2016年04月07日
長野・乗鞍高原「手打ちそば 御池」
3月末、まだまだ残雪まぶしい乗鞍。
乗鞍は私にとってとても大切な場所なのだが
今日はお世話になった「おかあちゃん」と連れ立ってお蕎麦屋さんへ!
「手打ちそば 御池」はこのあたりでは有名なお蕎麦屋さんだ。
店に入るとまずはお漬物。
「おかあちゃん」とおんなじおもてなし。
これをつまみながらお茶を飲みながら延々とおしゃべり、が長野なのだ。
向こうの席のカップルはこのあたりの郷土名物「とうじそば」を食べている。
野菜やきのこなどが入ったあつあつのお鍋の中に
冷たいお蕎麦を「投じ」、ざるですくって食べる蕎麦。
「とうじそば」の田舎らしい風情といい、
お店のおばちゃんのほっかむりといい、
いい眺めだなあ〜〜
風情を愛でておきながら「とうじそば」は一度も食べたことのない私。
だって・・
私はこの人のものなんだもの・・・♡
「もりそば」
ずっしり大きな陶器のお皿に
ひろびろと豊かに広がってやってきた「もりそば」。
雰囲気はのんびり田舎風だが価格は900円とちょっと都会的?
でも量はたっぷり(^^)
乗鞍の清冽な水でキンッと思い切りしめられた瑞々しく流麗な蕎麦。
やや固めのコシ、しっかりした弾力があるが平打ちなので食べやすい。
香りはごく淡いがしっかり噛んでいると二八らしいやさしい味わいが深まっていく。
つゆはガッチリ甘辛の濃いめ。
蕎麦の器が凄いと思っていたら店の隅には陶芸コーナーが。
その横には「そば打ち道場ギャラリー」。
躙り口風の入口が特別な雰囲気を醸している。
(蕎麦打ち場は私にとって鶴の恩返しのような秘密の魔法の小部屋(^^))
青い空、広がる峰。
乗鞍は私の大切な場所。
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