2016年05月12日
大阪・郡津「乃田」
「郡津(こうづ)」駅を降りると駅前は真っ暗。
大阪から行っても京都から行っても何度も乗り換える
この小さな駅に、私が何度も行ったことがあるのは他でもない。
大好きなこのお店があるから♡
暗闇にぽっとともるあたたかな灯り。
昼は行列が絶えない大人気店だというのに
私が来るのが夜だからか単にツイてるのかいつも静かな時間が過ごせてしまう。
店内の雰囲気がまたとてもいい。
木の風合いが素朴で、とても綺麗にととのえられた空間だ。
隅には「庭」が再現されている。
よく手入れされているなあ
楽しいなあ
せっかく来たのでお蕎麦の前に、何にしようかな〜♪
「じゃこおろし」
お蕎麦ばかり食べていると野菜をとらねば、タンパク質をとらねば、
という危機感に駆られるわけです。
じゃこおろし大好き(≧∇≦)
「鴨の冶部煮」
甘めに煮てある鴨は
やわらかすぎるほどフワンフワンにやわらか〜
そして時は満ち、厨房ではまさに水切りの音がしている。
とっっ ときめく・・・(>_<)
はるばる東京からでも、電車を乗り継いででも食べたい
「乃田」の「もりそば」に会える・・・・!
「もりそば」
ああああ はるばる来ました・・・
あなたに、会いたくて。
目に焼き付けたい「乃田」の景色。
本日は北海道美瑛町の蕎麦だ。
(>_<)
た
た
たまらないーーーーーーーーー!!!(>_<)
このたまらなくフレッシュな、墨のような渋い香りの素晴らしさはなんでしょう。
繊細なのにむっちりと食べ応えある、やさしくてしっかりしたコシ。
美味しすぎて頭がイカレるのはいつものことですがここは正確に書いているつもりです、
やさしいのにしっかりしてるんです。そこにむっちりとゆたかな食べ応えがあって
食べている間じゅう超フレッシュな墨のような渋い香りが私を染めて
しかもむっちりの中から滋味深いたまらない旨みが溢れでてくるんです!
おいしいいいい〜〜〜〜〜〜〜!!!
もうどうなってもいい
だいすきすぎる乃田のもりそば!!
こんな超絶に美味しい「もりそば」を打ってしまう「乃田」だけに
ここに粗挽きとか田舎とかあったらもっと楽しいのにな・・
なーんて贅沢をつい思ってしまうのだが、ここの「もりそば」がですね〜
意外と量がたっぷりで(≧∇≦)
美味しいお蕎麦ほどあっという間に食べてしまい「エッ私のお蕎麦はどこに行ったの?」
の本気でびっくりしている私だが(それを私は蕎麦カマイタチと呼んでいる)
「乃田」のお蕎麦は結構たっぷり一緒にいてくれるんです。
あああああ おいしいよう〜〜〜(≧∇≦)
ここは汁も大変に美味しい。
鰹も甘みもしっかりめでありながら洗練を持って全体をまるくおさめるものがある。
お蕎麦が美味しすぎて一度も汁にはつけられない、
たぶん3枚くらい頼まないと一生ここでは汁にはつけられなさそうだが
蕎麦湯の時に汁に出会うしあわせ。
そしてね・・・
悩ましいのは「乃田」はお蕎麦が美味しすぎるのに
「つけとろろそば」のふわふわとろろがまたおいしいのです!!
尾張屋育ちの私にはうずらがまたツボ♡
ここにお蕎麦をたっぷりとつけて食べたいっ!!
でもお蕎麦が美味しすぎてもったいなくてそれはできないっ!!
あああ〜〜 悩ましい〜〜〜(>_<)
この記事へのトラックバック
文面から壊れた高遠さんを想像しながら、楽しく拝読させて頂いています。
お久しぶりの ぱんだ でございます。
明日より福島山形ツーリング。会津の桐屋 権現亭 へ立ち寄り、夢見そば(水そば)他を頂いて来る予定です。一人旅ですのでひっそりと片隅で堪能してきます。時節柄、蕎麦の醍醐味というよりも、高遠さんの敵「蕎麦と私を阻むもの」をやっつけてまいります。
いつも本当に参考にさせていただいております。満面の笑顔でお蕎麦と向き合っている高遠さんのお人柄を想像しつつ、楽しく拝読しています。今後も健やかに、永くお仕事とお蕎麦の旅を続けられることを祈念しております。
ぱんだ
PS:今年はLIVE行きます。なんかお土産持っていきます。
微粉ゆえに旨さを引き立たせている「乃田」の蕎麦。
荒挽きというより、無篩いで細かいの、粗いのが混在するようなお蕎麦だったらおいしそう d(^-^)ネ!
うれしいです〜!おみやげどうぞお構いなく・・でも楽しみにしちゃったりして(≧∇≦)
ななしの名無喰い師さま
これだけ凄いお蕎麦だとつい「もうひとつの宇宙」もすごいんだはないかと期待しちゃうんですよね〜♪