2017年01月24日

たまプラーザ「風來蕎」


おしゃれ住宅街「たまプラーザ」の超人気店!

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開店前から行列ができてしまうほどの人気につき、
開店15分前に着いた私。
ラッキー! 今日は一番乗りだぁ〜


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暖簾をくぐったところが小さな待合になっている。
そこに座るとまもなく次から次にお客さんがやってきた。
土地柄か知的な雰囲気の方ばかりで
思いがけず話しかけられしばらくおしゃべりに花が咲いてしまい
それがとても楽しかった。


開店時間になると着物姿に白割烹着の美しい女将さんが
にこやかに店内に迎えてくれる。
拙著「蕎麦こい日記(飛鳥新社)」に書かせていただいた頃は
同じたまプラーザの小さなお店だった「風來蕎」。
時が経ってお店はこんなに立派に大きくなって大流行りなのに
女将さんは寸分変わらないのが不思議なくらいだ。
(クールビューティーなのにお話しするとおちゃめで面白い♪)


店は大きく、美しい。

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この席は光が気持ちよくて個室っぽくていいなあ。

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天ぷらが美味しい店なのでカウンターもいいムード。

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そしてですね・・・
さっき待合でお話しした方々もそうだったが
今日は何てったって「あるもの」をお目当てにやってきたのであります!

じゃーん、土日祝日限定のコレ!

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うはははは・・・・
うはははははははは・・・・

もう嬉しくて嬉しくて、まだ注文もしていないのに
世界を征服したようなこの達成感!!
やっと土日に来られてうれしい〜〜〜!!


それ以外にもここは美味しそうなものが多すぎて危険すぎます。

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ぎゃー 大粒カキの天ぷらはぜったい食べたい!
ここの天ぷらはおいしいですからねえ〜〜〜
白子は超食べたいけど
お魚好きが高じてアニサキスアレルギー発症して2年めの私は泣く泣く断念・・

でも実は今日は、スペインからの大事な大事なお客様♡をお連れしておりまして
彼らのために白子もいきましょ〜♪


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あ”〜〜
大好物のサバが美味しそう〜〜
でも食べ過ぎアレルギーは断つことで治るんじゃないかと
マエムキに、希望を持って我慢!



「おぼろ豆腐」

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スーッと薄く掬ったような盛り付けが
いかにも美味しそうなおぼろ豆腐。
美しい形を崩さぬよう口に入れると
なめらかでありながら大豆の素朴さも感じられる素晴らしい食感。
「豆の甘みが広がります」とメニューにある通り優しい甘みがひろがるが後味はスッキリ。
イマドキな感じのおぼろ豆腐とは一線を画す「中庸の美」を感じさせる美味しさ。
これ大好き♡



「野菜の白和えサラダ」
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ありそうでないちょっとユニークなメニュー。
白和えの豆腐部分がサラサラで「豆腐ドレッシングのサラダ」という感じ。
カブの質感がつるぬるパリッとしていい。



「鴨ロースあぶり」
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写真でもお分かりかと思うがこのあぶりの美味しさは普通ではないです!!
火の通り加減といい脂の美味しさといい程よい薄さ柔らかさといい素晴らしいの一言。
めちゃめちゃおいしい〜〜〜


「大粒かきの天ぷら」
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うわあぁ〜♡
これは嬉しいすんごい大粒!
小さくて味のつまったのも美味しいけどやっぱり大きいのがスキ!!
しかもここは天ぷらが本当に美味しいのでたまりまへん。
サクサク繊細に軽く、まさに花が咲いたような美味しい衣。
その中から現れる大粒クリーミーな牡蠣!
ああ〜〜〜ん(≧∇≦)


「ふぐの白子天ぷら」
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こちらも大変に美味しかったということが
スペインからの友人のとろける顔でよーーくわかりました。
私は我慢という名の精神修養中 (≧∇≦)



「油揚げの肉味噌挟み焼き」
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こちらは初めて頼んでみたメニュー。
先に食べた友人が口に入れた瞬間ビクッ!と飛び上がったのでびっくりしたら
なんと美味しすぎて飛び上がっちゃったらしい。
油揚げがパリッとして、中の肉味噌の味付けが絶妙、確かにおいしい〜〜!
薄いので軽く食べられる感じもいい。




今回一緒に行ったスペインの友人は料理上手で美味しい物大好き。
しかも日本人より日本人ぽいところが多くて笑っちゃうのだが
そんな彼らの大好物がこちら。


「そばがき」
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あたたかな濃厚蕎麦湯の中にもったりと身をひそめる姿。
この姿だけですでに彼らは大興奮、大喜び♡
よかった〜〜〜ありがとうございます!!

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このタイプは蕎麦湯にとろけて唇に触れた時の感激がたまらないのだが
うわあー・・・・
これはまた極上のとろんとろん、もたーっと私までとろけそう。
香りも味わいも上品に淡く、もたーっととろけて
はにゃはにゃ・・・ほにょほにょ・・しあわせ



「おせいろ」
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きたー・・・
何度出会っても感激で胸がいっぱいになる、「風來蕎」の「おせいろ」。


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ひらひらとやさしいラインを描く平打ちの輪郭線。
なめらかでクリーミーなアイボリー色の肌に浮かぶ無数の蕎麦粒子に、私は吸い込まれる。

キンッとひえた冷気がまとう淡い香り。
見た目は素朴だが食感は思いのほかつるつるとして
噛み締めると平打ちのはんなりやさしい質感。
意外にも香りや味わいは淡めで、
おおお〜こんな上品な「おせいろ」は初めて。

特に前回爆発的な深い香ばしさと甘みにノックアウトされた記憶が忘れられないだけに
この鮮やかな変化には驚かされた。
あの時のメモには
「うっひゃー!!福岡の美味しいカステラの焦げたとこみたいに
クラクラするほど甘く深く香ばしい香りが
蕎麦から濃厚に漂ってしまっているこの魔法!!」
と書いてある。
(いつもながら私のメモは頭わるそう(* ̄∇ ̄*))

打って変わって今日のこのほんのりとした「おせいろ」・・
白く美しい夢のような上品さだ。


「手挽きせいろ」
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やっと会えた!!
この深紅の器のドラマティックな演出。
移転前の小さな店舗の頃からこの演出には毎回唸らされてきた。
日本の器は本当に世界一だと思う。


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本当に久しぶりに食べる「風來蕎」の「手挽きせいろ」。
こちらも見た目は素朴だが質感は意外にもつるりとしている。
肌表面は確かにざらざらしているのだがつるりと滑りが良く質感も軽い。
味わいはみずみずしくすっきり軽く、香りも先程のせいろ同様淡めだが
見つめるとこちらには黒い香ばしさがほんのり浮かび上がってくる。
これだけたくさんの料理を準備する店主が
朝から時間をかけ力を込め手挽きした粉と思うと
より大切に味わわずにはいられない。




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さんざんゆっくりしてしまった上に濃厚蕎麦湯でまたゆっくり。
大混雑だった店内はようやく落ち着いてきた。

家族づれ、、マダムの女子会、熟年ご夫婦、若いカップル。
カウンターには一人客も多く、あらゆる層に大人気のこの店。


最近は昼ばかりで夜来ていないので
次回はゆっくりお酒を飲みながら・・是非♡


posted by aya at 14:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 関東の蕎麦>神奈川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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