今日は珍しく、母とお蕎麦♪
私の両親は浅草&日本橋の出身というど真ん中江戸っ子のくせに特に蕎麦好きではなく、
稲庭うどんやひやむぎのほうが好きという、私から見ると大変な変わり者。
まあ両親からすると蕎麦だらけの私こそが変わり者なのだろう(^^;;)
よって家族とお蕎麦屋さんに行く機会はあまりないだけに
(あっ家族5人揃って、なんて珍しいこともあったっけ!)
ちょっと不思議な気分だなあ〜

蕎麦的に泣けるほど不毛の地である横浜駅周辺。
その中で、元の「荻窪やぶそば」系の手打ち蕎麦が食べられるというのはありがたいことだ。
私が食べるものはいつも、どのお店でも決まっている。
母はなにを食べるのかな?と思っていたら
私の母は大変大らかな人なので
「あたし何でもいい〜 どれがおいしい?(ニコニコ)」
とか言うので私の勧めでここに着地しました。
「江戸ご膳」

「大根おろし、小海老天ぷら、万能葱、玉子、白胡麻、たんざく海苔」
が乗せられたぶっかけ蕎麦と「一口薬膳ご飯」のセット。
このぶっかけ蕎麦が、ひと口、いや3口ほどももらっちゃったのだが
めちゃらくちゃら美味しかった!
まあ元々私、こういうぶっかけが大・大好物なんですよね〜(^^)、
だから母に頼んでもらったんです。(3口も奪うとは計画的犯行か)
だって冷たいお蕎麦の上に小海老天ぷらだの万能葱だの玉子だの乗っかったら、
そんなの美味しいに決まってるじゃあないですか!!
そんなに好きなら自分で頼めばいいじゃないか、と怒られそうだが
まさにその通りm(_ _)m
でもですね・・わたくしはこういう事態となっておりまして、大変に忙しい身なのであります・・
どどーん
「せいろうそば」

「粗挽きそば」

それぞれが立派な大きなトレイに載っている上、
間を空けず2枚やってきたので
私の蕎麦だけで隣の席の場所まで二人分占拠してすごいことになっている。
「せいろうそば」

「やぶそば」らしい濃い緑。
丸みを帯びた、揃った輪郭線(こちらは機械打ちのよう)。
ややひねたような穀物の香りが、ふーっと穏やかに鼻腔をくすぐる。
これもこの系列の「やぶそば」らしい、独特のフルフルした軽さのある蕎麦だ。
軽すぎて口中で全く束にはならず舌の上でフワフワ漂う感じすらある。
汁はいわゆる藪な濃いー!汁。
私好きなんですよね〜 おいしい。
「粗挽きそば」

こちらは見るからに手打ちの風情、しかも素晴らしくいい香り!
けむるように香ばしく濃厚なかぐわしさに喜びつつ口に含むと、
これまた濃厚な旨味と甘味がじんわ〜〜と舌にひろがる。おいしいーーっ!
こちらも食感は「せいろうそば」に似てフルフルと軽めだ。
ちなみに今日のお蕎麦は山形は酒田市の「南部そば愛好会」生産による「でわかおり」。
量はかなりたっぷりに見えますが真ん中が膨らんだタイプの笊なので
おいしいおいしいとあっという間に食べてしまった。
いつも思うのですが・・なんで私のお蕎麦って人のより早く消えてしまうのでしょうか・・
もっと長く一緒に居たいのに(>_<)
この「粗挽きそば」は1260円もしてしまう、どうにもセレブ向けなお蕎麦なのだが
薬味もゴージャスだし、なによりここは蕎麦不毛ステーションヨコハマのオアシス。
渋谷駅上の「小松庵」もそうだが
巨大な砂漠の中でパッと命をつなぐ(血中蕎麦粉度を上げる)ことができるのだから
割高でも、私にはありがたい。
また横浜で「低血蕎麦粉」に陥ったら来ますねー!
そう、芳とも庵は蕎麦打ちなさる方、興味ある方にもたまらないお店かと思います(^^)
>でもayaさん石臼しか見えないよ〜
まさにその通り写真と文章が全く合ってないのに書きたくて書いちゃいました、すみません・・(^^;;)。前回2010年11月のぶんのブログの写真にはもうちょっとだけ
写ってます。もともと写真は遠慮しまくりつつ撮っているので後で見ると欲しかったアングルはぜんぜんなかったりするんですよね〜
プランター蕎麦ちゃんかわいいだろうな♪