2012年11月28日
新高円寺「新ばし」
この10月、高円寺に生まれたばかりのお蕎麦屋さん。
「石臼挽き手打ち そば処 新ばし」。
一見普通の構えだが、よく見るとガラス窓に
「SOBA SO GOOD」の文字がある。
日本、オーストラリア、シンガポールで多くのお蕎麦屋さんのプロデュースを手掛け
シドニーで長く手打ち蕎麦屋をしていた店主が帰国して開いたという異色店なのだ。
オーストラリアからやって来たといっても
ビーフステーキやスキヤキもあるとかではなく、
メニューは奇を衒わぬ純和風。
奥さんが静岡の方ということで、こんな郷土メニューも。
「黒はんぺん焼き(静岡名産イワシのはんぺん)」
「たまご焼き(甘味)」
メニューに(甘味)と書いていあるだけあって
砂糖の焦げ目がいかにも香ばしそう!
ジュワ〜
トーキョーらしい甘辛の味付け。
「手羽から揚げ」
今日はとても楽しいパーティーがあったため
盛り付けがいつもとちょっと違うのですが(^^)
そしてお蕎麦。
おつまみメニューは純和風だが
この店の蕎麦はズバリ異国である。
エ、どこが異国?
見た目ではわかるはずもないが、
この店の蕎麦は、タスマニア産の有機栽培蕎麦なのだ。
「牡丹」を元に育成された「サン・ルチン」という品種。
みずみずしくプリッとした固めの食感。
ほんのりと白く淡い穀物の甘み。
これは熱ものでも美味しそうなお蕎麦だなあー
温そばメニューの「するが」っていうのも気になるし
「おすすめの逸品」として「厳選地酒24銘柄」っていうのも楽しそう♪
この記事へのトラックバック
高円寺にオープンされたとは、行ってみたい。
長野伊那のサンルチン蕎麦とは別物なのでしょうね?
そうです〜、美味しんぼに出てた新ばしさんです。私は読んだことないのですが。
伊那のサンルチンともともとは同じだと思います。でももうタスマニアで栽培されて長いので、在来種のようになってきている、と伺いました、