年末のお蕎麦屋さんはどこも殺人的に忙しいので
なんとなく毎年お蕎麦屋さんに行くのを控えてしまう私。
しかしそのまま新年に突入するとお蕎麦屋さんの方は
本当なら1月いっぱい休みたいほど疲れ果てているので
新年はお休みのところが多い。
これが私の毎年恒例「新年血中蕎麦粉度の危機」である。
そんな私の強〜い味方は「デパート」!*\(^o^)/*
デパートならほとんどのところが2日からやってるもんね〜〜〜
というわけで今年もやってきました「小松庵」。

デパートの上だけに価格もデパート的ではあるのだが
「総本家 小松庵」のお蕎麦はデパートの上とは思えないくらい美味しい。
こんなお蕎麦がデパ上で食べられるありがたさ。
というわけで毎年のように「初蕎麦」は
新宿かこの渋谷の「小松庵」にお世話になって・・・
いや「救済」していただいているかも(≧∇≦)/
「十割」と「二八」両方食べられるセットを頼むと
お二人がこんなにぴったりと身を寄せ合ってやってまいりました。

いやぁ〜〜〜ん なんか妬けるうぅ〜〜〜〜 (≧∇≦)♡
二人の間に入りたい。そこで眠りたい!!

しかし眠っている場合ではございません。
ああああ なんていい香り・・・
ムワ〜と深く甘く香る「二八」は
つるりふっくらとした食感。
食べた瞬間、久々のお蕎麦に全身の細胞が鮮やかに蘇るような感動を覚え
思わず「おいしーーー!!」と小さく叫んでしまった。
(久々と言っても2日ぶりなんですけど。。年越し蕎麦実家で食べたしね)
「十割」の方は「二八」より密な質感でやや硬め、香りもスッキリシャープだった。
本日は北海道新得町産「レラノカオリ」新蕎麦。
「二八」の方は当然「蕎麦の香り」+「小麦の香り」がして
「十割」は「蕎麦だけの香り」がする。
それは当たり前なのだが「十割」の方が「蕎麦」の香りが強いかというと
そうとは限らないところがいつも本当に面白い。
「小麦の香りが連れてくる蕎麦の香り」というものもあると、私は思っている。
どちらの方が香るかはお店によって全く違うし
同じお店でもその時々で変わってくるのだから不思議だ。
すっかり血中蕎麦粉度を取り戻した私は
もう意味もなく楽しくて幸せで元気!!
「小松庵」さん、今年も危機から救っていただきありがとうございました〜〜
2011年11月の渋谷東急東横店「総本家 小松庵」
2010年10月の渋谷東急東横店「総本家 小松庵」