2014年05月29日
茅ヶ崎「猪口屋」バースデー蕎麦♪
今日は私の誕生日。
大好きな仲間達がお祝いしてくれるということで
ワクワクやってまいりました〜!
茅ヶ崎、浜の風に吹かれて
「猪口屋」。
去年までは、いつも人気でいっぱいの小さなお店だった猪口屋さん。
辻堂寄りに移転してこんな立派な日本家屋の店舗となった。
玄関付近もゆったりとした海辺の風情。
しばらくここに座っていたくなる。
外観は落ち着いた日本家屋だが、店内は中をくりぬいたような
広々とした吹き抜けのモダンな空間。
中央の大きなキッチンカウンターがお蕎麦屋さんとしては珍しい雰囲気で
ダイナミックな開放感がとてもいい。
この「猪口屋」さん、神楽坂「蕎楽亭」出身だけに
蕎麦もうどんもおいしい上にお料理が大変に楽しいのであります。
今日は私が好きなもの頼んでいいんだって・・♡わぁーい!
お祝いということでこんなスタート。
カンパーイ うれし〜〜(≧∇≦)/♪
どうして、アワアワしているとこんっなに美味しくて
私なんかでもたくさん飲めそうな気がしてくるのでしょう?
危険危険(≧∇≦)
「先付け 茶碗蒸し」
お通しとして出されるこの小さな「茶碗蒸し」。
あまりにも美味しくて一同感激。
こんな小さなものに初っ端から感激させられると
期待も一層高まるというもの(^o^)
「蛤の酒蒸し」
大好物の蛤。
「蛤の天ぷら」と「蛤の酒蒸し」と2品も蛤メニューがあるということは
「猪口屋」さんも蛤好きのようです。
気が合いますね〜 お酒にも合いますね〜
ちなみに この時は
福島「天明 純米・火入れ」を飲んでいたのだが
ウカレすぎていたらしくお猪口の写真を撮り忘れてしまった・・・
「猪口屋」さんなのに(>_<)
「牛スジ煮込み」
これがまた大変に気に入ってしまいました。
珍しいほど甘さ控えめですっきりとした味付け。
甘いもの苦手&煮込み好きの私にはたまらない煮込み!
次はですね〜
可っ笑しいメニューなんです!
思わずプッと吹き出したくなるダジャレメニュー。
100円の差というところがまた何とも面白い。
おっ 見た目はややワイルド系?(^^)
伊勢原の朱雀卵、綺麗な黄色!
わー!
「味は変わりません」とメニューにもあった通り、というべきなのか
これは大変においしいだし巻きです!!
ふっくらふるんと柔らかいけど軽すぎず、
食べた瞬間コクのあるダシ汁がジュワー!!
まわりのテーブルの方の注文も皆さん揃って
「だし巻」ではなく「でし巻」のほう。(^o^)
リピーターの方は「でし巻」の美味しさを知っているのだろうし、
初めての人はとりあえず弟子を応援したくなっちゃうんだろうなあ
安いからではないのだ、ウンウン!と一人勝手に嬉しくなっている酒気帯びの私。
「地場産 おかひじきのお浸し」
へぇー この辺りでおかひじきが採れるんですか〜おかひじき大好き。
ミョウガがさわやかで実に美味しい。
もりもり食べたくなってしまう。
さぁていよいよ、ドドーンといっちゃいますか!
「天ぷら盛り合わせ」
待ってましたー!
ここの天ぷらはさすがとても美味しいのであります。
サクッバリッと固めに揚げられ、穴子もふっくら。
特に海老の頭が美味しかった〜〜
「柚子みそ田楽」
柚子味噌は自家製!
「会津の馬刺」
これがまた一同が狂喜した美味しさ。
全くの赤身でさっぱりしているのにとろ〜んとして旨みが濃く
みんな遠慮しつつも美味しい美味しいとつつきまくり
あっという間になくなっちゃったのですぐにリピ決定!
おかわりくださーい!
皆さんはお酒もどんどん進んでいます(^o^)
「蕎麦焼酎 泰平踊り」
凄い、アーティスティックな迫力ある器!
「鴨焼き 柚子こしょうで」
最近 いわゆるブランド鴨というのを食べる機会が重なったのだが
この無冠の?の鴨も旨みしっかり、焼き具合も良くとてもおいしい。
どの一皿でもちゃんと「おいしい」って思わせてくれるってすごいことだ。
「蛸と芽かぶのネバネバ酢和え」
これも大人気!
生らしいとぅるんとぅるんの蛸と芽かぶのとろみがよく合い
味付けはお酒にぴったりなしっかりめ。
あまり見かけない組み合わせのメニュー、やるなあ〜〜
あまりに楽しくておいしくて
ここまでをなんと1時間以内に駆け抜けてしまた私達!
まだ蕎麦には早すぎる、スピードダウン スピードダウン、
ということで、これでしばらくチビチビやることに。
「穴子の肝 佃煮」
チビチビのはずが結構ガンガン売れてしまい
あまりスピードダウンにならず(^^;;)
そして、いよいよお蕎麦に参りますよーー!!
皆さん私と一緒なので蕎麦モードになってくれていたのですが
ここはひとつ冷静に、
「猪口屋は蕎麦も良いけど特にひやむぎ、うどんも美味しいよ!」
と力説。
その上で、それぞれに思い思いの注文をしました〜
私はやっぱり蕎麦も食べたいので
「蕎楽亭」系のお店ではいつも定番で頼んでしまう、
蕎麦とうどんが両方食べられるこちら。
「猪口屋」ではメニュー名が「めおともり」ではないんですね〜
夫婦という形にこだわらないパートナー?(^o^)
「相盛り」
店内意外と暗いため愛する人の肌を美しく切り取れず
もどかしい、悲しい・・
淡く香る野性の香り。
そして何よりこの独特の肌の「軽いざらつき」がすごい個性。
言葉は悪いが「スポンジのような」不思議なざらつきで
それが非常によい穀物感を出している。
やっぱりうどん美味しいーー!
このとぅるっムチッとした食感、
ひろがる粉の素直な旨み、甘み。
隣では、もともと「ひやむぎ」とか「きしめん」が大好物の
親友みゆきちゃんが「ひやむぎ」の美味しさに大喜びの大騒ぎしてます(^o^)
なになに、一口ちょうだい!
ひゃー!
これは大騒ぎも当然の美味しさ!!
神楽坂「蕎楽亭」の「ひやむぎ」もめちゃらくちゃらに美味しいのだが
「猪口屋」の「ひやむぎ」もすんばらしく美味しい!!
ちゅるちゅるとろっとした肌、やさしいけれどしっかり凛とした食感、
そしてうどん同様の粉の旨み、甘み・・・・たまりません・・・
そしてこちらは私の力説も虚しく?
「ざるそば」を、しかも「大盛り」で頼んでいます!
すごい、私より激しい蕎麦愛を感じます。
個人的には「相盛り」のように寝かせた盛り方より
こういう蕎麦が踊るような盛り方がやっぱり好きだ。
そして自分の「相盛り」もちゃんと食べたのに
お蕎麦しっかり堪能したのに、
ここからも一口もらうのはどういうわけ?ねえ私?(^^;;)
うどんと蕎麦はもちろん別々の汁が来て、
それぞれにとても美味しい。
食後は、プレゼント大会となりまして
「ささやき声」でハッピーバースデーも合唱していただきまして
しあわせで胸もお腹いっぱい!
おまけでもらったプレゼントの精巧さにもびっくり。
ほんの3,4cmのミニチュアなのに
天ぷらもお蕎麦も本物にしか見えません・・凄い〜
みなさま、素敵なお誕生日を本当にありがとうー!! ♪♡
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伊勢原の「寿雀卵」とはそんな有名な卵だったのですね!
あのでし巻きの美味しさは腕+素材の良さもあったのかと深く納得、また食べに行きたくなっちゃいました。近所の方が買えないなんて余程ですね〜。素敵なじょうほうありがとうございます(^o^)
ありがとうございます。美味しいものはついたくさん食べてしまいお恥ずかしいです(^^;;)