2016年09月12日
神奈川・長谷「栞庵」
「今日は右側♡」
帰ってきましたこの場所に!.
前回「割烹・蕎麦 波と風」の記事でご紹介した前代未聞の事態・・・
古都鎌倉の名所、長谷寺に向かうメインストリート。
木の格子柵で飾られた階段の足下の看板は・・・
店名が2つ!!
「手打ち十割蕎麦と甘味 栞庵」
「割烹・蕎麦 波と風」
同じ建物の2階に手打ち蕎麦屋さんが2軒あるんです!( °o°)
もうどれがどっちの看板だか、すごいことになっております。
階段を上がると、まず出会うのは「波と風」。
そしてこちら側が「栞庵」。
両者はこの距離で向い合っております・・・
こんなの初めて見た!モダンアートみたい!(どんな)
先日「波と風」にやって来てこの景色に出会い衝撃を受けた私は
何としてもと本日張り切ってこの場所に帰ってきたわけであります。
「栞庵」は「手打ち十割蕎麦と甘味」のお店だけあって
明るく綺麗な店内はさすが女性客オンリー。
お琴アレンジのトトロのテーマソングがやさしく流れ、ほっこりした雰囲気。
あ、あそこにもトトロがいたぁ
ハイジの次にトトロが大好きな私はニマニマ(๑˃̵ᴗ˂̵)
お茶と共に、まずは揚げそばのサービス。
ここはお蕎麦が極細なので揚げそばも繊細でおいしい。
メニューを開くとまず楽しげな甘味メニューがいろいろある。
「アイスもなか」や「白玉あんみつ」。
古都らしいしお参り帰りにぴったりでいいですね〜
とか言いながらそのページはクールにスルーし
張り切ってお蕎麦のページへ(≧∇≦)/
わ〜 大好きな「冷やしすだちそば」がある〜
そして手打ち蕎麦屋さんだと意外になかなか出会えない「冷やしたぬきそば」も♡
ここのは冷やかけタイプなんだ。
といろいろ悩んだ振りをして普通〜にいつもの場所に着地する人(≧∇≦)
「せいろそば」
えっ
うわー!
ちょっとちょっと、なんですかこの美しさはー!!
見つめるだけで私まで澄んでいくような美しい緑。
極細切りの曲線、その一本一本が素朴な震えるラインを描き
肌を見入ればこれまた素朴な粗挽きの蕎麦粒子が無数に浮かんでいる。
うううう美しい・・・・・・
これだけ極細なだけにまるでミニチュアに見入っているような気がしてしまうほど
極細の粗挽き十割だ。
たぐりあげてさらに目が覚める。
なんと素晴らしいかぐわしさナノデスカーーー!
フレッシュな青い野生がさわやかでうれしすぎる。
口に含むと見た目の通り、端正な極細なのに素朴な輪郭線、肌がたまらない舌触り。
食感はちょっとパッキリ、コシはなくスパンと噛み切れる感じ。
滋味深くしかしかろやかな味わいも素晴らしく
うっは〜〜おいしいなあ〜!!
汁は老若男女に愛されそうなやや甘め。
つけて食べたかったけどお蕎麦が美味しすぎて例によって最後まで一度もつけられず
蕎麦湯の時に大事にいただきました(^o^)
見回すと周りの女性客はお蕎麦の後に「白玉ぜんざい」を頼んだり
お茶を飲みながら鎌倉の午後を楽しんでいる。
私は一人で来て蕎麦湯を全部飲み終わった後に
「すみません 冷やしすだちそばもください・・」
っていうのはやっぱりヘンよね〜とひるみ、
おとなしくごちそうさましたのでしたm(_ _)m
鎌倉という上品イメージの土地柄+女性客オンリーだと
私もマトモなふりができると発見!
これが浅草ならよゆーで2枚目いってたんだけどな〜(≧∇≦)
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