2017年02月18日

浅草「翁そば」


私にとって浅草は、幼い頃から慣れ親しんだ第二のホームタウン。

しかしなんと、ここは来たことがなかったのだ。

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いいですねえ〜この風情、出そうと思って出せるものではございません。
「きそば専門店」(≧∇≦)♡
その店だけ風情爆発してる蕎麦屋は他にもありますが
ここは浅草の中でもディープなエリアにあるだけあって
付近一帯まるごと爆発しております(≧∇≦)


某師匠には修業時代の思い出深い店だそうで噂は聞いておりましたが
どんなかな〜?

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うはは これまたいいですねえ〜
写真はほんの一時の空いた瞬間を狙ったが
店にはひっきりなしにお客さんが訪れ始終にぎやか。
お客さんは私以外100%オジサマである。
作業服姿の方あり、スウェット上下にダウン羽織りの方あり、サラリーマンあり。

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品書きにアルコール類が一切見当たらないのだがビールはあるらしい。


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テレビの音、お客さん達がめくるスポーツ新聞。
甲斐甲斐しく働くお店の人の明るい声。

15:00〜16:30まで短い中休みがあるが
それ以外は11:45〜19:30まで、ずっとこんな時間が流れているのだろう。


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そして今日は寒いだけあって圧倒的にカレー南蛮が人気だ。
どの人もみんな入ってくるや否や迷いなく注文する。

しかし雪が降ろうがステーキが降ろうが私の運命はこの人に定められている。


「もり」
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うは♡
このなまめかしくも白っぽい、太〜い平打ち。
この店の方が薄く端正ではあるが
ここからも程近い「角萬」のお蕎麦とちょっと印象が似ているのが面白い。
http://ayakotakato.seesaa.net/article/156183187.html



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むっは〜〜と濃厚に香る、小麦粉とそば粉の入り混じった香り。
太い平打ち、もっちりした強靭なコシがあるが硬さは全くなくむしろ柔らかい。
柔らかいのに見事な深いコシがある。
その中からおいしい小麦の味わいと甘みが溢れ
じわ〜と口いっぱいにひろがる。
うわ〜なんかほっとする美味しさだなあ
そしてなんといっても450円!!感動の450円!(≧∇≦)♡
手打ちに見えたがどうやら機械ごね手切りの蕎麦らしい。


「冷やしたぬき」
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わわわ
青十草の器が引き立てるこのシンプルでまっすぐな眺め・・
「もりそば」の景色、その美しさを世界中に自慢したいと常々願っている私だが
「冷やしたぬきの美」にハッとさせられたのは初めてだ。
恐るべし下町の美意識!
そして実は私「冷やしたぬき」というものが大大大好物なのです(≧∇≦)
何時いかなる時も「もりそば」に身も心も捧げてしまうのでなかなか注文できませんが
今日は一口味見させていただきまして・・・
お〜 揚げがバリバリ香ばしくて、
もっちり太い平打ちに濃いめの味付け、おいしさも直球シンプル!
つくづく「冷やしたぬき」ってすごいメニューですよね〜
こんなの美味しいに決まってますよね〜


聞けばここの「カレー南蛮」は熱狂的なファンも多い
大変有名な「カレー南蛮」らしい。
どう違うんだろう?興味津々・・・と言いつつ
私は「じゃあぜひ次回はそれを!」とはならず、
やっぱりどーしても冷たいお蕎麦が好きでして・・
メニューには書いてないが実はあるらしい
「冷やしむじなそば」が食べてみたいっ(≧∇≦)

でもね、でもね、

多分またここに来て席に着いたら
「もりそば一枚!」
と言ってしまう、そんな私の人生なのです・・・ちーん



posted by aya at 07:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>台東区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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