2017年07月16日

東銀座「つきじ 文化人」


築地駅からも東銀座駅からも歩いてすぐという
好立地の大人気店!


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昼の忙しさも夜の賑わいも今や眩しいほどであるが
実は4年前の開店当初は、私はこの店がここまで化けると予想していなかった。


新進気鋭、東京のど真ん中のモダンで美しいお蕎麦屋さん、
というとやる気満々キレッキレのイメージだが
ここの店主はそのイメージとはだいぶ違って大変素朴である。
というのは控えめな表現で、
開店当初はあまりにも商売っ気を感じない真面目さ、浮世離れした素朴さに驚き
こんな都会のど真ん中だけに心配してしまうほどだったのだ。
(浮世どころか人間離れ気味な私みたいなのに人の心配をする資格は全くないというか
 私こそが周囲に心配されてると思いますが(* ̄∇ ̄*))

その時食べたものはとにかく全て大変美味しかったのだが
それぞれのメニューはこれ以上無理!というくらい研ぎ澄まされさっぱりとしていた。
店にはその料理のイメージと同じく朝の禅寺の境内のように澄んだ空気が流れ
すぐ近くの銀座の喧騒とは別世界。
店主と話をしてみてもそのイメージは変わらず。
だいたい店名がそれを表している。
「文化人」という名前を私が人に紹介すると
「へ〜そこは文化人な人が行くお店なの?」
なーんてツッコミを入れられてしまったりするのだが
店主の意図するところは「人と文化の集まるところ」なのだそうである。
素朴だ!!


しかし私などのそんな心配は全く無用、余計な御世話もいいところであった。
美味しいものを世の中はしっかり見逃さない。
この店を愛するファンたちが昼に夜に集うようになり
メニューも驚くほど増えた。(アイディアも味も素晴らしい)
またいい店にはいい人が集まるものでこの店には実に素敵なお客さんが多く
「春のお箏の会」など雅な催しも行われるようになり
まさに「人と文化の集まるところ」となったのである。
参りました!
店主の瞳が見据えていたものこういうことだったのか!



というわけで今夜も大にぎわいの「つきじ 文化人 」。
満席につき上の方にしかカメラを向けられません(≧∇≦)

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ここの素晴らしいのは
季節の「おつまみメニュー」のみならず「季節のお蕎麦メニュー」まで大充実しているところ。
来るたびに本当に楽しくて
いつでもどこでももりそば一筋の私もつい目移りしちゃうんですよね〜♡


例えば春にはこんなお蕎麦がズラリ。

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「な花そば」「芹せいろ」
聞いただけで心に春の小川がさらさら流れちゃう〜〜〜(≧∇≦)



夏になって来るとこうなります。

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「おろし鮑」に「雲丹の冷やかけ」!!
聞いただけでたまらないでしょう?
お蕎麦にウニだのアワビだの高級食材を載せただけと思うなかれ。
この店主の腕、センスの素晴らしさがわかるとんでもないマリアージュがそこにあるのです!


そして真骨頂の大人気メニューがこれ。

どーーーん

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うふふ〜〜
これはあとで食べますからね、それまでお楽しみに(≧∇≦)

まずはおつまみ行きましょう。




定番おつまみメニューより

「ささみ梅大根サラダ」
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日々お蕎麦ばかり食べ過ぎゆえ野菜からはスタートできるのはうれしい限り。
ささみと梅と大根という取り合わせが上手いところに海苔の効かせ方がニクい!!
(私は海苔と胡麻が大好きなので家でもここぞという使いドコロを見極めてます。
 じゃないと全部に海苔か胡麻がかかっちゃう(* ̄∇ ̄*) )



「雲丹豆腐」
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雲丹は雲丹だけで美味しい。
お豆腐もお豆腐だけで美味しい。
でもその二つが一緒に口に入って来ると・・・ああ〜ん
食感が似てるだけにたまらないマリアージュ・・・♡
オレンジと白のまったりもったりマーブルなゆめにとろけて
私も3色めになってしまいそうです〜〜




「あおさ海苔のだし巻き卵」
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これも聞いただけでニクい絶賛メニュー。
ふっくらふるふる美味しいだし巻きに海苔の香りなんて反則ですよね〜(≧∇≦)
出汁もさすがにおいしい。



そして、やってきてしまいました・・・
ここでは絶対に頼まずにはいられない「そばがき」!!



「そばがき」
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ここまでやるかの粗挽きそばがき。
以前は「お湯に入っていない小皿の上の小山盛りスタイル」だったが
この入浴スタイルに変更されたらしい。
小さなお椀の湯の中にこぢんまりと潜む、迫力すら感じる佇まい・・・


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あああああ・・
モハ〜ッと漂う、これ以上ないほどフレッシュな青いかぐわしさ。
湯気の中で私の全身全細胞が青い蕎麦畑の夢に染まっていくのが見える。
ザックザクの極粗挽きの大きな蕎麦粒子、
もったりドロドロざらざら〜と楽しい舌触り。
欲を言えば私は以前の「お湯なし小山盛りスタイル」のほうが
濃縮された蕎麦の香りが鼻の中に突進して来る感じがよかったのだが(具体的すぎ)
このモハモハ〜とかぐわしい湯気に染まるのもいいですね〜



「大山鶏焼き」
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「素材の味」をたっぷり美味しく感じられる料理が一番好きな私は
こういうただ焼いただけ!みたいなものが大好き。
ここの「大山鶏焼き」はむっちり弾力のある質感といい
鶏肉そのものの旨みといい大変においしい。素朴な大御馳走!


「大山鶏焼き(ムネ)」
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部位食べ比べって大好き。
ムネの方が一見地味だけど、質感といい噛んで広がる旨みといい
お酒に合いますね〜(^^)


欲望に任せて美味しいおつまみを食べまくっているが
最初に書いたように美味しい種物のお蕎麦が充実している「文化人」。
どこの店でも「もりそば」一辺倒の私もここではどうしても種物も頼みたくなってしまう。
(注:「種物を」じゃなくて「種物も」でございます。もりそばは絶対に頼みます!
 そしてもりそばも例えばせいろと田舎と粗挽きがあったら全部頼みます!( •̀ .̫ •́ )✧)

そんなに何枚もお蕎麦を食べるスケジュールでいっぱいのお腹では
上に書いたようなおつまみいろいろ食べられませんよね。
でも一人で来たら、こんないいものがあるんです♡

「おまかせ五点盛り」
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板わさび、とろろ磯部揚げ、ささみ梅大根サラダ、大山鶏焼き(ムネ)。
もうこの一皿だけで完成できますよね!
いくらでも飲めそうですよね!!(←最大半合)


お酒もその時々で色々美味しいのがいろいろ。

「いづみ橋 夏ヤゴブルー(神奈川)」
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あ〜らら飲んじゃった
うきゃきゃ〜〜(≧∇≦)/



美味しくて楽しくてちょっと飲んじゃってはしゃいでいた私だが
世界は突如、ドラマティックに変貌した。

世界に誇りたいこの景色。



「もりそば」
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焼き色のついた笊にハラリと盛られた粋な姿。
うわー これは絶対に美味しい すばらしすぎる
もうあなたしか見えない・・

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ふっわーーー!!!
フレッシュで、さわやかで、でも落ち着いたふくよかさも感じられる香りに
思わず上半身が倒れるのを必死で支える。うううううれしすぎる・・・
端正な極細の輪郭線に見入りつつ口に含むと
極細繊細な舌触りと密な肌、優しい弾力の完璧なコシは十割と思えないほど。
香りも味わい食べ進むほどに深くなり、もう私はなにがなんだかわかりません。
おいしすぎます。すばらしすぎます。
あああああ だいすき 
本当にもうあなたしか見えない・・・


と言ったそばから浮気する私。
なにせ日頃から日本一の蕎麦浮気者でありたいと願っておりまして(≧∇≦)

だってここの種物を食べずに帰るわけにはまいりません!

おすすめは色々ありすぎなのですが
敢えて「季節のそば」ではなく、定番そばメニューの中で熱烈におすすめするのはこちら。
江戸の老舗蕎麦屋の伝統メニューを大切にしている「文化人」では
今はもうほとんど見かけなくなった「磯雪そば」を出しているのです。

泡立てた生卵にあおさ海苔をちらしたお蕎麦なのだが
こ〜〜れ〜〜が〜〜〜
どれだけ美味しいんですか!


「磯雪そば」
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ふわっふわとろとろ〜の卵のまろやかな旨みと海苔の香り。
その中に感じられる素朴なお蕎麦の質感。
もともと生卵と海苔の組み合わせが大好きなせいもあるが
これはその美味しさを最高に洗練させた形で出会える天国のような食べ物!!
こんな美味しいメニューを東京人が失いかけているなんて信じられない!!
強いて難を言えば、「文化人」のお蕎麦はお蕎麦だけでとんでもなく美味しいので
(先の「もりそば」は汁をつけずに恍惚完食)
こうして種物として食べてしまうのはどうしてももったいない気がして
どうしてもヒヤヒヤハラハラしながら食べてしまうところである。私だけか。(^^;;)
いやいやこのお蕎麦だからここまで美味しいんですよね〜
ああ〜お腹いっぱいだけどお代わりしたいくらい(≧∇≦)

でもまだこちらをご紹介したいのです・・
冒頭でチラとご紹介した「季節のおそば」より。

じゃーーーーん!!

「とろろ鮑」
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やっちゃいましたね店主さん!!
そのふわっふわな美味しさがただごとではない
「文化人」の大人気メニュー「とろろ淡雪」に蒸し鮑を載せちゃったという・・・
ここまで大胆ゴージャスかつ美味しそうな蕎麦の眺めはそうあるものではございません。
冒頭でも書きましたが単に「お蕎麦に高級食材を載せただけ」ではない、
「美味しさへの狙い」が見ただけで感じられるこの組み合わせ。
食べないうちからニクすぎる。


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ヒャッホーウ!!!
おいっっひい〜〜〜〜!!!(≧∇≦)
蒸し鮑なんてそのまま食べても美味しいに決まってるんですが
ふわっふわの淡雪とろろの中で出会うむっちりふっくら蒸し鮑の美味しさは
なんというか喜びも美味しさも別の世界。まさにマリアージュ!
そのマリアージュの中に絡まる手打ち蕎麦の素朴な舌触り、旨み・・
紫蘇や芽ネギのアクセントも絶妙で、こんなに楽しく美味しく長く
蒸し鮑を楽しめるメニューに万歳!


開店当初の、澄み渡る朝の禅寺境内な「文化人」からは
私は想像できなかった賑やか美味しい楽しい夜。

この夏めでたく4周年を迎えるにあたり
私もお祝いに駆けつけることになりました!

2017年8月6日、
意外と自身初の「蕎麦屋ライブ」は
こちら「つきじ 文化人」で行います〜〜(≧∇≦)/
http://ayakotakato.seesaa.net/article/451468555.html

みなさま8月6日、「つきじ 文化人」で是非お会いしましょう♡





posted by aya at 07:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>中央区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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