三月に訪れた秋田では蕎麦以外にも衝撃の出会いがあった。
インドカレーとチャパティが美味しい店があるからと
案内していただいたお店。
詳しい立地は定かではない。
ぼんやり景色に見惚れていたら着いてしまったが
集落からかなり離れた原野の中に建っていた気がする。
「樫食堂」

初めて見た印象はちょっと不思議だった。
簡素で質素な小屋は、今まで見たどんな木の小屋の印象とも違った。
どこか「和」の雰囲気もあり、フィンランドあたりの感じもあり
田舎らしいようで、スッと澄んだ清らかさを感じさせる、不思議な佇まい。

近づくと、こんな看板が迎えてくれる。
素敵な看板だなあー
ワクワクするなあー
古い引き戸を開けながら、この引き戸が和風を感じさせていたことに気付く。
昔の小学校みたいだ。
店内。


なんでもない洗練、とでも言おうか。
農業を営み、土と生きる夫婦が始めた農家食堂。
古いもの、新しいもの。
それぞれがばらばらのようで、
この「樫食堂」という宇宙の中に心地よく収まっている。
私はそこに流れる時間の全てにただ目を見張るばかりだった。
何もしていないようで、最上級の美しさがその世界に満ちていた。
素朴な人のあたたかさが、「なんでもない洗練」の美しさと一緒になって胸に残り
その気持ちは一週間程も続いた。
東京の自分の部屋に居てすら安らぎを覚えた。
とにかく、居心地がいい。
一週間も続く安らぎ、というのはそうあるものではない。

自家製の水餃子が美味しいと聞いていたので
カレーと迷っちゃうなー!と思っていたら今日は売り切れだった。
というわけで迷わず「チキンカレーセット」。
チキンカレー・チャパティ・ごはん・野菜料理2品・小さなデザート

自家栽培の野菜が美味しすぎる。
つぼみ菜って初めて食べたけど、肉厚で、香りも味もよく
これ、毎日食べたい!

実はかなりインドカレー好きの私。
わあ このカレーは美味しい!

インドや東南アジアに味の修行?に出かけたりもしているそうで
チャパティはもちろん手作り。
秋田の地粉の小麦粉・ネバリゴシ(ネーミング最高)と、
全粒粉をブレンドしているそうだ。
バラバラに食べてもいいけど
インド式に混ぜまくって食べるのも大変美味しい。

「粉もん」はつい肌を撮りたくなる私(^^)
お日様がでている時間はこんな「樫食堂」だが
店主は大のお酒好き。
日が沈むと「夜ふ樫(よふかし)」なんて
すごーく楽しそうなイベントも開催している。
高遠さん、ここでライブいかがですか?なんて言っていただいちゃった!
うれしいー(>_<)♪♪
いつか是非やりましょう!
インドカレー屋さんには絶対見えない隠れ家見たいでワクワクしますね
自分もカレーが好きで食べに行きます
今、市川の「いさと」さんに行きました
蕎麦は福井の二八で星が綺麗
卵焼きは絶品、鴨の旨味が素晴らしかった
蕎麦ガキは器が陶器なのに沸騰していてビックリ
何を取っても美味しかった
マトンカレー私も大好きです!
いさとさん楽しくてよかったですね〜自分の家に帰ったみたいですよね♪