2015年03月01日

八丁堀「手打ちそば 菅雅」


手打ち蕎麦屋さんと言えば早仕舞いの店が多い中で
ラストオーダー22:30、閉店23:00というのはありがたい存在だ。

数年前に京成高砂からこの八丁堀へと移転してきた「菅雅(すが)」。
移転前も22時までと遅めだったがこちらではさらに遅くまでやっていてくれている。
八丁堀駅からも宝町駅からもすぐの好立地で
居酒屋のようにも使える蕎麦屋として連日遅くまで大賑わいだ。

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店の前を通る人の視線を奪い袖を引っ張る看板の文字。
「酒肴十品セット 生ビール一杯つき 2000円」
これはすごい誘惑!!
内容としてはほぼ「蕎麦居酒屋」なのだが看板の文字はストイックに
「手打ちそば 菅雅」であるところがなんともニクイ。


酔客の楽しい笑い声が絶えない店内。
私が座った席の前はど〜〜ん!

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これは・・やっぱりこうなりますよね?(^^)

「黒龍」
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「黒龍」大好きなんです〜〜♪
ってこれ全部飲んだら私には致死量ですが(^^;;)


お通しは大好物のホタルイカ♡

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おつまみメニューも豊富。
入り口に水槽があるだけに
「活〆穴子刺身」「活〆穴子白焼」「活〆穴子天ぷら」
の別紙メニューがまず目に入る。

その他
「自家製さつま揚げ」「玉子焼き」「天ぷら盛り合わせ豚の角煮」
「鴨焼き」「鴨つくね」「鶏唐揚げ」「米なす味噌田楽」
「シーザーサラダ」「ジャガイモの塩辛和え」などなどなどなど・・・
各種コース料理もいろいろあってさすが居酒屋さん並みの充実ぶり。

今日は時間が遅くもう売り切れのメニューが多く残念だったが
ではあるものの中から〜(^o^)


「ブリ大根」
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どーんと大きいブリが嬉しい♪♪
こっくり煮詰まった感じの家庭的な味わい。



「鴨ロース蒸し」
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マリネしたようなしっとりジューシーな鴨ロース。
甘めタレのかかっていたのでお醤油中毒気味な私は例によってお醤油を足してしまった。
おいしい♡♡




「そばがき」
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とろんとろん〜ふわんふわん〜
香りはごく淡いのだがとにかくこのとろける食感がたまらない〜


本日の蕎麦粉は茨城・筑西市の常陸秋そば。
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「せいろもり」
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わあ 移転前からざるは変わりませんね〜
このざる美しくて好きです♡

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二八らしい甘い香り。
しっかり目の食感だがコシそのものはかたくなくふっくら。
つるり微粉の綺麗な蕎麦で、これは飲んだ後によさそう。



「田舎もり」
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がっつり黒々、太打ちの田舎。

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ムハーーーッとただよう、海のような強いたくましさを持った香り。
すこし熟成の要素も感じるたくましさだ。
黒々太打ちの見た目に反して食感は独特のふにゅんとしたやわらかさで食べやすい。
こまかな荒さが舌に心地よい刺激を与えるビスクドールのような肌。
やさしい食感を楽しみつつ噛み締めてしばらくすると
だんだんしみじみとした墨のような味わいが感じられてくる。


酔客の賑わいはまだまだ静まることなく
もう遅いのにお店の人は絶え間なく忙しく働き続けている。
更けゆく東京の夜を眺めながら私は蕎麦湯を飲んでいる。
汁は甘めのこっくりしたもの。


蕎麦の香りを楽しみたい私にはたばこの煙がちょっと苦しかったが
入口に近い席だったのはついていた。

開け放した扉からの空気は冷たいのに心地良い。

春がもうそこまで来ている気がした。


posted by aya at 08:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の蕎麦>中央区 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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