2016年04月18日
大阪・天神橋筋六丁目「蕎麦 たかま」
押しも押されぬ超有名&大人気のミシュランお蕎麦屋さん。
いつ来ても混んでいるが今日はさらに人気を目の当たりにした思い。
開店時間2分後に駆けつけてみると・・・
すでに「商い中」の札がかかった店前には
乗り付け乗り捨てたらしいツワモノ達のママチャリが。
(敗北感)
窓のない寡黙な外観からは中の様子は伺えないが
この店の人気はわかってるだけに開けるのコワイな〜
ガラガラ〜
満員だぁーー!(* ̄∇ ̄*)
少し待ってやっと空いた席に座れました。
和洋風の衣装が個性的な奥さんはてんてこ舞いに忙しそうだが
さすが超余裕のお客さんさばきっぷり。
初めてこの店に来た時は圧倒されちょっと萎縮してしまったのがとても親切なのだ。
店内を見回すと大変に女子率が高い。
しかもいかにも、美味しいものや素敵なものに詳しいですといった感じの
OLさんグループや奥様グループ、
ひとり昼酒女性が別々に2名やカップル一組など。
なんだかものすごい大阪のホットスポットの渦中にいるようで
江戸の蕎麦犬ドキドキ!
「そばがき」
「盛りそば」が950円に対し「そばがき」は1200円。
でもやっぱり来るたび会いたくなってしまう大好きな人♡♡
汁やお塩が茶道のお点前のようにビシッと並んだ演出も美しい。
ふっくらざっくりもっちりポテ〜〜〜
フレッシュで爽やかな青い香りが素晴らしく
ザラザラもっちりした舌触りがたまらない。
あたたかいだけに蕎麦より香りが強く感じるのが
そばがきのうれしいところ♡
しあわせ〜〜〜
「盛りそば(十割)」
朱の盆に映える高台つきの美しい笊。
大阪のお蕎麦屋さんには東京のお蕎麦屋さんにはない
ビシッッ!!と鮮やかにキメた美意識を感じることが多い。
外観にしてもお蕎麦にしても「商品として完璧な姿」を感じるのだ。
「たかま」の美しき絶景!
流麗に流れ落ちる輪郭線、素朴かつ繊細な陶器のような肌。
箸先から淡く優しい白い香りがふわ〜と漂い
口に含むとシャッキーーーン!!
目が覚めるようなシャープな印象の鮮烈な舌触り。
さほどつるつるでもないし固いわけでもないのだが
とにかく超繊細な輪郭線がクッキリハッキリ、
するりつるりサッパリ!!
噛みしめるとほんのりと穀物の味わいがある。
「田舎そば(十割)」(鴨汁で)
えへ。今日は田舎は鴨汁にしてみました。
ここで種物頼むのはじめて〜♪
朱の器と三つ葉の緑がまたまた完璧な美しさ。
超端正、超繊細でありながら土佐和紙のような素朴な趣に満ちた肌。
鴨汁用に固めに茹でてありますので〜という奥さんの説明通り
かなり冷たくしっかりしめられており
そのせいかこちらもシャキーーーン!!とシャープ、鮮烈さっぱりしたお蕎麦。
見た目に反して香りは淡く噛みしめた味わいもさっぱりすっきりとしている。
ここは蕎麦汁もちょっと甘めだが鴨汁も甘みがあり、
なにより分厚くて大きな鴨肉が嬉しい♡
ごちそうだぁ〜〜〜
このがっちり個性的な湯桶だいすき。
前の席のOLさん二人は大阪で美味しいお店の話いろいろや
いかに最近ずっと「たかま」に来たかったかを熱く語っている。
一人昼酒の女性はひとりは帰り、ひとりはまだ蕎麦に到達していない。
旅人の私はいつも大阪では大忙しでここで長居をしたことがないが
今日も短い時間にどれだけ濃厚な楽しい「今の大阪」を満喫したことだろう。
次回は前のOLさんが絶賛していた「だし巻き」食べたいな〜(^o^)
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