビルの2階にひっそり佇むお蕎麦屋さんで
こんな天ぷらが出てきちゃうんですよ!?
「天ぷら盛り合わせ」
丁寧な仕事を感じる美しい盛り付け。
見た目も美しいが味も本当に素晴らしい。
薄皮の繊細なパリパリ感が見事!
ひとつひとつの野菜が新鮮で味わい深い。
私が一番好きな舞茸も、ここのは特に美味しかった〜
そして壁のオススメの中にあった
「富山県産 白えびのから揚げ」
これがまた大変においしい!!
見た目はさりげないのだが、とにかく旨み凝縮、揚げ方が最高。
お酒なくても全然楽しいとか言いましたけど
これはね〜やっぱり飲みたくなりますよねええ!!
小さな一匹一匹が旨みのかたまりなので
これ一皿でどれだけでも飲めそう♡
(注:酒量だけは小鳥につき口だけです↑)
「だし巻き」
三つ葉入りが美しく粋な印象。
出汁はほんのりで甘みが加えられたふっくらだし巻。
そしていよいよ、
あああああ
私はあなたに会うために ここに
自然な印象の笊に豊かに盛られた姿。
「もりそば」の眺めは世界に誇る日本の絶景であるといつも思う。
濃いめの肌、端正な極細切り。
箸先で香りを寄せると野生の香りがムワァ〜
この手の蕎麦にありがちなツンとした尖った感じはなく
太くたくましい野生の草のような香りだ。
口に含むと輪郭線がクッキリパッキリ硬めに感じるが、
噛み締めると硬さはなく、程よいコシ。
むっちりなめらか十割らしい密な肌から、粉の旨さがあふれだす。
例によって蕎麦は蕎麦だけで完食してしまうので
蕎麦汁は蕎麦後の蕎麦湯の大切なお供。
私にとって蕎麦湯はお酒で蕎麦汁はおつまみ。
今私を駆け抜けていった名蕎麦の思い出に浸りつつ
蕎麦湯をゴクリ、蕎麦汁チロリが至福のひとときなのだ。
「蕎都」の蕎麦汁はこっくり濃いめで
甘味も酸味もしっかりあるがまとまっていてとても美味しい。
ちなみに「蕎都」には手打ちうどんもありまして
こちらは
「鴨汁うどん」
酸味ガッツリ、柚子の香りが絶妙な美味しい鴨汁。
むっちりした鴨肉は「蔵王深山竹炭水鴨」だそう。
うどんは予想に反してぷるんぷるんで超みずみずしいタイプ。
やんわらかいけどコシもすごい。
そしてうどんを食べているとどうも
浮気してるような気がして落ち着かない貞淑な私(* ̄∇ ̄*)
ふと店を見回すとあちこちに「しまじろう」がいる。
打ち場の手前には「こどもとしょかん」というのもあるので
小さいお子さんか、お孫さんがいるのかもしれない。
真顔で真面目そうな店主の渋い店だけに微笑ましい。
次回は絶対
「店主厳選の三種利き酒」
「日本酒に合う三種おつまみ」
セットでいくもんねーー!
2019年08月06日
この記事へのコメント
コメントを書く