2016年08月22日

根津「蕎心」


今日は大変珍しく三姉妹+義兄でお蕎麦〜♡


アニアネお気に入りの「蕎心」。
相変わらず「三丁目の夕陽」な雰囲気がたまらない。
この景色・・・なかなかないでしょう?

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「レトロ風」じゃなくてほんとにレトロな古民家。
「下町風」じゃなくて正真正銘の下町風情。
なんてったって「根津の路地裏」というすんばらしい立地ですから(≧∇≦)♡


わーい 今日はこんなお蕎麦だぁ〜〜!
楽しみ〜〜〜〜〜

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ここの2階がねえ〜 たまらなくいいんですよ!
広くて綺麗なんだけどとってもふつ〜〜〜で
お店であることを忘れそうな(すみません)のんびり感♡

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おまけにお店の方がみなさん笑顔もお人柄もすばらしいので
調子に乗って甘えてまるっきり家にいるみたいにくつろいでしまう4きょうだい!
たのしいっったらありゃしない(≧∇≦)


ここはお酒の品揃えには毎度シビレます。

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でもどーしても、スタートはいつも「旭興」なんです♡

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この「旭興」、私は吾妻橋「山介」さんで出会ってファンになったんですが
偶然アニの実家の隣の酒蔵だったということが判明したという嬉しいお酒♡
アニは赤ちゃんのころから哺乳瓶で飲んでいたそうです♡(うそ)
今日のはかなり入り口がガツンとしっかりした感じ〜



私と血がつながっていると思えないほどイケる口のアネ@は
そば焼酎そば湯割りにハマっているらしい。

「そば和尚 そば湯割り」
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てか私が撮影しようとするとみんなで顔とか指とかで妨害しようとするって・・
小学生ですか・・・?(-_-;)



そして「池の端 藪蕎麦」「神田まつや」「総本家 小松庵」
という名だたる名店で修行してきた店主だけあって
おつまみもいい感じで王道+魅力的なもの揃い♡♡



「蕎麦豆腐の揚げ出し」
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そばがきじゃなくて蕎麦豆腐ってところがポイント!
そばがきよりもとろとろ〜な感じで、熱々のせいかちゃんと蕎麦粉感じもあり
おいしいぃいぃ〜
揚げ出し豆腐好きのアネAが特に大喜び。



「そばさし」
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アネAがそばさしを食べたことがないという聞き捨てならないことを耳にしたので
ここのは美味しいし張り切って注文。
赤城のキタワセ、めちゃめちゃいい香りー!
ずんと深い香ばしさ、薄いのにむっちりしたコシ。
アネAの生まれて初めてのそばさしがこんな素晴らしいのでヨカッタヨカッタ♡



魚好きが祟ってアニサキスアレルギーを発症して2年目の私は
お肉デビュー2年生♡
私のリクエストで注文したこちら。


「自家製鴨ロース」
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ぎゃああああ
見た目からしてめちゃくちゃ美味しそうとは思いましたが
コレ美味しすぎるんですけどー!!
この脂加減、味付け加減。
あんまり私が喜んだので最後の一枚を
アネ@が「はい食べなさい」とくれました。
ぜんぜん遠慮せず「ほんとー!♡」と食べて大きくなる三女(* ̄∇ ̄*)



「チーズの返し漬け」
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いっやー これは飲んじゃうでしょ!
チーズの旨味はもちろん、返しの旨みで脂肪分が甘みとなって膨らんで
おいしい〜 飲んでしまう〜〜
(と言ってもこの日は全部でおちょこ2杯の小鳥な私(* ̄∇ ̄*))



「天種(由井産桜海老かき揚げ)」
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藪系を思い出させるこのコチンとした姿。
思い切りパリンパリンで箸で割ろうとすると飛び散るほど。
軽くて香り高くておいしい。



「穴子一本揚げ」
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アニサキスアレルギーにつき穴子も絶対ダメなのですが
なぜか高い確率で穴子だけはちょっとだけ食べてしまう私・・・
神様どうか見逃して!(この日は大丈夫でした〜〜(* ̄∇ ̄*))



「そばがき」
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もはぁ〜〜〜
上品で誠実な深い香りに迎えられ
どきどきとお箸をいれるとふっくらもっちりちょっとネトとした感じ。
しかし見た目以上空気を含んでいるため食感は予想以上にエアリーで
粗挽きだけど粗挽き過ぎないやさしい舌触り。
味わいは香りよりも野性を感じる滋味深さで
あああ〜おいひい〜〜・・・
ここのそばがきはおいしい!!



「出汁巻き玉子」
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出汁しっかりめ、玉子の味わいも濃厚でお酒に合いそうな美味しさ。
甘い玉子焼きが苦手な私には素晴らしいご馳走玉子焼き♡


そしていよいよやってきました・・・(>_<)♡


「もり」
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くるくると美しい流麗な曲線。

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やや濃いめの肌に浮かんだ褐色のホシ。
香りは爆発的に素晴らしかった前回よりも淡くおとなしいが、
見つめると確かにそこに誠実な王道のかぐわしさが感じられる。
ほどよく密な肌、さすがのコシ。
下町のこんなレトロな建物で、こんな完璧な王道の蕎麦を食べられるよろこび!



そして長年「もりそば」一辺倒だった私ですが
この夏は珍しく種物づいております。
というより「磯雪」づいております(≧∇≦)

「磯雪そば」というのはこの店主の修行先のひとつである
「池之端藪」でも人気だったメニューで
泡立てた卵で食べる種物そばのこと。

もともとマイ・ファースト蕎麦が浅草「尾張屋」のうずらの卵付きの「ざるそば」だった私は
卵+蕎麦の組み合わせには弱いんですよね〜〜


しかし「蕎心」のは「磯雪」でなく「淡雪」なので
全卵でなく「卵の白身」を泡立てたものと推察されます(≧∇≦)
しかも名古屋コーチンだって〜

「淡雪(名古屋コーチン使用)」
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青楓のお麩が可愛すぎずに可愛らしい。

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おおお〜〜
しゅわしゅわ〜と軽いエアー感。
たしかに「磯雪そば」よりコクなどはなく
美しく軽い卵の風味がほわ〜〜。
見た目以上に上品で、大人の種物だ。




こちらはアネ@激愛熱烈リピメニュー、夏の限定蕎麦。

「揚げ餅」
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4きょうだいにつき遠慮も何もありません。
それぞれのお蕎麦の器がテーブルをぐるぐる回って忙しいやら美味しいやら(≧∇≦)


ごちそうさま〜と一階に降り
店主やスタッフの輝くばかりの笑顔に見送られ・・・

なんとその後は「きょうだいカラオケ」という珍しい展開となったのであった!(≧∇≦)/

アニの叙情爆発の歌唱力に感動!(ほんとに)




2015年9月の「蕎心(そばごころ)」


posted by aya at 17:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>文京区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昼時 あの二階で少々に少々が重なってちょっと多めの少々をたしなみながら改めて店内????を見渡す・・・ 正直 唖ッッッ然!? 私がご幼少の頃下町の友の家にお邪魔した時の、まさに!そのままがそこに今でも生きている!? 窓辺から見下ろす街行く人々・・思わず蕎麦屋に居ることを忘れて見入ってしまう。それ程に時の流れを忘れさせる、本当の意味の昔のままがある、貴重なお店ですね
Posted by at 2016年08月23日 21:36
ななしの而酔さま
ご幼少の頃下町のお友達の家・・いいですね〜〜!実体験ではないですがその感じよくわかります!私などはあこがれを持って懐かしむ感じですが、作ったレトロにはない雰囲気が素晴らしいですよね。
Posted by aya at 2016年09月21日 11:09
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